日御碕神社

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日御碕神社
Hinomisaki-jinjya13.JPG楼門と歳徳神の大幟旗吉兆
所在地 島根県出雲市大社町日御碕455
位置 北緯35度25分46.5秒
東経132度37分45.7秒
座標: 北緯35度25分46.5秒 東経132度37分45.7秒
主祭神 天照大御神
神素盞嗚尊
社格 式内小社、国幣小社、別表神社
創建 安寧天皇13年
本殿の様式 権現造
札所等 出雲國神仏霊場20番
例祭 8月7日
主な神事 御寄神事、御饗神事、釿始祭、和布刈神事、例大祭/神幸祭、爪剥祭、神在祭/神去出祭、神劔奉天神事
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鳥居
下の本社拝殿・本殿(右奥)
廻廊
境内
上の本社

日御碕神社(ひのみさきじんじゃ)は島根県出雲市日御碕に鎮座する神社式内社で旧社格国幣小社である。通称、みさきさん。出雲大社の「祖神(おやがみ)さま」として崇敬を集める。

概要[編集]

下の本社(日沈の宮・日沉の宮、ひしずみのみや)は天暦2年(948年)、村上天皇勅命により祀り、上の本社(神の宮)は安寧天皇13年(紀元前536年)、勅命により祀られ、総称して日御碕大神宮とされた。出雲國神仏霊場20番。

「日沈の宮」の名前の由来は、創建の由緒が、伊勢神宮が「日の本の昼を守る」のに対し、日御碕神社は「日の本の夜を守れ」 との「勅命」を受けた神社、である事による。

祭神[編集]

  • 下の本社/日沈の宮
  • 上の本社/神の宮
    • 神素盞嗚尊

文化財[編集]

国宝
  • 白糸威鎧(しろいとおどしよろい)兜・大袖付 - 鎌倉時代(塩冶高貞寄進)
重要文化財
  • 日沈の宮(下の宮)8棟
    • 本殿
    • 幣殿・拝殿(合1棟)
    • 玉垣
    • 禊所
    • 廻廊
    • 楼門
    • 門客人社(2棟)
  • 神の宮(上の宮)4棟2基
    • 本殿
    • 幣殿・拝殿(合1棟)
    • 玉垣
    • 宝庫
    • 鳥居(2基)
    • 附指定:文書絵図類4種、石燈篭5基
  • 藍韋威腹巻(あいかわおどしはらまき) - 南北朝時代(名和長年寄進)

行事[編集]

所在地[編集]

  • 島根県出雲市大社町日御碕455

交通アクセス[編集]

(2017年4月時点)

周辺情報[編集]

  • 日御碕
  • 出雲日御碕灯台
  • 神宮寺:日御碕神社の神宮寺であった。
  • 島根県道29号大社日御碕線:出雲大社(出雲市大社町)と日御碕を結ぶ海沿いの道。冬は、海が時化る(しける)と「潮被り」の道となり、安全に冬の日本海を体感できるコースとなっている。晴れると、出雲神話の舞台である、稲佐の浜三瓶山が見渡せる。
  • 小野家住宅・長屋門:日御碕神社社家の小野家は、戦前は、出雲大社千家・北島両家や、石見一ノ宮物部神社島根県大田市)・社家の「金子家」と並び、全国14社家の社家華族男爵)の一つに列する格式を有していた。
  • 経島(ふみしま):「経島ウミネコ繁殖地」は、国の天然記念物。日御碕神社のすぐ裏手にあり、冬季は、ウミネコの一大越冬地となり、「ニャー、ニャー」というウミネコたちの鳴声に、沖から冬の季節風が吹きつけ、鄙びた風情の漁港に冬の日本海の風情を体感できるスポットとなっている。日御碕灯台・駐車場土産物店街への抜け道の途中となっており一見するのに便利である。
  • 小松平展望台
  • 日御碕海中公園(グラスボート)
  • おわし浜海水浴場
  • 海中遺跡:経島から黒島に向け人工の海中洞窟および人工の玉砂利が残る参道や参内がある。日御碕にも同じ海中遺跡が存在する[1]

脚注[編集]

  1. ^ 日御碕海底遺跡調査 (PDF) (2004年11月9日時点のアーカイブ

関連図書[編集]

  • 安津素彦・梅田義彦編集兼監修者『神道辞典』神社新報社、1968年、49頁
  • 白井永二・土岐昌訓編集『神社辞典』東京堂出版、1979年、290頁

関連項目[編集]

外部リンク[編集]