バンダイナムコアミューズメント
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
略称 | BNAM |
本社所在地 |
![]() 〒108-8310 東京都港区芝浦3-1-35 北緯35度38分43.51秒 東経139度44分54.82秒 / 北緯35.6454194度 東経139.7485611度座標: 北緯35度38分43.51秒 東経139度44分54.82秒 / 北緯35.6454194度 東経139.7485611度 |
設立 |
2006年(平成18年)3月31日 (株式会社ナムコ) |
業種 | その他製品 |
法人番号 |
6010801015479 ![]() |
事業内容 | アミューズメント機器の企画・生産・販売、アミューズメント施設やVR・IPを活用した施設の企画・運営などリアルエンターテインメント事業 |
代表者 | 萩原仁(代表取締役社長) |
資本金 | 100億円 |
売上高 |
798億2700万円 (2019年3月期) |
営業利益 |
26億500万円 (2019年3月期) |
純利益 |
14億8800万円 (2019年3月期) |
純資産 |
417億4700万円 (2019年3月31日現在) |
総資産 |
580億2700万円 (2019年3月31日現在) |
従業員数 |
891人 (2008年3月期) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | (株)バンダイナムコホールディングス 100% |
主要子会社 |
(株)バンダイナムコテクニカ (株)バンダイナムコアミューズメントラボ (株)プレジャーキャスト (株)花やしき NAMCO ENTERPRISES ASIA LTD. NAMCO USA INC. NAMCO UK LTD. BANDAI NAMCO Amusement America Inc. BANDAI NAMCO Amusement Europe Ltd. BANDAI NAMCO INDIA PRIVATE LTD. 広州万代南夢宮技術諮詢有限公司 |
外部リンク | https://bandainamco-am.co.jp/ |
株式会社バンダイナムコアミューズメント(BANDAI NAMCO Amusement Inc.)は、アミューズメント機器の製造・開発・販売、ゲームセンターやテーマパーク等のアミューズメント事業を運営する日本の企業。バンダイナムコホールディングスの完全子会社。本社は東京都港区にある。
目次
概要[編集]
2006年3月31日、株式会社ナムコ(初代、法人としては現在のバンダイナムコエンターテインメント)よりアミューズメント部門および新規開発事業部門が独立し、株式会社ナムコ(2代)として設立された。初代ナムコと社名は同じだが、法人の連続性としては別法人となっている。
なお「ナムコ」「namco」ブランドは、以上の改編後のバンダイナムコゲームス → バンダイナムコエンターテインメントにおいても引き続きゲーム類のブランドとして、2014年のブランド統合まで使われていた。
「ナムコ」の由来は、旧ナムコの前身である「中村製作所」の英語表記 Nakamura Amusement Manufacturing Company の略称である[1]。
旧ナムコ時代の会社名ロゴであるnamcoの縦と横の比率が1:7.65であるデザインをそのまま使用している。
2008年3月、湯の川観光ホテルの株式を株式会社スタディーへ売却し、グループから離脱させた。
2008年4月、バンプレストの事業再編により、株式会社プレジャーキャスト、株式会社花やしきを子会社化した。
2014年9月、本社を旧ナムコ時代から構えていた大田区矢口から港区三田に移転した[2]。
2018年4月1日、バンダイナムコエンターテインメントのアミューズメント機器部門を吸収分割で承継の上、バンダイナムコアミューズメントに社名変更。バンダイナムコアミューズメントはリアルエンターテインメントユニットの主幹企業となり、企業ロゴもバンダイナムコグループ共通のものとなる[3][4][5]。
2018年10月、当社のVRアクティビティや最新技術を駆使した業務用ゲーム機の研究と企画開発を専門に行う新会社「バンダイナムコアミューズメントラボ(英:BANDAI NAMCO Amusement Lab Inc.)」を設立[6]。バンダイナムコスタジオの業務用企画、ソフト、ハードの開発、ネットワーク開発、運営までの一連の機能を分社化して当社に再構築、リアルなエンターテインメント体験の進化を図る。
2018年10月25日、バンダイナムコアミューズメント、セガ・インタラクティブ、コナミアミューズメントの3社による共通ICカードサービスである「アミューズメントICカード」サービスが開始された[7][8][9]。
2019年4月1日に、本社オフィスを一つに集約し港区芝浦(住友不動産田町駅前ビル)に移転した[10]。
主な事業[編集]
アミューズメントマシン事業[編集]
旧:ナムコ、バンダイナムコエンターテインメント時代の製品も含む。
ビデオゲーム・トレーディングカードゲーム型アーケードゲーム[編集]
メダルゲーム[編集]
その他のアーケードマシン[編集]
アミューズメント施設事業[編集]
旧ナムコ創業当時から展開してきた、同社の主幹事業。
- namco・ナムコランド・プラボ・プレイシティキャロット・プリッズ等
- アミューズメント施設(ゲームセンター)を運営。2011年頃から、新規に出店する店舗は「namco」ブランドに統一されており、一部の既存店でも変更が行われている[11]。「キャロット」ブランドは最後まで残っていた横浜の1店舗が2014年1月25日をもって閉店した[12]ことで消滅した。東急プラザ蒲田の観覧車(namco東急プラザ蒲田店の一施設)や丸広百貨店川越店の屋上遊園地の運営なども行っている[13]。なお、岩手県、鳥取県、島根県の3県には店舗は存在しない。
- 現行店舗については、地域別施設一覧を参照
- 公式HPの店舗情報には設置ゲームの機種が掲載されているが、販売元を基準にメーカー名を掲載しているため、スクウェア・エニックスのタイトルは販売元のタイトー名義での掲載となっている(ドラゴンクエスト モンスターバトルスキャナーのみマーベラス)。
- 2018年7月21日、約3年ぶりにスタッフの制服を新しくした[14]。
- ナムコイン
- コイン型のアミューズメント施設向けプリペイド式電子マネー。ナムコと旭精工が共同開発した[15]。10円単位でのプレイ料金の設定が可能で、現金と別の料金設定も可能。
- 使用方法
- アミューズメント施設にあるナムコイン発行機に現金を投入し、発行ボタンを押すことで金額がチャージされたナムコインが発行される。
- ナムコインを通常の硬貨と同様にゲーム機の投入口に投入するとゲームにクレジットが投入され、硬貨返却口にプレイ料金が減算されたナムコインが排出される。複数回投入することで、現金同様クレジットサービスを受けることが可能。
- 使用終了後は発行機で残金の清算ができる。使用・清算期限は「当日限り」となっている。
- ワンダーボウル - ボウリング場を運営。
- なぞともCafe - リアル系脱出ゲームの常設会場。
- アニON STATION - アニメ作品とのタイアップメニューを中心とする飲食店。
- キャラポップストア - 人気アニメやゲームの世界観を楽しめるショップとしてグッズの販売などを行う。
- VR ZONE Portal - VR ZONEを全国のナムコ系の施設でも展開できるようコンパクト化したもの。
- VR ZONE OSAKA - 2018年9月13日に梅田のHEP FIVEにオープン[16][17]。関西圏初のVR ZONEフラッグシップショップ。
- VS PARK - 大阪のEXPOCITYに2018年4月7日に開業した体感施設。テレビのバラエティ番組に参加しているかのような体験が出来る。
- プリキュアなりきりスタジオ - プリキュアの世界観を演出した遊具やアトラクションを備えた遊戯施設。
- SPACE ATHLETIC TONDEMI - トランポリンを中心としたスポーツアクティビティ施設。イオンモール幕張新都心に店舗がある。
- 屋内・冒険の島ドコドコ - プロジェクションマッピング等を使って本当にジャングルの中に居るかのような臨場感を体験しつつも、安全に遊べる遊戯施設。立川髙島屋S.C.に施設がある。
- あそびパークPLUS - インドアプレイグラウンドとして全国展開する店舗。アトラクションの一つであるエコライドでは、西日本鉄道及び東急電鉄とコラボレーションした店舗もある。
- MAZARIA(マザリア) - 池袋のサンシャインシティ(同社がかつて運営していたJ-WORLD TOKYO跡地)に2019年7月12日開業[18]。「アニメとゲームに入る場所」がコンセプトで、新宿で運営していたVR ZONE SHINJUKUのアトラクションに加え新規アトラクションを追加。前述のVR ZONE OSAKAも、2019年6月29日から本施設同様のフリーパス制を導入する[19](一部アトラクションを除く)。
フードテーマパーク[編集]
ナムコがテーマパーク事業に初めて進出したのは、ナムコ・ワンダーエッグが開園した1992年のことである。続いて1996年にナンジャタウンを開園。2002年にナンジャタウン内に池袋餃子スタジアムをオープンして以降はフードテーマパーク路線を明確にし、ナンジャタウン運営に関わるプロデュース集団・チームナンジャの下、各地にフードテーマパークを開設していった。
店舗一覧
- ナンジャタウン(池袋)内
- ナンジャ餃子スタジアム(旧「池袋餃子スタジアム」)
- 福袋デザート横丁
- アイスクリームシティ(終了)
- 東京デザート共和国(終了)
- りらくの森(終了)
- ナムコ(チームナンジャ)がプロデュースし、他の会社が運営
- 閉鎖した店舗
- 函館湯の川らーめんブギ(函館市) -湯の川観光ホテル(現 湯の川観光ホテル祥苑)
- 宇都宮餃子共和国(宇都宮市)
- 東京パン屋ストリート(船橋市) - ららぽーとマネジメント運営
- 横濱カレーミュージアム(横浜市)
- 玄創工房(横浜市)
- 金沢デザートフォレスト(金沢市)
- アイスクリームシティ イオン各務原(各務原市)
- 名古屋デザートフォレスト(名古屋市)
- 名古屋麺屋横丁(名古屋市)
- 桑名ラーメン街道(桑名市) - マイカル
- 浪花餃子スタジアム(大阪市)- 2010年1月11日終了。
- 浪花麺だらけ(大阪市)
- コバランチ(大阪市)
- 大阪デザートフォレスト(守口市)
- 神戸スイーツハーバー(神戸市)
- 明石ラーメン波止場(明石市) - マイカル
- 福岡デザートフォレスト(福岡市)
- 三越スイーツ庭園 in kagoshima(鹿児島市) - 三越
- ネットショップ
ハムリーズ事業[編集]
2018年5月、イギリスの玩具店であるハムリーズとフランチャイズ契約を締結。2018年11月30日に横浜(ワールドポーターズビブレ)、翌12月1日に博多(キャナルシティ博多)でハムリーズのフランチャイズ店を開店[20][21]。
終了した事業[編集]
- しましまタウン - ベネッセコーポレーションと共同で運営する、しまじろうが主役のコミュニケーションパーク。最盛期は7店舗が営業していたが、2009年3月末で全て閉店している。
- ハッスル倶楽部 - 高齢者向けの生活支援器具・リハビリ器具の開発・販売。2009年にバンダイナムコゲームスへ移管。
- 高齢者介護事業 - 2009年にバンダイナムコHDの子会社・かいかやへ移管。
- 旅エンタテインメント事業 - 写真とクチコミの旅情報サイト・『ナムコトラベル』の運営。2009年にサービス終了。
- 知・好・楽 - ナムコが直営していたネットカフェ、ランシステムへ事業を売却。
- J-WORLD TOKYO - 週刊少年ジャンプの45周年を記念して、同誌の世界観で遊べる屋内型テーマパーク。オープン当初から6年間の期間限定営業の予定だった為、2019年2月17日をもって営業終了[22][23]。
- レべルファイブ ヨロズマート - 『妖怪ウォッチ』をはじめレベルファイブ作品の公式グッズショップ。コンテンツ3(旧:BIGFACE)との共同企画運営。期間限定店舗を含め全国に出店していたが、2019年2月末で常設店舗は全て営業終了。
- VR ZONE SHINJUKU - 2017年7月14日に、東京都新宿区にオープン[24]。2016年に、半年間限定でお台場で実験的に運営した「VR ZONE Project i Can」を本格展開させたもの。元々はバンダイナムコエンターテインメント運営施設だったが、2018年4月1日に当社へアミューズメント機器部門を吸収分割で承継したことで当社運営となる。東急電鉄と東急レクリエーションによる「歌舞伎町一丁目地区開発計画(新宿TOKYU MILANO再開発計画)」のため、2019年3月31日で閉館[25]。
脚注[編集]
- ^ 「新明解ナム語辞典」日本ソフトバンク、1987年、ISBN 978-4-930795-86-1
- ^ 本社移転のお知らせ ニュースリリース 2014年9月8日[リンク切れ]
- ^ 子会社の組織再編についてバンダイナムコホールディングス 2018年2月9日
- ^ バンダイナムコグループ中期計画(2018年4月~2021年3月) CHANGE for the NEXT 挑戦・成長・進化バンダイナムコホールディングス 2018年2月9日
- ^ バンナムHD、子会社再編を実施 ナムコがバンダイナムコアミューズメントに社名変更 バンダイビジュアルとランティス合併 BANDAI SPIRITSを設立,Social Game Info,2018年2月9日
- ^ VRや最新アーケードゲームなどリアルエンタメ機器専門の開発集団 「株式会社バンダイナムコアミューズメントラボ」を設立 リアルエンターテインメント事業の強化を目的に開発体制を再構築 - バンダイナムコアミューズメント 2018年7月20日(2018年7月24日閲覧)
- ^ セガ・インタラクティブ,コナミアミューズメント,バンダイナムコアミューズメント 3社共通「アミューズメントICカード」対応開始 10月25日より「アミューズメントICカード」対応Aimeカード発売セガ・インタラクティブ 2018年10月25日
- ^ カード1枚でバンダイナムコ、コナミ、セガのアーケードゲーム対応サービスが相互利用可能に! 3社共通「アミューズメントICカード」の対応をスタートします 10月25日より「アミューズメントICカード対応バナパスポートカード」を発売バンダイナムコアミューズメント 2018年10月25日
- ^ アミューズメントICカード対応「e-amusement passカード」の相互利用開始-KONAMI、セガ、バンダイナムコ3社のゲームが、もっと身近に、もっと楽しく-コナミアミューズメント 2018年10月25日
- ^ 田町駅前に体験発信機能を持つ本社を開設 - バンダイナムコアミューズメント 2019年4月1日(2019年4月19日閲覧)
- ^ 同業他社のセガ エンタテインメントでも見られる傾向である。
- ^ 閉店のお知らせ[リンク切れ]
- ^ 丸広百貨店わんぱくランド(バンダイナムコアミューズメント公式サイト)
- ^ 「タイトーステーション・namcoが制服を刷新」『月刊アミューズメント・ジャーナル 2018年10月号』第18巻第10号、アミューズメント・ジャーナル、2018年9月30日、 61頁。
- ^ ナムコ、プリペイド式ICコイン「ナムコイン」をアミューズメント施設に導入 -GAME Watch(2009.6、GAME Watch)
- ^ 今度はOSAKAで「さあ、取り乱せ。」 バンダイナムコアミューズメント VRエンターテインメントの旗艦店を関西に初出店 『VR ZONE OSAKA』を梅田「HEP FIVE」に2018年秋オープン - バンダイナムコアミューズメント 2018年5月28日(2018年7月5日閲覧)
- ^ チケット料金体系も発表 「VR ZONE OSAKA」 2018年9月13日(木)オープン 8月23日(木)からチケット予約受付開始! - バンダイナムコアミューズメント 2018年8月23日(2018年9月3日閲覧)
- ^ アニメとゲームに入る場所「MAZARIA(マザリア)」 池袋・サンシャインシティに2019年7月12日(金)グランドオープン - バンダイナムコアミューズメント 2019年6月20日(2019年6月20日閲覧)
- ^ VR ZONE OSAKAがリニューアル、「フリーパス」導入で遊び放題に! - バンダイナムコアミューズメント 2019年6月20日(2019年6月20日閲覧)
- ^ バンダイナムコアミューズメント、玩具小売事業に参入 英国最古の玩具店「Hamleys(ハムリーズ)」を日本国内でFC展開 物販とエンタメ体験を融合した日本進出1号店を年内オープン予定バンダイナムコアミューズメント 2018年5月25日
- ^ 英国発・世界最“幸”の遊べる玩具店「ハムリーズ」日本初進出 世界旗艦店クラスの大型店舗を横浜と博多に同時期開業 2018年11月30日横浜、12月1日博多にオープン - バンダイナムコアミューズメント・OPA 2018年10月4日(2018年10月5日閲覧)
- ^ J-WORLD TOKYOプロジェクト展開終了のお知らせ - J-WORLD TOKYO公式 2018年12月3日(2018年12月7日閲覧)
- ^ J-WORLD TOKYOプロジェクトは計画していた6年の展開を終え、2019年2月17日(日)に幕を下ろしました。6年間のご愛顧、誠にありがとうございました。6年間、本当に!ありがとジェイ!!! 公式Twitter
- ^ 国内最大級! VRアクティビティ16種類の最新エンターテインメント施設『VR ZONE SHINJUKU』 新宿に7月14日(金)オープン!アミューズメント施設へのVRアクティビティ設置も拡大、VR事業本格化 - バンダイナムコエンターテインメント 2017年6月13日(2018年4月16日閲覧)
- ^ 21か月間ありがとう! VR ZONE SHINJUKU 大感謝キャンペーン開催! 豪華!?VR(ぶっとんだリアル)体験プレゼント!! - バンダイナムコアミューズメント 2018年12月12日(2018年12月13日閲覧)
外部リンク[編集]
- バンダイナムコアミューズメント - 公式ウェブサイト
- バンダイナムコアミューズメント公式アカウント (@bnam_jp) - Twitter
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