コメットさん

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コメットさん
ジャンル テレビドラマ
放送国 日本の旗 日本
制作局 TBS
国際放映
出演者 下記参照
第1期(九重佑三子版)
放送時間 月曜19:30 - 20:00(30分)
放送期間 1967年7月3日 - 1968年12月30日(79回)
出演者 九重佑三子
オープニング 九重佑三子「コメットさん」
第2期(大場久美子版)
放送時間 月曜19:30 - 20:00(30分)
放送期間 1978年6月12日 - 1979年9月24日(68回)
出演者 大場久美子
オープニング 大場久美子「キラキラ星あげる」
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コメットさん』は、国際放映による特撮ドラマ作品。または、それを原作とした日本の漫画。横山光輝により「週刊マーガレット」に連載されていた。および、その主人公の魔法使いの名前。

概要[編集]

ストーリーの展開は下記に示した各期それぞれに異なるが、宇宙のかなたからやってきたヒロインコメットが地球に降り立って、「地球での困りごとを魔法を使って解決していこう」というコンセプトは共通である。アメリカ映画『メリーポピンズ』がヒントとされている[1][2]

魔法にはバトンを使用する、お手伝いさんとして住み込んでいる、歌が重視されている点も共通(それぞれ、住み込んでいる家庭の父親または母親が歌う点も共通)。

第1期[編集]

1967年7月3日 - 1968年12月30日にかけて毎週月曜19:30 - 20:00にTBS系列ブラザー工業提供の「ブラザー劇場」として、九重佑三子主演で初めてドラマ化された(ビデオ等では『九重佑三子のコメットさん』と表記)。

第1話 - 19話はモノクロ、第20話からカラー制作になった。全79話。第49話から、住み込んでいる家庭の両親役(職業、家とも変更)が交代した(子ども役二人は続投)。これをもって前期と後期に区分される[1]。後年の地上波(主にTBS)の再放送は専らカラー版のみで、長らく全話の再放送はされていなかったが、90年代にはキッズステーションにて、2000年代にはチャンネルNECOにて再放送された。

第1回週刊TVガイド賞(現テレビ大賞)最優秀バラエティ喜劇番組賞など数々受賞。日本以上にメキシコで根強いファンが多く、「九重佑三子は、メキシコで最も有名な日本人」といわれるほどである。

このシリーズの特徴として、アニメと実写の合成パートもある[1]。アニメ部分(校長先生やオープニングなど)は、当時東京ムービー(Aプロダクション)に在籍していた芝山努椛島義夫が手がけていた。また、人形アニメの多用も特筆される。人形アニメートは当分野の第一人者である、真賀里文子[4]が担当している[3]。なおアニメ部分はモノクロ版とカラー版では、冒頭のコメットのいたずら(流星を大砲で飛ばす→モニュメントを天馬で壊す)、OPでの星への落書き(ロケット自身で落書き→バトンの魔法で落書き)など、様々な点で相違点がある。校長先生のキャラは前期:ラッキョウ顔で柄パンツを着用→後期:丸顔でマントを着用。

子供の視点(いたずらや学校の事など)がドラマの中心となっている(コメット自身も、校長からイタズラっ子として扱われている。ベータ星から地球へ追放されたのも、いたずらを戒めるため)。ベータン(第14話より最終話)、コメットの祖母(第35話より第44話)がレギュラーである点も、特徴である。

主題歌の冒頭には湯浅がメシアンより影響を受け、自身の初期作品『内触覚的宇宙』などでも多用した移調の限られた旋法第2番が用いられている。

2007年7月6日(金) - 8日(日)「コメットさん」生誕40周年記念展が世田谷区内で開催された。ファン主催ながら国際放映の許可や関係者の協力も得て、ベータン実物人形を初め様々な珍資料を展示。主役や監督ら関係者も多数訪れ、大盛況であった。

2013年7月、日本映画専門チャンネルの特別企画・『特撮国宝』の第2回「真賀里文子」の放送作品に選ばれ、第14話・第20話が放送された(全4回放送。同時放送作品は「くるみ割り人形」)。ゲストとして、真賀里がベータン人形を連れて登場。企画監修・司会を務める樋口真嗣に制作秘話を披露した。また、樋口デザインのオリジナルベータンTシャツ100名プレゼントに対して1000名以上の応募があり、1967年の放送当時に行った非売品ベータン人形100名プレゼント以来の人気を博した。

スタッフ[編集]

キャスト[編集]

主題歌[編集]

  • 「コメットさん」作詞:寺山修司、作曲:湯浅譲二、歌:九重佑三子
  • 「コメットさんが来てからは」作詞:寺山修司、作曲:湯浅譲二、歌:芦野宏
  • 「コメットさん」作詞:川崎洋、作曲:中村八大、歌:九重佑三子

放送リスト(第1期)[編集]

話数 サブタイトル 脚本 監督
1 星から来たお手伝い 佐々木守 山際永三
2 ママ夢をもって 山中恒 大槻義一
3 ボクは球拾い 光畑碩郎 山際永三
4 怪盗ドロゴン退治 奥山長春
5 数字ムシャムシャ漢字はパクリ 佐々木守
6 地球人のわからんちん 光畑碩郎 大槻義一
7 ワンちゃんバンザイ! 西田一夫
8 お化けなんか恐くない 山際永三
9 間抜けなお手伝い 高久進
10 パラソル空を飛ぶ 光畑碩郎 大槻義一
11 ふしぎなふしぎな女の子 松田暢子
12 何でもかんでもハイ、ハイ 山中恒 山際永三
13 S.O.S.危機一発 柳沢類寿
14 ヨットでゴーゴー 西田一夫 大槻義一
15 金の卵みつけたぁ 高久進
16 ぼくたちの家を作った 佐々木守 山際永三
17 強敵、現わる!! 小宮敬
18 いまにみていろ 出口十三夫
19 うそはだめ!! 西田一夫
20 オモチャの反乱 高久進 中川信夫
21 正義の味方は辛い 西田一夫
22 もう子どもじゃない 佐々木守 大槻義一
23 歯医者さんこわい 松田暢子
24 ドレイは嫌だ 奥山長春 中川信夫
25 清き一票を! 吉原幸栄
26 来てよ、サンタクロース 小宮敬
27 お正月には凧あげて 高久進
28 ぼくたちの秘密 佐々木守 山際永三
29 怒るのはナーシ 光畑碩郎
30 兄ちゃんイバルな! 西田一夫 中川信夫
31 がんばれちびっこ007 柳沢類寿
32 留守番はまかせろ 小宮敬
33 いじわる合戦 吉原幸栄 山際永三
34 ママなんてぇイヤー 門田俊三
35 星から来たおばあさん 西田一夫 中川信夫
36 雪のおばけが出たぞ 吉原幸栄
37 ちびっこ戦争 石川孝人 山際永三
38 春のクリスマス 光畑碩郎
39 クレヨンの夢 大橋公威 大槻義一
40 家出バンザイ 小宮敬
41 卵泥棒は誰だ 香月敏郎
42 アヒルの行進曲 西田一夫
43 助け合い合戦 大橋公威 板谷紀之
44 かけろ! メリーゴーランド 吉原幸栄
45 飛び出せ鯉ノボリ 山際永三
46 なまけものだぁれ 佐々木守
47 チェック・マンを捕えろ!! 宮内婦貴子 香月敏郎
48 妖怪が出たぞ! 大橋公威
49 空へ飛んだ自動車 佐々木守 山際永三
50 アリの国探険旅行 市川森一
51 ふしぎなふしぎな笹舟 宮内婦貴子 香月敏郎
52 突撃てるてる坊主 大橋公威
53 怪物をやっつけろ!! 市川森一 山際永三
54 ミクロ人間SOS!! 大石隆一
55 出たぞ! チビッコ・ギャング 宮内婦貴子 香月敏郎
56 サンダー・コングの逆襲 -空巣をやっつけろ- 小宮敬
内山順一郎
57 悪魔・ノック・ダウン -虫歯をやっつけろ!- 市川森一 山際永三
58 ベータン救出作戦 -誘拐犯をやっつけろ!- 宮内婦貴子
59 宿題をやっつけろ!! 香月敏郎
60 妖怪大行進 大石隆一
61 ニャン太郎三度笠 市川森一 大槻義一
62 お見合い大作戦 宮内婦貴子
大野武雄
山際永三
63 妖怪の森 市川森一
64 ガイコツ砦の決斗 高久進 香月敏郎
65 ハチの子を救え 宮内婦貴子
大野武雄
66 危機一発 Uターン 市川森一 山際永三
67 世紀のスピードレース 吉原幸栄
68 買物珍道中 香月敏郎
69 ラブレターでガッポ、ガッポ! 市川森一
70 チャンスをねらえ! 石川孝人 山際永三
71 すてきなすてきな大冒険 吉原幸栄
72 僕は挑戦者 市川森一 香月敏郎
73 親孝行ってなんだい! 宮内婦貴子
74 おとぼけ叔父さん 吉原幸栄 山際永三
75 わんぱく受験生 市川森一
76 小さい小さいものの魂 吉原幸栄 香月敏郎
77 バイバイ落葉クン 市川森一
78 いつか通った雪の街 山際永三
79 大きな大きなプレゼント 吉原幸栄

放送局[編集]

同時ネット(特記以外TBS系)
時差ネット(いずれも日本テレビ系)

漫画版[編集]

漫画版は、横山光輝によって「週刊マーガレット」に連載され、1967年第28号(6月10日発売)~第50号(11月11日発売)まで全23回で連載された(各回扉込15頁)。ただし、これは「原作」ではなく「原画」であるために毎回扉に「(C)TBS1967」の表記が明示されていた。第23回には「第1部おわり」とあるが、第2部が描かれることはなかった。横山にとって最後に描いた連載少女漫画となったことでも知られている。

長年、単行本化がされていなかったが、2005年5月に講談社より「原作完全版」として初出版された。また、文庫版も2006年7月に出版されている。

また、2009年1月に講談社より出版された「KODANSHA Official File Magazine 横山光輝プレミアム・マガジン」の VOL.6に、魔法使いサリーとともにメインで特集された。

小説版[編集]

前述したとおり、第2部は漫画ではなく「ユーモアテレビ小説コメットさん」として連載され、引き続き「週刊マーガレット」1968年第2号(前年12月16日発売)~第19号(4月20日発売)まで全18回で連載された(各回5頁ただし第6話と第7話のみ4頁)。挿し絵は阪田希美子が担当した。こちらも、毎回「(C)TBS1967」の表記が明示されている。

映像ソフト[編集]

  • 1985年にジャパンホームビデオより、VHS九重佑三子のコメットさん』が発売された。第1話・第28話・第63話を収録。
  • 2000年4月17日に発売げんごろう・販売セブンエイトより、VHS『懐かしのTVシリーズ傑作選 初回と最終回 九重佑三子のコメットさん』が発売された[9]。第1話・第20話・第79話を収録[9]
  • 2014年3~4月に発売ベストフィールド・販売TCエンタテインメントより、全79話を完全収録した4枚組DVD-BOX昭和の名作ライブラリー 第18集 九重佑三子のコメットさん HDリマスターDVD-BOX』が発売元の創立10周年記念企画として全2巻で発売された。Part1は第1話~第40話、Part2は第41話~第79話を収録。

第2期[編集]

1978年6月12日 - 1979年9月24日にかけて、同じTBS「ブラザー劇場」の時間帯で大場久美子主演でリメイクされた。全68話。このシリーズはキッズステーションTBSチャンネルチャンネルNECOおよび第一興商スターカラオケにて再放送された。本作が「ブラザー劇場」の最終作となり、「ブラザーファミリーアワー」枠に引き継がれた(ビデオ等では『大場久美子のコメットさん』と表記)。また、大場版コメットさん放送終了と同時にTBS月曜19時枠からはドラマが2015年現在まで放送されていない。

第2期のコメットは卒業試験として、「美しいもの」を探すために地球を訪れ[10]、魔法を使いながら「人と人との心の触れ合い」を求めていく 。コメットの視点(恋愛ドラマ)が多いことが特徴(若くてハンサムなゲスト俳優が多い)。また、特撮に関しては旧作のようなセルアニメ合成[11]や人形アニメの使用などは行われていなく、光学合成による特撮が比較的多い。

コメットが星空に話しかけると母親(演:小山明子)の像が浮かぶ(微笑む、うなずく、首を振って否定する、などの対応をする)。第1期の能動的(毎回のようにコメットの前に現れる、口数が多い、など)な校長(男性)とは対照的。

ウルトラセブンウルトラマンタロウウルトラマンレオがゲスト出演したこともあったが、脚本の阿井文瓶が両シリーズに共通し、プロダクションも同じ東宝資本(当時)で場所も近い兄弟会社、放映局も同じということで実現したもので、厳密に世界設定まで共有されているわけではない。また、前番組・「刑事犬カール」のカールもカメオ出演し、度々登場した。

2012年3月の第4回沖縄国際映画祭にて、特別上映の「リスペクト上映・リスペクトヒーロー&ヒロイン」の上映作品に「ウルトラマンタロウ」・「仮面ライダーV3」と共に選ばれ、第1話・第22話・第43話・第68話が上映された。その理由として、「1.初代(第1期)をリスペクトし、そのオリジナルの世界観を継承しながらも今なお初代にも負けず劣らぬ支持を集めている事。2.番組放映後、作品にインスパイアされて制作されたテレビシリーズが数多い事」が挙げられた。

スタッフ[編集]

キャスト[編集]

  • ナレーター:石毛恭子(オープニング映像・第5話まで)

主題歌[編集]

挿入歌[編集]

  • 「愛をみつけて」 作詞:伊藤アキラ、作曲:平尾昌晃、編曲:萩田光雄、歌:大場久美子

放送リスト(第2期)[編集]

話数 サブタイトル 脚本 監督 ゲスト 備考
1 愛ってなァに? 佐々木守 湯浅憲明 小野寺昭 桜井センリ 桜むつ子
2 地球で一番美しいもの 中島千里
3 君のくれた目ざめ 阿井文瓶 宮脇康之 和田一壮
4 お母さんステキッ!
5 結婚はダメッ! 上條逸雄 冨田義治 賀原夏子
6 シンデレラのお見合い 泊里仁美 速水亮
7 雨降りお兄さん 今井詔二 湯浅憲明 伊藤幸雄 小林伊津子
8 生命がけの愛 布勢博一 三ツ木清隆 桜井センリ
9 とんでけ涙のラブレター 阿井文瓶 志麻哲也 関敬六
10 恋の星占い 泊里仁美 冨田義治 潮哲也 井上高志
11 ほんものはどっち? 阿井文瓶 湯浅憲明 市川久信
12 お母さんは どこ? 泊里仁美 倉石功
13 帰れ! わが家へ 上條逸雄 冨田義治 大和田獏
14 愛をみつけて! 秋田佐知子 野上祐二
15 結婚指輪を追いかけろ! 荒木芳久 湯浅憲明 奥田瑛二 遠藤真理子
16 夢は正夢 お嫁にゆくの? 上條逸雄 佐野守
17 私の親友 ウルトラマン 阿井文瓶 時本武 ウルトラセブン登場
(ただし、人間態のモロボシ・ダンは登場せず)
18 こわれた壺と家族たち 下村堯二 永井秀和 柳谷寛
19 オーイ! 屋根の上の弟 泊里仁美 坂東正之助 佐久田修
20 乙女座のクラスメート 阿井文瓶 冨田義治 シェリー 名倉良
21 劇画の中の愛 布勢博一 神有介 篠田薫 加川三起
22 愛と涙のテニス 湯浅憲明 五十嵐麻利江 竹村洋輔 中里ひろみ 最高視聴率 (25.7%)を記録する
五十嵐麻利江は公平役・五十嵐喜芳の実娘
23 パパと呼びたい! 上條逸雄
24 土曜の恋よ 熱くなれ! 今井詔二 江木俊夫 久保晶
25 エジプト-日本 愛の絆 阿井文瓶 下村堯二 名古屋章
26 星に願いを 秋田佐知子 立花直樹 清水めぐみ
27 やさしい男と女たち 阿井文瓶 湯浅憲明 堀内正美 島本須美 時本武
28 恋のウルトラ・キック 今井詔二 保積ぺぺ
29 虫歯の痛いクリスマス 阿井文瓶 冨田義治 内田喜郎 桑山正一
30 魔法初め愛してるッ! 上條逸雄
31 カールと勉強! 湯浅憲明 小野田真之
32 ママがライバル!? 泊里仁美 小山明子 南条弘二 生田智子
33 パリからの夢の使者 丸田勉 平田昭彦 清水章吾 秋谷陽子
34 パパこそジャイアンツ 黒土三男 桑原一人
35 恋はやさし野辺の花よ 下村堯二 三遊亭圓之助
36 愛は死を越えて 阿井文瓶 佐藤公彦 小松蓉子
37 白い恋がいっぱい 上條逸雄 湯浅憲明 鈴鹿景子 菅井きん 加藤大樹
38 私のロミオと ジュリエット 黒土三男 賀原夏子
39 あア、結婚 泊里仁美 冨田義治 夏夕介 水島彩子 稲川善一
40 星で書かれた子守歌 今井詔二 庄司永健 由起艶子 牛山蕗子
41 小人になって大きな愛を! 阿井文瓶 湯浅憲明 大木富夫 守屋俊志 麿のぼる
42 UFO=虫歯が盗まれた! 布勢博一 当銀長太郎 奥歯のUFOの秘密(正体)が語られる
43 初恋の人ウルトラマン 阿井文瓶 下塚誠 ウルトラマンタロウ登場
人間体を下塚が演じている
44 かもめとパパと風船と 泊里仁美 下村堯二 新倉博
45 父ちゃんと新しいママ 千野皓司 荒井注 吉野佳子
46 輝け! 母子星 上條逸雄 湯浅憲明 福田公子 桑原大輔 依田英助 柄沢英二
47 ラブラブ大作戦! 泊里仁美 志垣太郎
48 星まで泳げこいのぼり 黒土三男 下村堯二
49 金魚と妹 荒木芳久 宮崎逹也
50 夢です歌です大変身! 泊里仁美 湯浅憲明 坂田修 高松しげお 三井恒
51 誰にも見えないお母さん 阿井文瓶 長谷川諭
52 わたしはかぐや姫 上條逸雄 石太郎
53 パンダが空からやってきた 泊里仁美 泉晶子
54 ぼくはみにくいアヒルの子? 阿井文瓶 冨田義治
55 私の子猫は迷探偵 黒土三男 小島三児 久里みのる 信沢三恵子
56 ふるさと恋し七夕祭り 泊里仁美 湯浅憲明 木田三千雄 伍代参平
57 泣かないで! 天の川の妹よ 鈴木輝江
58 1979年宇宙の旅 黒土三男 冨田義治
59 星からのたずね人 泊里仁美 重田尚彦
60 私のホームラン! 上條逸雄 湯浅憲明 柏原貴 滝本圭三
61 別れがつらい旅立ち 阿井文瓶 宮坂正則
62 幽霊のしあわせ 上條逸雄 立枝歩
63 ウルトラマンと怪獣アカゴン 阿井文瓶 真夏竜 ウルトラマンレオ登場
おおとりゲンをオリジナルキャストの真夏が演じる
64 天使よ! パパを返して 黒土三男 冨田義治 黒沢浩 増田順司
65 秋一番 飛んで来た謎の女 泊里仁美 初井言榮 稲川善一 益田愛子
66 宮本武蔵とママのしあわせ 布勢博一 湯浅憲明 天田俊明 松木路子 丹呉年克
67 ある晴れた日パパ帰る 黒土三男 名古屋章 飛田喜佐夫
68 さよなら星娘 佐々木守
泊里仁美
木村豊幸

大場久美子とコメットさんの衣装[編集]

第2期で主演した大場久美子が、コメットさんの衣装である黄色いホットパンツ(実際はサロペットショートパンツ)を着たのは第1話・第22話・第43話・第57話・第68話のわずか5回だけであった。これは、制作したTBS及び国際放映と当時の所属事務所ボンド企画との約束で、ドラマ以外で衣装を着用することが制限されていたためだった。そのため、コメットさんの衣装でドラマ以外のTBSの番組に出演したのは、1978年6月6日に放送された『ぴったし カン・カン』にゲスト出演した時だけで[12]、この衣装でコンサートで歌ったのは、1979年3月22日~28日に東京・有楽町の日本劇場で行われた「私はコメットさん☆ 大場久美子ファースト・ショー/スプリング・サンバ」で披露しただけであった[13]。プロマイド用に撮影した写真も、公式プロモーション用写真との同時撮影だった。

この衣装は、当時の大場の担当スタイリストがデザインした物といわれ、スカート調やレオタード調も衣装の候補としてあった中から採用された。

ドラマ終了後に初めて着用したのは、1993年7月19日に放送された『志村けんのだいじょうぶだぁ』(フジテレビ)だった。メインゲストとして出演し、コントの中で当時のVTRを見せられた後で披露した。これは所属事務所の倒産により、当時の約束が事実上消滅したためであった。この時着用した衣装は番組が用意したもので、衣装を再現して新たに作成したものだった。

再び衣装を着用するのは、2006年6月16日~18日に東京・赤坂のシアターVアカサカで行われた「上方喜劇の会」での事だった。この時の演目・「トホホな甚五郎」のストーリー上、「コメットさん」がキーワードとなっていたためだった。この頃も、「コメットさんの衣装を着てほしい」という仕事の依頼は多かったのだが、大場はほとんど断ってきた[14]。だが、「本格的な喜劇は初めてなので“解禁”しました」と言って舞台に立った。 この時着用した衣装は、この舞台の際に新たに作成したもので、放送当時とほぼ同一で、サイズは当時よりやや大きくしている。ホットパンツの丈がやや長く、ブラウスの第2ボタンの位置が異なる他、ブーツを履いている点が放送当時との大きな違いである。これ以後は、舞台で作成した衣装で登場している。

その後も、2007年9月24日に放送の『週刊えみぃSHOW』(読売テレビ・関西ローカル)の「芸能お宝鑑定対決」コーナーでゲストとして出演した際、コメットさんの衣装で登場した。この中で大場は、「実は別れたんです。テレビで言うの初めてだったんです」と離婚を告白した。この後、コメットさんの衣装を鑑定品として出したところ、大場は19,000円と予想したが、鑑定の結果は120万円という高値が付き大場はびっくりしていた[15]

2008年2月23日に、東京のジャズスポットで行われた芸能生活35周年イベント「KUMIKO OHBA 35th Anniversary Live」で大場はコメットさんの衣装を着用して登場し、主題歌「キラキラ星あげる」を歌った。これは、自身が始めたブログにコメットさんの衣装を着用した写真を掲載したことがファンに好印象を与えたのを受けて、ライブでも披露することを目玉にしようと決めたと言う。衣装を着られるようダイエットしてライブに臨み、「恥ずかしい。気持ち悪くなりませんか?」と苦笑しながら、ファンからは大きな拍手と声援を受けた。

ライブから5ヶ月後の7月27日に、宇都宮市のダンススタジオで行われたイベント「第2回スタジオ小牧 サマーコンサート ~小牧蘭&大場久美子 Summer Memories~」でもコメットさんの衣装を着用して登場している。

2009年2月24日に放送された『リンカーン』(TBS)で、大場はコメットさんの衣装を着用して登場している。番組のコーナーである「DJ山口のバック・トゥ・ザ・19××」で1978年にスポットを当て、ドライブでその当時の風景に出会いにいくというVTRで、「コメットさん」が行先で再現中だった。大場が実際にコメットさんを演じているところに、ダウンタウンらが遭遇することになる設定だった。

2010年9月29日に放送された『一度試してみたかった 前代未聞の大実験TV 殿の決断ショー』(TBS)の「第三章 走の戦」で、「地デジカの着ぐるみ4体とTBSキャラクターの着ぐるみ軍団が4×100mリレーをしたら、どっちが勝つか?」という企画が行われ、大場はTBSキャラクター軍団[16]の助っ人(アナログ時代の最終兵器という名目)としてコメットさんの衣装を着用して登場し、コメットさん姿でリレーのアンカーを走った[17]

2012年2月24日~26日になんばグランド花月で行われた吉本新喜劇の特別公演[18] ・「第4回王立新喜劇『コーポからほり303~ホテルからほり303~』」の第2話「宇宙のパワーで大きくなあれ!」で、コメットさんの衣装を着用して登場した。この作品の脚本・演出を担当する脚本・演出家の後藤ひろひとが主宰する王立劇場の第9回公演も兼ねる舞台で、2月3日の製作会見で後藤は「隣に座るだけで緊張する」と大場の大ファンだと明かした上で、「大場さんにはコメットさんのようにバトンを振ってもらう」と演出構想を披露した。だが、「果たして私は地球人で出られるのか? 宇宙人で出なくちゃいけないのか? わからないんですけど(笑)。『コメットさん』だとホットパンツなのでダイエットが間に合わないかも」と大場は苦笑いしたものの、舞台に間に合わせるためにダイエットに励み、改めて用意した衣装ではなく自前の衣装を着ての登場だった。

2014年3月19日~23日に築地本願寺ブディストホールで行われた「“昭和歌謡コメディ”~築地 ソバ屋 笑福寺~」で、コメットさんの衣装を舞台セット内に展示した。当初はコメットさんの衣装を着用して登場する演出構想があったが、変更となった。

なお、『アニメ版コメットさん☆』(テレビ大阪)で、回想シーンに登場する先代のコメットがこの衣装をオマージュした服装で登場している。第1話で、ハモニカ星国王妃[19]が少女時代を回想するシーンで披露されたが、ブラウスとホットパンツのデザインが大きく異なっている。

映像ソフト[編集]

  • 1985年にジャパンホームビデオより、VHS大場久美子のコメットさん』が発売された。第1話・第2話・第68話を収録。
  • 2000年4月17日に発売げんごろう・販売セブンエイトによりVHS『懐かしのTVシリーズ傑作選 初回と最終回 大場久美子のコメットさん』が発売された[9]。第1話・第17話・第68話を収録[9]
  • 2000年12月22日に発売パノラマ・コミュニケーションズ・販売パイオニアLDCにより、DVD大場久美子のコメットさん傑作選』が発売された。第1話・第17話・第33話・第43話・第63話・第68話を収録[9]
  • 2013年6~7月に発売ベストフィールド・販売TCエンタテインメントより、全68話を完全収録した4枚組DVD-BOX昭和の名作ライブラリー 第17集 大場久美子のコメットさん HDリマスターDVD-BOX』が放送開始35周年記念企画として全2巻で発売された。Part1は第1話~第34話、Part2は第35話~第68話を収録。

ラジオドラマ版[編集]

第2期の放映時期に、ニッポン放送の「夜のドラマハウス」でラジオドラマ化されている。ストーリーは、コメットさんがキャプテンハーロックと競演するラジオオリジナルストーリーだった。キャストはコメットさんは大場、ハーロックは井上真樹夫と共にオリジナルキャストを起用している。

備考[編集]

  • 第1期の最終回は1968年12月30日に放送されたが、この日は直前に放送された『魔法使いサリー(第1作)』(NET系)も最終回となり、奇しくも横山光輝が関わった子供作品2本(『コメット』は原画。『サリー』は原作)が終了する事となった。
  • 第1期で、浩二と武の友達の名前には、「サスケ」「オバケ」「フロク」「ムシバ」「ゼロ戦」「ピッピ」という名前が使われているが、これは佐々木守が企画したがお流れとなった子供番組の登場人物として付けられたもの。その後、同局放送の『ウルトラマン』の佐々木脚本作品「恐怖の宇宙線」(15話)で、二次元怪獣ガヴァドンの元となった落書きを描いた子供の中に「サスケ」「ムシバ」「ゼロ戦」「ピッピ」が使われ、更に1969年4月上映の佐々木作品『ドリフターズですよ!全員突撃』(東宝渡辺プロ作品)では、西崎緑扮する少女の名前に「ピッピ」、他の名前はザ・ドリフターズ扮するギャングの名前に使われた。
  • 関西地区では第1期が朝日放送、第2期が毎日放送にネットされていた。
  • 2001年 - 2002年テレビ大阪制作(テレビ東京系列)で放送されたアニメ版では九重はコメットの母、大場はその妹(コメットの叔母)の声優としてレギュラー出演していた。
  • 2007年10月4日に開催された、(社)日本歌手協会主催の「第34回歌謡祭」では、九重と大場がそれぞれの衣装で「コメットさん」のテーマ曲を歌っていた。(九重は後期版のテーマ曲、大場は「キラキラ星あげる」)この模様は、2008年1月4日テレビ東京1月31日以降にスカイパーフェクTV!第一興商スターカラオケで放送された。前述の大場のブログに掲載した写真は、このときの楽屋で撮影したものだった。

脚注[編集]

  1. ^ a b c 全怪獣怪人』上巻、勁文社1990年3月24日、pp.110 - 111。C0676。ISBN 4-7669-0962-3
  2. ^ 「Column 実写とアニメの合体『コメットさん』」『超人画報 国産架空ヒーロー40年の歩み』 竹書房/イオン編、竹書房1995年11月30日、66頁。C0076。ISBN 4-88475-874-9
  3. ^ a b 石橋春海 『’60年代 蘇る昭和特撮ヒーロー』 コスミック出版〈COSMIC MOOK〉、2013年12月5日、111頁。ISBN 978-4-7747-5853-4
  4. ^ a b 夫の中村武雄との合名ペンネーム、「マガリたけお」名義でクレジットされている[3]
  5. ^ 現在はフジテレビ系。
  6. ^ 現在は日本テレビ系・テレビ朝日系クロスネット局。
  7. ^ 現在はテレビ朝日系。
  8. ^ 現在は日本テレビ系マストバイ局。
  9. ^ a b c d e 「2000TV・映画 特撮DVD・LD・ビデオ&CD」『宇宙船YEAR BOOK 2001』 朝日ソノラマ〈宇宙船別冊〉、2001年4月30日、66頁。雑誌コード:01844-04。
  10. ^ 企画当初は宇宙教育大学の学生という設定で、教育実習と婿探しという目的であった。
  11. ^ 旧作のイメージを踏襲する形でオープニング映像で用いられ、コメットがアニメから大場久美子にオーバーラップするシーンのみに使われた。
  12. ^ 放送開始に先立ち番組宣伝を兼ねて出演し、オーディションの様子やメイキング映像が紹介され、バトン捌きも披露している。
  13. ^ 当時発売されていた主題歌・「キラキラ星あげる」のレコードジャケット写真は、コメットさんの衣装ではなかった。
  14. ^ 1996年9月16日放送の『超豪華!史上最強ものまねバトル大賞・第7回』(日本テレビ)や2002年3月12日放送の『ろみひー』(中京テレビ)で、出演者がコメットさん風の衣装を着用していたが、ゲストとして出演した大場はコメットさんの衣装を着なかった。
  15. ^ 9月17日に東京で収録が行われた。
  16. ^ 登場したのは、TBSのマスコットキャラの「BooBo」と『みのもんたの朝ズバッ!』の「るすもんた」、『飛び出せ!科学くん』の「科学くん」の3体だけだった。
  17. ^ 9月3日に38度の猛暑の中で収録が行われ、現在コメットさんの衣装を着用する際に履くブーツが災いして、アンカーの大場で抜かれてしまって地デジカの着ぐるみ4体の勝ちという結果だった。
  18. ^ 3月4日に ルミネtheよしもと、 3月9日~11日に中日劇場でも公演。
  19. ^ 声の担当は、初代コメット役の九重佑三子。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

TBS ブラザー劇場
前番組 番組名 次番組
コメットさん
(第1期)
TBS系 ブラザー工業提供枠(本作までブラザー劇場
コメットさん
(第2期)