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タカラベルモント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
タカラベルモント株式会社
TAKARA BELMONT CORPORATION
本社
本社
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
本店所在地 542-0083
大阪府大阪市中央区東心斎橋2丁目1番1号
設立 1951年7月 (創業1921年10月
業種 その他製品
法人番号 5120001077459 ウィキデータを編集
事業内容 理美容機器、化粧品医療機器等の製造販売
代表者 代表取締役会長兼社長 吉川秀隆
資本金 3億円
売上高
  • 648億5,600万円
(2025年3月期)[1]
営業利益
  • 15億2,100万円
(2025年3月期)[1]
経常利益
  • 20億8,700万円
(2025年3月期)[1]
純利益
  • 14億2,400万円
(2025年3月期)[1]
総資産
  • 632億2,500万円
(2025年3月期)[1]
従業員数 1,636名(2024年3月31日現在)
主要子会社
  • タカラ・ビューティーメイト
  • 北海道タカラベルモント
  • ベルモントプラスチック
  • ベルモントコミュニケーションズ
  • など国内11社、海外14社
外部リンク www.takarabelmont.co.jp ウィキデータを編集
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タカラベルモント株式会社(英: TAKARA BELMONT CORPORATION)は、大阪府大阪市中央区東京都港区に本社を置く、理美容機器、化粧品、歯科・医療機器の製造・販売を行う企業である。理容・美容椅子の世界シェアにおいて首位を占めるグローバル企業である。

概要

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1921年に鋳物工場として創業。1931年に理美容椅子事業へ参入し、油圧技術を応用した製品で台頭した。1950年代から急速な海外展開を行い、現在では世界各地に拠点を有する。 「美と健康」を軸とした多角化経営を行っており、理容・美容業界だけでなく、歯科・産婦人科などの医療分野や、エステティック、ネイル分野にも進出している。また、かつて傘下であったタカラスタンダード(旧・日本エナメル)とは、現在も筆頭株主として資本・人的協力関係にある

沿革

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創業と理美容事業の確立
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  • 1921年(大正10年) - 大阪市西成区にて、日用品鋳物を製造する「宝鋳造所」として創業。
  • 1931年(昭和6年) - 理容・美容部門へ進出。当時最高峰とされた米国コーケン(Koken)社の理容椅子を手本に製造を開始。
世界展開と多角化
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  • 1951年(昭和26年) - タカラベルモント株式会社を設立。
  • 1956年(昭和31年) - ニューヨークに現地法人を設立し、米国進出。
  • 1959年(昭和34年) - ロンドンに現地法人を設立。
  • 1963年(昭和38年) - 鋳物ホーロー浴槽の販売を開始し、住宅機器事業(現・タカラスタンダード)をスタート。
  • 1966年(昭和41年) - 西ドイツ(当時)のウエラ社と提携し、頭髪化粧品事業に進出。
  • 1967年(昭和42年) - 歯科・医療分野へ進出。理美容機器で培った技術を基に、デンタルユニットや診察台の製造を開始。
  • 1969年(昭和44年) - 米国コーケン社を買収し、グローバル市場での地位を確立。
  • 1970年(昭和45年) - 日本万国博覧会(大阪万博)にパビリオン「タカラビューティリオン」を出展(設計:黒川紀章)。
  • 1973年(昭和48年) - エステティック分野に進出。
現代の動向
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  • 1977年(昭和52年) - 自社ブランド「ルベル(LebeL)」を立ち上げ。
  • 1997年(平成9年) - ネイル分野へ進出。
  • 2016年(平成28年) - 情報発信拠点「TB-SQUARE」を竣工。
  • 2021年(令和3年) - 創業100周年を迎える。
  • 2025年(令和8年) - 2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)に出展。

諸問題・社会的側面

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独占禁止法違反の疑いによる立ち入り検査
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2010年(平成22年)、同社の化粧品ブランド「ルベル」において、販売店に対し卸価格や販売方法を制限していた疑い(再販売価格の拘束)があるとして、公正取引委員会による独占禁止法違反容疑の立ち入り検査を受けた。美容室以外への製品流出を防ぐブランド保護目的があったとされるが、自由な価格競争を阻害した可能性が指摘された。

業界構造と依存性
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同社はサロンの開業支援から機器、化粧品、教育までを一括提供する垂直統合モデルを得意とするが、これが新規開業者の特定メーカーへの過度な依存や、高額な初期投資による負債負担を招いているとの業界内での批判的な議論も存在する。

建築・文化活動

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タカラビューティリオン: 1970年万博のパビリオン。メタボリズム建築の代表例として建築史に記録されている。

TB-SQUARE: 2018年度大阪都市景観建築賞(建築サイン・アート賞)を受賞。

脚注・出典

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出典

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関連項目

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外部リンク

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