野村財閥

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野村財閥(のむらざいばつ)は、野村徳七により設立された財閥十五大財閥の1つ。

小規模両替店から証券業務に参入。日露戦争第一次世界大戦の好景気において財をなし他業種へ参入していく。

貿易保険工業紡績などにも進出するも金融中心の財閥。金融部門以外の著名な事業としては、東南アジアブラジルにおけるプランテーション・牧場事業、北海道におけるイトムカ鉱山等での水銀生産、フランス領ニューカレドニアにおけるニッケル生産が挙げられる。当初から金融財閥を指向していたものではなく、鉱工業部門の弱体克服のため、理化学研究所及び理研産業団と親密な時期もあった。

戦後の財閥解体で解散し、現在の野村財閥の歴史及び、野村グループの管理は「野村貿易」と「野村證券」が積極的である。

昭和10年代の支配企業[編集]

直系会社[編集]

傍系企業[編集]

関係会社[編集]

  • 大阪株式取引所 - 大阪証券取引所の前身、かつては会社組織として運営。戦後は近年まで制度・法律改正に伴い会員証券会社の出資・介入による会員制組織となっていた
  • 理研護謀工業 - 旧理研系でもある。のち旧岡本ゴムと合併、岡本理研ゴム(現:オカモト)として再出発
  • 酒伊繊維工業 - のち福井銀行等の融資団主導により経営の自立化を図る。近年では東レと資本・業務提携している
  • 日満繊維工業
  • 満州豆稈パルプ
  • 満州工廠
  • 堂島ビルディング
  • 第一ホテル - のち旧長銀の融資・支配下に、銀行破綻後は経営主導権を新阪急ホテル陣営に移管、現在の阪急阪神ホテルズへ社名変更
  • 明治製革
  • 新大阪ホテル
  • 南洋企業
  • 東日館
  • 新民印書館

主なグループ各社[編集]

1980年代 - 1990年代前半にかけて関西テレビ製作フジテレビ系月曜夜10時枠ドラマのスポンサーだったり、野村證券のスポンサー枠で野村グループのTVCMを流したりしたが、証券業界の不祥事により遠ざかった時期もあった。最近ではテレビ東京系で放送された世界卓球選手権のスポンサーでもあった。なお、流されたTVCMは一時期野村證券グループで放送されたものを若干修正したものだった。