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大同生命保険

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
T&Dホールディングス > 大同生命保険
大同生命保険株式会社
Daido Life Insurance Company
種類 株式会社
機関設計 監査役会設置会社
市場情報
東証1部 8799
2003年4月1日 - 2004年3月26日
大証1部(廃止) 8799
2003年4月1日 - 2004年3月26日
略称 大同生命
本社所在地 日本の旗 日本
大阪本社550-0002
大阪市西区江戸堀1-2-1 大同生命大阪本社ビル
東京本社 103-6031
東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワー
本店所在地 550-0002
大阪市西区江戸堀1-2-1
設立 1947年(昭和22年)7月14日
(創業:1902年(明治35年)7月15日)
業種 保険業
法人番号 1120001101172
金融機関コード 9830
事業内容 中小企業向け生命保険の販売等
代表者
資本金
  • 1100億円
  • (2025年3月31日)
売上高
  • 8412億6200万円
  • (保険料等収入、2025年3月期)
経常利益
  • 1135億6200万円
  • (2025年3月期)
純利益
  • 726億1300万円
  • (2025年3月期)
純資産
  • 9344億9000万円
  • (2025年3月期)
総資産
  • 7兆9644億3900万円
  • (2025年3月期)
従業員数
  • 内務職員:3202名
  • 営業職員:3628名
  • (2024年3月期)
会計監査人 EY新日本有限責任監査法人
主要株主 T&Dホールディングス 100.0%
関係する人物
外部リンク https://www.daido-life.co.jp/
特記事項:経営指標は、「2024年度決算公告」(2025年6月20日)を参照。
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大同生命保険のデータ
種類 株式会社
保険料等収入
  • 8412億6200万円
  • (2025年3月期)
保有契約高
  • 46兆9675億円
  • (個人保険・個人年金保険小計、2025年3月期)
SM比率
  • 1168.0%
  • (2025年3月期)
格付け
  • AA-(R&I
  • AA(JCR
  • A+(S&P
  • (2025年3月期)
特記事項:
経営指標は以下を参照。
「財産の状況」『2025 大同生命の現状』、ディスクロージャー誌、2025年7月、82-109頁、大同生命保険
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大同生命保険株式会社(だいどうせいめいほけん、: Daido Life Insurance Company)は大阪府大阪市西区江戸堀(登記上の本店)と、東京都中央区日本橋に本社を置く、T&Dホールディングス傘下の生命保険会社太陽生命とともに「T&D保険グループ」の中核会社である。「加入者本位」「堅実経営」を創業の精神とし、社名は故事の「小異を捨てて大同につく」に由来[1]中小企業市場での生命保険販売(経営者保険)に強みを持つ。

同じT&D保険グループの構成企業である太陽生命保険およびT&Dフィナンシャル生命保険と共にみどり会の会員企業であり三和グループに属している[2]。大同生命保険を含むT&D保険グループの構成企業の3社が三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の生命保険会社に位置付けられているのは、この経緯による[注釈 1]

概要

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中小企業向けの経営者保険(法人契約)をメインに販売。経営者やその家族を中心とした個人向けの商品も取り扱う。中小企業や税理士公認会計士を会員とする各種団体と提携し、中小企業向けの制度商品をメインに取り扱う。

特徴

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  • 他の生命保険会社の多くが家計市場(個人)をメインとしているのに対し、大同生命は中小企業市場(法人の経営者、個人事業主)に特化した営業活動を行っている。
  • 法人会や納税協会といった中小企業を会員とする団体や、TKC全国会や税理士協同組合などの税理士公認会計士の加盟する団体と提携するなど、他の生命保険会社にはない営業基盤上の特色を持つ。
  • 企業保障に最適な定期保険(低廉な保険料で大きな保障が得られる)の開発・改良に注力。近年では、企業向けの就業不能保障商品の開発・販売にも力を注いでいる。
  • 企業市場からの契約(新契約高)が9割を超える。

沿革

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  • 1895年明治28年)1月22日 - 名古屋市にて浄土真宗によって真宗生命が設立される[4]
  • 1896年(明治29年)1月22日 - 東京にて護国生命が設立される。
  • 1898年(明治31年)2月25日 - 小樽市にて北海生命が設立される。
  • 1899年(明治32年)
    • 4月 - 経営状態が悪化していた真宗生命は、西本願寺の門徒総代格であった加島屋に経営支援要請をする。それを受けた加島屋は真宗生命の株券四千株のうち六割を買収して同社の経営権を受け継ぐと、広岡浅子の義理の弟で加島屋当主の広岡正秋が社長に就任する[4]
    • 5月4日 - 真宗生命が本社を京都市六角通麩屋町西入大黒町(現・生祥せいしょう児童公園付近)に移転[4]
    • 5月22日 - 真宗生命が朝日生命に社名変更[4][注釈 2]
    • 5月27日 - 朝日生命の大阪出張所を大阪市西区土佐堀裏町、つまり加島屋本家(現・大同生命大阪本社ビル所在地)の近くに移す[4]
  • 1902年(明治35年)
    • 1月末 - 朝日生命は護国生命、北海生命と合併交渉を進めるなかで本社を大阪市東区大川町47番地(現・大阪市中央区北浜4丁目あたり)に移す。この地は加島屋本家のすぐそばであり、新会社の本社とすることを前提とした移転先と考えられる[1]
    • 4月23日 - 朝日、護国、北海3生命保険株式会社の合併認可を受け、「大同生命保険株式会社」とし、本社は朝日生命本社に設置される[1]
    • 7月15日 - 創立総会を開催。大同生命保険株式会社が創業され、広岡正秋が社長に就任する[1]
  • 1909年(明治42年)1月25日 - 本社を大阪市西区江戸堀上通1丁目9番地に移転。
  • 1925年大正14年)6月25日 - 本社を大阪市西区江戸堀1丁目2-1の大同生命肥後橋ビルに移転。
  • 1935年昭和10年)12月31日 - 東京日本橋加島ビルを購入。
  • 1947年(昭和22年)7月15日 - 大同生命保険相互会社として営業を開始。
  • 1948年(昭和23年)3月31日 - 株式会社を解散、相互会社に包括移転。
  • 1971年(昭和46年)
    • 4月 - AIU(現・AIG損害保険)と業務提携。
    • 6月 - 法人会の経営者大型総合保障制度の取扱を開始。業界初の「生損保セット商品」「最高保障額1億円」を実現。
    • 11月 - 納税協会の経営者大型総合保障制度の取扱を開始。
  • 1972年(昭和47年)10月21日 - 本社を大阪府吹田市江坂町1丁目23-101(大同生命江坂ビル)に移転。
  • 1974年(昭和49年)7月 - TKC全国会と業務提携。
  • 1976年(昭和51年)3月 - TKC企業防衛制度の取扱を開始。
  • 1987年(昭和62年)7月15日 - 創業85周年を機に、CIを導入。
  • 1993年平成5年)10月1日 - 大阪本社を大阪市西区江戸堀1丁目2-1(大同生命大阪本社ビル)に移転。
  • 1999年(平成11年)1月 - 太陽生命と業務提携。同年6月にT&D保険グループを結成。
  • 2002年(平成14年)4月1日 - 相互会社から株式会社に組織変更。同時に東京証券取引所市場第一部・大阪証券取引所(現・大阪取引所)市場第一部市場に上場。
  • 2004年(平成16年)
  • 2006年(平成18年)7月 - 東京本社を東京都港区海岸1丁目2-3に移転。
  • 2011年(平成23年)4月 - AIU保険会社(現・AIG損害保険)の代理店業務を開始。同時にAIU保険会社も大同生命の代理店業務を開始した。
  • 2013年(平成25年)
  • 2014年(平成26年)4月 - T&Dホールディングス設立10周年。
  • 2015年(平成27年)
  • 2016年(平成28年)
  • 2017年(平成29年)
    • 4月 - 中小企業の「健康経営」実践支援ツール「KENCO SUPPORT PROGRAM」の提供開始。
    • 7月 - ロボットスーツ「医療用HAL(下肢タイプ)」による難病治療を保障する「HALプラス特約」を発売。
  • 2018年(平成30年)
    • 6月 - 豪州の生命保険グループ「インテグリティ社」へ出資するとともに、同社と協働協定を締結。
    • 10月 - 相続・事業承継分野および中小企業の経営課題解決支援において、りそな銀行と業務提携を開始。
  • 2020年令和2年)
  • 2021年(令和3年)
    • 6月 - 元新体操日本代表の畠山愛理が「健康経営アンバサダー」に就任。
    • 10月 - 中小企業のSDGsへの取組を応援するため「DAIDO Sustainability INITIATIVE」を開始。
  • 2022年(令和4年)2月 - 東京大学医学部附属病院とともに、中小企業における「がんに対する意識とがん患者の就労状況」に関する共同研究を開始。
  • 2023年(令和5年)2月 - 産業医科大学産業保健経営学研究室、株式会社メディヴァとともに、中小企業の健康経営の実践を支援する「健康経営定期便活動」を開始。

子会社等

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  • 株式会社大同マネジメントサービス
  • T&Dコンファーム株式会社
  • エー・アイ・キャピタル株式会社
  • 株式会社全国ビジネスセンター
  • 日本システム収納株式会社
  • T&D情報システム株式会社

関連財団

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  • 公益財団法人 大同生命厚生事業団
  • 公益財団法人 大同生命国際文化基金

協賛、社会貢献活動等

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特別協賛等
  • 2002年(平成14年)- 創業100周年を機に「寄付による大学でのオープン講座」を開始。
  • 2015年(平成27年)- 劇団四季ミュージカル「アラジン」の特別協賛を開始。
  • 2017年(平成29年)- 第3回GCグランドフェスティバルに協賛。
  • 2018年(平成30年)- 劇団四季「こころの劇場」の特別協賛を開始。
  • 2022年(令和4年)- 創業120周年を機に中小企業の「学びの場」提供を開始。
  • 2024年(令和6年)- SV.LEAGUEの特別協賛を開始。
障がい者スポーツの支援
健康経営
その他
  • 「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞(協賛)
  • いい夫婦の日」をすすめる会(オフィシャルパートナー)
  • 映画「弥生、三月-君を愛した30年-」(協賛)
  • カーリングチーム フィロシーク青森(オフィシャルパートナー)

CM

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現在
過去
  • “わたしの大同宣言!~安心の提案~”篇 - (2022年3月)  
  • “HALプラス特約”篇 - 出演:波瑠 (2017年)
  • “会社が元気な街”篇 - 出演:波瑠 (2017年)
  • “起き上がればいい。何度でも。”篇 - 出演:波瑠(2016年)
  • “私たちの願い”篇 - 楽曲:松田聖子「I Love You! 〜あなたの微笑みに〜」(2014年)
  • “家族のように”篇 -(2014年)
  • “家族と思う”篇 - 楽曲:原由子「ヘヴン」(2012年)
  • “未来の社長へ”篇 - (2010年)
  • “企業がつづくチカラ”篇 - 出演:本上まなみ (2007年)
  • “パースペクティブ”篇 - 山村浩二アニメーション作家)(2003年)
  • “Dear Presidents”篇 - 楽曲:平井堅「ため息キップ」(2005年)
  • “風と、雨と、光と”篇 - 楽曲:柴咲コウ「分身」(2006年)
  • “朝のオフィス”篇 - 鈴木京香 (女優)(2003年)

提供番組

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現在の提供番組
過去の提供番組

脚注

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注釈

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  1. ^ 他に日本生命保険および明治安田生命保険三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の生命保険会社に位置付けられている。ただし大同生命保険を含むT&D保険グループ構成企業の3社はいずれもみどり会にのみ加盟[2]三水会は未加盟であるのに対し、日本生命保険は三水会にのみ加盟[3]しみどり会には未加盟である。一方で、明治安田生命保険は三和グループに属さず(当然ながら三水会にもみどり会にも加盟していない。)、三菱グループに属するのに加え[3]芙蓉グループにも属しており[3]みずほフィナンシャルグループの生命保険会社にも位置付けられる。また、2000年に経営破綻した旧千代田生命保険は旧三和銀行の合併相手の旧東海銀行と親密でさつき会のメンバーであった。
  2. ^ 現在の朝日生命とは異なる。
  3. ^ 平成27年度後期連続テレビ小説あさが来た」(NHK)で、当社創業者の一人・広岡浅子をモデルとするヒロインの白岡あさを波瑠が演じた。
  4. ^ 月 - 金曜日はアサデス。ラジオ
  5. ^ 月 - 木曜日はドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です、金曜日はきっちり!まったり!桂吉弥です
  6. ^ 月 - 金曜日は北野誠のズバリ、土曜日はカトリーナの全部全力!、日曜日はステーションブレイクの時間

出典

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  1. ^ a b c d 大同生命 広岡浅子の生涯 第四章 大同生命の誕生とその後の浅子2 2025年11月8日閲覧
  2. ^ a b メンバー会社一覧”. みどり会. 株式会社みどり会. 2024年4月29日閲覧。
  3. ^ a b c 田中彰六大企業集団の無機能化 : ポストバブル期における企業間ネットワークのオーガナイジング」『同志社商学』第64巻第5号、同志社大学商学会、2013年3月、330-351頁、CRID 1390290699890654464doi:10.14988/pa.2017.0000013201ISSN 0387-2858NAID 110009605659 
  4. ^ a b c d e 大同生命 広岡浅子の生涯 第四章 大同生命の誕生とその後の浅子1 2025年11月8日閲覧
  5. ^ 認定企業一覧 - ACTION!健康経営|ポータルサイト(健康経営優良法人認定制度)”. 経済産業省. 2024年9月11日閲覧。
  6. ^ 過去の認定企業一覧 - ACTION!健康経営|ポータルサイト(健康経営優良法人認定制度)”. 経済産業省. 2024年9月11日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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