新吾十番勝負

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search

新吾十番勝負』(しんごじゅうばんしょうぶ)は、川口松太郎の小説。1957年(昭和32年)から1959年(昭和34年)にかけて朝日新聞に連載された。徳川吉宗の隠し子・葵新吾と周囲の人間模様を描いた作品で、映画化・テレビドラマ化がたびたびなされた。

あらすじ[編集]

映画[編集]

映画版は東映で、1959年(昭和34年)から1960年(昭和35年)にかけて4作のシリーズが製作された。また、1961年(昭和36年)から1963年(昭和38年)に続編となる『新吾二十番勝負』シリーズ、1964年(昭和39年)に番外編の『新吾番外勝負』が製作された。主演は大川橋蔵。全作カラーシネマスコープ

新吾十番勝負[編集]

新吾十番勝負 / 新吾十番勝負 第二部 / 新吾十番勝負 第三部 / 新吾十番勝負 完結篇
監督 松田定次(第1・3・4作)
小沢茂弘(第2作)
脚本 川口松太郎
中山文夫(第3・4作)
原作 川口松太郎
出演者 大川橋蔵
音楽 深井史郎(第1・2作)
富永三郎(第3・4作)
撮影 川崎新太郎(第1・3・4作)
山岸長樹(第2作)
製作会社 東映京都撮影所
配給 東映
公開 日本の旗 1959年3月17日(新吾十番勝負)
日本の旗 1959年8月19日(第二部)
日本の旗 1960年3月27日(第三部)
日本の旗 1960年4月16日(完結篇)
上映時間 96分(新吾十番勝負)
87分(第二部)
83分(第三部)
87分(完結篇)
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
テンプレートを表示

シリーズ[編集]

  • 1959年3月17日『新吾十番勝負』
  • 1959年8月19日『新吾十番勝負 第二部』
  • 1960年3月27日『新吾十番勝負 第三部』
  • 1960年4月16日『新吾十番勝負 完結篇』

スタッフ[編集]

キャスト[編集]

新吾十番勝負

新吾十番勝負 第二部

新吾十番勝負 第三部

新吾十番勝負 完結篇

  • 酒井讃岐守:宇佐美淳也
  • 久世大和守:進藤英太郎
  • 柳生飛騨守:北龍二
  • 太田備中守:明石潮
  • 多加(由紀):丘さとみ
  • 尾形乾山:薄田研二
  • 白沼半十郎(清水主馬):田中春男
  • 蜂須賀吉武高島新太郎
  • 徳川宗武目黒祐樹
  • 安冨忠太夫:市川小太夫
  • 北川頼母:加賀邦男
  • 水谷勘十郎:月形哲之介
  • 由比三之助:片岡栄二郎
  • 高木主水正:水野浩
  • 佐々内蔵介:小堀明男
  • 田中新兵衛:上代悠司
  • 宮島喜八:遠山恭二
  • 笹本卯三郎:御橋公
  • 秋江:花園ひろみ

新吾二十番勝負[編集]

新吾二十番勝負 / 新吾二十番勝負 第二部 / 新吾二十番勝負 完結篇
監督 松田定次
脚本 川口松太郎(第1・2作)、中山文夫
原作 川口松太郎
出演者 大川橋蔵
音楽 富永三郎
撮影 川崎新太郎
製作会社 東映京都撮影所
配給 東映
公開 日本の旗 1961年1月3日
日本の旗 1961年7月9日(第二部)
日本の旗 1963年7月13日(完結篇)
上映時間 88分(新吾二十番勝負)
90分(第二部)
93分(完結篇)
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
配給収入 1億7789万円(新吾二十番勝負)[1]
2億700万円(完結篇)[2]
テンプレートを表示

シリーズ[編集]

  • 1961年1月3日『新吾二十番勝負』
  • 1961年7月9日『新吾二十番勝負 第二部』
  • 1963年7月13日『新吾二十番勝負 完結篇』

スタッフ[編集]

  • 監督:松田定次
  • 脚本:川口松太郎(1・2)、中山文夫
  • 企画:中村有隣
  • 撮影:川崎新太郎
  • 音楽:富永三郎
  • 美術:川島泰三

キャスト[編集]

新吾二十番勝負

新吾二十番勝負 第二部

  • 甲賀新八郎:沢村訥升
  • 由紀姫:丘さとみ
  • 白根弥次郎:平幹二朗
  • 根津儀平:戸上城太郎
  • 岡部儀助:水野浩
  • 矢口典膳:小田部通麿
  • 桧垣主水:左卜全
  • 真崎庄三郎:岡田英次
  • 松平頼安:薄田研二

新吾二十番勝負 完結篇

  • 武田一真:月形龍之介
  • 弘徳:山形勲
  • 不動漢山:田崎潤
  • 太田備中:香川良介
  • おかね:風見章子
  • 大谷次兵衛:戸上城太郎
  • 池内兵衛:南方英二

新吾番外勝負[編集]

新吾番外勝負
監督 松田定次
脚本 野上竜雄
原作 川口松太郎
出演者 大川橋蔵
音楽 木下忠司
撮影 川崎新太郎
製作会社 東映京都撮影所
配給 東映
公開 日本の旗 1964年5月23日
上映時間 87分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
テンプレートを表示

スタッフ[編集]

キャスト[編集]

テレビドラマ[編集]

1958年日本テレビ版[編集]

1958年12月2日-1960年3月29日に、日本テレビの火曜19:30-20:00の枠で放送。全68回。日本電池(現:ジーエス・ユアサコーポレーション)一社提供

スタッフ[編集]

  • 脚本:内山惣十郎
  • 演出:野島宗昭

キャスト[編集]

ほか

日本テレビ 火曜19:30枠
前番組 番組名 次番組
遊星王子
※水曜18:15枠へ移動
新吾十番勝負
日本テレビ系 日本電池一社提供
悦ちゃん
(水曜18:15 - 18:45)
新吾十番勝負
(終了)

1961年フジテレビ版[編集]

タイトルは「新吾二十番勝負」。1961年7月3日-12月25日に、フジテレビの月曜19:30-20:00の枠で放送。山崎証券(現:SMBCフレンド証券)一社提供

スタッフ[編集]

キャスト[編集]

1966年TBS版[編集]

1966年10月3日-1967年6月26日に、TBSの「ブラザー劇場」(月曜19:30-20:00)の枠で放送。全39回。

スタッフ[編集]

  • 監督:松田定次
  • 脚本:川口松太郎

キャスト[編集]

TBS ブラザー劇場
前番組 番組名 次番組
新吾十番勝負

1970年関西テレビ版[編集]

関西テレビ制作、フジテレビ系列1970年4月5日-9月27日まで「白雪劇場」(日曜21:30-22:15)の枠に放送。小西酒造一社提供だった。

スタッフ[編集]

キャスト[編集]

関西テレビ制作、フジテレビ系列 白雪劇場
前番組 番組名 次番組
新吾十番勝負

1981年-1982年フジテレビ版[編集]

フジテレビ「時代劇スペシャル」枠で、3回に分けて放送。

サブタイトル[編集]

放送日 サブタイトル 監督 脚本
1 1981年5月15日 抹殺密命渦巻く悪の内懐にくの一暗躍 斎藤光正 石川孝人吉田義生
2 1982年2月26日 抹殺密命渦巻く悪の内懐にくの一暗躍 斎藤光正 石川孝人、吉田義生
3 1982年7月30日 尾張六十一万石将軍吉宗への謀叛 斎藤光正 石川孝人

出演者[編集]

出演者
1 国広富之(美女丸=葵新吾)、三船敏郎(梅井多聞)、岡田奈々(お縫)、かたせ梨乃(弁天小僧)、大出俊(徳川吉宗)、大山勝巳(柳生一之真)、田中浩(日本駄右衛門)、磯野洋子(お長)、鈴木瑞穂(井上河内守)、青木義朗(大岡越前守)、永井智雄(安藤対馬守)、藤宏子(於須磨の方)、小林勝彦伊藤敏八小野川公三郎内田勝正三谷昇上野山功一横谷雄二三田康二森下明村上久勝桜井ひろ子中森いづみ宮本幸子有馬明良大島光幸三輪猛雄和沢昌治乙羽信子(語り)
2 国広富之(葵新吾)、岡田奈々(お縫)、三船敏郎(梅井多聞)、かたせ梨乃(弁天小僧)、大山勝巳(柳生一之真)、斉藤とも子(須栄)、大出俊(徳川吉宗)、田中浩(日本駄右衛門)、西田良(岡村佐平太)、内藤武敏(淀屋辰五郎)、小林昭二(黒田豊前)、井上昭文(柳生但馬守)、織本順吉(久世大和守)、磯野洋子(お鯉の方)、珠めぐみ山本昌平、藤宏子(於須磨の方)、佐藤京一木村元長谷川明男音羽千佳子湖条千秋有明祥子高杉哲平猪野剛太郎成川哲夫三輪猛雄永井玄哉中島元龍のり子二宮寛、乙羽信子(語り)
3 国広富之(葵新吾)、岡田奈々(お縫)、西村晃(柳生如雲斎)、大山勝巳(柳生一之真)、和田浩治(矢倉十蔵)、かたせ梨乃(弁天小僧)、大出俊(徳川吉宗)、鈴木瑞穂(井上河内守)、田中浩(日本駄右衛門)、宗方勝巳(徳川宗春)、磯野洋子(お鯉の方)、穂積隆信富田浩太郎伊達正三郎倉島襄飯塚浩司滝川潤団巌大木正司おもろ正幸湖条千秋、二宮寛、松永かずよ、乙羽信子(語り)

1990年テレビ朝日版[編集]

1990年1月3日、テレビ朝日で新春時代劇スペシャルとして放送。

スタッフ[編集]

キャスト[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』(キネマ旬報社、2012年)170頁
  2. ^ 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』(キネマ旬報社、2012年)200頁