わんぱくフリッパー

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わんぱくフリッパー』(: Flipper)は、MGMが制作していたアメリカテレビドラマシリーズである。1964年からNBCテレビで放送されていた。全88話。

概要[編集]

マイアミの公園警察官ポーター・リックス、その息子のサンディとバド、そして2人の息子が飼っているイルカのフリッパー、ペリカンのピート、のスプレーが、フロリダのコラルキー公園を舞台にして活躍する海洋冒険ドラマ。

キャスト[編集]

1964年に撮影された、『わんぱくフリッパー』のキャストの写真

日本語版[編集]

日本では、フジテレビ系列局で2度にわたって放送。

放送時間[編集]

いずれも日本標準時

第1期[編集]

  • 月曜 19:00 - 19:30 (1966年6月6日 - 1967年3月27日)
  • 月曜 19:30 - 20:00 (1967年4月3日 - 1967年9月25日)

第2期[編集]

  • 月曜 19:00 - 19:30 (1968年4月1日 - 1968年9月30日)

吹き替え[編集]

放送局[編集]

第1期[編集]

★印は、放送当時の日本水産広告に明記されてある局[1]

第2期[編集]

特記事項[編集]

  • 主役のイルカ、フリッパー役のイルカは5頭おり、リック・オバリーがその調教を行っていたが、そのうちの1頭のキャシーを撮影用ライトによる火傷および疲労によるストレスのために死なせてしまい、オバリーは調教の仕事をやめ、イルカ解放活動家になる切っ掛けとなった。
  • フリッパー役の最後の1頭ベベは、40年の寿命を全うした。野生でもバンドウイルカの寿命は25年から40年とされ、大切にされたためであろうとされている[15]
  • 本作の日本語吹替版は現在原盤が喪失しており、再放送およびDVDなどのソフト化は困難となっている[要出典]。日本語吹替版の映像は、1989年10月8日にTBS系列局で放送された『テレビ探偵団』の特別番組で紹介されたことがある。
  • 1992年に株式会社フロムスクラッチから各巻4話収録のVHSが発売された。第1巻には「映画出演!?フリッパーは大スター」、「死闘!ジョーズVSフリッパー」、「漂流!バドのイカダ大冒険」、「フリッパーの潜水艦」を収録。第2巻には「フリッパーの大サーカスPART1」、「フリッパーの大サーカスPART2」、「フリッパーの大サーカスPART3」、「フリッパー救出作戦」を収録。第3巻には「フリッパー売ります」、「第発見! フリッパーの金貨」、「サンディのスキューバ大作戦」、「フリッパー危機一髪!」を収録。日本語吹替版。
  • 日本語版の主題歌は、2007年3月7日にEMIミュージック・ジャパンからリリースされた『アニソン100』に収録されている。オリジナル主題歌(作詞:バイ・ダンハム By Dunham、作曲:ヘンリー・ヴァース Henry Vars)はテレビ・シリーズに先立つ映画版二作から使われ、後年(1996年)に制作されたリメイク版の映画でも挿入歌として用いられている。日本放送時には滝田順の訳詞で、東京少年少女合唱隊によって歌われたが、それに先立って1965年8月から同年9月までNHKの『みんなのうた』で、同じ滝田訳で「フリッパー」の題名、西六郷少年少女合唱団の歌唱で放送されている。翌年から放送の日本語版テレビシリーズも同じく西六郷少年少女合唱団の歌唱である。なお、主題歌のフル・ヴァージョンでは3番まであるが、放送のオープニングテーマとしては、原語版・日本語版ともに1番の歌詞の後半のみが歌われた。

映画・リメイク版[編集]

フリッパー (1963年の映画)英語版
1963年公開(日本での公開は1964年)。MGM制作。原題は "Flipper"。主演は、後のテレビ版にも同じサンディ役でレギュラー出演したルーク・ハルピンだが、父親役はチャック・コナーズで、テレビ版の弟・バド役のトミー・ノーデンは、この後に作られた続編ともに出演していない。
頑張れフリッパー英語版
1964年公開(日本での公開は1965年)。MGM制作。前作『フリッパー』の続編で、原題は "Flipper's New Adventure"。主演は同じくルーク・ハルピン。この作品でチャック・コナーズに替わって父親役に抜擢されたブライアン・ケリーが、同じく1964年に放送開始したテレビ版にも引き続き出演することになった。共演のヒロイン役は、『回転』(1961年)に子役として出演したパメラ・フランクリン
フリッパー (1995年のテレビドラマ)英語版
1995年放送開始。主演はジェシカ・アルバ。バド・リックスは海洋研究博士としてレギュラー出演し、子供の頃にフリッパーという名のイルカを飼っていた話が出てくる。
フリッパー (1996年の映画)
1996年公開。主演はイライジャ・ウッド

脚注[編集]

  1. ^ 朝日新聞』1966年8月1日付夕刊8面、日本水産広告。
  2. ^ 河北新報』1967年9月3日 - 9月24日付朝刊、テレビ欄。
  3. ^ 『河北新報』1967年7月3日 - 7月31日付朝刊、テレビ欄。
  4. ^ 『河北新報』1967年8月6日付朝刊、テレビ欄。
  5. ^ 福島民報』1967年4月4日 - 10月17日付朝刊、テレビ欄。
  6. ^ 『福島民報』1966年6月6日 - 1967年9月17日付朝刊、テレビ欄。
  7. ^ 『福島民報』1966年6月6日 - 1967年10月1日付朝刊、テレビ欄。
  8. ^ a b 北國新聞』1967年10月27日付朝刊、テレビ欄。
  9. ^ 『長野放送二十年の歩み』(1989年5月25日、長野放送発行)174pより。
  10. ^ 北日本新聞』1967年3月27日、1967年4月3日付各朝刊、テレビ欄。
  11. ^ 『河北新報』1968年5月5日 - 5月26日付朝刊、テレビ欄。
  12. ^ 『福島民報』1968年4月1日 - 9月30日付朝刊、テレビ欄。
  13. ^ 『福島民報』1968年4月3日 - 10月2日付朝刊、テレビ欄。
  14. ^ 『北日本新聞』1968年4月1日付朝刊、テレビ欄。
  15. ^ 鳥羽山照夫 (1998). イルカと一緒に遊ぶ本. 青春出版社. pp. 199-200. ISBN 4-413-08387-3. 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

フジテレビ系列 月曜19:00枠
前番組 番組名 次番組
渡辺 歌のゴールデンショー
(1966年4月4日 - 1966年5月30日)
わんぱくフリッパー(第1期)
(1966年6月6日 - 1967年3月27日)
マグマ大使
(1967年4月3日 - 1967年9月25日)
フジテレビ系列 月曜19:30枠
マグマ大使
(1966年7月4日 - 1967年3月27日)
わんぱくフリッパー(第1期)
(1967年4月3日 - 1967年9月25日)
怪獣王子
(1967年10月2日 - 1968年3月25日)
フジテレビ系列 月曜19:00枠
ちびっこ怪獣ヤダモン
(1967年10月2日 - 1968年3月25日)
わんぱくフリッパー(第2期)
(1968年4月1日 - 1968年9月30日)
せっかちネエヤ
(1968年10月7日 - 1969年3月31日)