カルノフ

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カルノフ
ジャンル アクション
対応機種 アーケード[AC]
ファミリーコンピュータ[FC、NES]
コモドール64[C64]
ZXスペクトラム[ZXS]
開発元 データイースト
発売元 AC:データイースト
FC:ナムコ
人数 1人(2人交互プレイ可能)
メディア AC:業務用基板
FC:ロムカセット
発売日 AC:1987年1月
FC:1987年12月18日(日本版)
NES:1988年(北米版)
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カルノフ』(KARNOV)は、1987年データイーストが発売したアーケードゲーム。ジャンルは横スクロールアクションゲームである。また、同作品の主人公および同社作品に登場するキャラクター。

概要[編集]

プレイヤーは主人公カルノフを操り、各面をクリアして宝の地図の破片を集める。口からの火炎攻撃のほか、マジックアイテムを入手して様々な特殊効果が使える。

神の使いとされるカルノフが中東風の世界を進むイメージは、説話集『千夜一夜物語』の「ランプの魔神」を意識したものと推測される。カルノフはゲーマデリック『ラップ de カルノフ』において「マンボズボンを履いた太ったおじさん」と説明されている。カルノフのフルネームは、ジンボロフ・カルノフスキー (Jinborov Karnovski) で、当時のデータイーストの常務だった神保という人物がモデルだったとされ、ナムコから販売されたファミコン版の説明書でカルノフのフルネームが公開されるや否や、その常務は烈火の如く怒り狂ったと当時の社員だった斉藤幸一は述べている。[1]

ストーリー
平和なクリアミナ王国に邪悪な魔物たちを率いる悪しき魔法使いが攻め込み、王国の平和は崩れ去ってしまった。その様子を嘆いた神は、一人の男に魔物軍団を討ち取るよう命令し、下界へと遣わした。
男の名はカルノフ。人間だった頃に悪行ばかり働いていたため罰を受け、天界の神の召使として転生させられていたのだった。果たしてカルノフは魔物軍団を討ち果たして自らの罪を償い、自由を得ることが出来るのか。(FC版のストーリー)
基本操作
1レバー、3ボタン。ボタンは攻撃、ジャンプ、アイテム使用。レバーで左右に移動し、梯子がある場合はレバーを上下に入れることで上り下りが出来る。攻撃は進行方向の左右のみ。ジャンプ中でも攻撃可能。アイテムはレバーを左右に入れることで画面下部のカーソルが移動するので、使いたいアイテムが点滅している時にボタンを押すことで使用可能。

敵との接触や弾を受けるとミスとなる。ミスした場合は面の進行度合いに応じて特定の位置まで戻される。この際、ストックしていたアイテムは消えずに残るがパワーアップは全て消失する。残り人数がなくなるとゲームオーバー。

全体的に非常にもっさりした動作のため、機敏な動きで敵を軽快に避けるということはできない。歩いている時には必ず足音が鳴る。

アイテム[編集]

アイテムは決まった場所に設置されており、取るとすぐに効果があるものと、スタックして任意のタイミングで使うものがある。赤い玉とマーク以外はスタックとなる。

赤い玉
ショットがパワーアップする。1つ取ると2連ショットとなり、正面と若干上がカバーされる。2つ取ると3連ショットとなる。単純に攻撃力が倍加されるため、ボス等に接近して撃ち込んで短期戦に持ち込む場合、パワーアップは必要不可欠となる。
Kマーク
100個集めるとカルノフが一人増える。死んでも0にならない。
移動速度が大幅にアップしジャンプ高度も増すが、ジャンプ速度は変わらない。
梯子
好きな場所で梯子を発生させることができる。梯子は下りた時にレバーを入れることで、回収し再スタックが可能。
爆弾
行く手を塞ぐ木や、壁などを破壊できる。
ブーメラン
一度しか使えないが、高威力を誇るブーメランを放つ。ブーメランはボス敵でさえも貫通する。使うとショットのレベルがリセットされる。
マスク
隠れたアイテムが見えるようになる。アイテムが隠れている場所に行くとアイテム欄が光り、この時に使用すると隠れたアイテムが出現するという仕組み。決まった場所でしか使えないうえ、1つしか持てない。
羽根
カルノフに羽根が生え、一定時間空中移動が可能になる。

移植作品[編集]

海外版
ダチョウのような生物に乗ったスケルトンや、火を吐く食人草等が追加されている。アイテム欄が下にある。発売はデータイーストの現地法人が行った。
ファミリーコンピュータ
発売はナムコ(後のバンダイナムコエンターテインメント)。2ポイントのライフ制になっている。裏技でコンティニュー(2回まで)、ステージセレクトが可能になっている。
LCDゲーム
開発は米国タイガーエレクトロニクス。日本での輸入販売はセガ(後のセガゲームス)。セガ・ゲームビジョンシリーズとして「セガカルノフ」のタイトルで発売。

他のゲーム作品に登場するカルノフ[編集]

後に発表されたデータイースト製のゲーム作品に主に敵キャラクターとして度々登場している。役柄は様々で、雑魚キャラクターとして大量に登場することもあれば、何の必然性もなくボスをしていることもある。

チェルノブ
「チェルノブはカルノフの従弟」という設定。ただし本当なのか後付けなのかは不明。
トリオ・ザ・パンチ
主に雑魚キャラクター。様々なバリエーションで登場する。
ファイターズヒストリー
最終ボス。続編の『ファイターズヒストリーダイナマイト』では、海外名「KARNOV'S REVENGE」としてタイトルにも昇格。
『ファイターズヒストリー』シリーズでの技
ファイヤーボール
飛び道具、口から吹いた炎で炎の玉を一瞬で作りつつ跳ね飛ばす。
ファイヤーブレス
飛び道具の一種で、大きな炎を口から吹くが飛ばない。上段と下段があり、使いようによっては対空技としても機能する。
スーパー100キック
ものすごいスピードで相手に飛びつつ詰め寄りながら無数の連続蹴りを繰り出す技。連続技の〆としても使える。
バルーンアタック
空中で使える技で、空気を大きく吸った瞬間に腹を風船のごとく大きく膨らませて相手を押しつぶす或いは体当たりする技。技の発動中はそのまま移動が可能で、相手を端に詰めているときに使えばある程度は体力を削れる。空中技の割には技後の硬直が短いので、そのまま地上での連続技に繋げられる技でもある。
はしご蹴り
『溝口危機一髪』で追加された技で、対空系の斜め飛び蹴り。見た目は連続回し蹴り(回し蹴り、後ろ回し蹴りと続く)のようである。
ある技中にスライディングをすると高速ワープをするバグ技があり「カルノフワープ」と呼ばれており、この技を使用している様子が、『ダイナマイト』の全国大会を収録したDVDに特典として収録されている。
ドラゴンニンジャ
1面ボスとして登場。
ヘラクレスの栄光4 神々からの贈り物
カルノフをモデルにした「ガルノー」というキャラが登場する。もちろん乗り移り可能。

脚注[編集]

  1. ^ ホビージャパン刊 『アーケードゲーマー vol2』 48頁

外部リンク[編集]