メトロクロス
| ジャンル | 横スクロールアクション |
|---|---|
| 対応機種 |
アーケード(AC) 対応機種一覧
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| 開発元 | ナムコ開発一部 |
| 発売元 | ナムコ |
| デザイナー | 岡本達郎 |
| プログラマー | 田中京太 |
| 音楽 | 大野木宜幸 |
| 美術 |
小野浩 粕川由紀 北原聡 |
| 人数 | 1 - 2人(交互プレイ) |
| 発売日 |
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| システム基板 | Namco Pac-Land |
『メトロクロス』(METRO-CROSS)は、1985年5月にナムコから稼働されたアーケード用横スクロールアクションゲーム[1]。
1986年12月16日にファミリーコンピュータに移植された[1]ほか、1997年2月28日発売のプレイステーション版『ナムコミュージアム Vol.5』、2009年11月5日発売のXbox 360版『ナムコミュージアム バーチャルアーケード』にも収録されている。他にも、MZ-700のほか、日本国外ではZX Spectrum、コモドール64、Atari ST、Amstrad CPC、にも移植されている。
また、携帯電話アプリゲームとして2003年にJ-フォンのJavaアプリにて配信されたほか、2008年にiアプリにて『メトロクロスWIDE版』として配信された。2015年にはファミリーコンピュータ版がWii U用ソフトとしてバーチャルコンソールにて配信された。
ゲーム内容
[編集]システム
[編集]| 画像外部リンク | |
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傷だらけのランナー(通称「オレ」、以下プレイヤーで記載)[2]を操作し、謎の地下通路に仕掛けられた様々なトラップ、障害物を乗り越えてスタート地点からゴール地点まで時間内に走破するのが目的。所狭しと並べられる障害物の配置が嫌らしく、高い反射神経を問われる[1]。
8方向レバーとジャンプボタン(FC版では十字キーとボタン)でプレイヤーを操作する。任意惰性横スクロール画面であり、レバーを左右に入れることで加速と減速を行う。後退も可能だが、少ししかできない。ジャンプすると障害物を飛び越えることができるが、同じ距離を走って移動した時に比べてジャンプ1回につき0.1秒タイムロスをする。
全32ラウンド(4ラウンド×8ステージ)で構成され、1ラウンド毎の制限時間内にクリア(走破)することが要求される。1ステージ中、1〜3ラウンドのクリア時の残り時間は4ラウンド(ステージ内の最後のラウンド)に合算され、4ラウンドに設定された残り時間が無くなった後にそれが減少する仕様となっている。それぞれのラウンドの残り時間(4ラウンド目では残り時間と前ラウンドまでの残り時間との合計)が0'10"0を切ると警告表示としてスパークが発生、時間切れ(アーケード版は0.0秒・ファミコン版は実質-0.1秒、表示上は0.0秒)になるとプレイヤーは感電してゲームオーバーとなる(アーケード版は床に着地したら感電、このためキューブに乗り続ける状態が維持できれば感電しない)。プレイヤーの行く手を阻む障害物や有利になるアイテムが存在するものの、時間切れ以外にゲームオーバーとなることは無い。全32ラウンドの障害物やアイテムの配置は常に同じなので、このマップ(配置)を記憶することがオールクリアの基本となる。ラウンド32をクリアするとエンディングが流れゲーム終了、FC版では周クリアデモの後、制限時間が1秒減となったラウンド1に戻るという難度上昇型ループ制(4ラウンド目は前ラウンドまでのタイムを含め、実質4秒少なくなる)となっており、5周目のラウンド9が物理的にクリア不可能な最終面[3]。
プレイヤーの「オレ」は、ヘルメットとサングラスに、全身ウェットスーツのような服を着て、赤いブーツを履いた独特の風貌で正式名称は設定されていない。本ゲームのデザイナーである岡本達郎がモデルとなっており、特徴のあるアゴ周りなどに岡本の風貌が反映されている。アーケード版インストではゲーム画面と同じ全身黄色のデザインで描かれている物と黄色ヘルメット+全身青で描かれている2バージョンがあり、アーケード版ポスターもまた全身が青、ファミコン版パッケージはゲーム画面とは異なるアゴの長くない顔で描かれている。
移植版
[編集]| タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| メトロクロス | ファミリーコンピュータ | ナウプロダクション | ナムコ | 512キロビットロムカセット[4] | ||
| Metro Cross | Amstrad CPC Atari ST コモドール64 ZX Spectrum |
Probe Software | U.S. Gold | フロッピーディスク | ||
| ナムコミュージアム Vol.5 | PlayStation | トーセ | ナムコ | CD-ROM | アーケード版の移植 | |
| ナムコミュージアム Vol.5 PlayStation the Best |
PlayStation | 廉価版 | ||||
| メトロクロス | J-フォン (Javaアプリ) |
ナムコ | ダウンロード (ナムコアプリキャロットJ) |
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| メトロクロスWIDE版 | iアプリ | バンダイナムコ | バンダイナムコ | ダウンロード (ナムコ・ゲームス) |
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| ナムコミュージアム バーチャルアーケード | Xbox 360 | DVD-ROM | アーケード版の移植 | |||
| メトロクロス | Wii U | ナウプロダクション | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
ファミリーコンピュータ版の移植 | ||
| メトロクロス | Nintendo Switch | B.B.スタジオ M2 |
ダウンロード | ファミリーコンピュータ版の移植 『ナムコットコレクション』のDLCとしてのリリース | ||
| エアロクロス | Windows | バンダイナムコ | D4エンタープライズ | ダウンロード (プロジェクトEGG) |
アーケード版の移植 タイトルを改題しての配信 2021年9月30日配信終了[11] | |
| メトロクロス | PlayStation 4 Nintendo Switch |
ハムスター(移植担当) | ハムスター | ダウンロード (アーケードアーカイブス) |
アーケード版の移植 |
なお、本作のリメイク作品として『エアロクロス』が開発されていた。ナムコ過去作のリメイク企画「ナムコジェネレーションズ」の一環で、PlayStation 3・Xbox 360向けに配信が告知されていたが、2012年に開発中止となった[16][17]。
スタッフ
[編集]評価
[編集]| 評価 | ||||||||||
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- アーケード版
- 1998年にそれまで発売されていたアーケードゲーム全てを対象に行われたゲーメストムック『ザ・ベストゲーム2』では「秀作ゲーム」として選定され、「数多くのアイデアがぎっしりと詰め込まれており、プレイヤーを飽きさせないほど多種多様に富んでいた」、「クラッカージャンプの心地よい音とスピード感は、当時にはない斬新な衝撃を与えてくれた」、「スケボーの乗り換えやゴールゲート越えなど隠しボーナスも多く、すべてが刺激的なゲームであった」とゲームシステムの革新性や効果音、ゲーム性などに関して肯定的に評価している[21]。
- ファミリーコンピュータ版
- ゲーム誌『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、18.95点(満30点)となっている[4]。
項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合 得点 3.23 3.06 3.17 3.08 3.08 3.33 18.95
関連項目
[編集]- ラブハンターしずる - 本作をベースにしたミニゲームを収録。
- ゲームセンターCX - 放送第154、155回で「有野の挑戦」に採用。
- さくら荘のペットな彼女 - 19話で登場。
脚注
[編集]- 1 2 3 富田林進一 編「メトロクロス」『死ぬ前にクリアしたい200の無理ゲー ファミコン&スーファミ編』マイウェイ出版、2018年10月10日、29頁。ISBN 978-4-86511-985-5。
- ↑ 『namco名作ゲーム集』(電波新聞社)218ページ。
- ↑ 該当するラウンド9は1周目のベストタイムがジャスト3秒(『メトロクロス完全必勝本〈ファミコン必勝本・フライデースペシャル〉』:1986年12月、JICC出版局・刊、ISBN 978-4880632667)なので、4周目になると0.0秒でしかクリアできない。これとは別にラウンド25は4周目となるとコンティニューを利用した裏技を使うか、アルミ缶を踏んでスペシャルブーツを取らないとクリア不可能。一方、ラウンド9は裏技の鍵となるアイテムがないのでそのような手段は使えない。
- 1 2 3 「5月10日号特別付録 ファミコンロムカセット オールカタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第9号、徳間書店、1991年5月10日、93頁。
- ↑ “ナムコ、J-フォン向けに「メトロクロス」「スターラスター」を配信” (日本語). ITmedia Moblie. アイティメディア (2003年7月31日). 2019年1月13日閲覧。
- ↑ “J-PHONEにスターラスター&メトロクロス追加” (日本語). SOFTBANK GAMES NEWS INDEX. ITmedia (2003年8月1日). 2019年1月13日閲覧。
- ↑ “iモードで『風のクロノア door to phantomile』が配信スタート” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA (2008年10月1日). 2008年10月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年1月13日閲覧。
- ↑ “メトロクロス|Wii U” (日本語). 任天堂ホームページ. 任天堂. 2019年1月13日閲覧。
- ↑ “『エアロクロス(アーケード版)』プロジェクトEGGにて緊急配信開始” (日本語). D4エンタープライズ (2020年12月18日). 2020年12月18日閲覧。
- ↑ ASCII (2020年12月18日). “アーケード版『エアロクロス』を「プロジェクトEGG」で本日から緊急配信開始!” (日本語). ASCII. KADOKAWA. 2020年12月18日閲覧。
- ↑ “プロジェクトEGG「ゼビウス(アーケード版)」「パックランド(PCエンジン版)」「エアロクロス(アーケード版)」「バトルシティー(コンシューマー版)」販売終了のお知らせ” (日本語). D4エンタープライズ (2021年9月22日). 2021年9月24日閲覧。
- ↑ “Switch/PS4『アケアカ メトロクロス』が8月18日に配信。スケボーやジャンプ台を駆使して、ゴールを目指すアクションゲーム” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA (2022年8月17日). 2022年8月18日閲覧。
- ↑ 清真 (2022年8月17日). “ナムコの横スクロールアクション「アーケードアーカイブス メトロクロス」8月18日配信決定!” (日本語). GAME Watch. インプレス. 2022年8月18日閲覧。
- ↑ maru (2022年8月17日). “PS4/Switch「アーケードアーカイブス メトロクロス」8月18日に配信開始。障害物を回避して時間内にゴールを目指す名作アクション” (日本語). 4Gamer.net. Aetas. 2022年8月18日閲覧。
- ↑ Gamer編集部 (2022年8月17日). “障害物を避けながらゴールを目指す横スクロールACT「アーケードアーカイブス メトロクロス」がPS4/Switch向けに8月18日より配信!” (日本語). Gamer. ixll. 2022年8月18日閲覧。
- ↑ “バンダイナムコ、PS3/Xbox 360「エアロクロス」 「メトロクロス」が“超進化”を遂げて復活!”. GAME Watch. インプレス. 2011年6月16日. 2012年12月6日閲覧.
- ↑ “プレイステーション3・Xbox 360 ダウンロード専用ソフト「エアロクロス」開発中止のお知らせ”. バンダイナムコゲームス. 2012年12月6日. 2012年12月6日閲覧.
- ↑ “Metro Cross for Amstrad CPC(1987)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2017年4月16日閲覧。
- 1 2 “Metro Cross for Atari ST(1987)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2017年4月16日閲覧。
- ↑ “Metro Cross for Commodore 64(1987)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2017年4月16日閲覧。
- ↑ 「ザ・ベストゲーム」『GAMEST MOOK Vol.112 ザ・ベストゲーム2 アーケードビデオゲーム26年の歴史』第5巻第4号、新声社、1998年1月17日、144頁、ISBN 9784881994290。
参考文献
[編集]- 『オール・アバウト・ナムコ』(電波新聞社) P.220 - 237(アーケード版)
- 『オール・アバウト・ナムコ II』(電波新聞社) P.414 - 415(ファミコン版)