スーパーチャイニーズ

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スーパーチャイニーズ
ジャンル アクションゲーム
対応機種 ファミリーコンピュータ[FC]
Wii Uバーチャルコンソール[VC]
開発元 カルチャーブレーン
発売元 [FC]ナムコ
[VC]カルチャーブレーン
人数 1~2人
メディア [FC]512キロビットロムカセット[1]
発売日 [FC]1986年6月20日
[Wii U・VC]2014年7月23日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
その他 ASIN B003NZZZ6I
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スーパーチャイニーズ』(SUPER CHINESE)は、カルチャーブレーンが発売したアクションゲームおよびそのゲームシリーズ。

概要[編集]

元はカルチャーブレーンの前身である「日本ゲーム」時代に開発したアーケードゲームチャイニーズヒーロー』だったが、ファミリーコンピュータ(以下、FC版)への移植にあたり改題された。この当時は正式に任天堂のサードパーティではなかった為、ナムコ(後のバンダイナムコエンターテインメント)が販売を請け負う形でリリースされた(同時期にナムコは複数の非サードパーティーとなっているメーカーのゲーム販売を請け負っていた)。タイトル画面に当時のブランド名である「マイクロアカデミー」の名称がナムコの名称と並んで使われている。

FC版は、平和なチャイニーズランドを襲った妖魔軍団をカンフー技で倒していき、さらわれたミンミン姫の救出を目指す内容。面クリア型のゲームで、規定の数の敵を倒すと次の面へ続く門が開く。4面クリアで次のエリアに移り、8つのエリアを攻略するとゲームクリアとなる。その後は2周目に突入しエリア数は "9-1" のように加算されていく。

2人協力プレイが可能で、1プレイヤーはジャッキー、2プレイヤーはリーを操作する。パンチ力の上昇や罠の看破など各種効果のあるアイテムを取得していくことでプレイヤーキャラクターは強化される。

北米では『KUNG-FU Heroes』(カンフーヒーローズ)というタイトルで88年に同社のグループ会社であるカルチャーブレーンUSAから発売された。

同社から発売されたゲームボーイ用ソフト『忍たま乱太郎GB』は、『スーパーチャイニーズランド2』及び『スーパーチャイニーズランド3』のゲームシステムを流用して開発されている。

操作方法[編集]

FC版
  • 十字ボタン
    • : 上方へ移動及び、上方へのパンチ、キック。
    • : 下方へ移動及び、下方へのパンチ、キック。
    • : 左方へ移動及び、左方へのパンチ、キック。
    • : 右方へ移動及び、右方へのパンチ、キック。
  • Aボタン : パンチを繰り出す。
  • Bボタン : 十字ボタンで方向を指定し、Bボタンを押すとその方向に、ムーンサルトキック(1回転キック)。
  • スタートボタン (START) : ゲームのスタート、中断に使用。
  • セレクトボタン (SELECT) : 1PLAYERか2PLAYERS(2人同時プレイ)の選択。

登場人物[編集]

ジャッキー
1P(ワンプレイヤー)が操作するキャラクター。赤い道着を着ている。
リー
2P(ツープレイヤー)が操作するキャラクター。青い道着を着ている。
ミンミン
妖魔軍団にさらわれたチャイニーズランドの王女。

敵キャラクター[編集]

カンフーコマンド
妖魔軍団の雑魚拳士。パンチ、キック、デュアル(両方を使える)の3タイプが存在する。後半からバッファローバイソンに取って代わられる。
イソギンチャック
パンチ系の技では倒すことが出来ない生物。後半から跳ねながら移動するタイプが登場し、こちらは光線を放つ。地形をすり抜けて移動可能。
デブゴン
長い槍を繰り出す太った男。後半から弾を発射するタイプが登場する。
ハカイダン
墓石の幽霊。プレイヤーに取り付き足止めする。後半から光線を放つタイプや透明になるタイプが登場する。地形をすり抜けて移動可能。
ガンマン
バズーカを持った砲撃手。弾丸を発射する。
プリンセスキャッツ
キャッツ族のプリンセス。浴びると一定時間、硬直してしまう石化光線を放つ。
バッファローバイソン
牛の角の生えたマスクをかぶった拳士。やはりパンチ、キック、デュアルの3タイプが存在する。ムーンサルトキックでは倒せず、パンチ力が低いとパンチでは倒せない。後半よりカンフーコマンドに代わって登場。
イナズマー
画面上を横切る稲妻。触れるとミスになる。倒せない。
ドラゴンマン
ドラゴンの顔をした竜一族の将校。口から弾を発射する。パワーボールで弱体化させるか、宝物を5個以上集めればホウケンでのみ倒せる。
バブリン
井戸から飛び出す火の玉。倒せない。パワーボールで無敵になっている間でも、触れるとミスになる。
ワイルドキャッツ
顔だけのキャッツ族の兵士。触れると弾き飛ばされる。ホウケンで切るか、パワーボールで弱体化させるか、岩をぶつければ倒せる。地形をすり抜けて移動可能。
メデューサキャッツ
プリンセスキャッツの母。口から弾を発射する。地形をすり抜けて移動可能。
ドラゴンヘッド
顔だけのドラゴン。宝物を5個以上集めればキックで倒すことができる。終盤のものはパワーボールで弱体化させるか、岩をぶつけないと倒せない。
ファイアードクロ
一定時間経つと出現する。キックで3回飛び越えると倒せる。地形をすり抜けて移動可能。
ドーラゴン
竜一族の主。宝物を5個以上集めればホウケンを5回命中させる事で倒せる。触れるとミスになる。地形をすり抜けて移動可能。
ダイブッチャン
面の上部に設置されている仏像。一部の面では弾を発射して攻撃してくる。倒せない。
ユニゴン
各エリアの最終面や一部の面で出現する巨大なモンスター。火の玉を発射する。上半身にパンチを5回命中させれば倒せる。地形をすり抜けて移動可能。出現中はバブリンとダイブッチャン以外の敵は出現しなくなる、一定時間を過ぎると撤退する。

各種アイテム[編集]

パワーアップアイテムが入っている宝箱や各種アイテムは、岩や氷などの障害物や特定の場所への攻撃や一定時間が過ぎると出現する。これらは攻撃を加えることで入手できるが、放置するとステージ内を一定時間漂い消滅する。

アイテム[編集]

宝箱
白い箱のマーク。中にはキャラクターをパワーアップできる宝物アイテムが入っている。
クェスチョンボール
白地にはてなマークの玉。取るとドル袋か×マークのどちらかに変化する。
ドル袋
$袋のマーク。5個集めるとエキストラボールが1個出現、6個集めAボタンとBボタンを同時入力するとパワーボールが出現する。
×マーク
紫地に×のマークの玉。集めたドル袋が0になってしまう。
エキストラボール
白地にEマークの玉。5個集めると1UPする。ドル袋を5個集める事によって出現する他、一部のステージに存在する、上に乗ると100万点がカウントされる浮き島に乗る事でも出現する(この場合、画面が光って点数がカウントされている間、出現したエキストラボールを取る毎にまた新しいエキストラボールが1つ出現する)。
パワーボール
赤地にPマークの玉。取ると一定時間BGMが変化し、全ての敵が青白くなり触れるだけで倒せてしまう無敵状態になる。あるステージでは、ドル袋を集めなくても特定の場所を殴ると出現する。
ガンボール
赤地にGマークの玉。取ると一定時間BGMが止まり、パンチを出した際に火の玉(ガン)を発射できるようになる。同時プレイの際には入手したプレイヤーのみ使用できる。使用中は敵が飛び道具による攻撃をしてこなくなる。
1UP
1UPのマーク。自機が増える。同時プレイの際には入手したプレイヤーのみ数が増える。
カギ
鍵のマーク。取ると一定時間BGMが変化し、ワープゾーンかボーナスステージへ行ける階段が出現する。

宝物[編集]

パンチアップ
拳のマーク。パンチの威力が上昇し、パンチで倒せる敵が増える。最大3まで。
ミラクルキック
Kのマーク。所持している数だけミラクルキックが使用できる。十字ボタンを押さずにキックボタンを押せば出る。同時プレイの際には入手したプレイヤーのみ数が増える。
マヨケA
白地の卍マーク。ハカイダンに取り付かれても離れやすくなる。
マヨケB
赤地の卍マーク。プリンセスキャッツの石化光線を浴びた際の硬直時間が短縮される。
マキモノA
白い巻物マーク。プリンセスキャッツやメデューサキャッツをパンチでも倒せるようになる。
マキモノB
赤い巻物マーク。ユニゴンの動きが遅くなる。
カガミ
鏡のマーク。イナズマーやハカイダン・イソギンチャックの光線を正面を向いた時に反射できるようになる。
ジュズ
白い数珠のマーク。一部の面に登場する透明なハカイダンが見えるようになる。
サケ
酒瓶のマーク。ドーラゴンの動きが遅くなる。
ホウケン
刀のマーク。ドラゴンマンやドーラゴンを倒せるようになる。十字ボタン+Aボタン+Bボタンで装備できる。
スイショウダマ
黄色い玉のマーク。ダイブッチャンが放つ弾の数が減る。
ロウソク
蝋燭のマーク。落とし穴の場所が見えるようになる。

特殊ステージ[編集]

主にアイテムの鍵を取り出現する階段に触れることで進めるステージ。ボーナスステージかワープポイントかは面によって決められている。なお、階段は一定時間経つと消滅する。

ボーナスステージ
制限時間内に真横から放たれる弾丸を避けながらリンゴ(1000点)の数を競うステージ。リンゴを取るとボーナスポイントが蓄積され、タイムアップ後にポイント分だけ更に1000点追加される。ミラクルキックは残数を減らすことなく使用可能だが、弾丸に当たるか池に落ちると強制的にタイムアップとなる(なお、自機は減らない)。エキストラボールも頻繁に出現する。ここで出現するエキストラボールは、通常ステージで入手したエキストラボールとは別にカウントされ、ボーナスステージが終了すると0になる。
また、ハートの数を競うステージもあり、この場合は赤いハート(1万点)と青いハート(10万点)が出現する。
ワープポイント
2種類の井戸からそれぞれのエリアへとワープ出来る。時間制限があり、タイムアップになると元の面に戻される。なお、一部の面でワープの井戸と同じ形状の井戸が登場するが、これは池などと同じトラップで、触れると1人ミスとなる。
ブレイクタイム
特定のステージの、特定の岩を破壊すると突如発生する休憩時間。50万点追加される。

評価[編集]

ファミリーコンピュータMagazineの読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、30点満点中19.68点となっている[1]

項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合
得点 3.41 3.70 3.02 3.13 3.14 3.28 19.68

シリーズ[編集]

アーケード
  • チャイニーズヒーロー(1984年10月、タイトー販売)
  • VSスーパーチャイニーズ(ナムコ販売)
ファミリーコンピュータ
スーパーファミコン
ゲームボーイ
  • スーパーチャイニーズランド(1990年4月20日)
  • スーパーチャイニーズランド2(1991年11月29日)
  • スーパーチャイニーズランド3(1995年1月13日)
  • スーパーチャイニーズランド1・2・3´(1996年9月13日)
  • スーパーチャイニーズファイターGB(1996年12月28日)
ゲームボーイカラー
  • スーパーチャイニーズファイターEX(1999年12月24日)
ゲームボーイアドバンス

関連書籍[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b 「5月10日号特別付録 ファミコンロムカセット オールカタログ」、『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第9号、徳間書店1991年5月10日、 30頁。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]