スカイキッド

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スカイキッド
ジャンル シューティングゲーム
対応機種 アーケード[AC]
ファミリーコンピュータ[FC]
スーパーカセットビジョン[SCV]
Wiiニンテンドー3DSバーチャルコンソール)[VC]
開発元 ナムコ(現・バンダイナムコゲームス)
発売元 [AC][FC]ナムコ(現・バンダイナムコゲームス)
[SCV]エポック社
人数 1~2人
メディア [FC]512Kbitカセット
[SCV]512Kbitカセット
発売日 [AC]1985年12月
[FC]1986年8月22日
[SCV]1986年12月
[Wii VC (FC版)]2008年4月1日
[Wii VC (AC版)]2009年7月7日
[3DS VC]2013年4月10日
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スカイキッド』 (SKYKID) は、ナムコ(現・バンダイナムコゲームス)が1985年12月に発表したアーケードゲーム

続編の『スカイキッドDX』(スカイキッドデラックス、1986年4月発表、以下DX)についても本項で述べる。

内容[編集]

擬人化した世界『バードランド』で、若き飛行機乗りの『レッドバロン』(1P)と『ブルーマックス』(2P)が、敵軍『メカズキン』と戦うというストーリー。

横画面横スクロールのステージクリア型シューティングゲーム。同ジャンルでは通常、背景が「右から左へ」強制スクロールすることが多いが、本作は背景が「左から右へ」強制スクロールする珍しいシステムを採用している。また、同社製のアーケードゲームでは初めて2人同時プレイシステムも採用されている。

ステージ中にある攻撃目標を爆撃し、基地に帰還する事が目的である。建物や崖に激突したり、地面・水面に墜落するとミスになるが、墜落の途中で復活することも可能(後述)。

全21ステージ(DXはさらに4ステージ追加)で、最終ステージの空中戦艦を爆撃するとエンディング画面が表示されて強制的にゲーム終了となる。

スカイキッドとDXの違いは以下の通り。

  • DXはX1〜X4の4ステージが追加。X1とX3では雪が降るステージとなっている。
  • DXではかみなり坊や、太陽などのキャラクターが追加。
  • 波形メモリ音源の他に、DXではBGMにFM音源YM2151)も使用。曲もアレンジされている。
  • 使用基板の違い(スカイキッドはドラゴンバスター用、DXはSYSTEM 86)。

元々ファミリーコンピュータ(ファミコン)への移植を前提としており、そのため移植した際のスペック差が生じないように作られている。

操作方法[編集]

8方向レバー、2ボタン(ショット、宙返り)で飛行機を操作する。基本的に1P側、2P側ともキャラの性能は変わらない。

ショット
ショットは前方のみ発射出来るが、射程距離が短く、上下移動中は発射方向が傾くため、命中させるにはテクニックが必要。
宙返り
宙返りはレバー方向に応じた動きをする。また、宙返り中は敵機の攻撃を受けない。本作の飛行機は移動速度が遅いため、回避行動の要といえる。
爆弾
攻撃目標の爆撃用に各ステージに最低1個、爆弾がフィールド上に落ちており(登場前に「GET THE BOMB!」と表示)、低空飛行によって回収出来る。攻撃目標への攻撃には爆弾を投下しなければ爆撃出来ない(特攻でも爆撃出来るがミスとなる)。ただし、攻撃目標の中央に爆弾を落とす必要があり、端に当たっても爆撃扱いとならない。
爆弾の投下は宙返りボタンによって行われる。つまり、宙返りによる回避や敵の攻撃による墜落は爆弾を捨てる事となり、慎重なプレイが求められる。ただし、攻撃目標を破壊できなくても(最終ステージを除き)基地に帰還すればステージクリアとなり、得点以外のペナルティがあるわけではない。最終ステージは攻撃目標を破壊する事でクリアとなるので、爆撃に失敗するとミスが確定する。
墜落
敵から攻撃をうけた時には墜落するが、地面に激突する前にレバーを上に入れながら宙返りボタンを連打すると復帰し、ミスとはならない。攻撃をうけた回数が多くなるほど復活に必要な連打数が増し、また地上まで距離が短いと復帰は難しい。なお、この時に爆弾を持っていた場合はその爆弾を落としてしまう。
ステージ最後に出る着地地点(「\swarrow LAND HERE!」と表示)を通過してしまった場合は「FUEL EMPTY」となり墜落してしまう。このときはいくらボタン連打しても絶対に復帰できない。
なお、1人プレイ時はミスするとある程度戻された復活地点からの再スタートとなる。2人プレイ時に一方がミスをした場合は、もう一方のプレイヤーが次の復活地点に到達した時点で再スタートするという仕様となっている。一人が着陸してもう一人が着地地点を通過してしまい墜落した場合も含めて、ステージ最後の復活地点を過ぎた後のミスの場合は、復帰地点は次のステージの開始時点となる。また、2人ともにミスをした場合は1人プレイ時同様の戻り復活となる。
なお、復活地点からの再スタートへの注意を促すためにカウントダウン音及び準備を促す表示が出るようになっている。
神風特攻
最終ステージの攻撃目標、空中戦艦は爆撃すると5万点が入ってALLクリアとなるが、爆撃と同時に自爆することで残機がある限り繰り返しこの5万点を取ることができる。アーケード版のみの稼ぎ技でファミコン版では出来なくなっている。
アーケード版DXでは基板により、これをやってもALLクリアになるバージョンがある。さらにアーケード版は基板によっては爆弾を持ったまま空中戦艦の中央部に突入しても自爆するだけで爆撃にならないバージョンもあり、この場合は突入寸前で落下させてから自爆しなければいけない。また2人プレイ時は一方が残機があるとクリアになってしまうため、特攻の実行前に一方がゲームオーバーになっていなければならない。

他の作品への影響[編集]

2001年同社より発売された『ACE COMBAT 04 shattered skies』ではサイドストーリー中の酒場の名前に「CAFE PUB&RESTAURANT SKY KID」とある。続編の『エースコンバット5』では登場人物の部屋に貼られていたポスターに「SKI KID」の文字がある。果ては『エースコンバット6 解放への戦火』では味方として「スカイキッド」「レッドバロン」「ブルーマックス」というTACネームのパイロットが登場している。

同じく2001年にソニー・コンピュータエンタテインメントより発売された『スカイガンナー』にはレバーとボタン連打による復活システムが本作へのオマージュとして盛り込まれている。また開発初期では登場キャラが全員鳥を擬人化したデザインで、これも本作の影響を受けていると開発者が語っている。

ゲームのBGMはナムコの小沢純子作曲による行進曲である。この曲は他のゲームの曲と共に『太鼓のマーチ』という編曲で同社の太鼓の達人シリーズで選曲できる。また、かつてはプロ野球大阪近鉄バファローズ吉田剛選手や前田忠節選手の応援歌として使われ、学生野球でも応援歌として使用している学校がある(実際に、『ファミスタ'93』で吉田が打席に入った際にこの曲が流れる仕様が入っていた)。『スーパーファミスタ2』と(ゲームボーイ版)『ファミスタ3』~『ファミスタ4』・『ワンダースタジアム』では、架空チームナムコスターズのテーマ曲として使われていたこともあった。

収録作品、移植[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 次作の「スーパーゼビウス ガンプの謎」以降からは、ナンバリング表記はなし。

外部リンク[編集]