東急レクリエーション

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株式会社東急レクリエーション
Tokyu Recreation Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報
東証スタンダード 9631
2022年12月29日上場廃止
本社所在地 日本の旗 日本
150-0031
東京都渋谷区桜丘町24番4号
第5富士商事ビル
設立 1946年(昭和21年)6月15日
(新日本興業株式会社)
業種 サービス業
法人番号 8011101014005 ウィキデータを編集
事業内容 映像事業
ライフ・デザイン事業
不動産事業・マスターリース
代表者 菅野信三(取締役社長)
資本金 70億万2,800万円
2019年12月31日現在)
発行済株式総数 6,387,494株
売上高 連結:328億6百万円
単独:312億73百万円
(2019年12月期)
営業利益 連結:18億27百万円
単独:17億70百万円
(2019年12月期)
経常利益 連結:17億55百万円
単独:17億15百万円
(2019年12月期)
純利益 連結:7億3百万円
単独:6億75百万円
(2019年12月期)
純資産 連結:282億24百万円
単独:279億78百万円
(2019年12月31日現在)
総資産 連結:462億64百万円
単独:457億73百万円
(2019年12月31日現在)
従業員数 連結:475名
単独:369名
(2019年12月31日現在)
決算期 12月31日
主要株主 東急 100%
(2023年1月1日現在)
主要子会社 ティーアール・サービス
関係する人物 岡田茂(元社長)
佐藤進(元社長)
佐藤仁(元社長)
外部リンク https://www.tokyu-rec.co.jp/
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株式会社東急レクリエーション(とうきゅうレクリエーション、英称:Tokyu Recreation Co., Ltd.)は、映画興行や不動産業を手がける東急グループの企業である。シネマコンプレックス(シネコン)の109シネマズなどを展開している。

沿革[編集]

新日本興業株式会社[編集]

  • 1946年6月15日 - 新日本興業株式会社として設立。
  • 1946年8月 - 四日市市にキャピトル劇場を開業。
  • 1949年5月 - 東京証券取引所に株式上場。
  • 1949年10月 - 池袋東洋株式会社を合併。
  • 1951年10月30日 - 東京急行電鉄、新宿歌舞伎町に東京製氷株式会社(東京スケート)を設立。アイススケートリンクを経営。
  • 1953年12月31日 - 新日本興業株式会社、東京製氷株式会社(東京スケート)を合併し、東急グループ入り。
  • 1956年12月1日 - 上記アイススケートリンクを撤去し、跡地に新宿東急文化会館を建設。
  • 1966年11月1日 - 新日本興業株式会社、株式会社東急文化会館を合併。

株式会社東急文化会館[編集]

  • 1956年5月15日 - 東京急行電鉄、株式会社東急文化会館を設立
  • 1956年12月1日 - 株式会社東急文化会館、渋谷に「東急文化会館」を開業
  • 1957年1月19日 - 上野東急設立。下谷元黒門町(上野駅前)の映画館・上野東急を経営。
  • 1960年3月1日 - 株式会社東急文化会館、泰西映画を合併。洋画の輸入ならびに配給事業に進出。
  • 1966年8月1日 - 株式会社東急文化会館、上野東急を合併。
  • 1966年11月1日 - 株式会社東急文化会館、新日本興業株式会社に合併される。

株式会社東急レクリエーション[編集]

  • 1969年3月26日 - 新日本興業株式会社が、株式会社東急レクリエーションに商号変更[1]
  • 1973年6月 - ホテル事業に進出。8月広島東急イン、同年10月に熊本東急インを開業。
  • 1982年12月4日 - 上野とうきゅうビルの営業開始(上野東急をリニューアルオープン)
  • 1988年4月 - 池袋とうきゅうビルの営業開始(池袋東急をリニューアルオープン)
  • 1996年3月 - 「とうきゅうボウル」の営業開始(湘南とうきゅうボウル)
  • 1996年9月 - 株式会社ティーアール・フーズ(現・連結子会社)設立
  • 1997年4月 - 株式会社ティーアール・サービス(現・連結子会社)を設立
  • 1998年4月 - 「109シネマズ」の営業開始(109シネマズ港北)
  • 2002年8月 - 「フットボールコミュニティー」の営業開始(フットボールコミュニティー越谷)
  • 2002年11月 - 「スーパー銭湯 美しの湯」の営業開始
  • 2003年6月 - 渋谷東急文化会館閉館
  • 2006年6月 - 相鉄ローゼン株式会社から「相鉄ムービル」(現・ムービル)の運営を継承。
  • 2007年10月 - 株式会社東北新社と、映画配給事業の合弁会社・株式会社ゴー・シネマ設立
  • 2011年5月 - 東京急行電鉄からの事業譲渡により、流行発信ショップ「ranKing ranQueen」(ランキンランキン)の運営を継承。
  • 2011年12月25日 - 池袋東急閉館。
  • 2012年4月26日 - 渋谷東急文化会館跡地に「渋谷ヒカリエ」開業。(運営は東急レクリエーションではない)
  • 2012年4月30日 - 上野東急閉館。
  • 2013年5月23日 - 渋谷東急閉館。
  • 2014年8月3日 - 丸の内ルーブル閉館。
  • 2014年12月31日 - 新宿ミラノ1・2・3、シネマスクエアとうきゅう閉館。
  • 2015年1月25日 - 109シネマズMM横浜閉館。
  • 2016年3月17日 - 東京急行電鉄が株式公開買付け自己株式処分の引受により、持株比率を直接48.91%、同社子会社保有株式を含め50.10%とし、親会社となる[2]
  • 2019年2月28日 - コンビニエンスストア事業から撤退[3]
  • 2022年12月29日 - 上場廃止[4]
  • 2023年1月1日 - 株式交換により、東急の完全子会社となる[4]

事業[編集]

映像事業[編集]

かつて運営していた映画館[編集]

ライフ・デザイン事業[編集]

かつて行っていた事業[編集]

不動産事業・マスターリース[編集]

歴代社長[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 沿革”. 東急レクリエーション. 2023年2月15日閲覧。 “1969年3月26日 社名変更「株式会社東急レクリエーション」に社名変更”
  2. ^ 親会社及びその他の関係会社の異動に関するお知らせ
  3. ^ 事業の一部の廃止に関するお知らせ 東急レクリエーション 2018年12月14日
  4. ^ a b “東急、株式交換で東急レクリエーションを完全子会社化”. ロイター通信. (2022年9月14日). https://jp.reuters.com/article/tokyu-share-exchange-idJPKBN2QF0G6 2022年9月15日閲覧。 
  5. ^ シネマ・リオーネ古川”. 港町キネマ通り (2017年8月). 2021年6月28日閲覧。
  6. ^ 「池袋東急」の閉館について - 東急レクリエーションニュースリリース(2011年9月20日)
  7. ^ このため丸の内ルーブルで2011年4月期に封切られた『少年マイロの火星冒険記 3D』は池袋東急で上映されず、『八日目の蝉』に差し替えられる等、晩年は上映番組の変更が目立った。
  8. ^ 『エニタイムフィットネスセンター竹の塚店』開業に関するお知らせ(2015年3月3日)
  9. ^ 『エニタイムフィットネスセンター相模原店』開業に関するお知らせ(2015年4月10日)
  10. ^ 名称変更のお知らせ ホテル東急ビズフォートは「東急REIホテル」へ名称変更いたします。(2015年1月15日)
  11. ^ スーパー銭湯「美しの湯」閉店のお知らせ(2011年4月8日)
  12. ^ 東急フィットネスクラブ「AXIA取手」閉鎖のお知らせ(2014年9月30日)
  13. ^ 布村建「極私的東映および教育映画部回想」『映画論叢』2014年7月号、国書刊行会、13–14頁。 
  14. ^ 「岡田茂 年譜」『文化通信ジャーナル』2011年6月号 VOL.51、文化通信社、36–37頁。 
  15. ^ 第134期定時株主総会招集ご通知東京急行電鉄、10頁。
  16. ^ 文化通信『インタビュー:佐藤仁東急レクリエーション代表取締役社長』2007年6月20日IRBANK・東急レクリエーション 役員の状況

外部リンク[編集]