越後交通

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越後交通 株式会社
Echigo Kotsu Company, Limited
Echigo Kotsu Company, Limited Logo.jpg
E.K.K SUBARU 5E.jpgEchigokotsu134.JPG
一般路線車と県外高速路線車
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 E.K.K
本社所在地 日本の旗 日本
940-2108
新潟県長岡市千秋二丁目2788番地1
千秋が原ビル3階
設立 1914年3月3日
業種 陸運業
法人番号 1110001022221
事業内容 旅客運送事業、一般旅行業、不動産業など
代表者 代表取締役社長 田中直紀
資本金 5億750万円
発行済株式総数 1,015万株
売上高 連結:224億9,100万円
単体:69億2,800万円
(2015年3月期)
経常利益 連結:7億2,300万円
単体:1億4,400万円
(2015年3月期)
純利益 連結:101億7,000万円
単体:6億700万円
(2015年3月期)
純資産 連結:75億8,000万円
単体:22億8,700万円
(2015年3月31日現在)
総資産 連結:229億3,300万円
単体:92億8,900万円
(2015年3月31日現在)
従業員数 連結:902人
単体:335人
(2015年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 浦浜開発 (13.04%)
田中 直紀(11.72%)
田中角榮記念館(8.17%)
田中眞紀子(6.40%)
主要子会社 南越後観光バス
越後交通物産など
関係する人物 田中角栄
田中眞紀子
田中直紀
外部リンク www.echigo-kotsu.co.jp/
特記事項:上記は第135期有価証券報告書による
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越後交通株式会社(えちごこうつう)は、新潟県長岡市に本社を置くバス会社。新潟県中越地方を中心に路線網を持つ。愛称はEKK (Echigo Kotsu Kabusikigaisha)。かつて、元首相田中角栄が社長を務め、現在も田中家が主要株主であることで知られる。かつては鉄道事業も行っていた。

沿革[編集]

営業所[編集]

グループ各社の営業所・車庫は一部を除き、行先上は「車庫」とされるケースが多い(例:小千谷車庫など)。

越後交通[編集]

越後交通 栃尾営業所(栃尾車庫)
  • 本社営業所
  • 東長岡営業所(悠久山公園)
  • 小千谷営業所(小千谷車庫)
  • 十日町営業所(十日町車庫)
  • 栃尾営業所(栃尾車庫)
  • 柏崎営業所(出雲崎車庫・岡野町車庫の車庫機能は2018年に入って廃止)
  • 三条営業所

(このほかに長岡駅東口にも単独の車庫がある)

長岡駅東口に所在する車庫

三条営業所所属の車両のみ新潟ナンバー登録。

南越後観光バス[編集]

南越後観光バスの一般路線車両
  • 本社(六日町)営業所
  • 小出営業所
  • 津南営業所(大割野車庫)
  • 湯沢車庫

(乗り入れの関係で越後交通十日町車庫を共用している)

かつて存在した系列会社[編集]

北越後観光バス[編集]

  • 本社(柏崎)営業所(越後交通柏崎営業所構内)
  • 長岡営業所(越後交通栃尾営業所構内、2008年4月に越後交通北長岡営業所構内より移転)
  • 小千谷営業所(越後交通小千谷営業所構内)

他に十日町・岡野町・出雲崎・見附に案内所・車庫を持つ。

2017年10月1日付で越後交通と対等合併し、越後交通を存続会社としたため消滅。

越後交通県央観光[編集]

  • 本社(三条)
  • 寺泊車庫

1998年1月29日に越後交通から分社化され、越後交通(旧)三条営業所が管轄していた県央地域の乗合バス事業を引き継いだ。

ただし、長岡駅 - 中之島 - 今町 - 東三条駅線は引き続き越後交通が運行を担当していた。

2008年7月1日付けをもって越後交通に再併合された。同時期に北長岡営業所が廃止された事に伴い、再設置された越後交通の三条営業所に全ての路線を移管した。

バスロケーションシステム[編集]

越後交通では、バスの位置情報をインターネット上で配信する独自システム「Bus-Visionながおかバスi」(旧称:中越バスi)が長岡市内を走るすべての路線車両に導入されている。[1][2]正式名称は長岡市総合交通案内システムで、導入に当たっては長岡市都市整備部交通政策課が所有するGPS装置をバスの各車両に取り付けることで運用されている。運行情報や車両位置については、「バスのドアが閉まったタイミング」もしくは「次停留所の案内放送が車内で流されるタイミング」[1]でリアルタイムに更新されている。なお、このシステムは首都圏などの都心部を中心に広く普及している、バス停留所などにロケーションシステムを内臓しているものとは大きく異なるため注意されたい。(詳細についてはバスロケーションシステムと公式ホームページを参照されたい)

GPS装置(クラリオン製)には長岡市備品のステッカーが貼付されている

バスの特徴[編集]

  • 路線バスは大型4メーカー全ての車両を導入している。貸切車両は三菱ふそう日野自動車製を、県内高速線用は三菱ふそうを中心に日野・いすゞ製の車両も導入している。
  • 県外高速線のうち、東京線(新潟 - 東京線、上越・柏崎 - 東京線)用はほとんどが日産ディーゼル工業(現:UDトラックス)製だが、最近では三菱ふそう製の車両も導入。三条・長岡・柏崎 - 京都・大阪線用には日野製の車両を導入している。
  • 路線車は1980年代末までは営業所毎に以下のように主力メーカーが決まっていた。
    • 本社営業所・小出営業所・六日町営業所 - 三菱ふそう
    • 北長岡営業所(当時)・東長岡営業所・三条営業所・寺泊営業所・小千谷営業所 - いすゞ
    • 栃尾営業所・見附営業所(当時)・柏崎営業所・十日町営業所 - 日野
  • 日産ディーゼル製は路線・貸切とも1980年代前半までは導入しなかったが、1985年の新潟 - 東京線開業時に初めて採用し、1990年代に入ってからは一般路線用にも導入されている。

1990年代に入り、日産ディーゼル車が導入されるようになってからとほぼ同時に、これまでの「一営業所=同一メーカー」の形態をやめ、多種多様なメーカーの車輌が各営業所に配属されるようになった。

  • いすゞの路線自社発注車は、2000年にエルガが発売される前までは純正車体(キュービック)ではなく、富士重工製の5E・7E・8E車体を採用していた。[3]なお、富士5Eが導入されるまでのいすゞ車は北村製作所製の車体を採用していた。
  • 1990年代後半からは長岡地区(市町村合併前の旧:長岡市中心部)を中心にノンステップバスなどの新車導入を推進する一方で、2000年代後半に入ってからは他の事業者から中古車両の購入も積極的に行っている。子会社および合併に伴い子会社から越後交通に継承された車両では東急バスグループを中心に、越後交通本体では全国各地の事業者など多方面に渡るバス会社から中古車両を購入している。
  • 路線バスは夜行の高速バスを除き、基本的にワンマン運行である。かつては後ろ乗りが一般的であったが、現在は一部の移籍車両を除き、中乗り・前降りの運賃後払い方式である。
  • 路線バスの運賃表示器は近年まで紙製の運賃表が落ちてゆく旧式のものを使用していたが、現在はすべてデジタル式に入れ替えられており、2016年導入車以降はレシップ社製の液晶運賃表を採用している。*近年まで、新潟県内の路線バス事業者の中で、大型4メーカーの車両を保有している唯一の事業者だった。(現在は越後交通グループほどの台数はないが、頸城自動車グループも4メーカーを保有している)
  • 運賃表示機はレシップ、運賃箱は小田原機器、車内放送装置はレゾナント・システムズを採用しているが、合成放送と共に南越後観光バスでも使用されている肉声放送も使用されている。
整理券発券機
旧式の運賃表示器(現存しない)
LEDタイプの運賃表示機(大型)
2016年導入車(新車・移籍車)より採用されている運賃表(レシップ製)

カラーリング(塗色)[編集]

  • 路線バスはシルバー色に赤色のラインが入ったものである。これはかつて東急グループ傘下だったかつての中越バスの塗色を踏襲している。
    • 越後交通の路線車のカラーリングは東急バスの塗装と瓜二つであることから、東急バスの中古車を社名表記のみ変えた状態で走らせていることが、南越後観光バスや北越後観光バスから継承された車両を中心に少なからずある。
    • 1997年からは長岡の中央循環(くるりん号)や柏崎市内循環(かざぐるま号)など専用塗色を施した車両や全面広告バスも登場している。
  • また、かつて貸切車両で使用していた旧塗色が地域子会社の一部車両(貸切車両・路線車両とも)に残存しており、白地に車体横のウインドウ下に薄紺の4本ラインを施している。側面後方には「越 後 交 通」と社名表記(所属によりイタリックの「南越後観光」などとなる)を記し、窓上部に「ECHIGO KOTSU」の表記が入っている(ローマ字表記のない車両もある)。一部の沿線住民やバスファンは、このデザインがたばこハイライトのパッケージに似ていることから「ハイライトカラー」などと呼ばれ親しまれている。
  • 現在の貸切用車両および三条・長岡・柏崎 - 京都・大阪線以外の高速路線用車両は、シルバーメタリック地に濃紺・白・赤の3本線が入り、車体横部には「ECHIGO KOTSU」と社名表記を金色のローマ字で記している。
  • 長岡・柏崎 - 京都・大阪線開設時に新車で購入した車両(日野・セレガ)は上記の塗色とは異なったデザインを採用した。車体には紺をベースとして車体後部に黄色のラインが入り、側面中央には白の活字体で「越後交通」の文字を大きく記している。
    • なお、同路線を開設するまで独立3列シート車を所有していなかったことから、南海バスより予備・続行便用車両(三菱ふそう・エアロクイーン)を1台譲り受け、こちらは南海バス・サザンクロス号の塗色[4]のまま、社名表記のみ変更して使用していたが、2011年5月頃に上記の貸切・高速用デザインに塗り替えを行った。(廃車のため現存せず)

高速バス[編集]

現在高速バスは県外線3路線、県内線4路線を運行している。高速バスは一般路線車同様に県内線・県外線の全線でGPSによるバスロケーションシステム「にいがたバス-i」が導入されている。

各路線に括弧書きで示すのは、運行車両が所属しかつ運行業務を担当している営業所の名称。下段は共同運行を行うバス事業者である。

県外線[編集]

県内線[編集]

新潟交通と共同運行。
新潟交通、頸城自動車と共同運行

運行エリア[編集]

現在は主に長岡市・(旧)栃尾市十日町市(一部)・柏崎市小千谷市(一部)・見附市三条市を運行エリアとしている。(2017年以降は北越後観光バスから運行路線を全て継承している)

魚沼地方全域はすべて南越後観光バスの運行エリアとなっている。

  • 主に大手口を発着する路線で長岡から各地(長岡 - 小千谷・長岡 - 柏崎など)を結ぶバスを「郊外線」、合併前の長岡市中心部のみを結ぶバスを「市内線」と呼んでいる。
  • 【急行】と付いている路線でも近年のダイヤ改正で長岡市内を中心に元々は停車しなかった停留所にも新たに停車する路線が増えている。
  • 【急行】長岡 - 十日町線と【急行・快速】長岡 - 柏崎線には高速バスで使われる車両が高速バスの間合い運用として使われることがある。柏崎線の場合は西山・刈羽経由の【急行】に使われることが多い。
  • 【急行】の場合、バスの正面に逆台形の赤字で書かれた木製の急行プレートを付けていたこともあった。

広報活動[編集]

グループ企業[編集]

地域子会社[編集]

かつては越後交通・県央観光北越後観光バスもあったが、前者は2008年7月1日をもって、後者は2017年に越後交通と合併し消滅している。

その他[編集]

  • 長鐵工業株式会社(建設業、砂利販売業)
  • 越後交通物産株式会社(石油販売、タイヤ、自動車部品販売)
  • 越後交通整備株式会社(自動車整備)
  • 越後ビルサービス株式会社(建物内清掃、ビルメンテナンス)
  • 株式会社カンコー(広告業、タクシー、保険代理業)
  • 株式会社越後交通鉄工所(鋼構造物製造業)
  • ネッツトヨタ越後株式会社(トヨタ系自動車販売店)

出資比率のきわめて高い放送事業者[編集]

越後交通は、長岡鉄道時代の社主だった田中角栄が郵政族議員だった背景もあり、県内の民放各局に出資している。また会社組織を立ち上げる際には、役員の人選等にも影響を与えていた。

かつて行っていた事業[編集]

鉄道事業[編集]

野球場[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b ながおかバスi”. 越後交通株式会社. 2018年4月13日閲覧。
  2. ^ バス位置情報配信システム「ながおかバスi」長岡市総合交通案内システム”. 長岡市. 2018年4月13日閲覧。
  3. ^ これは、万一フロントガラスを破損した際、1枚ガラスの純正車体よりも、2枚分割ガラスの富士重工製車体の方が修理コストが安く済むからである。
  4. ^ 詳細は南海バス#高速・空港路線車の項を参照。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]