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中央 (中野区)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 関東地方 > 東京都 > 中野区 > 中央 (中野区)
中央
町丁
中野坂上駅
地図北緯35度42分00秒 東経139度40分22秒 / 北緯35.699989度 東経139.672653度 / 35.699989; 139.672653
日本の旗 日本
都道府県 東京都の旗 東京都
特別区 中野区
人口情報2023年(令和5年)1月1日現在[1]
 人口 29,612 人
 世帯数 19,538 世帯
面積[2]
  1.142053445 km²
人口密度 25928.73 人/km²
郵便番号 164-0011[3]
市外局番 03(東京MA[4]
ナンバープレート 練馬
ポータルアイコン ポータル 日本の町・字
ポータルアイコン ポータル 東京都
プロジェクト 日本の町・字
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鍋屋横丁
杉山公園
住友中野坂上ビル
中野坂上サンブライトビル

中央(ちゅうおう)は、東京都中野区にある地名であり、現行行政地名は中央一丁目から中央五丁目。住居表示実施済区域。

概要

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中野区のほぼ中央部に位置する。東部は神田川を境に新宿区北新宿に接する。南部は青梅街道を境に中野区本町に接する。北部は大久保通りを境に中野区東中野中野に接する。西部は杉並区高円寺南に接している。地域内を中野通り山手通りが縦貫している。

いわゆる、木賃ベルト地帯の一角でもあり、幹線道路沿いを除けば住宅街となっているところが多い。一戸建てのほかマンションアパートも多く見られ、一人暮らしをしている若年層の住民も見られる。

当地には青梅街道に沿って、東部には丸ノ内線中野坂上駅、西部には新中野駅がある。中野坂上駅の交差点付近は、近年の再開発により当地や本町にオフィスが入った高層ビルが立ち並ぶようになり、交差点付近の景観も変わった。また、当地は新宿駅からも比較的近く、青梅街道沿いにはオフィスビルも見られる。青梅街道ともみじ山通りの交差点付近は両道路沿いを中心に、昔ながらの商店が集まったアーケード街があり、鍋屋横丁として活況を呈している。また南西部に位置する、青梅街道と中野通りの交差点は当地に所在する杉山公園に因んで杉山公園交差点と呼ばれている。この中野通り沿道にも、JR・東京メトロ中野駅へと続く商店街が賑わいを見せている。

地理・自然

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地形

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この地域は武蔵野台地の中央部に位置する。

中野区の南東部では、東進してきた神田川が北上し、桃園川(現在は暗渠化)が合流している。この2つの川により舌状台地が形成され、これを中野台地と呼ぶ。

この台地は東西に平坦で、青梅街道が走っている。この街道の北側と大久保通り(桃園川沿いを並走する道)の間が「中央」、街道の南側と神田川の間が「本町」である。

「中央」は更に、「台地の上の部分」と「台地の斜面および川沿い」の2つに分けられる。前者は青梅街道沿いにオフィスビル、商業施設、マンションなどが立ち並ぶ。街道の裏手は住宅地となっている。後者も住宅地であるが、学校用地としての利用が特徴的である。

標高の最高地点は5丁目の青梅街道西端で38m、最低地点は1丁目の神田川の末広橋のたもとで23m、となっている(神田川の河床部分は除く)。

斜面部分の標高差は、中野坂上を例に挙げると、中野坂上交差点が34m、北側の宮下交差点が25m、東側の淀橋が26m、南側の長者橋が26mとなっており、周囲とは8-9mの標高差がある。

この標高差のため、やや急な坂が多く、滑り止め模様付きのコンクリート舗装や階段状の歩道も見られる。また、崖や擁壁となっている部分もある。

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  • 神田川
  • 桃園川(暗渠)

地価

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住宅地の地価は、2025年令和7年)1月1日公示地価によれば、中央1-21-13の地点で128万円/m2、中央2-45-4の地点で71万円/m2となっている[5]

旧町名と現町名との対比

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中央は1967年6月1日住居表示実施。

  • 中央一丁目 = 宮園通一丁目の一部、川添町の一部、塔の山町の一部、本町通一丁目の一部、小淀町
  • 中央二丁目 = 宮園通一丁目の一部、宮園通二丁目の一部、塔の山町の一部、本町通二丁目の一部、本町通三丁目の一部、宮前町
  • 中央三丁目 = 宮園通三丁目の一部、本町通三丁目の一部、本町通四丁目の一部、上町の一部、仲町
  • 中央四丁目 = 宮園通三丁目の一部、宮園通四丁目の一部、上町の一部、橋場町の一部、本町通四丁目の一部、本町通五丁目の一部
  • 中央五丁目 = 宮園通四丁目の一部、宮園通五丁目の一部、橋場町の一部、本町通五丁目の一部、本町通六丁目の一部

世帯数と人口

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2023年(令和5年)1月1日現在(東京都発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目 世帯数 人口
中央一丁目 3,860世帯 5,729人
中央二丁目 4,196世帯 6,451人
中央三丁目 3,674世帯 5,427人
中央四丁目 4,309世帯 6,585人
中央五丁目 3,499世帯 5,420人
19,538世帯 29,612人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移。

人口推移
人口
1995年(平成7年)[6]
26,828
2000年(平成12年)[7]
26,627
2005年(平成17年)[8]
27,613
2010年(平成22年)[9]
27,662
2015年(平成27年)[10]
29,189
2020年(令和2年)[11]
30,982

世帯数の変遷

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国勢調査による世帯数の推移。

世帯数推移
世帯数
1995年(平成7年)[6]
13,974
2000年(平成12年)[7]
14,990
2005年(平成17年)[8]
16,436
2010年(平成22年)[9]
17,145
2015年(平成27年)[10]
18,460
2020年(令和2年)[11]
20,033

学区

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区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2024年4月現在)[12]

丁目 番地 小学校 中学校
中央一丁目 全域 中野区立塔山小学校 中野区立中野東中学校
中央二丁目 1〜30番
33〜34番
45番
31〜32番
46〜48番
中野区立中野第一小学校 中野区立第二中学校
35〜44番
49〜59番
中野区立谷戸小学校 中野区立中野東中学校
中央三丁目 全域
中央四丁目 全域 中野区立桃花小学校 中野区立中野中学校
中央五丁目 全域

交通機関

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鉄道

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東西方向の青梅街道地下には東京メトロ丸ノ内線が、南北方向の山手通り地下には都営地下鉄大江戸線が走っている。

  • 中野坂上駅 - 青梅街道と山手通りの交差点地下にある。正式な場所は都営の駅は中央2丁目、メトロの駅は本町2丁目である。
  • 新中野駅 - 中央4丁目、鍋屋横丁の最寄り駅。

事業所

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2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[13]

丁目 事業所数 従業員数
中央一丁目 222事業所 4,173人
中央二丁目 256事業所 3,074人
中央三丁目 196事業所 1,714人
中央四丁目 257事業所 2,510人
中央五丁目 238事業所 2,422人
1,169事業所 13,893人

事業者数の変遷

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経済センサスによる事業所数の推移。

事業者数推移
事業者数
2016年(平成28年)[14]
1,178
2021年(令和3年)[13]
1,169

従業員数の変遷

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経済センサスによる従業員数の推移。

従業員数推移
従業員数
2016年(平成28年)[14]
13,110
2021年(令和3年)[13]
13,893

主な企業

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主な施設

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行政

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警察・消防

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  • 中野警察署
    • 中野坂上交番 - 青梅街道と山手通りの交差点、本町1丁目に所在。中央1-2丁目なども管轄する。
    • 鍋屋横丁交番 - 3丁目の青梅街道沿いに所在。
    • 中央五丁目交番 - 5丁目の青梅街道沿いに所在。
    • 城山地域安全センター - 3丁目の大久保通りに所在。2007年4月に城山交番から転換し、交番相談員が勤務する。
  • 中野消防署本署(救急隊1)
    • 宮園出張所(救急隊1)

学校

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医療

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その他

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かつて存在した施設等

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  • 中野オデヲン座 - 鍋屋横丁にあった映画館。1950年に中野ロマンス座として開館、1979年に閉館。跡地はマンションとなっている。
  • 新日本プロレス - ブシロード傘下になってから同じ住友中野坂上ビルに本社を置いていたが、その後、約200m離れた中野区本町1丁目に移転した。

宗教施設

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その他

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  • 天理教豊多摩分教会 - 2丁目の中野坂上駅そばに所在。

関連神社

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  • 氷川神社 - 近隣の東中野1丁目に所在。本地域を含む周辺一帯の鎮守社となっている。

ゆかりの人物

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  • ヒロシ - 2丁目にマネジメント会社「ヒロシ・コーポレーション」を持つ。元は飲食店「ヒロシの店」であった。
  • 五輪真弓 - 出身。
  • 玉袋筋太郎 - 西新宿の出身で、高校は実践学園(当時は中野実践商業)。その後も域内にあった飲食店に通い続けていた。
  • 大澄賢也 - 域内のダンススタジオでインストラクターをしている。
  • 春日八郎 - 1丁目にマネジメント会社があった。
  • 三遊亭圓生 (6代目) - かつて在住。

ゆかりの作品

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  • 神田川 - 1973年にヒットしたかぐや姫の曲。1丁目の末広橋のたもとに歌碑が立つ。歌詞の舞台となったのはもう少し下流の方だが、1996年に神田川沿いの遊歩道整備が完了した際、「何か記念碑的なものが欲しい」ということでこの歌の碑が選ばれた。

関連番組

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ギャラリー

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その他

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日本郵便

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選挙区

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かつては、衆議院議員総選挙においては東京都第7区に属していたが、2022年(令和4年)の公職選挙法改正による区割りの変更で新設された東京都第27区に移行した。

関連項目

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脚注

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  1. ^ a b 住民基本台帳による東京都の世帯と人口(町丁別・年齢別)  令和5年1月” (CSV). 東京都 (2023年4月6日). 2025年4月13日閲覧。 “(ファイル元のページ)(CC-BY-4.0)
  2. ^ 『国勢調査町丁・字等別境界データセット』(CODH作成)”. CODH. 2025年4月13日閲覧。(CC-BY-4.0)
  3. ^ a b 中央の郵便番号”. 日本郵便. 2025年3月9日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  5. ^ 国土交通省 不動産情報ライブラリ”. 国土交通省. 2025年3月19日閲覧。
  6. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
  7. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
  8. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
  9. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
  10. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
  11. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
  12. ^ 通学区域(学校別・住所別)”. 中野区 (2024年4月1日). 2025年4月19日閲覧。
  13. ^ a b c 経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
  14. ^ a b 経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
  15. ^ 郵便番号簿 2024年度版” (PDF). 日本郵便. 2025年3月9日閲覧。

外部リンク

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