ブースカ! ブースカ!!

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ブースカ! ブースカ!!
ジャンル テレビドラマ
放送時間 土曜7:30 - 8:00(30分)
放送期間 1999年10月2日 - 2000年6月24日(38回)
放送国 日本の旗 日本
制作局 テレビ東京
出演者 高戸靖広
立澤真明
オープニング 「ブースカ! ブースカ!!」
エンディング 「晴れときどき晴れ」
外部リンク [ブースカ! ブースカ!! 公式サイト ]
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ブースカ! ブースカ!!』は、1999年10月2日から2000年6月24日までテレビ東京系列で放送された、円谷プロダクション制作の特撮テレビドラマ

概要[編集]

平成ウルトラシリーズ』を手掛けたスタッフによる『快獣ブースカ』の新作テレビシリーズ[1]。放映中には連動番組として『バラサでブースカ!』も放送された。

『快獣ブースカ』の主人公・屯田大作とヒロイン・ミー子(美智子)の息子・雄作が主人公となっているが、初代ブースカはその存在を語られるのみに留まっており、前作の最終話で「20年後に帰ってくる」と言っていたことについて一切触れられていない。『円谷プロ全怪獣図鑑』では本作を描写や設定の異なる「イメージ的続編」と位置づけている[1]

制作にあたっては、現代的なアレンジをしても旧作とスタンスを変えずに物語のバリエーションを増やすことが意識された[2]

ストーリー[編集]

快獣ブースカ』の屯田大作とミー子(美智子)の息子・雄作がスーパーヒーロー「ミラクルミラーキング」を作ろうとして、再びブースカを誕生させる。新しいブースカと子供たちはおかしな発明家の松土最円や快獣カモスケらの起こす騒動や怪しい事件に巻き込まれる。

登場人物[編集]

屯田 雄作
大作の息子で父から貰ったクロパラとイグアナエキスから、新たなブースカを誕生させる。
屯田 大作
『快獣ブースカ』の屯田大作少年が大人に成長した。作中で初代ブースカの存在を言及することが度々あったが、最終回の「20年後に再会する」という事については言及していない。
屯田 美智子
『快獣ブースカ』のミーコが成長した。大作と結婚し、ラーメン屋「とんとん亭」を経営する。
屯田 妙実
雄作の姉。高校1年生。
水谷さやか、オサム(藤巻修)、カッちゃん(荒井勝則)、つっくん(津々見努)、チカ(山口千香)
雄作のクラスメイト。
ゲンツキ
駄菓子屋「ゲンツキ堂」の主人。本名は安井一。
泡手門之介刑事
夢町警察署の刑事。
隼人千里男刑事
泡手刑事の部下。
アコ
ケーキ屋のお姉さん。
松土 最円
大作の幼馴染のマッドサイエンティスト、様々な騒動を起こす。
凸丸・凹丸
松土の手下。

快獣[編集]

ブースカ
雄作が父のクロパラからスーパーヒーローを誕生させようとして生み出した別個体のブースカ。かつてのブースカと同じ様に超能力を有している。松土最円の開発した黒いブー冠をつけられると性格まで悪くなる。
カモスケ
鴨に似た快獣。金にがめつい。地底に沈んだ王国が故郷である。茶色い身体など『快獣ブースカ』のチャメゴンがモチーフである。
ハネタロー
とんとん亭に据えつけられた大作製作の快獣形の時計。ただの時計かと思うと意味ありげな台詞を吐く事も多い。
先代ブースカ
大作が子供の頃に生み出した快獣。前作の最終回ではチャメゴンと共に宇宙に旅立ち、20年後に戻ってくるということであったが、この物語中に登場することは無く、大作のアルバムの写真でのみ登場している(アルバムの殆どは本作のブースカの写真であるが、一枚だけ初代ブースカの写真がある)。

キャスト[編集]

参照宇宙船YB 2001, p. 96

レギュラー・準レギュラー[編集]

ゲスト[編集]

  • 強盗 - 町田政則(1)
  • ライライ軒おやじ - 野口貴史(2)
  • 亀山 - 友金敏雄(2)
  • 桃木 - 高見周(2)
  • 赤いチョッキの少年 - 増尾遵(3)
  • チャリンコ軍団 - 猪瀬勝也、小林伊織、林一樹、内海卓哉、五十嵐優次郎(5)
  • 時羽金成 - 轟二郎(6)
  • 金子 - 山城和人(6)
  • 宇土野大木 - 佐藤信一(7)
  • 釜野茶釜 - 中嶋修(7)
  • 朝比奈先輩 - 橋本光成(8)
  • 俊夫 - 奥本東五(8)
  • 不良 - 千年弘高、後藤忠幸、木下智実、田牧俊浩、三橋義人(9)
  • ルルー - レベッカ・レイボーン(12)
  • 水谷光太郎 - 松田優(13)
  • 水谷あき子 - 今井あずさ(13)
  • 玉越ノリエ - 川嶋朋子(14)
  • 門之介菊彦 - 鈴木博之(14)
  • 宇宙保安官(タコチュー星人) - 津久井啓太(16)
  • 怪盗サファイア - 鈴木由香(17)
  • 犯人 - 岩田清、高土新太郎(17)
  • 警官 - 有道照彦(17)
  • ミーコ - 岡村英梨(19)
  • 水晶玉占いの老婆 - 桜井浩子(19)
  • ミスターマヨマヨ - ヨコスカ潮也(20)
  • マヨマヨ助手 - 原田恵梨(20)
  • チカの母 - 風間みつき(21)
  • 官女 - 坪井雅子(21)
  • 左大臣 - 津村鷹志(21)
  • 津々見剛 - 安藤一夫(22)
  • 一番星ヒカル - 松阪隆子(22)
  • 網走 - 佐藤亮太(22)
  • 監督 - 保木本竜也(22)
  • マリヤ - 山田まりや(23)
  • ボディーガード - 重水直人(23)
  • 暗殺者 - 斉藤レイ(23)
  • 記者 - 井上浩(23)
  • 魔女っ子カメちゃん - 宮崎あおい(25、30)
  • 農家の老人 - 小池栄(26)
  • 鶏肉屋のおばさん - 今野紀子(26)
  • 妊婦 - 小野日路美(27)
  • 妊婦の夫 - 梅崎慎也(27)
  • 肉屋 - 邱太郎(35)
  • わすれかげろうのパック - 蓮沼藍(36)
  • 銀行員 - 所博昭(37)
  • 楓喜多三 - 小宮孝康(38)
  • 少年時代の大作 - 甲田研人(38)
  • 少年時代の松土 - 小田冴斗(38)
  • 少年時代の楓 - 小林優太(38)

声の出演[編集]

スーツアクター[編集]

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

作詞:有森聡美/作曲:大森俊之/歌:林原めぐみキングレコード KIDA-190)

放送リスト[編集]

参照宇宙船YB 2001, p. 96

放送日 話数 サブタイトル 脚本 監督
1999年
10月2日
1 バラサで快獣こんにちは! 川上英幸 原田昌樹
満田かずほ
10月9日 2 ミフチ! ラーメン大バトル 古怒田健志 原田昌樹
10月16日 3 UFOをくれた少年 太田愛
10月23日 4 宿敵!? 松土最円登場 市野龍一
10月30日 5 サミサ! チャリンコ軍団 川上英幸
11月6日 6 芸能界でバラサのサ! 吉田伸
11月13日 7 怪奇・銭魂大パニック 大西信介 北浦嗣巳
11月20日 8 恋してトロロンチ 武上純希
11月27日 9 ブー冠 カンブー くるコロりん 右田昌万
12月4日 10 行け! 少年探検隊 川上英幸 原田昌樹
12月11日 11 なりきりカードで大混乱!
12月18日 12 冬の国ものがたり 太田愛
12月25日 13 帰ってきた冒険パパ! 市野龍一
2000年
1月8日
14 泡手刑事お見合いでプー 川上英幸
1月15日 15 松土最円 最後の大勝負
1月22日 16 ギノ! ズッコケ宇宙保安官 増田貴彦 北浦嗣巳
1月29日 17 迷探偵ブースカ参上 吉田伸
2月5日 18 流れ星でドキリンパ!! 右田昌万 原田昌樹
2月12日 19 思い出よびだすレトロノーム 大西信介
2月19日 20 ブースカの超能力道場 川上英幸 市野龍一
2月26日 21 おひなさまの秘密 太田愛
3月4日 22 テレビ局へ行こう! 吉田伸
3月11日 23 謎の美少女 マリヤ 川上英幸 根本実樹
3月18日 24 シオシオで助けてちょ〜だい! やまざき大志
3月25日 25 いたずら魔女を捕まえろ! 川上英幸
4月1日 26 月と卵のミフチな関係 西園悟 北浦嗣巳
4月8日 27 GO! GO! バラサカンパニー 右田昌万
4月15日 28 奪い奪われ卵がポン!? 増田貴彦 原田昌樹
4月22日 29 誕生! 弟ブースカ? 川上英幸
4月29日 30 大登場! 快獣カモスケ? 市野龍一
田村浩太朗
5月6日 31 激突! ブースカ対カモスケ 田村浩太朗
5月13日 32 オー! ゴージャス姉妹 西園悟 市野龍一
5月20日 33 ブースカの恋人? 八木毅
5月27日 34 オリェッ? ブースカがいっぱい! 山口伸明 満田かずほ
6月3日 35 カモスケのピカマル大作戦 六本木学 北浦嗣巳
6月10日 36 かげろう谷のパック 太田愛 原田昌樹
6月17日 37 さよなら夢町 西園悟 北浦嗣巳
6月24日 38 ブースカ夢町ニッコミョコ 川上英幸 原田昌樹

放送局[編集]

放送対象地域 放送局 系列 放送日時 備考
関東広域圏 テレビ東京 テレビ東京系列 土曜 7:30 - 8:00 製作局
北海道 テレビ北海道 同時ネット
愛知県 テレビ愛知
大阪府 テレビ大阪
岡山県・香川県 テレビせとうち
福岡県 TVQ九州放送
富山県 チューリップテレビ TBS系列 金曜 16:00 - 16:28[3] 遅れネット

帯番組「バラサでブースカ!」[編集]

1999年11月1日から12月24日まで放映された、ミニ帯番組(月~金曜日、17時55分-18時)である。DVD・ビデオソフトには全巻に分散する形で収録されている。

ブースカ語講座、ブースカのダンス、ブースカ占い、ブースカの身の回りの出来事などをブースカとナレーターの掛け合いで紹介する番組であった。この時のブースカは着ぐるみの他にパペットによるものも存在し、撮影については向ヶ丘遊園内と砧社屋周辺で行われた。

スタッフ
  • 構成・ディレクター - 秋廣泰生
  • 担当 - 北澤元基
  • ナレーション - 桑島法子

その他[編集]

  • ブースカランドがあった向ヶ丘遊園の全面協力で同園内でロケーション撮影されている[4]。作品の舞台である屯田家自宅兼ラーメン屋の「とんとん亭」、観覧車やメリーゴーランドといった遊園地のシーン、仲間が集まる広場など、2002年に閉園する事になる同園末期の様子を伺う事が出来る。また、それ以外の商店街やアーケードといった大半のシーンは向ヶ丘遊園駅パルテノン多摩多摩センター駅)周辺でロケされている。
  • ブースカのファンの山田まりや林原めぐみが、それぞれゲスト出演と主題歌の歌唱を担当している。
  • 第1話には夢のスーパーヒーローとしてミラーマンをモチーフとしたミラクルミラーキングが登場している[注 1]。撮影当初はウルトラセブンをモチーフとしたミラクルキングセブンマンが登場する予定であった[5]
  • オリジナルビデオ『ウルトラマンダイナ 帰ってきたハネジロー』(2001年)にはブースカやカモスケら本作のキャラクターがゲスト登場している。

映像ソフト化[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 『円谷プロ全怪獣図鑑』では「ミラーマンの特別出演」と表現している[5]

出典[編集]

  1. ^ a b 大石真司 2013, pp. 275.
  2. ^ 「YEAR BOOK 2000 SPECIAL INTERVIEW 笈田雅人」『宇宙船YEAR BOOK 2000』 朝日ソノラマ宇宙船別冊〉、2000年4月20日、72頁。雑誌コード:01844-04。
  3. ^ 北日本新聞 2000年10月13日付朝刊テレビ欄より。
  4. ^ 『円谷ヒーロー ウルトラマン全史』 講談社 編、講談社〈講談社MOOK〉、2013年、93頁。ISBN 978-4-06-389762-3
  5. ^ a b 大石真司 2013, pp. 280.
  6. ^ a b 宇宙船YB 2001, p. 62, 「2000TV・映画 特撮DVD・LD・ビデオ&CD」

参考文献[編集]

  • 『宇宙船YEAR BOOK 2001』 朝日ソノラマ宇宙船別冊〉、2001年4月30日。雑誌コード:01844-04。
  • 大石真司、江口水基・島崎淳・間宮尚彦 『円谷プロ全怪獣図鑑』 小学館、2013年ISBN 9784096820742

外部リンク[編集]

テレビ東京 土曜7:30枠
前番組 番組名 次番組
ブースカ! ブースカ!!