アンドロメロス

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アンドロメロス』は、雑誌グラビア連載、漫画、特撮テレビ番組などからなるメディアミックス作品、および、その主役のヒーローの名前。

概要[編集]

アンドロ警備隊のアンドロメロス、アンドロウルフ、アンドロマルス、アンドロフロルの4人の戦士と、グア軍団の戦いを描いた作品。

ウルトラマン80』の放映が終了した1981年に、小学館の児童雑誌「てれびくん」5月号で「ウルトラマンメロス」と紹介され、6月号から『ウルトラ兄弟物語アンドロメロス』として居村眞二の漫画『ウルトラ超伝説』とグラビアによる展開で連載された[1]。漫画は2年目は『ウルトラ超伝説アンドロ超戦士』に改題されている。一方で、ウルトラシリーズの外伝的な作品からか、ウルトラ怪獣百科等の関連雑誌には掲載されないことも多い。

当初は、ウルトラ兄弟の長兄ゾフィーがアンドロ族の戦士から譲り受けたコスモテクターを装着、その正体を隠す形で登場した。やがて宿敵ジュダとの一応の決着がついた時点でコスモテクターをウルフの手に委ね、ゾフィーとしての生活に戻った。その後は、アンドロ族の戦士ブノワが2代目アンドロメロスとしてアンドロ警備隊々長に就任し、引き続き宇宙の平和のために戦った。その際、初代メロスであるゾフィーから光の勲章ウルトラクロスと呼ばれる勲章を授かっている。

鎧を着たウルトラマンという設定は、漫画『ザ・ウルトラマン』に登場したメロスが原形となっている[2]

『ウルトラマン物語』の次回作としてアンドロメロスとウルトラマンのクロスオーバー映画が予定されていた[3]

雑誌展開[編集]

  • グラビア連載「ウルトラ兄弟物語(ウルトラ超伝説アンドロ超戦士)」(1981年 - 1983年)
  • 漫画『ウルトラ超伝説』( てれびくん1981年5月号-1986年3月号連載)作画:居村眞二
  • 漫画『ウルトラ戦士銀河大戦争予告編』(小学三年生1981年5月号掲載)作画:制野秀一 
  • 漫画『ウルトラ戦士銀河大戦争』(小学三年生1981年6月号 - 1982年3月号連載)作画:内山まもる
  • 漫画『ウルトラ兄弟物語』(小学一年生1981年4月号 - 1982年3月号連載)作画:かたおか徹治
  • 漫画『ウルトラ兄弟物語アンドロメロス』(小学一年生1982年4月号 - 1983年3月号連載)作画:かたおか徹治
  • 漫画『たたかえ!ウルトラ兄弟』(小学二年生1981年4月号 - 1982年3月号連載)作画:坂丘のぼる
  • 漫画『たたかえ!ウルトラ戦士』(小学二年生1982年4月号 - 同年10月号連載)作画:坂丘のぼる
  • 漫画『アンドロメロス』(小学二年生1982年4月号 - 1983年3月号連載)作画:山田ゴロ
  • 漫画『アンドロメロスの逆襲』(別冊コロコロスペシャル4(1981年11月)号掲載)作画:かたおか徹治
  • 漫画『アンドロメロス物語』(別冊コロコロスペシャル6(1982年3月)号掲載)作画:かたおか徹治
  • 漫画『宇宙戦士アンドロマルスの戦い』(別冊コロコロスペシャル7(1982年5月)号掲載)作画:かたおか徹治
  • 漫画『宇宙戦士アンドロマルス』(別冊コロコロスペシャル8(1982年7月)号掲載)作画:かたおか徹治

このうち、居村眞二の『ウルトラ超伝説』は大都社より刊行された全2巻の単行本に纏められ、かたおか徹治の漫画も『ウルトラ兄弟物語』単行本(双葉社)第5巻に『アンドロメロス物語』と『宇宙戦士アンドロマルスの戦い』の2作が収録された。いずれも現在は絶版となっている。

グラビア版での怪獣は、初期は円谷プロダクションに残っていたスーツを中心としていたが、改造ゴラや改造ブラックキングなどの改造を施したものを経て、漫画の展開に合わせてメカバルタンやナックル星人、キングジョーなどスーツが新規に作られるようになった[1]

テレビシリーズ[編集]

1983年(昭和58年)2月28日から同年4月29日まで、毎週月曜日 - 金曜日 17:45 - 17:55にTBS放送された。全45話。

雑誌展開の好評を受け、1983年日本初のVTR方式での製作となる特撮テレビ番組として制作された。雑誌連載時の『ウルトラ兄弟物語アンドロメロス』および『ウルトラ超伝説アンドロ超戦士』をベースにしているが、登場人物以外の要素はすべて別物であり、結末も異なっている。ウルトラシリーズの外伝として、シリーズと直接つながる設定は描かれなかった[4]。メロスなどのスーツは、雑誌版のものを改修して使用している[4]

VTR方式は画面の合成など特殊効果が容易な点や撮影段階での映像確認ができる点で有利だった反面、従来から主流だったフィルム方式と比べてフレームレートや画質の違いから動作・描写・合成のズレなどが明瞭に出過ぎる欠点がある[注釈 1]。そういう理由から、1980年代 - 1990年代はVTR方式の特撮テレビ番組はあまり製作されずフィルム方式での撮影で行われ、技術的な部分が確立する1990年代後半以降にVTR方式での撮影・制作が普及するようになった[注釈 2]

サブタイトルはなく「第○話」のみの本編は、戦闘シーン中に明るいスタジオ内へ場面転換し、「ここでテレビのまえのキミだけに、アンドロ○○○のひみつをおしえちゃおう!」と、アンドロ警備隊たちのプロフィールを紹介するコーナーが挿入され、それが終わると戦闘シーンに戻るという構成になっている[注釈 3]

放送開始は『てれびくん』での連載が終了間近となった時期であり、放送期間も1か月半と短かったため、月刊誌がほとんどである幼児向け雑誌では特集が組まれなかった[1]

地上波では、従来のウルトラシリーズと同じくTBSであったものの関西地区 (MBS) や東海3県 (CBC) など未放送地域も多く、これらの地域では「幻の番組」でもあった[1]

衛星放送では、2011年11月から2012年1月までチャンネルNECOの「円谷特撮アワー」枠にて放送された。

アンドロ超戦士[編集]

アンドロメロス[編集]

アンドロ警備隊の隊長。コスモテクターの色は緑[5][6]。目の形は楕円形。

  • 身長:55メートル[5][6]
  • 体重:5万5000トン[5][6]
  • 飛行速度:マッハ15[5]
  • キック力:5万トン以上
装備・能力
ダブルサーベル[7][6]
腰のアンドロスポットから出現する宇宙ブーメラン。取っ手の部分を伸ばせば槍のダブルランサーになる。
ダブルランサー[5][7][6]
ダブルサーベルの柄を伸ばして槍状にした、アンドロメロス最強の武器。剣のように使うことも可能で、マグマ星人三人衆の部下2体を連続で切り裂いて倒した。また、頑丈な柄を利用して敵の攻撃を防いだり、設定では高速で回転させて竜巻を起こしたりも可能。
アンドロビーム[7]
額のアンドロスポットから放つ光線。熱線と磁力線に使い分けられる。アンドロ超戦士4人共通の技。
コスモクロス
手の甲に装備されている十字手裏剣。フロル以外の3人の共通の武器。本編ではナレーションによる説明があっただけで、3人とも使用しなかった。
メロスワイパー[7]
敵の攻撃を無力化する防御技。バゼリアの目くらまし技・バゼリア風を無効化した。
コスモキック[7]
脚部のコスモバーニアの噴射によって加速させて放つストレートキックで、破壊力5万トン以上[7]。マグマ星人三人衆を、まとめて跳ね飛ばしたほか、シズルンにも繰り出した。
アンドロニーパット[7]
破壊力2万t[要出典]のひざ蹴りで、コスモバーニアの噴射を利用して勢いをつけ、全体重を込めて敵の弱点に放つ。シズルンを弱体化させた。
コスモパンチ[7]
スペースチタニウム製の手甲の頑丈さを生かして放つ、強力なパンチ[7]1万5000トンの威力を誇り[要出典]、シズルンらにダメージを与えた。
アンドロエルボースマッシュ
強烈なひじ打ち。腕のコスモバーニアの噴射を利用してスピードを上げ、敵の弱点めがけて的確に放つ投げ技を仕掛けてきたシズルンの頭部に向けて放ち、大ダメージを与えている。
アンドロ飛行投げ[7]
敵を肩に担ぎ上げから、全身をプロペラのように高速で回転させ、遠心力を利用してそのまま遠くまで投げ飛ばし、地面に叩きつける技。デルーマ星でグア兵に繰り出し、ダメージを与えた。
メロスバリヤー(劇中未使用)
強力なバリヤーを展開し、敵の攻撃を防ぐことができる。
メロスオーラ(劇中未使用)
コスモオーラのメロス版、全身から放つ炎で周囲を焼き尽くす。
コスモギロチン(劇中未使用)
手から生み出す光の刃。
フラッシュクロス(劇中未使用)
体を爆発させて複数の敵を倒す。
アンドロタイフーン(劇中未使用)
腕をL字に組んで放つ渦巻状の光線。
メロススペシャル(劇中未使用)
腕から放つエネルギー波。
キングサーベル(劇中未使用)
「ダブルサーベル」の刀身を大型化させた武器。

グランテクター[編集]

大昔、アンドロ族の科学者が開発し、地球の北極に隠した伝説の最終兵器。宇宙最強のコスモテクターであり、装着者を何十倍にもパワーアップさせる。第40話でメロスが手に入れ、装備した。最終話でグアを倒した際、グアと共に燃え尽きた。

グラビア版ではマルスが使用して装着したまま超巨大化し、背中にアンドロ艇を合体させることで、グランテクターマルスとなった。ただし、コミカライズ「超伝説」ではこれらの事実は設定も含め、覆されている。

装備・能力
グレートスパークレイ[8]
グランテクターを装備することにより、右腕から発射できるようになった、2本の光線。連続発射により、怪獣戦艦を破壊した。
強力ダブルサーベル
グランテクターのエネルギーで強化された宇宙ブーメランで、手で持って、大型のナイフのように使用する。モルドとの戦いにおいて振るわれた斧を受け止めた。通常は、グランテクター内部の「アンドロポット」に収納されている。
強力ダブルランサー[8]
強力ダブルサーベルを槍状に伸ばした形態。ジュダとの戦いで剣のように使用したほか、グアとの最終決戦では、腹部に向かって勢いよく投げつけ、グアの体を貫いて倒した。
ランサースパーク[8]
グランテクターの力でパワーアップしたダブルランサーから放つ電撃光線。モルドにとどめをさした。
ハイパーグランビーム
額のアンドロスポットから放つ破壊光線。グランテクターのエネルギーが加わることで、通常時のアンドロメロスが放つアンドロビームよりも、威力が向上している。仲間たちとの合体光線レーザーショット・グランファイナルを放つ際に使用した。
グランフリーズ[8]
グランテクターを装備することにより、右手先から噴射できるようになった冷凍液。ジュダを凍らせた。
グランスパーク[8]
あらゆる攻撃を跳ね返す、グランテクターから発するエネルギー波。グアとの最終決戦で、グアの攻撃を弾いた。
グランテクトキック
グランテクターのエネルギーによって威力を増した、ストレートキック。ジュダを吹き飛ばしたほか、グアに大ダメージを与えた。なお、敵の急所を的確に狙って放つ強烈なひざ蹴りは、「グランテクターニーパット」と呼ばれる。
グランテクタースロー
グランテクターで強化された腕力から繰り出す、強力な投げ技。グアを頭上に持ち上げてから、両足をつかんで何度も振り回して遠心力を利用し、そのまま遠くまで投げ飛ばして地面に激突させることで、弱体化させた。

アンドロウルフ[編集]

コスモテクターの色は赤[5][6]。目の形は六角形。グラビアではアンドロ人という設定で、ウルフがいるところにセブンが登場し周囲を驚かせるというエピソードがある。初登場時は敵の奇襲を受けて治療室送りという損な展開だった。

  • 身長:50メートル[5]
  • 体重:4万8000トン[5]
  • 飛行速度:マッハ15[5]
  • キック力:5万トン以上。ウルフとマルスが同時に膝蹴りを決めると、10万トンの威力がある。
  • 肘打ちの威力:2万トン
装備・能力
スオードU[5][9][6]
両肩に装着されている専用の宇宙ブーメランで、肩から外して手で持つことで、大型のナイフのように使用することができる。グア兵を次々と切り倒したほか、モルドの振るった斧を防いだ。
Uブーメラン[9]
スォードUを投げつけ、敵を切り裂く技。グア兵を一撃で倒したほか、シズルンにダメージを与えた。また、デルーマ星におけるモルドとの戦いでは、相手の斧に当てて地面に叩き落すことで、戦闘を有利に進めている。
ダブルU[9]
アンドロウルフ最強の必殺技[9]。スォードUを2本同時に持った両手を、左右に大きく広げたのち、敵に向かって勢いよく投げつける。シズルンを倒したほか、キングジョーグのひざに向けて放ち、よろめかせた。
アンドロビーム[9]
額のアンドロスポットから放つ光線。熱線と磁力線に使い分けられる。アンドロ超戦士4人共通の技。
コスモクロス[9]
手の甲に装備されている十字手裏剣。フロル以外の3人の共通の武器。
コスモパンチ
敵の弱点に向けて的確に繰り出すストレートパンチ。エドラスに浴びせて、大きなダメージを与えた。
コスモキック[9]
アンドロメロスと同等の威力を誇る[9]、強力なストレートキック。シズルンやグア兵に向けて連続で放ち、弱体化させた。
アンドロエルボースマッシュ[9]
敵の頭部めがけて放つ強烈なひじ打ちで、その衝撃力は2万トン[9]。腕のコスモバーニアの逆噴射を利用してスピードを上げ、威力をアップさせることもできる。シズルンに対して放ち、大きなダメージを与えた。
アンドロニーパット
脚部の「コスモバーニア」の噴射を利用して、猛スピードでひざを蹴り込む技。
回転投げ
敵の体を両手でつかんだ後、強靭な腕力で円を描くように回転させ、その遠心力を利用して遠くまで投げ飛ばすことで、ダメージを与える技。グア兵に対して繰り出した。
ビームハリケーン(劇中未使用)
初代メロスと共に、腕から放つ強力な合体光線。
アンドロストリーム(劇中未使用)
初代メロスと共に、全身を炎に包み、ふたり同時に飛び蹴りを放って対象を焼き尽くす。
ビームチャージ(劇中未使用)
初代メロスとの合体技。互いのエネルギーを通常の数倍にまで上昇させる技。
アンドロタイフーン(劇中未使用)
腕をL字に組んで放つ渦巻状の光線。
ウルフスペシャル(劇中未使用)
腕から放つエネルギー波。
ウルフオーラ(劇中未使用)
ウルフ版のコスモオーラ。

アンドロマルス[編集]

コスモテクターの色は橙[5][6]。他のコスモテクターよりも顔面部分のスモークが濃いためか、目の形は見えていなかった。

  • 身長:54メートル[5][6]
  • 体重:5万4000トン[5][6]
  • 飛行速度:マッハ15[5]
  • キック力:5万トン以上
  • 腕力:他のアンドロ超戦士を相手に、1対3で綱引きをしても勝てるほどの怪力。
装備・能力
コスモバズーカ[10][6]
拳を突き出して放つ必殺光線。左腕に組み込まれたエネルギーコントロールメカ・マルスSPでパワーを制御している[10]。ダクミランとメカバルタンを倒した。強化版のスペシャルコスモバズーカもある。
アンドロビーム[10]
額のアンドロスポットから放つ光線。熱線と磁力線に使い分けられる。アンドロ超戦士4人共通の技。
コスモクロス
手の甲に装備されている十字手裏剣。フロル以外の3人の共通の武器。
コスモオーラ[10]
別名マルスオーラ[要出典]。全身のコスモパネルから熱エネルギーを噴出、敵を一瞬で焼き尽くす。ザビデンを倒した。
コスモパンチ
超高速で繰り出す、ストレートやアッパーカットなどのパンチ攻撃。ダクミランに連続で浴びせた。
コスモキック[10]
5万トン以上の威力を誇る[10]、強力なキック。エドラスに向けて放ち、大きなダメージを与えた。
コスモチョップ[10]
豊富なバリエーションを持ち、水平チョップや袈裟切りのようにして放つほか、敵の体に手刀が当たった際の摩擦熱で燃やし尽くす技などがある。
羽交い締め[10]
アンドロ警備隊随一の腕力で、背後から敵の腕を締めつけ、相手の体の自由を奪う技。エドラスやグア兵に対して使用した。
回転投げ
敵の体をつかんだのち、腕をひねって回転させ、そのまま地面に叩きつける、強烈な投げ技。グア兵を頭上に持ち上げてから放ったほか、エドラスに対しては、相手の腕をつかんだうえで自分の体を回転させながら投げ飛ばした。
超巨大可能力(劇中未使用)
グラビア版で使用された能力。怪獣戦艦と格闘できるほどの大きさに巨大化する。
反重力ネット(劇中未使用)
グラビア版で使用された武器。コスモノズルから放つ蜘蛛の糸に似た形状の白い特殊網を放ち、搦め取った敵に「反重力エネルギー」を浴びせることで体の自由を奪う。
マルスパルサー(劇中未使用)
マッハ15の速度で飛行しながらの体当たりチョップ。
亜空間切り(劇中未使用)
光に限りなく近い速度で手刀振るい、周囲の空間ごと敵を切り裂く技。
反重力切り(劇中未使用)
反重力ネットに捕らえられて動けなくなった相手に向かって、超高速で左手の手刀を振るうチョップ技。
アンドロタイフーン(劇中未使用)
腕をL字に組んで放つ渦巻状の光線。
マルススペシャル(劇中未使用)
腕から放つエネルギー波。

アンドロフロル[編集]

アンドロ戦士の紅一点。コスモテクターの色は白[6]。目の形は楕円形。

  • 身長:47メートル[6]
  • 体重:4万3000トン[6]
装備・能力
フロルスパーク[11]
体から放つ閃光で敵を倒す。ギナを倒した。
アンドロビーム[11]
額のアンドロスポットから放つ光線。熱線と磁力線に使い分けられる。アンドロ超戦士4人共通の技。
スーパーバリヤー[11][6][注釈 4]
アンドロ族の王家の子孫であり、本来なら王女になる存在であるフロルだけが使える、強力なバリヤー。第27話でアンドロ超戦士達が敵に追い詰められた時、フロルの体に凄まじいエネルギーが流れて発動した。怪獣戦艦ギエロニアの光弾を跳ね返した。
コスモパンチ
アンドロ超戦士たちの基本技である、スペースチタニウム製の手甲の頑丈さを生かした強力なパンチ。メロスたちと同様、5000トン以上という威力を誇る一撃で、グア兵に大いなるダメージを与える。
コスモキック
脚部のコスモバーニアの噴射を利用してスピードを上げ、威力を増幅させたストレートキック。軽々とグア兵を弾き飛ばしたほか、バゼリアに大きなダメージを与えた。
コスモチョップ
スペースチタニウム製の手甲の頑丈さを生かした、鋭いチョップ。腕の「コスモバーニア」の噴射を利用し、全身にひねりを加えてから放つ技で、バゼリアの触手や、ギナの電子ムチを両断した。
フロルウィング
フロルの背中に装着されている、白鳥のような翼。特殊な力が秘められているらしい。ギナに捕らえられてグア星に連れて行かれた際、助けを求めるフロルのテレパシーをフロルウィングがアンドロ艇に届け、デルーマ星に着陸していたアンドロ艇を自動的に出航させて、乗っているメロス達をグア星に導いた。
フロル殺法(劇中未使用)
劇中未使用のフロル専用武器「フロルカッター」を駆使した戦法。

アンドロ超戦士の合同技[編集]

4戦士合同光線[11]レーザーショット・グランファイナル[要出典]
アンドロメロス(グランテクター)、アンドロウルフ、アンドロマルスとともに放つ、アンドロ超戦士の合体光線。4人で円陣を組んでから一斉にジャンプし、全員で「アンドロビーム」を一点に集中させて発射することで、すさまじい威力を持った破壊光線へと変化する。メロス(グランテクター)のグランフリーズによって冷凍されたジュダに浴びせ、木っ端微塵に吹き飛ばした。
ダブルニーパット[11]
アンドロウルフとアンドロマルスが同時に膝蹴りを放つ技。10万トンの衝撃力を持つ[11]。ジュダへと繰り出し、大きなダメージを与えた。
ダブル回転投げ[11]
アンドロメロスとアンドロマルスが両脇から相手を抱えて投げ飛ばす技[11]。グア兵士を投げ飛ばした。

グア軍団[編集]

全宇宙の支配を企む悪の侵略異星人による混成軍団にして宇宙の悪魔グア帝国侵略軍団とも呼ばれる。グア星を本拠地とし、帝王グアを頂点に、侵略軍団長の3兄弟が下記の戦力・構成員を使役してアンドロ超戦士たち(漫画やグラビア版ではウルトラ兄弟ら宇宙警備隊とも)と死闘を繰り広げる。

グア
  • 身長:62メートル[6]
  • 体重:4万6500トン[6]
  • 出身地:不明[6]
グア軍団を支配する帝王であり、全ての悪の元凶。胸部にある大きな顔の上に、ジュダ、ギナ、モルドの3幹部の顔が並ぶという不気味な容姿をしている。アメーバの集合体で、通常攻撃や光線技で死ぬことはない。その正体はジュダ、ギナ、モルドが合体した姿であるが、メロスは「元々は1つの存在でそれがジュダ、ギナ、モルドの姿に分かれていた」と推測している。
  • 『円谷プロ全怪獣図鑑』では、別名を合身大魔帝と記載している[4]
ジュダ
  • 身長:60メートル[6]
  • 体重:3万2000トン[6]
  • 出身地:宇宙[6]
グア軍団侵略軍団長の1人で、グア3兄弟の次男。アンドロ超戦士たちの宿敵。長剣バットキャリバーを武器とし、怪獣軍団の指揮を執る。モルドやギナの弟と扱われているが、実際は軍団長中、戦陣ではアンドロ超戦士と最も多く死闘を繰り広げた実績を持つ。洒落を言うなど、お茶目さもある。
  • 後の映画『ウルトラマン物語』にも敵として登場するが、設定が宇宙の帝王と扱われており、メロス版と異なりシリアスさも伴い同一人物の感はない[注釈 5]。本作の漫画版の1つ『すすめタロウ』ではグランドキングを操る。
  • 『ウルトラマンフェスティバル』のライブステージ(2006年第1部や2014年第1部など)や2015年のテレビ作品『ウルトラファイトビクトリー』でも(こちらの名称は「幻影宇宙帝王 ジュダ・スペクター」として)登場している。いずれも映画『ウルトラマン物語』の設定に踏襲されているが、バット・キャリバーを武器として使うなど本作の設定も意識されており、特にジュダ・スペクターにおいては後に続く形として後述のギナ・スペクターやモルド・スペクターが『ウルトラマンX』に登場している。
ギナ
  • 身長:57メートル[6]
  • 体重:2万8000トン[6]
  • 出身地:宇宙[6]
グア軍団侵略軍団長の1人で、グア3兄弟の長女。ジュダから「姉上」と呼ばれる。電磁ムチの使い手。怒るとヒステリーを起こす。
アンドロフロルをライバル視しており、最終兵器である「グランテクター」を探しに地球に向かったアンドロフロルを追い「グランテクター」横取りしようとしたが、アンドロフロルに逆襲に遭い仕留められてしまう。
モルド
  • 身長:58メートル[6]
  • 体重:3万3000トン[6]
  • 出身地:宇宙[6]
グア軍団侵略軍団長の1人で、グア3兄弟の長男。ジュダやギナから「兄上」と呼ばれる。戦斧の使い手。部下や弟と妹への思いやりは深いが、姉弟喧嘩を起こしかけた2人を一喝して鎮めるなど、長男としての威厳も併せ持つ。コミカライズでもこの面が幾つか強調されている。
グア兵
  • 身長:53メートル[6]
  • 体重:4万トン[6]
  • 出身地:グア星[6]
グア軍団の最下級戦闘員。身軽な動きで戦う。武器は刃物や小型爆弾。掛け声は「グアー」。
マグマ星人三人衆
ファイティング・ベム
グア軍団の侵略活動を行う一般構成員。人型で言葉を話すなど、怪獣というより怪人に近い。軍団長それぞれがタイプの異なる直属のファイティング・ベムを従えている。
ファイティング・ベム ダクミラン
  • 身長:56メートル[13][6]
  • 体重:6万1千トン[13][6]
  • 出身地:グア星[6]
ジュダ配下の甲殻類に似たファイティングベム。ナッツ星βでマルスと戦った。意外と冷静でジュダに意見することもある。両手の鍵爪ダクミランフック[13]や怪力でマルスを追い詰めるがコスモバズーカで倒された。
ファイティング・ベム バゼリア
  • 身長:59メートル[13][6]
  • 体重:5万9千トン [13][6]
  • 出身地:惑星グルータス[6]
ギナ配下の植物型ファイティングベム。魔力でグルータス星の花をサタンビューティーに変えていた。ちょこまかとポーズをつける。両手の蔦や頭から発する目潰し攻撃でメロスやフロルを追い詰めるが弱点である頭をダブルサーベルで攻撃されて消滅した。
  • 名前の由来は「パセリ」から。[要出典]
ファイティング・ベム シズルン
  • 身長:59メートル[13][6]
  • 体重:4万1千トン[13][6]
  • 出身地:グア星[6]
モルド配下のファイティングベム。「蟻地獄ファイティングベム」の別名を持つ。一人称は「僕」で、子供のような口調とは裏腹に残虐な性格。砂を使った攻撃が得意でデルーマ星でマルスを蟻地獄に落とし、メロスも追い詰めるがウルフの登場で形勢逆転。ダブルサーベルとスオードUの同時攻撃で倒された。
  • 名前の由来は、脚本の打ち合わせが行われた飲み屋の女性、シズエから。[要出典]
ファイティング・ベム ザビデン
  • 身長:61メートル[13][6]
  • 体重:3万9千トン[13][6]
  • 出身地:グア星[6]
ジュダの新たなファイティングベム。両手の銀色の鉤爪が武器。メカバルタンとのコンビで行動する。「ザビデン~」とやたらと自分の名前を連呼する。一度はマルスオーラに倒されるがジュダの超能力で復活した。コスモバズーカにも耐えられるようになるが、フロルのバリアーにはね返された陽電子流撃砲を受けてメカバルタンやグア兵たち共々絶命。遺体はアンドロ超戦士たちによって丁重に葬られ、墓が作られた。
  • 名前の由来は脚本家の福島征英から。
ファイティング・ベム メカバルタン
ファイティング・ベム エドラス
ジュダの新たなファイティングベム。エルパを捕えてニセエルパに変身し、ウルフを1人誘き出して倒そうとするが失敗する。投げると爆発するブーメラン・カッターでウルフとマルスを追い詰めるが、エルパを倒された怒りで逆転される。マルスに羽交い絞めにされたところをスオードUを受け、コスモバズーカで止めを刺される。
  • 名前の由来は脚本家の江藤直行から。[要出典]
改造怪獣
漫画版とグラビア版に登場。過去にウルトラ兄弟を苦しめた怪獣や宇宙人に強化改造を施したもの。以前よりパワーアップしており、体の一部にメカパーツが付いている。
怪獣戦艦
過去に現れた怪獣をベースにして作られた戦艦。
怪獣戦艦 ギエロニア
  • 全長:1313メートル[13][6]
  • 翼長:1423メートル[13]
  • 重量:820万トン[13][6]
  • 出身地:グア星[6]
ギエロン星獣をモデルにした怪獣戦艦[6]。ギナが座乗する。口に陽電子流撃砲[13][6]を内蔵する。
漫画版や雑誌連載版では形状が異なり黒い全身の1号機も登場している。
怪獣戦艦 ベムズン
  • 全長:990メートル[13][6]
  • 翼長:1040メートル[13]
  • 重量:1130万トン[13][6]
  • 出身地:グア星[6]
ベムスターをモデルにした怪獣戦艦[6]。ジュダが座乗する。腹部から陽電子流撃砲[13][6]を撃つ。
雑誌連載版では腹部の色や形状が異なり、陽電子流撃砲の威力も試作段階の、「1号機」と呼ばれるプロトタイプも登場している。
怪獣戦艦 キングジョーグ
  • 全長:960メートル[13][6]
  • 重量:1480万トン[13][6]
  • 出身地:グア星[6]
キングジョーをベースにした怪獣戦艦。モルドが座乗する。手の甲から陽電子流撃砲[6]を撃つ。怪獣戦艦の中ではギエロニアやベムズンより後に製造された最新型。

その他のキャラクター[編集]

エルパ
  • 身長:50メートル[6]
  • 体重:3万3000トン[6]
  • 出身地:エープ星[6]
類人猿惑星エープ星の住人。ウルフの親友。かつて友人をグア軍団の罠で失ったらしい。ウルフをかばってジュダに殺された。

特撮版[編集]

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

オープニングテーマ「アンドロメロス」
作詞:谷のぼる / 作曲:菊池俊輔 / 編曲:吉村浩二 / 歌:水木一郎コロムビアゆりかご会
雑誌連載時に製作された曲であるため、「謎のヒーロー」や「ブラックホール」など、テレビ版では登場しない要素が歌詞に盛り込まれている[4]
エンディングテーマ「帰って来いよアンドロメロス」
作詞:谷のぼる / 作曲:菊池俊輔 / 編曲:吉村浩二 / 歌:水木一郎

スーツアクター[編集]

  • アンドロメロス:小泉豊
  • アンドロウルフ:上田弘司
  • アンドロマルス:城谷光俊
  • アンドロフロル:国本恵美子
  • ジュダ:笹本和良
  • モルド:伊東勇治
  • ギナ:松島啓子

声の出演[編集]

放映リスト[編集]

各話にタイトルは付いていない。期間中、月曜から金曜まで休止なしで放送された。

話数 放映日 登場怪獣
1 2月28日 マグマ星人三人衆
2 3月1日 マグマ星人三人衆
ダクミラン
3 3月2日
4 3月3日
5 3月4日
6 3月7日
7 3月8日
8 3月9日 ダクミラン
9 3月10日 バゼリア
10 3月11日
11 3月14日
12 3月15日
13 3月16日
14 3月17日
15 3月18日 シズルン
16 3月21日
17 3月22日
18 3月23日
19 3月24日
20 3月25日
21 3月28日
22 3月29日 ギエロニア
ベムズン
キングジョーグ
ザビデン(25話-27話のみ)
メカバルタン(26話のみ)
23 3月30日
24 3月31日
25 4月1日
26 4月4日
27 4月5日
28 4月6日
29 4月7日
30 4月8日 エルパ
エドラス(37話-39話のみ)
31 4月11日
32 4月12日
33 4月13日
34 4月14日
35 4月15日
36 4月18日
37 4月19日
38 4月20日
39 4月21日
40 4月22日 ギエロニア
ベムズン
キングジョーグ(40話-41話のみ)
41 4月25日
42 4月26日
43 4月27日
44 4月28日 グア
45 4月29日

映像ソフト化[編集]

ウルトラマンボーイのウルころ[編集]

テレビ東京系で放映された番組『ウルトラマンボーイのウルころ』でもTV版『アンドロメロス』が紹介されている。以下の回でアンドロ戦士、敵キャラ、必殺技の紹介をウルトラマンボーイが詳しく解説した。

  • 第95回「アンドロ警備隊出動! の巻」(2004年2月13日)
  • 第100回「グア帝国侵略軍団あらわる! の巻」(2004年2月20日)
  • 第105回「アンドロ警備隊の得意技の巻」(2004年2月27日)

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 『ウルトラマン白書』では「臨場感に乏しい」と評している[1]
  2. ^ 円谷プロではその後、1990年代に『電光超人グリッドマン』や『ウルトラマンティガ』などでVTR方式での特撮ヒーロー作品の製作を進めている。
  3. ^ 『ウルトラマン白書』では『ウルトラファイト』に近いものであることを記述している[1]
  4. ^ 『ウルトラマン白書』ではフロルバリヤーと記述している[5]
  5. ^ ウルトラマンX Blu-ray BOX II』封入解説書では「似て非なる性質の持ち主」と記述している[12]
  6. ^ 『ウルトラマン白書』では「3万9千トン」と記述している[13]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f 白書 1987, pp. 166-167, 「アンドロメロス」
  2. ^ 円谷プロ全怪獣図鑑 2013, p. 193, 「column アンドロメロスの変遷」.
  3. ^ 円谷プロ全怪獣図鑑 2013, p. 198, 「ウルトラマン物語」.
  4. ^ a b c d 大石真司 2013, p. 193.
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 白書 1987, pp. 22-23, 「アンドロメロス」
  6. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba bb bc bd be bf bg bh bi bj 円谷プロ全怪獣図鑑 2013, pp. 190-193, 「アンドロメロス」
  7. ^ a b c d e f g h i j 超技全書 1990, p. 120
  8. ^ a b c d e 超技全書 1990, p. 119
  9. ^ a b c d e f g h i j 超技全書 1990, p. 121
  10. ^ a b c d e f g h 超技全書 1990, p. 122
  11. ^ a b c d e f g h 超技全書 1990, p. 123
  12. ^ X BDBOX II 2016, 「KAIJU LABORATORY」
  13. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u 白書 1987, pp. 120-121, 「アンドロメロス」
  14. ^ 講談社X文庫『メーキング・オブ・円谷ヒーロー (2) サイエンス・ワールド』(1987年)213頁。
  15. ^ 「VisualRadar」、『宇宙船』Vol.112(2004年5月号)、朝日ソノラマ2004年5月1日、 66頁、 雑誌コード:01843-05。

参考文献[編集]

  • 『不滅のヒーロー ウルトラマン白書』 朝日ソノラマ宇宙船別冊〉、1987年3月1日、第2版。雑誌コード:01844-03。
  • 『ウルトラ戦士超技全書』 小学館てれびくんデラックス愛蔵版〉、1990年9月10日ISBN 4-09-101423-2
  • 大石真司、江口水基・島崎淳・間宮尚彦 『円谷プロ全怪獣図鑑』 円谷プロダクション監修、小学館、2013年3月11日ISBN 9784096820742
  • Blu-ray『ウルトラマンX Blu-ray BOX II』(バンダイビジュアル BCXS-1027)封入 SPECIAL NOTES(構成・執筆:ガイガン山崎、島崎淳)

関連項目[編集]

TBS 平日17:45 - 17:55枠
前番組 番組名 次番組
アップルシティ500
(17:00 - 17:55)
【10分縮小して継続】
アンドロメロス
アップルシティ500
つなぎとして10分再拡大】

噂の刑事トミーとマツ(再)
(以上17:00 - 17:55)