ウルトラQ

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ウルトラシリーズ > ウルトラQ
ウルトラQ
放送時間 日曜 19:00 - 19:30(30分)
放送期間 1966年1月2日 - 7月3日(28回)
放送国 日本の旗 日本
制作局 円谷プロダクションTBS
監督 円谷一 ほか
脚本 千束北男 ほか
出演者 佐原健二
西條康彦
桜井浩子 ほか
ナレーター 石坂浩二
音声 モノラル放送
オープニング 作曲:宮内國郎

特記事項:
第28話は再放送枠で初公開。
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ウルトラQ』(ウルトラキュー) は、1966年1月2日から7月3日にかけて放送された特撮番組ウルトラシリーズ(空想特撮シリーズ)の第1作。

概要[編集]

万城目淳(星川航空パイロット)、戸川一平(パイロット助手)、江戸川由利子(毎日新報報道カメラマン)の主人公3人が、毎回遭遇する不可思議な事件を描く特撮SFドラマ。制作当初は、アメリカのテレビドラマ『アウター・リミッツ』や『トワイライトゾーン』を意識して作られた怪奇現象中心のドラマであったが、制作途中の方針変更で怪獣を中心としたドラマに路線変更された(詳細は後述)。1966年(昭和41年)1月2日から同年7月3日まで、TBS系で毎週日曜日19:00 - 19:30に放送。放送当時の提供は武田薬品工業一社。

制作経緯[編集]

1962年春頃より、円谷特技プロダクション(当時。初期の名称は円谷特技研究所)による特撮テレビ映画の初企画として、地球人に協力する不定形宇宙生物の活躍を描く『WOO』がフジテレビとの提携で進められていた[1][2]。また、1963年からはTBSとの間でSF特撮シリーズ『UNBALANCE』の企画検討も開始された[3][2]

1964年になり、円谷プロ社長・円谷英二はこれらの作品を制作するにあたり、当時世界に2台しかなかったアメリカ・オックスベリー社製の高性能光学撮影機「オプチカルプリンター1200シリーズ」を独断で発注した[3][2]。しかし、フジテレビとの調印の当日、『WOO』の制作は中止となってしまう[2]。円谷特技プロは代理店を通じてオックスベリー社にキャンセルを申し入れたが、既に日本に向かっている最中であり、当時の価格で4000万円[注 1]の機械を、円谷特技プロが自社で購入することは不可能だった。幸い、当時TBS映画部に在籍していた円谷一の口添えでTBSが購入を肩代わりすることになり[注 2]、1964年8月、この高価な機械を生かすためにまだ検討段階にあった『UNBALANCE』の制作を決定[3][2]した。TBS側としては、「世界のツブラヤ」の知名度を生かしての海外販売が前提だった。この時点での契約は1クール13本となっており、TBSは円谷特技プロの見積り通り7000万円の制作費を支給した[注 3]

当時、テレビ映画は映画界からの差別化の要望のために通常16mmフィルムを使用しており、テレビ局には35mmテレシネプロジェクターを導入できなかったが、円谷英二の「16mmのクォリティでは特撮は出来ない」との主張で劇場映画用と同じ35mmフィルムで撮影し、放映用フィルムとして16mmに縮小するという手法が採られた[4][2]。この破格の撮影環境に、TBS映画部より出向した監督の中川晴之助が「カネゴンの繭」でうっかり16mm撮影の調子でキャメラを回し続けて、他の監督から「フィルム喰いのハルゴン」とあだ名を付けられたというエピソードも残っている[5]。次作『ウルトラマン』からは特撮を35mm、本編を16mmで撮影する体制が採られている。

『UNBALANCE』には東宝のスタッフ・キャストが数多く集められ、放送スケジュールが未定のまま1964年9月27日から撮影開始。本邦初のSF怪奇アンソロジーとして5本のエピソードがほぼ完成していた(うち2本はラッシュフィルムの状態)『UNBALANCE』だったが、対象視聴者層をより明確にしたいというTBSプロデューサーの栫井巍(かこい・たかし)[注 4]の意向により、怪獣路線への変更を迫られることとなった[2]

番組のタイトルも、11月中に『ウルトラQ』に改められた[2]。このタイトルは、当時の流行語「ウルトラC」をもとにTBSの編成部に所属していた岩崎嘉一が考案したもので、視聴者に「これは一体何だ?」と思わせる高難易度のクエスチョン、そして高度のテクニックを駆使した特撮テレビ映画という二重の意味が込められていた[6][2]

栫井はTBS社内での調査取材の結果、1964年暮れには「日曜夜7時からの放送が最適」と考えていたという。この時点で1965年4月のスタートを予定していたものの[注 5]、第2クールの制作[注 6]が決まったために今しばらくの準備期間が与えられることになったのである[注 7]。そして栫井は、多額の制作費を回収するためとはいえ、スポンサーに高額な提供料を強いるのは無理だということを十分認識していた[注 8]。常に「じっくり時間をかけて全シリーズを制作してから腰を据えて放送にかけるのが諸般の事情から最高の策」という姿勢で臨み[8]、制作現場には放送開始の遅れに対する焦りは見られなかったという。

放送開始日時が正式に決定したのは、1965年9月末のことである[注 9]武田薬品の営業課長が試写を見て本作品を評価し、人気の低迷していた『新隠密剣士』を打ち切ってその後番組としてタケダアワーで放送されることとなった[9][10]。これを受けてTBSには「ウルトラ連絡協議会」(略してウ連協)が発足し、TBSとその系列局・円谷特技プロ・武田薬品・広告代理店の宣弘社が一体となって10月から大々的な宣伝作戦を展開していった。また1965年10月22日には、スポンサー関連の対応として「五郎とゴロー」のリテイク作業(登場する薬品名がヘリプロン結晶Gから青葉くるみに変更された)が行われている[11]

こうして1966年1月2日夜7時、本作は放送開始された[注 10]

商品化[編集]

円谷英二の方針でもあり、制作にはかなりの予算がつぎ込まれていることから予算の捻出のためTBS管理部の岡崎潔よりキャラクター商品の開発を提案される[注 11]。放映開始前に契約したのは集英社のみで『少年ブック』に連載が決まった。商品化を申し込む会社があまりに少なかったので、仕方なくキャラクター使用料率を商品価格の5%から3%に引き下げた。さらに放映開始後に本作は高視聴率を取ったが、それでも動く会社は少なかった。視聴率が高く、使用料率が低いとしても、商品にグロテスクな怪獣をつけられないというのが各業界の反応だった。しばらくして極東ノート昭和ノートマルサン商店増田屋斎藤貿易などが商品化を申し込んだので許諾したが、岡崎は「常連はほとんどソッポを向いた」と述べており、「マンガに非ざれば、キャラクターに非ず」という当時の風潮が拒絶された原因だとしている[12]

反響[編集]

ほとんどの放送回で視聴率30%台に乗る大人気番組となり、複数の社から発売されたレコードも初版3万枚が短期に完売、最終的にはミリオンセラーを記録するヒットとなった[13]。関連商品も好調で本作を商品化した各社は次作『ウルトラマン』の契約でも優遇された。怪獣のソフトビニール人形(ソフビ人形)は代表的なヒット商品となる。

TBSは次の番組企画も円谷特技プロに依頼、本作の基本構成に、怪獣と戦う専門の組織や巨大ヒーローなどの新基軸を付加する形で具体化させていったのが、本作を上回る人気番組となり、ウルトラシリーズを今日に至る長期コンテンツたらしめた『ウルトラマン』である[注 12][注 13]

後年の商品化[編集]

長期コンテンツであるウルトラシリーズの第1作として、放映終了後にも様々な形で商品化されている。1985年に全話、全カットを収録したフィルム・ブックス ウルトラQ(全7巻・絶版)が小学館より刊行された。同年に発売されたレーザーディスク版は当時35mmの字ネガフイルムが行方不明(2001年のDVD版発売時に多数発見された)であったが画質重視から本編撮影の35mmから起こされたノンテロップ版映像で販売された。放送用16mmのテロップの映像は巻末に収録された。

平成になってからは藤原カムイにより漫画化され、角川書店より刊行されている。また「デジタルウルトラシリーズ」第3弾としてフィルム(放送用の16mm版)のデジタル修復とDVDソフト化が行われた。

カラー化[編集]

カラー化の企画は数度検討され、1990年代前半には数分程度の試作も行われたが、その時点ではあまりにも製作費が高額になるために中止された。2009年4月1日に1日限定でニコニコ動画に「ガラダマ」のカラー版が公開され、同年9月発売の『特撮ニュータイプ』10月号で本作の全話カラー化を発表。放映45周年を迎えた2011年、HDリマスターおよびカラー化を果たした『総天然色ウルトラQ』[14]として、DVDとBlu-rayで発売された。カラー化の実現はデジタル映像技術の発達の賜物であり、作業はモノクロフィルムのカラー化を多数手がけているアメリカのビデオ製作会社「Legend Films」が担当した。着色されたものの中には実物と異なる物(上野駅名板など)や、演出上・当時の撮影技術の都合により、色が変更されている物もある。

カラー化については#映像ソフト化の節も参照のこと。

後年の放送・配信[編集]

泉麻人のウルトラ倶楽部ウルトラQ倶楽部については、それぞれの項を参照のこと。

過去にウルトラチャンネルで会員無料および有料配信されていた。2010年4月9日15時よりShowTimeにて全28話が有料アーカイブ配信開始(第1話は会員無料)。

2011年6月27日から、WOWOWにて前述したカラー化の前提として再度実施されたハイビジョンリマスター版(モノクロ)が放送され、視聴者投票によって選ばれた第3話「宇宙からの贈りもの」のカラー版も放送された。また、2013年5月3日 - 5月6日にはカラー版全話が放送された。

2015年1月4日1月5日未明) - 7月12日7月13日未明)にはTOKYO MXにてハイビジョンリマスター版(モノクロ)全話が放送された[15][16]

2016年4月2日4月3日未明)から、KBS京都にてカラー版が地上波初放送されている[17]

登場人物[編集]

万城目 淳(まんじょうめ じゅん[注 14]
星川航空のパイロットだが、SF作家を自称し、いつも宇宙旅行の夢ばかり追い続けている。行動力のある熱血漢で、セスナヘリコプターを操縦し、スポーツカーを乗り回し、さまざまな怪事件の調査に乗り出す。
劇中では、一平から「先輩」、由利子から「淳ちゃん」、一の谷博士及び関デスクからは「万城目君」と呼ばれている。
小説『ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント』によると、その後SF小説家となり、パイロット時代に遭遇した事件を下敷きとしたノンフィクション作品を『ウルトラQ』の題で発表したとされている。
映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』でも、演者は佐原のまま、超常現象に詳しいSF作家として登場した。
戸川 一平(とがわ いっぺい)
星川航空のパイロット助手。万城目の元で働く見習いで、共に怪事件の調査をする。セスナの操縦の腕はまだまだだが、ヘリコプターは操縦できる。おっちょこちょいのムードメーカーだが、時々鋭い勘を働かせる。
劇中では、万城目から「一平」、由利子及び一の谷博士からは「一平君」と呼ばれている。
江戸川 由利子(えどがわ ゆりこ)
毎日新報の女性カメラマン。かつ記者でもある。男勝りで好奇心が強く、淳と一平と共に怪事件の調査をする。
劇中では主に「由利ちゃん」と呼ばれているが、関デスクが「江戸川君」と呼ぶこともある。
一の谷(いちのたに)博士[注 15]
一の谷研究所の所長。世界的な権威を持つ学者で、万城目達3人からは「先生」と呼ばれ、3人の良きアドバイザーとして怪事件を解決に導く。
ウルトラマン』に登場した科学特捜隊は、一の谷博士らが中心となって日本支部を立ち上げたと設定がなされ[18]当初はメンバーに入っていたが円谷プロ公認のPCゲームで本作とウルトラマンの間にあった出来事を描いた「ウルトラ作戦 科特隊出動せよ!」.第1話「科特隊日本支部誕生」の六角村での核露怪獣ゴルドキング迎撃作戦時に無念の死を遂げた[19]
関(せき)デスク
毎日新報の編集長。報道に誇りを持つ仕事の鬼だが、人情家の一面もある、いつも由利子に怪事件の調査を依頼する。
本多(ほんだ)助手
一の谷研究所の研究員。苦労をいとわない優秀な助手。
相馬(そうま)記者
毎日新報の社会部記者(第3話では自ら「ぼくは芸能記者ですから」と言っている)。関デスクから怪事件の調査を頼まれるが、気が弱くいつも断っている。
劇中では、関デスクから「相馬君」、由利子からは「相馬ちゃん」と呼ばれている。
杉本(すぎもと)カメラマン
毎日新報のカメラマン。新婚。相馬記者と共に行動する。第25話においてセスナのパイロットとともに遭難事故に遭い、死亡した。
劇中では相馬記者から「杉ちゃん」と呼ばれている。

登場メカニック・アイテム・その他用語[編集]

シトロネラアシッド
原始怪鳥リトラが天敵の古代怪獣ゴメスと闘う際にくちばしから吐き出す強酸性の溶解液。ゴメスを倒すことに成功するが、これを使うことでリトラ自身も絶命してしまう[注 16]。命名は脚本の千束北男(飯島敏宏)による。「アシッド」とは「酸」のことであり、書籍によっては「シトロネラ酸」とも記述される。かんきつ系の香りを持つイネ科の植物シトロネラ(citronella)あるいはそれから精製されるシトロネラ油(citronella oil)からとられた名称。
炭酸ガス固定剤
源田博士が開発した薬剤。炭酸ガスを強力に固定化して植物の炭酸同化作用を阻害するジュラン枯死作戦に使用される。万城目がセスナで上空から振り撒き、地下の自衛隊による根への火炎放射と連携させて退治に成功。
梶田興治監督の発案[注 17]である。企画段階では、根からアンモニア水を吸わせて退治するとされていた。
ペギミンH
南極大陸に生息する架空のコケの成分から抽出した物質で、冷凍怪獣ペギラが苦手とするため、これを退治するために用いられた。コケは遭難した犬を越冬させるほどの滋養に富むが、ペギラと同環境に生息するアザラシに対しては毒物として働く。二度にわたる使用でも効果はペギラを退治するまでには至らず、追い払うに留まっている。
ハニーゼリオン
木村重夫が開発した高性能栄養剤。ローヤルゼリーの何十倍かの効力を持つが、副作用により生物を巨大化させることを知っていた同僚の伊丹一郎がこの開発をねたんで故意に温室にモグラを侵入させモングラーを誕生させることになる。
制作時には「ラゼリーB1」と呼称されていたが、スポンサーである武田薬品への配慮から、薬品らしさを緩和しハニーゼリオンに変更された。
シナリオ準備稿では「キムラ・スーパー・ゼリー」。
ネオニュートロン液
糸魚川博士が開発した薬剤。地底怪獣パゴスの体細胞を風化させる作用を持つため、ミサイルの弾頭に搭載されパゴス攻撃に使用された。ニュートロンは中性子を表す英語neutronから。
Kミニオード
神田博士が発明製作した電子部品。Xチャンネル光波を発生させる主要部品となる。当初、神田博士が工場に試作させたKミニオードが、博士の失踪後に見つかりケムール人攻撃に使用される。東京タワーに取り付けられ、発信された光波でケムール人を倒した。「オード」は、「ダイオード(diode)」などに見られる電子工学で電極を意味する接尾辞「-ode」から。
青葉くるみ
旧日本軍が衰弱した兵士に服用したという特殊栄養剤。大量に摂取すると甲状腺ホルモンに異常をきたし、身体の急激な成長を促す。野猿研究所へ忍び込んだクモザルゴローが300個も食べてしまい、50メートルの巨猿と化した。
制作時には「ヘリプロン結晶G」と呼称されていたが、「ラゼリーB1」と同様にスポンサーである武田薬品への配慮から、薬品らしさを緩和し青葉くるみに変更され、一部関連シーンが再撮影された[注 18]中城健の漫画版では「ヘリプロン結晶G」と記載されている。
チルソナイト
三国山脈の弓ヶ谷に落下した隕石(ガラダマ)の材質。一の谷博士の研究メンバーの調査結果では、リビア砂漠で発見された隕石と同種類のもので、非常な高熱で溶解された珪酸アルミニウムの一種でガラス状結晶体。金属物質のようで非常に軽いが、超硬質のためグラインダーを使って分解しようとしても歯が立たない。ダムに落下した巨大なガラダマの材質も同種の物質であった。
ウルトラセブン』第2話「緑の恐怖」では、ワイアール星人が用いた金属塊の材質として、ワイアール星から産出される「チルソナイト808」が登場した。なお、円谷プロのエイプリルフールネタでは、チルソナイトは合金、チルソナイト808は金属であるとされていた。
また、小説『ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント』では、シャプレー星人が用いるシャプレー・ブローチは、チルソナイトを含む合金製だとされている。
電波遮蔽網
東南大学物理学教室において、一の谷博士の研究メンバーが開発した鳥籠のような形をした特殊な網。これを被せるとチルソナイトの隕石(ガラダマ)から発するガラモンの誘導電波を遮断する。誘導電波が遮断されるとガラモンは動きが緩慢になり、やがて口から液体を吐き動かなくなる。続編「ガラモンの逆襲」では、折りたたんで携帯できるよう、シート状に改良された。
S13地区
政府の人口対策計画「1/8計画」で、街も人間も1/8に縮小されたモデル都市だが、実際はこの話自体由利子の夢の中の話のため実在しない。
熱原子X線
一の谷博士が開発した熱原子を応用した強力な高エネルギー光線を発射する装置。猛獣なら一撃だが、元々人間である巨人こと浩二に対しては本人を殺しかねないリスクがある。一の谷博士は巨人になった原因の巨大なモルフォ蝶の毒素だけを分解し浩二を元の体に戻すことに成功した。企画段階『UNBALANCE』での脚本では元に戻らずに絶命する予定だった。
アランカ帝国
「ゴーガの像」の言い伝えに出てくる古代国家。6,000年前に、一夜にしてゴーガによって滅亡した。
超特急列車「いなづま号」
20世紀最後の弾丸列車。報道関係者を招いた試運転の最中に、車内で突然細胞分裂を起こして急成長した人工生命M1号に運転室を乗っ取られ、暴走した。
最高時速450kmを誇る超特急で、人工頭脳「JFOME装置」によって自動運転され、新東京駅 - 北九州駅の間を3時間で走破する。全区間のほとんどが山地を掘り抜いたトンネルであることから、別名「地底超特急」とも呼ばれる。車体には高速運転用と思われるカナード翼ロケットエンジンを装備しており、車内には客室の他、特殊物品輸送用の特殊合金製保管ロッカーも備わっている。また、万一の事態に備えて、北九州駅には80%の確率で最高時速のいなづま号を受け止められる巨大な車止めが用意されている。
番組制作当時は東海道新幹線しか無く、新大阪駅から先の山陽新幹線(岡山駅までの第一期工事)は用地買収や整地作業の段階だったので、東京から福岡県まで乗り換え無しの特急1本で移動できるというのは実に夢物語だった。
漫画『大怪獣バトル ウルトラアドベンチャー』には、いなづま号の後継車両が登場している。
宇宙ロケット
日本の宇宙開発局が半年前に打ち上げた火星探査機。火星表面の写真撮影を行う予定だったが送信機の故障によって交信を絶ち、火星の地表に激突した。その後、ナメゴンの卵を入れられたカプセルが、火星の知的生命体によって人類の宇宙開発への警告として地球に送り返された。
サタン1号
土星探査を目的とした有人宇宙船。地球への帰還途中に宇宙胞子の状態で取りついたバルンガに燃料を吸い取られ、大気圏突入の際に逆推進ロケットが停止してしまい、パイロットである奈良丸の「風船だ!」という叫びを残して地球に墜落した。
超音速旅客機
無尾翼四発の国産超音速ジェット旅客機。そのエンジン推力は怪獣を吹き飛ばすほど。就航したばかりだが、既に香港 - 羽田間の航路が開通している。万城目や戸川らが乗っていた206便が東京上空でトドラが発生させた乱気流に飲み込まれ、異次元空間に迷い込んでしまった。
日本沈没説
第20話で石井博士が提唱した学説。大規模な地殻の変動により、近い将来に日本列島のほとんどが海面下に没するというもの。あまりにも突飛な学説なので誰にも信じてもらえず、博士は学界からも異端児扱いされていた。しかし、博士が調査・研究のために在住していた岩根島だけはたった1日で沈み、学説はまんざらでたらめではないことが立証された。

キャスト[編集]

レギュラー・準レギュラー[編集]

ゲスト(50音順)[編集]

※本作は大変出演者が多いので、以下の基準で記す。

  1. 各エピソードのキーパーソン
  2. 著名な芸能人が演じる人物
  3. 特撮ジャンル作品に出番の多い俳優が演じる人物
  4. 著名な関係者の特別出演

ゲスト出演者一覧

記載順はクレジットに基づく。

俳優 話数 サブタイトル 役名 備考
富田仲次郎 1 ゴメスを倒せ! 東海弾丸道路・中村作業係長
山本廉 東海弾丸道路建設作業員B
大村千吉 東海弾丸道路建設作業員A(アル中作業員) クレジットは大林千吉[21]
森野五郎 金峰山洞仙寺・住職
村岡順二 次郎
関田裕 作業員
山田圭介 学者B
勝本圭一郎 学者A
江原達怡 毎日新報・新田記者
小宮山清 次郎の声[22] ノンクレジット
土屋嘉男 2 五郎とゴロー 野猿研究所所員・小野 クレジットは土屋嘉雄
石田茂樹 野猿研究所所員・松崎
谷晃 五郎を非難する村人
桐野洋雄 毎日新報・伊藤記者
鈴木和夫 五郎
二瓶正也 牛乳運搬トラック運転手・森下
渋谷英男 毎日新報・林記者 クレジットは澁谷英雄
坪野鎌之 巡査
西條竜介 武装警官・隊長
矢野陽子 ロープウェイ・ガイド
勝部義夫 毎日新報記者[23] ノンクレジット
鈴木治夫 毎日新報記者[23] ノンクレジット
佐藤功一 3 宇宙からの贈りもの 強盗犯
田崎潤 宇宙開発局・坂本長官
池田生二 対策委員[24][25] ノンクレジット
金城哲夫 宇宙開発局員B[23] カメオ出演
篠原正記 大蔵島・自警団[26] ノンクレジット
土屋詩朗 宇宙開発局・山下[24][25] ノンクレジット
夏木順平 大蔵島・自警団員[26] ノンクレジット
高田稔 4 マンモスフラワー 源田博士
堺左千夫 東京広告社支配人
中山豊 東京広告社社員
雨宮貞子 一平のガールフレンド・道子
向井淳一郎 警察幹部
津田光男 対策本部長
丘照美 地下街の女
岡豊 自衛官
井上大助 警官B
坂本晴哉 警官A
勝部義夫 毎日新報記者[23] ノンクレジット
古谷敏 お堀の野次馬[26] ノンクレジット
田村奈巳 5 ペギラが来た! 南極基地越冬隊・久原羊子隊員 クレジットは田村奈己
松本克平 南極基地越冬隊・天田隊長
森山周一郎 南極基地越冬隊・池田隊員
伊吹徹 南極基地越冬隊・伊東隊員
黒木順 南極基地越冬隊・鈴木副隊長
石島房太郎 極地観測船「鷹丸」・富士井船長
岡豊 井上隊員
今井和雄 隊員
内海賢二 鈴木副隊長の声[27] ノンクレジット
二瓶正也 6 育てよ! カメ 銀行ギャング・佐東
当銀長太郎 銀行ギャング・内田
中村和夫 浦島太郎
大泉滉 太郎の担任
磯野秋雄 太郎の父
大友伸 警部
古田俊彦 刑事
星清子 太郎の母
今井和雄 教師
荒木保夫 警官
立石愛子 乙姫
村岡順二 竹雄[26] ノンクレジット
金井大 7 SOS富士山 横山巡査
本郷淳 富士火山研究所・早川技官
高嶋英志郎 タケル
市川和子 タケルの姉・光子
花房正 次郎
山崎二郎 金太
立花里美 ソノ子
晴乃チック 岩石処理作業員A
晴乃タック 岩石処理作業員B
沢井桂子 8 甘い蜜の恐怖 長谷川愛子
黒部進 木村重夫
岩下浩 伊丹一郎
池田生二 吾作
熊谷卓三 対策本部司令
馬渕功 農民B
草間璋夫 村の自治関係者
篠原正記 農夫・万作
中島春雄 県警隊長
宇留木耕嗣 抗議する村人
加藤茂雄 抗議する村人
清水元 長谷川試験場長
若林映子 9 クモ男爵 今日子
鶴賀二郎 竹原
永井柳太郎 灯台長
岩本弘司 灯台職員・竹井
滝田裕介 葉山
石川進 10 地底超特急西へ 新東京駅・西岡主任
塚本信夫 相川教授
山村哲夫 イタチ
青柳直人 イタチの相棒・ヘチマ
奥村公延 いなづま号・小山運転士
松山照夫 川田記者
大塚周夫 靴磨きの客A
和久井節緒 靴磨きの客B クレジットは我久井節緒
岡田光広 乗務員D
由木光 乗務員B
済藤真理 乗務員C
毛利幸子 乗務員A
矢野陽子 いなづま号・ガイド
長沢隆光 マスター
金城哲夫 いなづま号車掌[23] カメオ出演
中曽根雅夫 新聞記事場面アナウンスの声
M1号(ラストの台詞)[26]
ノンクレジット
青野平義 11 バルンガ 奈良丸明彦
草川直也 医者A
田中志幸 対策本部長
鈴木治夫 調査部係員[23]
永井玄哉 警官
井上千枝子 老人ホームの老婆
小沢憬子 家政婦
記平佳枝 看護婦
中江隆介 院長
高橋征郎 サタン1号パイロット(奈良丸明彦の息子)
橘正晃 記者A
大塚秀男 医者B
勝部義夫 東都新聞記者[23]
清野幸弘 通信員[28]
新野悟 通信員[29] ノンクレジット
増岡弘 病院の見舞い客の声[26] ノンクレジット
中山豊 12 鳥を見た 漁師
日方一夫 港市警・警部補
勝本圭一郎 漁師(古代船発見者)B
安芸津広 年配の漁師
坪野鎌之 漁師(古代船発見者)C
神田正夫 漁師(三郎の叔父)A
津沢彰秀 三郎少年
馬渕功 動物園守衛A
伊原徳 飼育係[30] ノンクレジット
満田かずほ 警官 カメオ出演
福田豊土 13 ガラダマ 大木先生 クレジットは福田豊士
富田浩太郎 東南大学物理学研究室・植田
新田勝江 長谷先生(守の担任)
平井三般子 由美
若原啓子 綾子
川村和彦 助手A
古山桂治 助手B
辻本勝義 助手C
南谷智晴 守(チルソナイトを発見した少年)
小林志津雄 [31][32] ノンクレジット
鈴木泰明 毎日新報記者[23] ノンクレジット
古谷徹 [31][32] ノンクレジット
有馬昌彦 14 東京氷河期 沢村照男
佐藤英明 沢村治夫
野本礼三 毎日新報・秀山記者
杉裕之 羽田管制塔・管制官
伊藤実 羽田管制塔・管制官
浜田寅彦 15 カネゴンの繭 金男の父
渡辺文雄 中松工事監督(ヒゲおやじ)
野村昭子 金男の母
牧よし子 おたすけ教の巫女
二瓶正也 中松工事監督の助手
神山卓三 戸野山巡査
東美江 銀行事務員
辻沢敏 加根田金男
桜井俊道 アキラ
花房正 武二
石上正己
佐藤卓郎 太チン
中島洋 チビ
麻生みつ子 カネゴン / 加根田金男の声[33] ノンクレジット
小宮山清 アキラの声[34] ノンクレジット
平田昭彦 16 ガラモンの逆襲 電波監視所・花沢主任
沼田曜一 トラック運転手・牛山
義那道夫 遊星人Q
佐田豊 東南大学・警備員
桔梗恵二郎 機動隊隊長
維田修二 電波研究所・係官A
横井徹 電波研究所・係官B
伊福部昇 ドライブインの男
渡辺康子 ドライブインの女
小林志津雄 ツトム(トラックの中で電子頭脳を見た少年) クレジットは小林志津夫
篠原正記 牛山の同僚[35] ノンクレジット
村上冬樹 17 1/8計画 S13地区区長
堺左千夫 1/8計画係員B
松本染升 1/8計画応募者
田中順一 太った男
伊原徳 1/8計画応募者B[35] ノンクレジット
金城哲夫 階段を駆け上がる男[26] カメオ出演
夏木順平 S13地区・警官[36] ノンクレジット
三田照子 S13地区・民生委員
城所英夫 18 虹の卵 糸魚川博士
宮川洋一 トラック運転手
嵯峨善兵 原子力発電所・所長
春江ふかみ お婆ちゃん
白川ひかる ピー子(批伊子)
星紀市 トラック運転手の助手
内野惣次郎 ブン太
市川久伸 青チン
大久保隆司 キー坊
江原一成
中原純子 のん子
郷田いつ子 ミドリ
鳥海透 チビ
小林昭二 19 2020年の挑戦 天野二等空佐
柳谷寛 宇田川刑事
高峰竜三 航空自衛隊幕僚
土屋靖雄 毎日新報・友田記者 クレジットは土屋靖男
石間健史 プール端の男
中田啓子 淑女
暮林修 渡辺カメラマン
真木みさ ゴーカートのモデル
珠めぐみ 20 海底原人ラゴン 石井文子(石井博士の妹)
石崎二郎 石井博士
笹川恵三 高山漁業組合長
勝部演之 漁師・川崎 クレジットでは勝部寅之
江幡高志 酔漢・立花(ラゴンに襲われる漁師)
黒沢年男 漁師・利夫 クレジットは黒沢年夫
加藤隆 健三
坪野鎌之 林巡査
山村哲夫 漁師町の少年 ノンクレジット
水木恵子 21 宇宙指令M774 一条貴世美(ルパーツ星人ゼミ
小美野欣二 巡視船「ねぎし」大木航海士
藤田進 巡視船「ねぎし」松田船長
多田幸雄 宮本航海士
山崎洋 星川航空パイロット
野村浩三 22 変身 浩二(巨人
中真千子 あや子(浩二の婚約者)
生方壮二 警官隊隊長
大西康雅 村人B
小松英三郎 毎日新報の記者
廣田新二郎 村人A
久保明 23 南海の怒り 雄三
高橋紀子 アニタ
石田茂樹 コンパス島酋長
上田忠好 通訳・南
和沢昌治 雄三の父(第五太平丸船長)
高木弘 ジラー
伊吹新 コンパス島の男
池田宏 タラー
荒木保夫 第五大平丸船員[35] ノンクレジット
鈴木泰明 毎日新報記者[23] ノンクレジット
松下達夫 24 ゴーガの像 岩倉孫一郎(国際密輸団のボス)
笠間雪雄 タミの父・瀬川大使
田原久子 アリーン / リャン・ミン(暗号名=A3)
山県玲子 タミ
佐乃美子 瀬川正子
入江正徳 対策本部・早田
相沢治夫 対策本部長・大野
山崎洋 N2
日恵野晃 ゼロ
渡真二
古谷敏 岩倉の部下・蜂[37] ノンクレジット
山谷初男 岩倉の部下・猫[37] ノンクレジット
小杉義男 25 悪魔ッ子 魔術師・赤沼
坂部紀子 リリー
宮田芳子 刀の曲芸師・珍
権藤幸彦 トラック運転手
河辺昌義 ドライバー
須田準之助 赤沼魔術団・団員(鏡の前の男)
荒木保夫 警備員
工藤堅太郎 26 燃えろ栄光 相川(ダイナマイト)ジョー
穂積隆信 ビル大山
武藤英司 奥井林太郎プロモーター
羽佐間道夫 実況アナウンサー
森川公也 スポーツ記者
桐野洋雄 27 206便消滅す オリオンの竜 劇中ではオリオン太郎
大前亘 乗客A
八代美紀 206便スチュワーデス・木村英子
緒方燐作 206便・中村副操縦士
鈴木治夫 オリオンの竜を護送中の刑事
伊藤実 羽田管制塔・管制官
山田圭介 乗客B
古河秀樹 管制官
小泉博 羽田管制塔・金子主任
伊藤久哉 206便・飯島機長
柳谷寛 28 あけてくれ! 沢村正吉
東郷晴子 沢村トミ子
天本英世 SF作家・友野健二
佐田豊 沢村の上司
石田茂樹 警視庁公安課・瀬川主任
堤康久 異次元列車・車掌
森今日子 友野家の家政婦・松代
草間璋夫 乗客A
東静子 婦人(異次元列車乗客)
古河秀樹 乗客C
佐々容子 沢村の娘・恵子
奥村公延 アマチュアカメラマン ノンクレジット

スーツアクター[編集]

  • ゴメス(第1話)・パゴス(第18話) - 中島春雄
  • ゴロー(第2話)・ガメロン(第6話)・モングラー(第8話)・トドラ(第27話) - 福留幸夫[注 25]
  • ペギラ(第5・14話) - 清野幸弘[注 26]
  • ゴルゴス(第7話)・M1号(第10話)・カネゴン(第15話)・ピーター(第26話) - 中村晴吉
  • ガラモン(第13・16話) - 高橋実[注 27]
  • ケムール人(第19話)・ラゴン(第20話) - 古谷敏

スタッフ[編集]

  • 監修 - 円谷英二
  • 製作 - 円谷英二、拵井巍(TBS)、渋沢均(TBS)

(監督、脚本、特技監督は#放映リスト参照)

本編
  • 原案 - 金城哲夫(第22話)、熊谷健(第25話)
  • 撮影 - 内海正治、長谷川清、田島文雄
  • 照明 - 小林和夫、後藤忠雄
  • 美術 - 清水喜代志
  • 音楽 - 宮内國郎
  • 編集 - 兼子玲子、小畑長蔵、氷見正久
  • 効果 - 沢田一郎、知久長、西本定正
  • 録音・現像 - キヌタ・ラボラトリー、藤縄正一
  • 助監督 - 満田かずほ、吉高勝之、東條昭平
  • 制作担当者 - 守田康司、広岡常男、真木照夫
特殊技術
  • 制作 - TBS、円谷プロダクション

放映リスト[編集]

各怪獣の詳細は「ウルトラQの登場怪獣」を参照

話数 制作順
[注 29]
脚本No.
[注 30]
放送日 サブタイトル 登場怪獣・宇宙人 脚本 特技監督 監督 視聴率
1 12 12 1966年
1月2日
ゴメスを倒せ! 古代怪獣ゴメス
原始怪鳥リトラ
千束北男 小泉一 円谷一 32.2%[39]
(26.5%)[40]
2 7 11 1月9日 五郎とゴロー 巨猿ゴロー 金城哲夫 有川貞昌 33.4%
(30.9%)
3 5 5 1月16日 宇宙からの贈りもの 火星怪獣ナメゴン 川上景司 34.2%
(32.0%)
4 1 1 1月23日 マンモスフラワー 巨大植物ジュラン 金城哲夫
梶田興治
梶田興治 35.8%
(33.1%)
5 14 15 1月30日 ペギラが来た! 冷凍怪獣ペギラ 山田正弘 野長瀬三摩地 34.8%
(33.6%)
6 11 8 2月6日 育てよ! カメ 大ガメ ガメロン
怪竜、乙姫
小泉一 中川晴之助 31.2%
(32.1%)
7 27 20 2月13日 SOS富士山 岩石怪獣ゴルゴス 金城哲夫
千束北男
的場徹 飯島敏宏 32.5%
(33.2%)
8 10 10 2月20日 甘い蜜の恐怖 モグラ怪獣モングラー 金城哲夫 川上景司 梶田興治 38.5%

9 13 13 2月27日 クモ男爵 大グモ タランチュラ 小泉一 円谷一 32.4%
(36.9%)
10 28 25 3月6日 地底超特急西へ 人工生命M1号 山浦弘靖
千束北男
的場徹 飯島敏宏 32.6%
(35.3%)
11 16 17 3月13日 バルンガ 風船怪獣バルンガ 虎見邦男 川上景司 野長瀬三摩地 36.8%
(36.4%)
12 6 7 3月20日 鳥を見た 古代怪鳥ラルゲユウス 山田正弘 中川晴之助 32.6%
(36.2%)
13 17 27 3月27日 ガラダマ 隕石怪獣ガラモン 金城哲夫 的場徹 円谷一 35.7%
(39.2%)
14[注 31] 15 16 4月3日 東京氷河期 冷凍怪獣ペギラ 山田正弘 川上景司 野長瀬三摩地 36.8%
(35.1%)
15 20 21 4月10日 カネゴンの繭 コイン怪獣カネゴン 的場徹 中川晴之助 28.5%
(29.5%)
16 26 28 4月17日 ガラモンの逆襲 隕石怪獣ガラモン
宇宙怪人セミ人間
金城哲夫 野長瀬三摩地 31.2%
(28.0%)
17 8 9 4月24日 1/8計画 1/8人間 有川貞昌 円谷一 31.7%
(31.2%)
18 21 24 5月1日 虹の卵 地底怪獣パゴス 山田正弘 飯島敏宏 28.9%
(30.8%)
19 22 23 5月8日 2020年の挑戦 誘拐怪人ケムール人 金城哲夫
千束北男
28.6%
(29.3%)
20 24 26 5月15日 海底原人ラゴン 海底原人ラゴン 山浦弘靖
大伴昌司
野長瀬三摩地
的場徹 野長瀬三摩地 34.0%
(32.1%)
21 19 18 5月22日 宇宙指令M774 キール星人[注 32]
ルパーツ星人
宇宙エイ ボスタング
上原正三 満田かずほ 30.9%
(30.8%)
22 2 2 5月29日 変身 巨人
巨蝶モルフォ蝶
北沢杏子
原案:金城哲夫
川上景司 梶田興治 26.9%
(29.3%)
23 23 14 6月5日 南海の怒り 大ダコ スダール 金城哲夫 的場徹 野長瀬三摩地 30.1%
(30.7%)
24 25 22 6月12日 ゴーガの像 貝獣ゴーガ 上原正三 27.0%
(28.9%
25 3 3 6月19日 悪魔ッ子 悪魔ッ子リリー 北沢杏子
原案:熊谷健
川上景司 梶田興治 31.5%
(31.1%)
26 18 19 6月26日 燃えろ栄光 深海生物ピーター 千束北男 的場徹 満田かずほ 30.8%
(29.0%)
27[注 31] 9 4 7月3日 206便消滅す 四次元怪獣トドラ 山浦弘靖
金城哲夫
原案:熊谷健
川上景司 梶田興治 35.2%
(36.4%)
28[注 33] 4 6 1967年
12月14日
あけてくれ! 異次元列車 小山内美江子 円谷一 19.9%

  • 第3話「宇宙からの贈りもの」、第17話「1/8計画」はゲスト出演者が多く、殆どがノンクレジットとなっている。
  • 海外で放送することも前提に制作され、本編のサブタイトル・スタッフ・キャストを表示するテロップが別に制作されていた。そのため、1980年代の再放送や東映からの最初のビデオソフトの発売時には、テロップの原版がほとんど所在不明となっていたため、東映ビデオ事業部や各放送局は独自のテロップを本編に挿入していた。そういう背景もあり、1984年の朝日放送における再放送時、第25話「悪魔ッ子」は「悪魔子」と誤表記[注 34]で放送された。
  • 栫井巍は、試写会での評判が最も高かった「宇宙からの贈りもの」を放映第1話に決めていた。しかし65年12月上旬、円谷一監督が「無理をして脚本を書いてくれた飯島さんへの恩返しとして、「ゴメスを倒せ!」を初回に持ってきてくれないだろうか」と提案してきたという。

関連番組[編集]

  • 1965年12月25日に放送前特番『ウルトラQは怪獣の世界』が15分枠で放送。進行役は漫才コンビの晴乃チック・タック
  • 1966年5月5日にTBSで『ウルトラQ大会』を放送。第1話、第5話を再放送。
  • 1966年6月2日に本作の放送期間中『現代の主役 ウルトラQのおやじ』が夜22時30分から23時まで30分枠で放送。演出は実相寺昭雄
  • 2011年のWOWOWでのハイビジョンリマスター版放送時に新作ミニドラマ『Q-異次元への扉』が付随して放送された。「総天然色ウルトラQ プレミアムBlu-ray BOX II」に収録されている。

映画[編集]

主題歌[編集]

オープニングテーマ曲[編集]

本作品のテーマ曲は、劇中で使用されたヴァージョンだけでも3種類が存在する。まず制作Aブロックの「マンモスフラワー」「変身」には、M-2編集済(初回放映当時に発売されたソノシートに収録されたテーマ曲はすべてこのヴァージョン)が使われた。続くBブロックの「あけてくれ!」「宇宙からの贈りもの」では、M-2編集済が中間部最初の二小節を繰り返さないように短縮された形で使用されている。制作Aブロックだったにもかかわらず、「悪魔ッ子」だけM-2編集済が使われずに、制作Cブロック以降のヴァージョン(M-2T2)が選曲されているのは、後にタイトル部分の撮り直しを行ったためだという。全28話中、このM-2T2は実に22話分で使われた最も馴染みの深いテイクである。現存するマスターテープのリストには、本編で使われたテーマ曲とは別に使われなかったテーマ曲(M-2T1)、テーマ曲をアレンジしたもの(M-3、M-3B)、テーマ曲の編集用素材(M-2B1、M-2B2、M-2B2T2)など6つのパターンが収録されている。また、「育てよ! カメ」「カネゴンの繭」の両話は子役が主役のストーリー設定のため、それぞれの作品で別にテーマ曲が作曲されている。なお『ウルトラマン』第21話「噴煙突破せよ」でケムラーの出現場面に本作品のテーマ曲が途中からではあるが使われている。

本作のテーマ曲をカヴァーしたアーティストにUnited(1992年発売のミニアルバム『Beast Dominates'92』収録)、MAD3(1996年発売のアルバム『Jack the Violence』収録)、LOW IQ 01(2006年発売のトリビュートアルバム『ROCK THE ULTRAMAN』、または2010年発売のアルバム『MASTERPIECE MUSIC MAKES LOW IQ 01』収録)、押尾コータロー(2012年発売のライブDVD『10th Anniversary LIVE』収録)がいる。

本編未使用楽曲[編集]

「大怪獣の歌」
作詞 - 東京一 / 作曲 - 宮内國郎 / 歌 - みすず児童合唱団
「ウルトラマーチ」
作詞 - 東京一 / 作曲 - 宮内國郎 / 歌 - みすず児童合唱団

2曲とも本編では使用されていない。放映開始後の爆発的な番組のヒットに伴い、急遽作成された商品のひとつ。各社にわたってリリースされ、ソノシート形式でのものも多い。3月以降に相次いで行われた展示イベント、アトラクションショーなどの場内音楽で大いに活用された。

劇伴音楽[編集]

本作品のBGMは総数300曲近い厖大な曲数に及んでいる。汎用楽曲として、Mナンバーを冠する曲が各エピソード用に作曲され、随時録音されている。東宝特撮映画『ガス人間第一号』(音楽担当は宮内國郎)に使われたBGMが流用され、怪獣出現シーンやクライマックスなど重要なポイントで多用されているが、これらの曲を除いて新規に作曲されたオリジナル曲は251曲も存在する(本編未使用曲、NG曲を含む)。「ウルトラQ」のロゴが回転する有名なオープニングタイトルのバックに流れるBGM(M-1T2)は、特殊楽器が専門で奏者でもある渡邊淳が持参したウッドブロックキハーダ胡弓、玩具類などを中心に使って演奏されている。本作品のBGMはその後、『ウルトラマン』や『快獣ブースカ』『トリプルファイター』に流用されている。

未使用シナリオ[編集]

()内は脚本家と予定監督、予定特撮監督()のない物は脚本家、監督、特技監督不明。

【「UNBALANCE」の企画書に添付されたサンプルストーリー】
  • 幽霊自動車(原案:半村良金城哲夫、脚本:木村武、予定監督:円谷一、予定特技監督:川上景司)
    準備稿が印刷され、当初は「あけてくれ!」との同時撮影が予定されていたものの、風変わりな内容から撮影延期に。その後TBSのプロデューサーが怪獣路線への変更を指示したために完全に制作中止となった。同時期、やはり怪獣の登場しない「206便消滅す」も一旦制作が見送られた。
  • 突然変異
  • 霊界放送局(大伴昌司
  • 女王蜂の恐怖(金城哲夫)
  • 魔の一夜(金城哲夫)
  • 宇宙新婚旅行(金城哲夫)
  • マグマ(福島正実
  • 宇宙バクテリア(福島正実)
  • 魔のグランプリ(光瀬龍
【第1クール制作中に準備されたストーリー】
【第2クール制作前に作られたサンプルストーリー(原案)】
  • 河童襲来 - プロット集では削除
  • 甲虫EX号を撃滅せよ
  • スペースマーチ - プロット集では削除
  • 羅生門の鬼 - プロット集では削除
  • 海から来た友達
  • エイ旋風東京を襲う
  • ゲロンガ出現す
  • 宇宙細菌作戦
  • ヒトデーの夜と霧
  • クラプトン襲来す
【プロット集「ウルトラQ テーマの部分」に掲載された作品】
  • 地震源ナマラー
  • クラゲモンの襲来(上原正三
    準備稿「Oil SOS」「東京SOS」(決定稿で「Oil SOS」に戻る)が作成されるが未制作。
  • ケムラーの逆襲(山浦弘靖
    『ウルトラマン』に「ケムラー」という同名怪獣が存在する。
  • ゴロー対スペースモンスター(金城哲夫)
    第2話「五郎とゴロー」の続編になる予定だった作品。
  • ゲロンガ対山椒ラウス
    平成18年(2006年)1月14日放送の『ウルトラマンマックス』第29話の回想場面で、40年前のテレビ番組『UNBALANCE』の撮影場面に登場。脚本名に「山椒ラウスの逆襲」が使われ、実際の怪獣として牛鬼怪獣ゲロンガが登場。ウルトラマンマックスの登場怪獣#牛鬼怪獣 ゲロンガも参照。
  • 奇怪島探検
  • さまよえる蠍
  • ミミモンズ撃滅作戦
  • M87星雲より!
    中性子怪獣ミクラーの出身地の「M87星雲」はウルトラ戦士の故郷.M78星雲の原型になり、ゾフィーの「M87光線」や『ウルトラマンA』第14話で北斗星司の「M87星雲」という台詞はこの名残である。
  • 蝶になった少女
【第2クール制作中に準備された作品】
  • ガラダマの谷(脚本:金城哲夫、予定監督:円谷一、予定特技監督:的場徹)
    この題名で準備稿と決定稿が印刷された。一平が主役であり、隕石に乗って宇宙を放浪する多角獣が登場する。これを大幅に改稿した「ガラダマ」が制作された。
  • oil S・O・S(脚本:上原正三、予定監督:円谷一、予定特技監督:的場徹)
1965年5月11日~17日にかけて本編の撮影が予定されていたが、ロケ先からのクレームで制作中止となった。怪獣クラプトンの操演モデルはボスタングに流用。
『ウルトラマン』第13話「オイルSOS」に台詞の一部がフジ隊員のものに流用されている。ストーリー自体は別物であるが、同話を担当した金城哲夫が同名のタイトルを用いた理由は明らかになっていない[41]
  • 火星のバラ(脚本:金城哲夫、予定監督:野長瀬三摩地、予定特技監督:的場徹)
昭和43年(1968年) - 1965年9月 - 10月にかけて制作予定だったが、予算等の問題で未制作となった。「TBSコミックス/梅田プロデュースセンター刊」1月増刊号に鬼童譲二のまんがとして掲載。2013年1月11日にWOWOWで放送された「ノンフィクションW 円谷英二からの贈りもの」にてオリジナルキャストにより音声ドラマ化された。
  • キリがない(脚本:万福寺百合、予定監督:中川晴之助、予定特技監督:的場徹)
「カネゴンの繭」と同時進行で制作する予定で準備稿と決定稿が印刷され、それに合わせて劇伴の追加録音も行われたが予算等の問題で1965年9月6日に未制作となった。この作品に登場するのは白いマシュマロのような生物(名前不詳)でカイメンのような怪獣だった。小学館『ウルトラマンDNA』Vol.1(2004年)に復刻掲載。
  • 化石の城(脚本:上原正三、予定監督:野長瀬三摩地、予定特技監督:的場徹)
空想癖のある少女・タミを中心にストーリーが展開。巨大なアーム貝が登場する。その後、少女の名前と貝獣だけを引き継ぎ、全く別のストーリー「ゴーガの像」に改稿された他、『快獣ブースカ』第38話「海が呼んでいる」の元になった。
【幻の第3クール用に準備された作品】
  • 怪獣同士のトーナメント戦による戦いが予定され、タイトルが判明しているもの以外にもペギラ及びトドラ、未制作のクラプトンも候補に挙がっていた。
  • パゴス対ギョオ(魚型怪獣、ピーターも候補)
  • ゴロー対スペースモンスター(ガラモン)、
  • 東京大津波(パゴス対ケムール人対ガラモン)
【その他の未制作作品】
  • バクたる(万福寺百合)
このストーリーをベースにした『ウルトラマンティガ』第40話が、平成9年(1997年)6月7日に放送された。
ストーリー展開は『ウルトラマン』の第15話「恐怖の宇宙線」の元になった[42][43][44]
  • ゴメス対ナメゴン
オリジナル作品としてソノシートに収録されている。

漫画[編集]

  • 月刊少年ブック(集英社)
    • 鳥を見た 1966年春休み増刊号 中城健太郎
    • ガラモンの逆襲 1966年5月号 川崎のぼる
    • 2020年の挑戦 1966年6月号 中城健太郎
    • 燃えろ栄光 1966年7月号付録 中城健太郎
    • SOS富士山 1966年夏休み増刊号別冊付録 森ひろし
    • ペギラが来た! 1966年8月号 中城健太郎
    • ペギラ対ゴルゴス 1967年3月号別冊付録 古城武司
    • 大ガラモンの恐怖 1967年4月号別冊付録 古城武司
    • パゴスの虹 1967年5月号別冊付録 古城武司
    • ゴメスの怒り 1967年6月号別冊付録 古城武司
    • 全怪獣大決戦・怪獣列島 1967年8月号別冊付録 旭丘光志
  • 少年ブック・コミックス ウルトラQ(集英社)
    • ゴメスを倒せ! 1966年6月号 中城健太郎
    • 五郎とゴロー 1966年6月号 中城健太郎
    • 206便消滅す 1966年7月号 中城健太郎
    • 南海の怒り 1966年7月号 中城健太郎
    • クモ男爵 1966年8月号 中城健太郎
    • ガラダマ 1966年8月号 中城健太郎
  • 小学五年生小学館
    • 海底原人ラゴン 1966年6月号別冊付録 江波譲二
    • ゴメスをたおせ! 1966年7月号 江波譲二
    • あまいみつの恐怖 1966年8月号 江波譲二
  • 小学館ブック(小学館)
    • ゴーガの像 1966年7月創刊号 渡辺正美
  • TBSコミックス
    • カネゴンのまゆ 1967年11月号 鬼童譲二
    • 地底怪獣パゴス 1967年12月号 鬼童譲二
    • 育てよカメ 1968年新年号 鬼童譲二
    • 火星のバラ 1968年1月増刊号 鬼童譲二
    • 206便消滅す/トドラ登場! 1968年2月号 鬼童譲二
  • Newtype THE LIVE特撮ニュータイプ角川書店
    • ペギラが来た! (2002年)No.004 藤原カムイ
    • 2020年の挑戦 (2003年)No.005 藤原カムイ
    • 地底超特急西へ 2003年5月号 藤原カムイ
    • バルンガ 2003年7月号 藤原カムイ
    • 悪魔ッ子 2003年9月号 藤原カムイ
    • ガラダマ 2003年11月号 藤原カムイ
      • 「ウルトラQ―Unbalance zone」藤原カムイ 角川コミックス・エース・エクストラ(角川書店)収録

小説[編集]

ウルトラQ(絵物語)
文:真樹日佐夫(第1回 - 第13回)、豊田有恒(第14回 - 第17回) イラスト:南村喬之
講談社の漫画雑誌『ぼくら』1965年3月号から1966年7月号に絵物語が連載された[45]
後半を担当した豊田はシナリオを基に執筆していたが、編集部から好きにやって良いと言われていたため結末を独自に変更している回もある[46]。しかし実際の放送を見た読者から結末が違うことに対し苦情が来たという[46]

視聴率[編集]

  • 初回視聴率:32.2%
    • 裏番組の『W3』はそれまで平均視聴率23%だったが、本作の放送開始と共に6.9%まで急落した。「『W3』の原作者手塚治虫の息子の手塚眞までもが『ウルトラQ』を見ていた」という逸話が残っている。また。円谷英二の息子でフジテレビに所属していた円谷皐は、『ウルトラQ』が始まり、W3の視聴率が急落したことに複雑な気持ちだったと述懐している。
  • 平均視聴率:32.4%
  • 最高視聴率:36.8%(1966年3月13日放送、1966年4月3日放送)
  • 最低視聴率:26.9%(1966年5月29日放送)

視聴率はニールセン調べ、東京地区。

ビデオリサーチ調べ、関東地区の最高視聴率は1966年3月27日放送の39.2%[47]

映像ソフト化[編集]

VHS
1983年から1984年にかけて、東映芸能ビデオより発売。全10巻で1-5巻及び10巻は各巻2話、6-9巻は各巻4話収録(順不同)。
DVD
デジタルウルトラシリーズとして、2001年6月25日 - 同年11月25日に発売[48]。全7巻で各巻4話収録。
“ 総天然色ウルトラQ ”として、2011年8月26日に第1話から第14話を収録した“ DVD-BOX I ”が、2012年1月27日に第15話から第28話を収録した“ DVD-BOX II ”が発売。
なお、このシリーズは#カラー化の項でも述べた通り、米企業・レジェンド3D社(英語版)との共同作業により制作されたフルカラー版と、モノクロ版(映像は既発売デジタルシリーズと同仕様)が共に収録された。
Blu-ray DISC
“ 総天然色ウルトラQ ”として、先述したDVD版と同日に発売。内容もDVD版と同様だが、画質はBlu-rayの特性に基づきHDクオリティとなる。(モノクロ版も新規HDリマスター仕様)
2013年6月21日にカラー&モノクロを同時収録した単品が毎月2巻ずつリリースされた。

スペシャルムービー[編集]

『総天然色ウルトラQ』Blu-ray&DVD発売記念企画としてYouTubeウルトラチャンネル[49]で配信の動画企画。ウルトラQ怪獣が色々な企画にチャレンジするというもの。

話数 サブタイトル 登場怪獣 配信日
第1弾 全力ケムール坂
「No.2020 大蔵四丁目の坂」
ケムール人 2011年8月23日
第2弾 ウルトラQファイト
「乱暴 怒りのガラモン」
ゴメス
ガラモン
2011年8月24日
第3弾 ぶ・ら・りカネゴンの旅
祖師ヶ谷大蔵ウルトラマン商店街」
カネゴン 2011年8月25日

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 円谷皐の「円谷英二の映像世界」での寄稿では「7000万円」
  2. ^ 当時のTBS、大森直道編成局長が導入を決定。
  3. ^ 当時の30分ものテレビ映画の制作費は、1本あたり150万円が相場であった。
  4. ^ 当初、TBSのプロデューサーは渋沢均であったが、多忙なために『UNBALANCE』に集中できず、社内の色々なセクションが円谷特技プロに注文をつけてくる状態だったという。
  5. ^ 講談社の月刊誌『ぼくら』65年3月号(「マンモスフラワー」の絵物語を掲載)には「4月からTBSのネットワークでテレビ放映予定です」と告知されている。65年4月期のタケダアワーでは、その穴を埋めるかの如く、林真一郎主演の『新隠密剣士』がスタートしている。
  6. ^ 制作第14話から、成田亨高山良策野長瀬三摩地的場徹飯島敏宏と、後にウルトラシリーズを支えたクリエイターたちが新規に参入している。
  7. ^ 講談社の月刊誌『ぼくら』65年10月号(表紙はペギラ。「五郎とゴロー」の絵物語を掲載)には「10月はじめよりテレビ放映予定です」と告知されている。局内には、7月からのスタートを推す声もあったという、
  8. ^ 武田薬品の番組提供費は、およそ180万円(制作費の3分の1)に落ち着いた。残りはTBSが負担することになり、海外販売と商品化を推進する旨が再確認された[7]
  9. ^ 放送決定を一番早く報道したのは、「内外タイムス」65年9月30日号である。
  10. ^ 一部のエピソードについては、本放送開始時にはまだ完成には至っておらず、1966年1月半ばまでダビング作業が行われていた。この時点では、「あけてくれ!」を含む全28本の放送が予定されていた。
  11. ^ 当時はTBSの『オバケのQ太郎』の商品が売れている時期であり、「お化け」が売れるなら「怪獣」でも商売が可能と判断。
  12. ^ ウルトラシリーズにおける本作の位置づけとしては、劇場作品『ウルトラマンZOFFY』および『ウルトラマンメビウス』において、「ウルトラマンが地球を訪れる以前、人間が自分達の力で怪獣と戦っていた時代」と説明されている。
  13. ^ 前述の岡崎潔は厳重な機密保持のため企画段階の『ウルトラマン』には関与できなかった
  14. ^ 第2話で由利子がイーリアン島から送った手紙の宛名は「B A N J O M E」となっている。
  15. ^ 研究所の表札は「一の谷」。
  16. ^ その理由としてケイブンシャ刊「怪獣もの知り大百科」でシトロネラアシッドはリトラ自身の呼吸器官をも溶かしてしまい窒息してしまうという解釈がなされていた。
  17. ^ 梶田は後年のインタビューで、「炭酸ガスを固定したら(ジュランだけでなく)周りにいる者もみんな死んじゃうから、あれは本当はおかしいんだ」と述懐している。
  18. ^ 変更前のフィルムはDVD-BOXの特典映像として収録されている。
  19. ^ 一平役には丸山謙一郎も候補に挙がっていた。
  20. ^ 第4・7・22・25話のみ西条康彦とクレジット。
  21. ^ 由利子役には田村奈巳も候補に挙がっていた[20]
  22. ^ 第17話は声のみ(ノンクレジット)。
  23. ^ 第25話のみノンクレジット。
  24. ^ 第1 - 4・8・9・12・17・22・25・27・28話はノンクレジット。
  25. ^ 第8話のみ福留幸とクレジット。
  26. ^ 清野弘幸とクレジット。
  27. ^ 第16話のみ高橋とクレジット。
  28. ^ オープニングのクレジットには当初「成田享」と表記(制作第14話~21話まで“享”)されていた。
  29. ^ ヤマダ・マサミ著「ウルトラQ伝説」で作成された制作順リスト(現存する市川利明の制作ノートや円谷特技プロの撮影予定表、高山良策の怪獣造型日誌に基づく)に基づく。
  30. ^ 朝日ソノラマの「ウルトラマン白書」[38]や「別冊宝島 ウルトラマン誕生編」に掲載された制作No.は台本表紙の数字を引用したもので、正しくは「脚本No.」と呼ぶべきものである。それ故、実際の撮影順とは大きな違いがある。
  31. ^ a b 「東京氷河期」は当初1966年2月13日に第7話として放送予定だったが、同話冒頭シーンには羽田上空で飛行機が墜落炎上する場面があり全日空羽田沖墜落事故(同年2月4日)を受けた配慮から延期され、第14話(同年4月14日放送)となった。「206便消滅す」も、同様の理由から最終話(1966年7月3日)に延期して放送されている。
  32. ^ 名前のみ。ルパーツ星人ゼミの口から台詞として語られるだけで、実物は登場しない。
  33. ^ 当初は第20話として1966年5月15日の放映を予定していたが、同年4月末頃、「怪獣が出ないうえにストーリーが難解」という理由で本放送を見送ることが決まった(初回再放送時の1967年12月14日に第24話として初めて陽の目を見たため、新24話とも呼ばれている。)。これにより、当初の放送開始日から一週繰り上がった1966年7月10日に『ウルトラマン』の第1話「ウルトラ作戦第一号」を間に合わせることが困難な状況になってきたため、穴埋め処置として、1966年7月10日には杉並公会堂で収録された「ウルトラマン前夜祭 ウルトラマン誕生」が放送された。
  34. ^ 脚本でのタイトルが「悪魔っ子」のため生じた誤り。また、初回放送時と再放送時のエンディングナレーターが異なる。これはDVDの音声特典で聴くことができる。

出典[編集]

  1. ^ 白書 1982, p. 12, ウルトラQ以前の企画「WOO」
  2. ^ a b c d e f g h i キャラクター大全 上巻 2011, pp. 3 - 5, 『ウルトラQ』が世に放たれるまで
  3. ^ a b c 白書 1982, pp. 14 - 15, オプチカル・プリンターの顛末
  4. ^ 白書 1982, p. 16, 国産特撮ドラマ第一号製作開始.
  5. ^ 「ウルトラマン特撮研究」(ケイブンシャ刊)より
  6. ^ 大鑑 1987, p. 336, 栫井巍特別寄稿「夢を紡いだ人々」.
  7. ^ 大鑑 1987, p. 336.
  8. ^ 大鑑 1987, p. 338.
  9. ^ DVD『宣弘社フォトニクル』 2015年9月18日発売 発売元-デジタルウルトラプロジェクト DUPJ-133 pp=2-5
  10. ^ 白石雅彦 2016, pp. 265-271, 「現場の外側で・一 スポンサー決定」.
  11. ^ アスペクト刊・ヤマダマサミ著「ウルトラQ伝説」142ページ。特撮研究家の金田益美によれば、初回再放送ではヘリプロン結晶G版が流れたという。
  12. ^ マーチャンダイジングレポート・1979年2月号
  13. ^ 『甦れ!ウルトラ黄金時代Q マン セブン!!―輝ける怪獣ブームの軌跡』(ISBN 4812426243)、竹書房、2006年、p.28・p.118。
  14. ^ [1](宣伝用広告)、[2](従来のモノクロ映像との比較)、[3](特報動画)
  15. ^ TOKYO MX「円谷劇場」で『ウルトラQ』&『ネオ・ウルトラQ』1/4放送開始 - マイナビニュース
  16. ^ 円谷劇場「ウルトラQ」 - TOKYO MX
  17. ^ ただし、第4話と第8話は熊本地震に配慮して放送を延期した。そのため、放送順は第1話 - 第3話 → 第5話 - 第7話 → 第9話 - 第14話 → 第4話 → 第8話 → 第15話 - となっている。
  18. ^ ノーベル書房「怪獣大全集」
  19. ^ B-club 83 octobr 1992
  20. ^ 「ウルトラ怪獣DVDコレクション9 ペギラ」(講談社2011年)P.10より。
  21. ^ キャラクター大全 上巻 2011, p. 13.
  22. ^ キャラクター大全 上巻 2011, p. 12.
  23. ^ a b c d e f g h i キャラクター大全 上巻 2011, p. 10
  24. ^ a b キャラクター大全 上巻 2011, p. 26.
  25. ^ a b 総天然色ウルトラQ公式ガイドブック 2012, p. 9.
  26. ^ a b c d e f g 円谷プロ画報 2013, p. 194.
  27. ^ キャラクター大全 上巻 2011, p. 39.
  28. ^ 総天然色ウルトラQ公式ガイドブック 2012, p. 25.
  29. ^ ウルトラマン研究読本 2013, p. 67.
  30. ^ キャラクター大全 上巻 2011, p. 84.
  31. ^ a b キャラクター大全 上巻 2011, p. 91.
  32. ^ a b 総天然色ウルトラQ公式ガイドブック 2012, p. 29.
  33. ^ キャラクター大全 下巻 2011, p. 10.
  34. ^ キャラクター大全 下巻 2011, p. 11.
  35. ^ a b c 円谷プロ画報 2013, p. 195.
  36. ^ キャラクター大全 下巻 2011, p. 25.
  37. ^ a b キャラクター大全 下巻 2011, p. 69.
  38. ^ 白書 1982, p. 20.
  39. ^ ニールセン調べ(東京地区)。参考資料「空想特撮シリーズウルトラQ調査報告書」
  40. ^ ビデオリサーチ調べ(関東地区)。参考資料「空想特撮シリーズウルトラQ調査報告書」
  41. ^ ウルトラマン研究読本 2013, p. 77.
  42. ^ 『ウルトラマン全調査報告』 講談社 編、講談社〈キャラクター大全〉、2012年12月20日ISBN 978-4-06-218128-0[要ページ番号]
  43. ^ 河崎実 『ウルトラ THE BACK -ウルトラマンの背中-』 秋田書店2013年、25頁。ISBN 978-4-253-00926-3
  44. ^ ウルトラマン研究読本 2013, pp. 154 - 155.
  45. ^ キャラクター大全 上巻 2011, pp. 110 - 111, 少年誌に見る あの頃のウルトラQ.
  46. ^ a b 「Pickup Interview 豊田有恒」『別冊映画秘宝 円谷プロSFドラマ大図鑑』 洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2013年、116 - 117頁。ISBN 978-4-8003-0209-0
  47. ^ 参考資料「空想特撮シリーズウルトラQ調査報告書」
  48. ^ 「綴込特別付録 宇宙船 YEAR BOOK 2002」、『宇宙船』Vol.100(2002年5月号)、朝日ソノラマ2002年5月1日、 169頁、 雑誌コード:01843-05。
  49. ^ ウルトラチャンネル - 公式YouTubeチャンネル。

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

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