円盤生物

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円盤生物(えんばんせいぶつ)とは、特撮テレビ番組ウルトラマンレオ』をはじめとする「ウルトラシリーズ」に登場する怪獣の一群。

その名のとおり、円盤の姿をした宇宙怪獣の総称である。

『ウルトラマンレオ』に登場する円盤生物[編集]

概要(レオ)[編集]

本項では、黒幕であるブラック指令と惑星ブラックスターについても説明する。

ウルトラマンレオ』に登場する円盤生物は下記の12体。ブラック指令の命令を受けて悪魔の惑星ブラックスターから地球に飛来し、侵略活動やその障害となるおゝとりゲン=ウルトラマンレオの抹殺を目的に活動を行う。

星人ブニョ以外は皆、何らかの生物と宇宙生物を合成したものである。基本的に円盤形態に変形が可能で、人間が持てる程度のサイズまで小型化できるものもいる。そのため、神出鬼没の行動を取れるほか、レオが不在の場所に出現して街を破壊し、不利となれば小型化して身を潜めることも可能である。シルバーブルーメやノーバなどはそのような特性を活かし、レオを苦しめる。

シルバーブルーメによってMACが全滅させられたうえ、防衛軍が侵入を防ぐ装備を持っていなかったことから、当時の地球圏は無防備に等しい状態となっていたため、それ以降の円盤生物も侵入を容易に行っている。

個体差はあるが各々が非常に高い知性を持っており、単純な殺戮や破壊に徹する生物兵器ではなく、明確な作戦のもとに侵略活動を推進する工作員としての性格が強い。シルバーブルーメからアブソーバまではレオを相手にせず単なる邪魔者として戦うが、デモス以降はレオ抹殺を視野に入れた作戦が多くなり、無力を装って少年に匿われるアブソーバ、下僕を使って任務を遂行するブリザード、少女の無垢な善意を利用してテリナQを媒介させるブラックテリナ、トオルの心の隙を突いて精神を汚染するノーバなど、回を重ねるごとに地球人の心を利用して精神的・肉体的にゲンを苦しめる傾向が強くなる。

激闘の末、第51話(最終話)でブラックエンドを最後に円盤生物は全滅する。それと同時にブラック指令も絶命し、地球に接近してきたブラックスターもレオによって粉砕される。

本稿で紹介する円盤生物はすべて主に活動している回で掲載しているが、レオの放映リストにも記載されているとおり、シルバーブルーメとブニョ[注釈 1]を除く円盤生物は登場回の前回の[注釈 2]ラストシーンに姿を見せている[注釈 3]

制作背景[編集]

円盤生物は体形の関係上や能力の特性上、その多くがレオのそれまで使うことの少なかった光線技で倒される点も特徴である。また、当時のレオは、それまでの戦闘経験や修業の成果か多少の苦戦はしても最後には圧勝することが多く、カラータイマーが点滅することも少ない。

そういった、それまでとは異なる展開が散見される「円盤生物シリーズ」が制作された背景には、オイルショックの影響であらゆる制作費を抑制しなければならなくなったという当時の社会的・経済的事情があり、レギュラー出演者たちをできるだけ減らしたうえ、怪獣との対戦をできるだけプロップの操演で表現しようという、苦肉の策でもあった。着ぐるみタイプの円盤生物でも、ノーバやブニョなどは造形を簡素に留め、演出で視聴者を惹きつけようという苦心が見受けられる。

ブラック指令[編集]

第40話 - 第51話に登場。英字表記はCOMMANDER BLACK[2][3]

円盤生物の地球襲来と同時に現れた黒ずくめの謎の怪人物。その正体は悪魔の惑星ブラックスターから地球侵略のためにやってきた宇宙人である。シルバーブルーメを使ってMACを壊滅させ、スポーツセンターの仲間を殺害した。ゲンにとってはマグマ星人に代わる、トオルにとってもツルク星人に代わる新たな仇である。

手に持っている水晶玉でブラックスターから次々と円盤生物を呼び寄せ、侵略の手駒として操る。しかし、レオによってことごとく円盤生物を倒され、次第にレオとの私闘の様相を帯びていく闘いでの度重なる敗北に業を煮やし、ついにはブラックスター最強の円盤生物ブラックエンドを呼び寄せ、レオに決戦を挑む。ブラックエンドがレオに押されて劣勢となると、その場にいたトオルを人質に取ってレオを追い詰めるが、トオルに不意を突かれて噛み付かれ、さらに美山あゆみをはじめとする子供たちの息を合わせた反撃に遭って袋叩きにされた末、水晶玉を奪われてしまう。最後はレオがその水晶玉を巨大化させ、ブラックエンドに向けて投げつけ、水晶玉が破壊されると同時にブラック指令も泡となって消滅した。

  • 出演:大林丈史
    • 大林は、かつてスタントを務めた『木枯し紋次郎』を意識して帽子を三度笠、マントを道中合羽、ステッキを長楊枝に見立てた工夫を取り入れている[7]。また、ブラック指令を印象づけた水晶玉について「空洞の江戸吹きガラスに水を入れたものだった」と答えている。大事そうに指で押さえるような持ち方をしているが、これは空洞のガラスから水が漏れないように押さえていたためだという[8]
  • 日本語としては誤用だが、「ブラック司令」でなく「ブラック指令」が正式な表記。『円谷プロ全怪獣図鑑』では「ブラック司令」と記述している[6]
  • 内山まもるによる漫画版『ウルトラマンレオ』では、名前は「ブラック司令官」と表記されており、ババルウ星人と手を組み、シルバーブルーメでMACを全滅させる。その後は円盤生物を引き連れて地球に侵攻し、待ち受けていたレオやウルトラ兄弟と、巨大化して対決する。戦況不利と見て逃亡を図るもアストラに阻まれ、レオの放ったセブンの形見のアイスラッガーで倒された。
  • 当時の裏設定では、マグマ星人やババルウ星人とつながりがあったとされており、『心にウルトラマンレオ』によれば、侵略者としての地位はマグマ星人よりも上で、復讐に燃えるババルウ星人の依頼によって地球に向かったとされている[9]

ブラック店長[編集]

ウルトラマンオーブ』第22話「地図にないカフェ」に登場。

  • 身長:171センチメートル[10]
  • 体重:67キログラム[10]

かつて地球侵略を夢見ていたが挫折し、ブラック店長として同じ過去を持つ侵略宇宙人たちの憩いのコーヒー喫茶店カフェ★ブラックスターを経営している。淹れるコーヒーは1,230円のブラックコーヒーのみだが、一度口にした者を虜にさせてしまうほどの絶品であり、ババルウ星人ババリュージャグラス ジャグラーも常連客になっていた。店を訪れていたウルトラマンオーブ=クレナイ ガイにもあくまで客の1人として接し、店内で争い合うことを良しとしない主義を貫いている。店の入口は地球人に普通は視認できないようになっているが、偶然迷い込んだ地球人には帰り際に場所を忘れさせたうえでコーヒーを振る舞っていたため、「店を出た者は場所を忘れてしまうが、飲んだコーヒーの美味さだけは忘れない」という「地図にないカフェ」として噂されていた。しかし、客の宇宙人たちが何かに畏怖するかのように地球から逃げ去っていく現実に直面したことで、店をたたもうと決意していた。

最後の客となったピット星人ミューから共に船に乗って宇宙へ旅立つことを提案されるもそれを断り、店のマスコットとなっていたノーバと共に旅立とうとするが、ブラックの想いを汲んだノーバが巨大化して暴れ出したことにより、忘れかけていた地球侵略の夢を思い出してノーバと一体化する。ノーバの内部では『レオ』のブラック指令と同様の姿となり、迎え撃つオーブを追い詰める際には、「最近の怪獣はごちゃごちゃし過ぎていていかん」と語ったり、SSPの面々からなおも「店長!」と呼ばれて戸惑うなど、コミカルな一面を見せていた。

ノーバをオーブに倒されて自らだけが生き残った後、ガイに「いい夢を見させてもらいました」と感謝の言葉を述べつつ悲観に暮れるが、「あんたのコーヒーを美味しいって言った奴らがいるじゃないか」と諭され、カフェの看板を残して姿を消す。その後、ビートル隊の渋川一徹がラーメン★ブラックスターという謎のラーメン店が存在するという巷の噂を聞きつけている。

  • 出演:赤星昇一郎
    • 赤星は同話監督の市野龍一とは親しい間柄であり、彼に出演を希望して実現した[11]。また、実際に東京都下北沢でライブスペースカフェ『下北沢 Reading Cafe ピカイチ』を市野とともに経営している[11][12][13]
  • 脚本を担当した勝冶京子は、自身の行きつけの飲食店をモデルとして執筆した[11]。初期案では「宇宙人が利用するタクシー」という設定であったが、タクシーでの撮影が難しいため、カフェに変更された[13][14]。店長の設定は、ノーバの登場が決定したことでそれに絡めるものとなった[11]
  • シリーズ構成の中野貴雄は、正義や悪を「野暮」と言い切るブラック店長のセリフが本作品の肝であると述べている[14]
  • 書籍『ウルトラマンオーブ完全超全集』では、別名を円盤マスターと記述している[10]

その他の作品に登場するブラック指令[編集]

ブラックスター[編集]

第40話 - 第51話に登場。英字表記はBLACK STAR[3]

地球から1000万キロメートル離れた宇宙空間に存在する、悪魔の惑星。ブラック指令から水晶玉を通して指令を受け、地球侵略やレオ抹殺のための円盤生物を次々に送り込む。

最終話にて倒されたブラックエンドを最後に円盤生物が全滅し、ブラック指令が絶命した後にブラックスターが地球へ急接近するが、レオのシューティングビームによって木端微塵にされる。

  • 後の『ウルトラマンメビウス』では、『レオ』当時に円盤生物は全滅したと思われていたが、新たに登場したロベルガーはブラックスターの破片から生み出されたという事実が、『ザ・ウルトラマンメビウス』で語られた。また、同作ではブラックスター自体が巨大な円盤生物であったとも推測されている。
  • 『ウルトラマン大辞典』でも、上記と同様にブラックスターが円盤生物であった可能性を言及している[5]

円盤生物 シルバーブルーメ[編集]

ウルトラマンレオ』第40話「MAC全滅! 円盤は生物だった!」に登場。英字表記はSILVERBLOOME[2][3]

ブラック指令がブラックスターから送り込んだ円盤生物第1号[3]。透明なクラゲ風鈴のような外観を持つ円盤形態、体色が白く変化した戦闘形態、人間が手に持てるサイズで硬質の皿のような外観のエネルギー充填形態を持つ。武器は下部から出す海藻のような平たい長い触手に、黄色いガスと溶解液[2][4][15][3][注釈 5]

体を縮小した円盤形態で、松木隊員の誕生日パーティーを行っている最中のMACステーションに急接近し、レーダーに捕捉されてから数秒でステーションを襲撃する。ゲンは飲み込まれる寸前にレオに変身して脱出したものの、他の隊員たちはマッキー2号・3号で脱出を試みる最中に基地ごと呑み込まれて全員が殉職し、モロボシ・ダンもゲンに脱出を命じて消息が途絶する。地球への侵攻後、戦闘形態に変形して街を破壊したことにより、当日にデパートを買い物で訪れていたゲンの恋人の百子、友人かつ弟分の野村猛、そしてトオルの妹カオルら3人を含む多数の人々がビルの倒壊に巻き込まれ、死亡する。エネルギー充填のために小型化して街中に紛れ込んだ後、トオルのクラスメイトの少年3人組によって学校へ持ち込まれ、調査のために担任教師へ預けられる。その夜、担任教師が性質を調べようとガスバーナーで熱したため、黄色いガスで教師を足止めして溶解液で止めを刺し、逃亡する。

翌日、大嵐の中で再び巨大化して学校を襲い始める。レオとの戦いでは、避難が終わっていない数人の児童を気遣うレオを思うように戦えない状況に追い込むが、児童たちが全員避難した後は形勢を逆転され、体内から溶けたMACステーションとマッキー2号・3号を引きずり出された後、立て続けにスパーク光線を受けて頭頂部から火花を吹いて爆散する。

  • シルバーブルーメの襲撃に巻き込まれ、生死が判明しないまま姿を消したダンは、後年の『ウルトラマンメビウス』でのウルトラの母に助けられて回復したという設定に基づき、その後のテレビシリーズおよび劇場版で再登場する。
  • 『メビウス』第34話の劇中では先述のMAC全滅の件が語られるシーンがある。
  • ビデオ版の特典「ウルトラマンレオの獅子奮迅!」(本編を再編集した番外編)にも登場。MACは事前にレーダーで捕捉してマッキーで迎撃するものの、その圧倒的な攻撃力で包囲網を突破されるという経緯が語られる。
  • 小学館コロタン文庫『ウルトラ怪獣全百科』(p273)では、「宇宙塵を食べる宇宙アメーバが変異した」という設定がされていた。

『ザ・ウルトラマンメビウス』に登場するシルバーブルーメ[編集]

ウルトラマンメビウス』のDVD附属のイラストノベル『ザ・ウルトラマンメビウス』に登場。

MACを全滅させたシルバーブルーメとは別個体。カタン星人に操られてメビウスを襲い、一度はメビウスを呑み込むも、突如体内から高エネルギーを発せられて爆散する。

他にも、ブラックドームやデモス、ブニョなどの円盤生物群がカタン星人に率いられている。

『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS EX』に登場するシルバーブルーメ[編集]

大怪獣バトル ULTRA MONSTERS EX』第17話「支配者の陰謀」に登場。

レイブラッド星人が操る怪獣として登場。レイブラッドの命により、ザラブ星人メトロン星人ヴィットリオと主人公に敗れたレイオニクスのパワーを次々と触手で吸収する。当初はムービーのみの登場だが、NEO-GL第2弾にて怪獣カードとして参戦する。

ステータスはアタックが高いなど基本的に隙がないが、ノーバ同様パワーだけは低い。必殺技は毒の触手で連続攻撃を行った後、ドリルのように回転しながら敵を貫く「テンタクルポイズン」、相手を丸のみにして伸縮を繰り返した後に吐き出す「バキュームイーター」、黄色い溶解液を噴射した後に体当たりで敵を吹き飛ばす「ディゾリューションミスト」、ノーバとのタッグ必殺技「クレイジーダンス」がある。

その他の作品に登場するシルバーブルーメ[編集]

  • 小学三年生』(小学館)に掲載された内山まもるによる漫画版『ウルトラマンレオ』(てんとう虫コミックスザ・ウルトラマン』第3巻に収録[17])では、ババルウ星人の策略によるレオの不在を狙ってMACステーションを急襲し、駆けつけたレオに救われたダン以外を全滅させる。テレビ版と同様にシルバーブルーメが地球へ侵攻した後、修復されたウルトラアイをウルトラ兄弟からレオを介して渡されたダンは残る力を振り絞ってセブンに変身し、MAC地上基地の大型ミサイルを担いでシルバーブルーメに特攻する。セブンの遺体が残らないほどのダメージを受けて満身創痍となったシルバーブルーメは、レオがセブンから形見として受け取っていたアイスラッガーで両断される。
  • 映画『ウルトラマン物語』では、タロウの訓練映像の中に登場。映像は本話の流用。
  • ゲーム『ウルトラマン Fighting Evolution 3』のストーリーモード「MAC全滅! 円盤は生物だった!」では、攻撃以外は宙に浮いている状態という特性を持ち、必殺技は触手で締め上げる「テンタクルポイズン」。レオを操作し、テレビ版のような展開になればSランクを得られる。ストーリーモードでしか登場しないため、操作可能なキャラクターとしては選べない。体内にはマッキー2号のグラフィックが描かれている。
  • ウルトラゾーン』第21話のアイキャッチでは、アメリカンフットボールのリプレイ映像の中にいる姿が描かれている[18]

円盤生物 ブラックドーム[編集]

ウルトラマンレオ』第41話「悪魔の惑星から円盤生物が来た!」に登場。英字表記はBLACKDOOM[2][3]

ブラックホールに棲息する[16]ブラックスターから来た円盤生物第2号[5][3][6]。宇宙カニを改造して造られた[4]。武器は口から吐く何でも溶かすペプシン酸の溶解泡[4][5][3][6][注釈 6]と、あらゆるものを切断する右手の大きなハサミ[2][5][3][6]

円盤形態で地球へ侵入し、トオルたちの鏡の光に反応して飛来した街で戦闘形態に変身して破壊活動を行いながら、人々に溶解泡を浴びせて重傷を負わせる。その後、エネルギー充填形態に変身して交通事故を起こしたところを新種の化石と思われ、城南大学の生物研究室へ運ばれる。エネルギー充填後は再び戦闘形態に変身し、レオと戦う。レオを溶解泡で苦しめるが、ハイスピンで溶解泡を吹き飛ばされ、最後はスパーク光線で開けられた穴から泡が漏れて動けなくなったところにシューティングビームを受け、炎上する。

円盤生物 アブソーバ[編集]

ウルトラマンレオ』第42話「レオが危い! 暗殺者は円盤生物」に登場。英字表記はABSORVA[2][3]

赤い身体を持ち、クラゲ[4][20]のような姿をした円盤生物第3号[20][3][6]。金星と水星の生物や物質が合成して産み出された[16]。石油が好物で、本体からパイプを伸ばしてコンビナートから石油をすべて吸い取る。長い触手(多目的触手[3])から火炎弾[3]と4千度の火炎放射[4][20][3][16]、本体の上部にある目から破壊光線を放ち、青い有害ガスも吐く[20]

クラゲ型の円盤形態で地球に侵入し、赤い怪光と共に付近一帯に地震を起こす。その後、小型化して潜伏したところを英行少年に保護され、彼が傷ついた動物たちを保護している小屋を中心に巨大化して街を破壊し、出撃した防衛軍も返り討ちにする。英行は他の動物たちと同様にアブソーバを献身的に世話するが、アブソーバは英行の生体エネルギーを吸い取って体力を回復するなど、英行を仮初の宿として利用していたに過ぎなかった。ゲンとトオルに発見された後は小屋に放火して巨大化し、英行に保護されていたスズメを焼き殺したうえ、トオルと英行を人質に取るなど、卑劣な手段を使う。レオとの戦いではレオキックを受けても意に介さなかったが、最後は同じ箇所にタイマーショットを受けて墜落し、木っ端微塵に吹き飛ぶ。

円盤生物 デモス[編集]

ウルトラマンレオ』第43話「挑戦! 吸血円盤の恐怖」に登場。英字表記はDEMOS[2][3]

ガス状の星雲に棲息する[16]円盤生物第4号[22][3]。タコ[22][注釈 7]のような外見を持つ。長い触手で人間に絡みついて吸血するほか、体上部の眼の下にある口からは緑色の溶解液[2][22][3][注釈 8]を吐き出し、人間やビルなどあらゆる物を一瞬で溶かす。

夜中に突如飛来し、ゲンの居候する美山家の周辺で、一夜のうちに住民を無差別に次々と吸血して殺害する。街の各所(公園の砂場、おもちゃ屋、一般家庭の乳児の寝室)に自身の分身体・デモスQを配置し、本体は警察署のごみ箱に潜んで情報を集める。偶然に居場所を発見した刑事1人を殺害するも捕らわれ、科学捜査研究所での焼却処分が開始された直後にデモスQと融合し、巨大化する。最後はスパーク光線でダメージを受けたところへ立て続けにウルトラショットを撃たれ、絶命する。

デモスQ[編集]

ウルトラマンレオ』第43話「挑戦! 吸血円盤の恐怖」に登場。

レオを降伏に応じさせるための切り札として、デモスが街の要所に仕込む分身体[注釈 9]。本体である「マスターデモス」が1体、これに操られるデモスQ3体の計4体が存在する。人が集まるところに潜む。マスターデモス以外の3体は、街中への配置以降の具体的な工作活動が描写されていない。科学捜査研究所で焼却処分が開始された直後に4体が再び融合し、巨大化する。デモスがレオに倒され、炎上したのと同時に分離して逃げ出そうとするも力尽き、消滅。

  • 緑色の泡は『ウルトラ怪獣攻げき技大図鑑』で「バブラー」と名づけられた[要検証]

円盤生物 ブラックガロン[編集]

ウルトラマンレオ』第44話「地獄から来た流れ星!」に登場。英字表記はBLACKGALLON[2][3]

ダストゾーンに棲息する隕石状生物で[16]、円盤生物第5号[5][3][6]カメ[3][6]のような姿が特徴で、初の二足歩行型円盤生物である。他の円盤生物と同様、小型円盤と怪獣型の2つの姿を持つ。最大の武器は吸盤状の両手から放つ火花[2][5][6][注釈 11]で、顔と手足をカメのように引っ込めての飛行中にも放てる。また、高熱を帯びた皮膚で敵を焼く[16]。奥の手として、レオをも持ち上げることが可能な強力な長い舌を隠し持つが、これは弱点でもある。

隕石に擬態して侵入した夜の公園でゲンとトオルを襲撃し、熱線でレオの両腕に火傷を負わせて追い詰めるが、ブラック指令の命令を受けて撤退する。その後、小型化して円盤形態となっていたところを、隕石と間違えられて鉱物研究所に運ばれる。トオルに見破られた正体をゲンによって研究所所長に告げられるが、あらゆる外的刺激に耐えてその場を凌ぐ。ゲンが帰った後にはブラック指令の命令を受けて巨大化し、研究所を破壊する。再び駆けつけたレオにシューティングビームで噴射口を撃たれて熱線を封じられ、長い舌を使ってレオを苦しめるが、舌をハンドスライサーで叩き切られて倒された。

円盤生物 ブリザード[編集]

ウルトラマンレオ』第45話「まぼろしの少女」に登場。英字表記はBLIZZARD[2][3]

氷河期の惑星で生まれた[16]イカに似た外見を持つ円盤生物第6号[5][3][6]。戦闘形態は身体の前後両方に顔と腹部にそれぞれ青と赤の噴射口を持っており、青い噴射口からはマイナス100度の冷凍ガス[5][3][6][注釈 13]、赤い噴射口からは1000度の高熱火炎[2][5][3][6][注釈 14]を出す。

度重なる円盤生物の襲来によってブラックスターの存在を調査する科学者が現れ始めたため、彼らを抹殺しようとブラック指令がブラックスターから呼び寄せる。地球に侵入した後は湖底に身を潜め、少女・眉子とフランス人形を使って科学者たちを殺害していくが、ゲンに感づかれると眉子と人形を回収して戦闘形態に変身し、青い噴射口を正面にしてレオに戦いを挑む。トオルを戦場から逃がそうとするレオを氷付けにするが、氷柱で青い噴射口を塞がれると赤い噴射口をレオに向けて高熱火炎で攻撃し、赤い噴射口もウルトラショットでダメージを受けたため、円盤形態で湖に潜む。最後は、湖面を炎上させてレオを近寄れないようにするもウルトラマントで消火され、空に逃げようとしたところをハンドビームで倒される。

眉子[編集]

ウルトラマンレオ』第45話「まぼろしの少女」に登場。読みは「マユコ」[23]

ブリザードが地球に飛来した夜、ゲンとトオルの前に現れた謎の少女。その正体はブリザードの分身体[23][3]で、常に持ち歩いているフランス人形は[注釈 15]、人間を数秒で氷漬けにする強力な凍結線を口から発射する機能を持つ。これを使ってブラックスター調査チームの科学者を次々と凍死させ、最後の科学者・仁科博士を殺害したところをゲンとトオルに目撃される。ゲンにフランス人形を叩きつけられると逃走し、仁科博士邸を警備していた警察官を殺害し、ブリザードと一体化する。ブリザードがレオに倒された後、黒焦げになったフランス人形だけが落ちてくる。

劇中ではその正体は謎のままで、ブリザードが倒された後もトオルは眉子がブリザードに洗脳された地球人の少女だったと信じる。

  • 出演:池田恭子

円盤生物 ハングラー[編集]

ウルトラマンレオ』第46話「戦うレオ兄弟! 円盤生物の最後!」に登場。英字表記はHUNGLER[2][3]

逆銀河系に棲息する[16]円盤生物第7号[24][6]チョウチンアンコウ(アングラーフィッシュ)に似た姿を持つ[4][24][3][注釈 16]、四足歩行型の怪獣。鉄を好み、地球上の自動車をすべて食べようとする。巨大な口から強力な炎を吐く[2][4][24][3]。真夜中の高速道路で触角を信号のように点滅させ、磁力線を用いて車を引き寄せて食べる。

初期は地中に隠れているが、やがて白昼に高速道路を襲撃する。触角をゲンが操るアドバルーンによって傷つけられ、一度は撃退された後、今度は市街地で破壊活動を行う。戦闘ではレオが右手を負傷していることに気付き、右手を執拗に攻撃して追い詰めるが、加勢に現れたアストラのウルトラリダクションで内部から破裂させられ、倒された。

  • 口からの炎は『ウルトラ怪獣攻げき技大図鑑』で「溶解火炎」と名づけられた[要ページ番号]
  • ウルトラマンオーブ』でメイン監督を務めた田口清隆とメインライターを務めた中野貴雄による私案「エピソード10構想」では、第5章(エピソード5-2)に登場[25][注釈 17]。ジャグラスジャグラーを追って地球にやってきたビランキに操られ、中南米のバーレスク海域で船舶や飛行機を襲っていた[25]

円盤生物 ブラックテリナ[編集]

ウルトラマンレオ』第47話「悪魔の星くずを集める少女」に登場。英字表記はBLACKTERRINA[2][3]

円盤生物第8号[5][3]二枚貝に似た形状の殻の中には脳と眼球が剥き出しになっている[3]。その内部からは6本の触手が伸びており、そのうち4本の先端には白い爪がついている。血の色は青。武器は内部から発射する火花状の光線。

まず、宇宙からテリナQを地球にばら撒き、自分は東京上空2000メートルの空域に静止する。テリナQを拾った人間を操ってゲンを襲わせ、さらにテリナQでゲンの右目を負傷させる。レオと対峙した後も右目を狙い、触手で宙吊りにして地面に叩きつけたり、火花状の光線で攻撃するが、地上へ引きずり降ろされ、拳で内臓を殴り潰されたことで、形勢は逆転する。空へ逃げようとしたところにダークシューターを受け、怯んだところを発電所へ投げつけられて感電し、動けなくなったところを内部にエネルギー光球を受け、爆死する。

テリナQ[編集]

ウルトラマンレオ』第47話「悪魔の星くずを集める少女」に登場。

  • 全長:6センチメートル[3]
  • 体重:20グラム[3]

ブラックテリナの分身とも言うべき小型生物。外見は桜貝[注釈 18]と同様であり、都内へ無数にばら撒かれ、桜貝を幸運を呼ぶお守りと信じる少女・マリ子を通して媒介される。テリナQを拾った人間はブラックテリナの意のままに操られ、テリナQを傷つけようとした人間はテリナQに貼りつかれて出血を伴う傷を負わされる。拾おうとした漁師の両目に張りついて川へ転落させたり、テリナQに名前を刻もうとした女性を殺害してゲンの右目も傷つけるが、防御能力は皆無であり、叩きつけられた程度で青色の液体になって溶ける。ゲンの通報によって大半が警察に回収され、ブラックテリナの死後はその能力を失う。

円盤生物 サタンモア[編集]

ウルトラマンレオ』第48話「大怪鳥円盤 日本列島を襲う!」に登場。英字表記はSATANMORE[2][3]

円盤生物第9号[3]。怪鳥型の形態を持つ[27]。武器は大きなクチバシ、口から出すミサイル[27][注釈 19]、目から発射する破壊光線[27][3]

レオの抹殺と日本列島の破壊を目的として地球へ侵入した後、九州地区の防衛軍のレーダーに探知されてミサイル攻撃を受けるが、平然と飛行し続ける。その後、防衛軍の最新型誘導ミサイル攻撃すらものともせず、東京へ侵入する。吐き出したリトルモアで人々を襲い、自分は超高層ビル(新宿住友ビルディング)の破壊に取りかかる。まもなく、崩壊しかけたビルを支えるレオの背中をクチバシで攻撃するが、ビル内の人々がすべて避難したことで反撃に転じたレオのシューティングビームを受け、崩壊したビルに激突して爆死する。

怪鳥円盤 リトルモア[編集]

ウルトラマンレオ』第48話「大怪鳥円盤 日本列島を襲う!」に登場。

  • 全長:30センチメートル[3]
  • 体重:8キログラム[3]

サタンモアの体内から吐き出される、小型の怪鳥円盤。サタンモアが建物を破壊している間、鋭いクチバシで人間に襲いかかる。これでゲンの旧友・和久宏を殺害するが、サタンモアの死後の消息は不明。

  • 名称は『円谷プロ全怪獣図鑑』より[6]。資料によっては名称を小怪鳥[2]小型怪鳥[27]小型怪鳥円盤[4][3]と記述している。

円盤生物 ノーバ[編集]

ウルトラマンレオ』第49話「死を呼ぶ赤い暗殺者!」に登場。

円盤生物 星人ブニョ[編集]

ウルトラマンレオ』第50話「レオの命よ! キングの奇跡!」に登場。英字表記はALIEN BUNYO[2]またはBUNYO THE ALIEN[3]

円盤生物に分類されているが、作中では宇宙人と呼ばれ、ブニョもそう自称する[注釈 20]。逆銀河系で生まれた[16]朴訥ぼくとつとした風貌で、言動はおどけているが、本性は狡猾で猟奇的。軟体で歩き方もぎこちなく、地球の重力によって常に体から緑色の体液が漏れている。武器は口から発射する火花状の火炎[注釈 21]と緑色の液体[4][注釈 22]のほか、ロープのような長い舌も出す。また、人間体の状態では両耳に宇宙人探査装置を収納しており、自分以外の宇宙人の反応があると両耳からアンテナのような触角が生える。

ブラックスターから志願して地球へ円盤形態で飛来し、ブラック指令の前に現れて地球人似の人間体に変身したところ、「力のない者は不要」との門前払いに対して「力はないが知恵はある」と返答し、人間体で活動を開始する。宇宙人探査装置でゲン=レオであることを見破るも彼に自分の正体を見破られて襲いかかり、返り討ちに遭って逃亡する。

その後、病院をレオが戦えない場所と見越して美山咲子を人質に取り、テレビやラジオでゲンへのメッセージを送って病院へ誘き出すと、宇宙光線を束ねて造られた宇宙ロープ[4][33][3][6][16]でゲンを捕縛し、ブラック指令のもとへ連行する。ブラック指令に剣で斬り付けられそうになったゲンはレオへ変身するが、宇宙ロープの効力によって巨大化できず零下100度の身体処理室で凍らされた後、ブラック指令の手で宇宙ノコギリで切り刻まれ、美山家近くにある丘の墓地に遺棄される。

レオの死亡後はブラック指令の命令で巨大化し、町を破壊し始める。ウルトラマンキングのキングビームで復活したレオとの直接対決では武器や能力でレオを翻弄するが、シューティングビームで触角を破壊されたことから重力に耐えられなくなり、弱体化する。最後はレオキックで頭部を刎ねられ、身体も溶解する。

  • 演(人間体):蟹江敬三
  • 劇中では、地球飛来時の円盤形態、飛来直後に変身した人間体[34]、レオの身体を凍らせた後に見せた怪人のような等身大[35]巨大時の4つの姿形を見せる。
  • 大怪獣バトル』では、技カードとして登場。コンボはバキシム

円盤生物 ブラックエンド[編集]

ウルトラマンレオ』第51話「さようならレオ! 太陽への出発」に登場。英字表記はBLACKEND[2][3]

ブラックスター最後にして最強の円盤生物[4][3]。球体状の体から顔と両足、前後2本ずつの角、長い尻尾が伸びる。武器は角と尻尾のはさみ、口からの高熱火炎放射[2][5][3][6]。それらのほか、角と尻尾を収納して高速で転がる突進攻撃も用いる。

地球に侵入して地震や陥没を起こし、レオを誘き出そうとその名を呼ぶが、トオルがレオに頼っている様子を見たゲンがあえて変身しなかったため、一旦撤退する。後日、ゲンの姿を確認したブラック指令の掛け声によって出現し、レオと対決する。数多の戦いを経て強くなったレオに背部の角を折られ、その角を口元に投げつけられて火炎攻撃を封じられるなど追い詰められるが、ブラック指令にトオルを人質に取られて抵抗できなくなったレオを危機に陥れる。しかし、ウルトラセブンからテレパシーでアドバイスを貰ったレオが立ち上がり、またトオルがブラック指令の腕に噛み付いたうえ、美山あゆみや少年たちが不意を突いて飛びかかって水晶玉を奪い取ったことにより、形勢は逆転する。突進攻撃をレオに避けられて地面へ激突し、その衝撃で2本の角は圧し折れる。最後はレオがトオルから受け取った水晶玉を投げつけられ、爆死する。

『ウルトラマンメビウス』に登場する円盤生物[編集]

概要(メビウス)[編集]

ウルトラマンメビウス』に登場する円盤生物は下記の3種類。ノーバは『ウルトラマンレオ』に登場した個体とは別の個体で、ロベルガーは完全な新種である。何者か(後にエンペラ星人と判明)に命じられて宇宙の彼方から地球に飛来し、ノーバはGUYS基地の破壊、ロベルガーはメビウス抹殺を目的としている。ロベルガー二世はロベルガーの別個体で、形状の一部や体色に差異がある。また、ロベルガーは破壊されたブラックスターの破片から誕生させられたとウルトラ戦士に推測される。雑誌展開や小説などでは、ブラックスター無き後も以前登場した種の別個体が他の宇宙人に率いられて登場する。

過去の円盤生物は出現した時期がMAC壊滅後に該当するため、「ドキュメントMAC」ではなく「アウト・オブ・ドキュメント」[注釈 24]として登録されている。

円盤生物 ノーバ[編集]

ウルトラマンメビウス』第28話「コノミの宝物」に登場。

マケットノーバ[編集]

ウルトラマンメビウス』第28話「コノミの宝物」に登場。

円盤生物 ロベルガー[編集]

ウルトラマンメビウス』第31話「仲間達の想い」、DVD版『ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス』に登場。

  • 体長:55メートル[36]
  • 体重:1万9千トン[36]

GUYSの「アウト・オブ・ドキュメント」にもデータが存在しない「新種の円盤生物」で、エンペラ星人に送り込まれ、GUYSスペーシーの要撃衛星群を破壊した円盤群の尖兵として地球に襲来する。標的はメビウスのみで、GUYSは眼中にない。円盤生物の例に漏れず円盤形態から怪獣形態に変形するが、名前の通りの生物的な印象が強かった過去の円盤生物とは異なり、機械的な部分が目立つ姿をしている。「指令、ウルトラマンメビウスの抹殺」を行動目的として、ロボットのように復唱する。円盤形態では赤い破壊光弾、怪獣形態では目から青い楔型光線と掌から手裏剣状の光弾を放つ。怪獣形態ではメビウスと互角以上に渡り合うほど高い格闘能力を発揮し、身軽な動きでメビウスを翻弄する。光線の連射でメビウスを苦しめるが、テッペイとコノミが使役するファイヤーウインダム、ジョージとマリナが搭乗するガンブースター、そして地上からリュウの援護射撃とGUYSの全力支援攻撃を受け、それに勇気づけられてバーニングブレイブとなったメビウスのメビュームバーストを受けて倒される。

DVD版『ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス』では、再び地球に現れた怪獣たちの1匹として、別個体が登場する。映像は第31話の流用。

  • 声:江川央生[注釈 25](音声に加工あり)
  • スーツアクター:永田朋裕
  • デザイン:酉澤安施。円盤がそのまま頭になっているというコンセプトでデザインされたが、最終的に円盤形態は別デザインで造形された[37]
  • 着ぐるみはロベルガー二世に改造された。
  • 第31話は本編が予想より短くなったことから特撮シーンを長く撮る必要に迫られたうえ、ノーバに続く2体目の円盤生物であることから監督の八木毅が個性を出そうと考え、元気で力強い動きとなった[38]

『ザ・ウルトラマンメビウス』に登場するロベルガー[編集]

ウルトラマンメビウス』のDVD附属のイラストノベル『ザ・ウルトラマンメビウス』に登場。

『メビウス』本編の物語開始以前、カタン星人に他の円盤生物共々率いられ、ウルトラ兄弟に襲いかかる。この時、タロウやレオは「ブラックスターは実は巨大な円盤生物で、その破片を何者か(エンペラ星人)が利用し、誕生させたのがロベルガーではないか」と推測している。

円盤生物 ロベルガー二世[編集]

ウルトラマンメビウス』第41話「思い出の先生」に登場。

  • 体長:55メートル[39]
  • 体重:1万9千トン[39]

上述のロベルガーの別個体。以前の個体は2本だった頭部の角が4本に増加し、体色は赤い部分が黄色になっている。初代同様、圧倒的なパワーと手からの光線弾、目からの破壊光線を武器とする。円盤形態で地球に飛来したところを、追ってきたウルトラマン80のスパイラルビームを受けて失速し、怪獣形態に変形して太平洋上の無人島[注釈 26]に着陸し、80や駆けつけたメビウスと戦う。得意の格闘戦と2種類の光線で80を苦しめ、2人のウルトラマンを相手に一歩も引かない強さを見せるが、空中に飛び上がって光弾を連射したところを80のウルトラレイランスに貫かれ、サクシウム光線とメビュームシュートの同時攻撃を受け、倒される。

  • スーツアクター:永田朋裕
  • 着ぐるみはロベルガーの改造。デザインは酉澤安施[40]

『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説THE MOVIE』に登場するロベルガー二世[編集]

映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』に登場。

ウルトラマンベリアルにギガバトルナイザーの力で怪獣墓場から復活させられる[41]。ベリアルが操る怪獣軍団の1体として、グロマイトアングロスジャシュラインらと共にウルトラマンメビウスと戦った後、初代ウルトラマンとメビウス、ウルトラマンダイナに襲いかかるが、駆けつけたウルトラマンゼロのエメリウムスラッシュを受け、爆散する。

  • 着ぐるみは『ウルトラマンメビウス』の流用。[要出典]

その他の作品に登場する円盤生物[編集]

大怪獣バトルシリーズ
ウルトラギャラクシー大怪獣バトル
『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』に登場する円盤生物はノーバ1種類のみ、『レオ』や『メビウス』の別個体。前述のようにブラックスター無き後の残存個体とみられる。[独自研究?]
大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE
ロベルガー二世が怪獣軍団の1体として登場。ベリュドラの胴体を構成する怪獣として、アブソーバ・デモス・ブリザード・サタンモアが登場。
大怪獣バトル ULTRA MONSTERS EX
『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS EX』に登場する円盤生物はシルバーブルーメ1種類のみ。第17話「支配者の陰謀」にレイブラッド星人が操る怪獣として登場。
『ウルトラマンG』
ウルトラマンG』に登場する円盤生物は「UF-0」1種類のみ。『レオ』と『メビウス』は同じ作品世界とされているが、『G』はこれらとのつながりが明確ではなく、ブラックスターとの関係は特に設定されていない。
当初は日本側脚本において2機の宇宙船が合体するロボット怪獣ロボムが登場するというストーリーが、オーストラリア側で大幅に変更されたうえ、登場怪獣も宇宙船のような姿の宇宙生物へ変更されたことにより、「円盤生物」との別名を与えられたという経緯がある。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ ブニョは第49話でクレジット表記されているが、実際には登場していない[1]
  2. ^ 毎回のラストでブラック指令が次の円盤生物を登場させる趣向となっていた[1]
  3. ^ 例としてブラックドームは第41話に登場するが、その前の第40話のラストシーンにも登場している。
  4. ^ 『ウルトラマン白書』では、身長・体重を不定と記載している[2]
  5. ^ 資料によっては消化液と記述している[16]
  6. ^ 『ウルトラマン白書』では破壊泡[2]、『全怪獣怪人大事典 中巻』では、ペプシン泡[16]と記述している。
  7. ^ 小学館コロタン文庫『ウルトラ怪獣全百科』(p276)では、「吸血宇宙ヒトデ」とされている。
  8. ^ 資料によっては溶解泡と記述している[16]
  9. ^ 一部書籍では美山家周辺での吸血事件はデモスQの形態で引き起こしたと解説している[22]
  10. ^ 資料によっては小型時の体重を記述していない[2][4]、あるいは「不明」としている[5][6]
  11. ^ 『ウルトラマン画報 上巻』ではジェット火流と記述している[3]
  12. ^ 『円谷プロ全怪獣図鑑』では「50メートル」と記載している[6]
  13. ^ 資料によっては「冷凍光線」[2][4]、「冷凍液」[16]と記述している。
  14. ^ 『ウルトラ怪獣大全集』では「熱線」と記述している[4]
  15. ^ 『ウルトラマン大辞典』ではこちらもブリザードの分身と推測している[23]
  16. ^ ウルトラ怪獣大百科』では「宇宙のチョウチンアンコウが元だろう」と推測されている。
  17. ^ 当初、中野は自身が愛好するカイテイガガンの登場を想定していたが、UFOに関わるエピソードであることから円盤生物に変更した[25]
  18. ^ 当初は本物の桜貝を使う予定だったが東京近郊では採取不可能だったため、撮影では造形物を製作して使用した[26]
  19. ^ 『ウルトラマン画報 上巻』では「火炎弾」と記述している[3]
  20. ^ ケイブンシャ発行『怪獣怪人ベスト600』1987年版では怪獣編の宇宙怪獣の項に掲載されているほか、『全怪獣怪人 上巻』では円盤生物番外編的宇宙人[30]、『ウルトラマン大辞典』『ウルトラマン画報 上巻』では人間型の円盤生物[29][3]と記述されている。ただし、資料によっては「円盤生物11号」とカウントされている[31][3]
  21. ^ 『ウルトラ怪獣大全集』では火炎弾[4]、『ウルトラマン画報 上巻』ではジェット火炎[3]と記述されている。
  22. ^ 『ウルトラマン画報 上巻』ではスリップ液[3]、『ウルトラセブン ウルトラマンレオ全史』ではスリップオイル[32]、『全怪獣怪人大事典 中巻』ではオイル[16]と記述されている。
  23. ^ 資料によっては「マゼラン星雲」と記述している[16]
  24. ^ 防衛チーム不在時に出没した怪獣・宇宙人の記録を指す。他に「アウト・オブ・ドキュメント」に該当するのは、科学特捜隊(ドキュメントSSSP)発足以前を舞台にした『ウルトラQ』の怪獣など。
  25. ^ 江川生と誤記。
  26. ^ 落語が塚本に持ってきた新聞によれば、ウェーク島の北方15キロメートルにあるシンナ島。

出典[編集]

  1. ^ a b 心にレオ 2001, p. 220.
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba bb bc bd be bf 白書 1982, pp. 185, 「ウルトラマンレオ怪獣リスト」
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba bb bc bd be bf bg bh bi bj bk bl bm bn bo bp bq br bs bt bu bv bw bx by bz ca cb cc cd ce cf 画報 上巻 2002, pp. 194-198
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay ウルトラ怪獣大全集 1984, pp. 80-81, 「ウルトラマンレオ 全怪獣」
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad 大辞典 2001, pp. 274-286, 「ふ」
  6. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az 円谷プロ全怪獣図鑑 2013, pp. 124-125
  7. ^ ウルトラ情報局』2009年3月号のインタビュー。
  8. ^ 心にレオ 2001, pp. 170 - 171.
  9. ^ 心にレオ 2001, p. 56.
  10. ^ a b c オーブ完全超全集 2017, p. 62, 「ウルトラマンオーブ怪獣大図鑑」
  11. ^ a b c d オーブBDBOX II 2017, 「EPISODE GUIDE 第22話 地図にないカフェ」
  12. ^ 12月スケジュール|Reading Cafe ピカイチ
  13. ^ a b オーブ完全超全集 2017, p. 100, 「ウルトラマンオーブ監督インタビュー 市野龍一
  14. ^ a b キャラクターランドSP 2017, p. 49, インタビュアー:切通理作「シリーズ構成 中野貴雄インタビュー」
  15. ^ a b c d 大辞典 2001, pp. 156-175, 「し」
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  17. ^ ザ・ウルトラマン 3 - 小学館
  18. ^ ウルトラゾーン完全ガイド 2012, p. 104, 「ウルトラゾーンアイキャッチコレクション8」.
  19. ^ よゐこの企画案』第4回より[出典無効]
  20. ^ a b c d e f g 大辞典 2001, pp. 12-28, 「あ」
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  22. ^ a b c d e f g 大辞典 2001, pp. 218-226, 「て」
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  29. ^ a b c d 大辞典 2001, pp. 186-190, 「せ」
  30. ^ 全怪獣怪人』上巻、勁文社、1990年、295頁。ISBN 4-7669-0962-3
  31. ^ 怪獣大図鑑 2012, p. 63.
  32. ^ 『俺たちのウルトラマンシリーズ セブン&レオウルトラセブン ウルトラマンレオ全史』(日之出出版、ISBN 978-4-8139-0036-8[要ページ番号]
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  34. ^ 姿形の名称はCD-ROMソフト『ウルトラマン図鑑3』(講談社・1998年)『ウルトラマンレオ』「登場怪獣・円盤生物 星人ブニョ」画像3.による。
  35. ^ 姿形の名称はCD-ROMソフト『ウルトラマン図鑑3』(講談社・1998年)『ウルトラマンレオ』「登場怪獣・円盤生物 星人ブニョ」画像2.による。
  36. ^ a b hicbc.com:ウルトラマンメビウス 怪獣図鑑”. CBC. 2017年1月25日閲覧。
  37. ^ アーカイブ・ドキュメント 2007, p. 61.
  38. ^ アーカイブ・ドキュメント 2007, p. 79, 「ウルトラマンメビウス白書 八木毅」.
  39. ^ a b hicbc.com:ウルトラマンメビウス 怪獣図鑑”. CBC. 2017年1月25日閲覧。
  40. ^ アーカイブ・ドキュメント 2007, p. 62.
  41. ^ ウルトラ銀河伝説超全集 2009, p. 56.

参考文献[編集]

関連項目[編集]