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島根スサノオマジック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
バンダイナムコエンターテインメント > 島根スサノオマジック
島根スサノオマジック
Shimane Susanoo Magic
呼称/略称 島根
愛称 スサマジ
所属リーグ 日本の旗 B.LEAGUE
カンファレンス B1 西地区
創設年 2010年
チーム史 島根スサノオマジック
(2010年 - )
本拠地 島根県松江市
アリーナ 松江市総合体育館
松江市総合体育館[1]
収容人数 4,550人
チームカラー ブルー[2], シルバー[2], ブラック[2]
     
運営法人 株式会社バンダイナムコ島根スサノオマジック
代表者 榎本幸司[2]
ヘッドコーチ ペータル・ボジッチ
ディビジョン優勝 B2 西地区: 1回(2016–17)
公式サイト https://www.susanoo-m.com/
ホームのジャージ
チームカラー
ホーム
アウェイのジャージ
チームカラー
アウェイ
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株式会社バンダイナムコ島根スサノオマジック
Bandai Namco Shimane Susanoo Magic Inc.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
690-0826
島根県松江市学園南1丁目2-1
設立 2007年6月(株式会社島根スポーツ振興会として)
業種 サービス業
法人番号 8280001002695 ウィキデータを編集
事業内容 プロバスケットボールチームの運営
代表者 代表取締役社長 榎本 幸司[2]
資本金 1,000万円
純利益
  • 1億5,800万円
(2025年3月期)[3]
純資産
  • 4億5,200万円
(2025年3月期)[3]
総資産
  • 9億3,100万円
(2025年3月期)[3]
主要株主 バンダイナムコエンターテインメント 56.5%
関係する人物 田中快(前代表取締役CEO)
中村律(前代表取締役COO)
外部リンク https://www.susanoo-m.com/
特記事項:2009年11月30日に株式会社山陰スポーツネットワークへ[4]、2019年9月25日に株式会社バンダイナムコ島根スサノオマジック[5]へ社名変更。
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島根スサノオマジックShimane Susanoo Magic)は、島根県松江市に本拠を置くジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(B.LEAGUE)のチーム。B1リーグ、西地区に所属。

運営法人は株式会社バンダイナムコ島根スサノオマジック。親会社バンダイナムコエンターテインメント。島根県初のプロバスケットボールクラブとして2010年に創設された。

概要

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ホームタウンは島根県松江市で、運営会社は株式会社バンダイナムコ島根スサノオマジック。中国地方では初のプロバスケットボールチームであり、山陰地方のプロスポーツクラブとしては2007年にプロスポーツクラブ化したガイナーレ鳥取に次いで2クラブ目である。松江市総合体育館をホームアリーナとして使用しており[1]、その他山陰地方のアリーナでもホームゲームを開催することもある。

チーム名は、出雲神話ヤマタノオロチ伝説に登場する「スサノオ(素戔嗚尊)」に英語の「魔法魔術」を意味する「マジック(magic)」を組み合わせ、チームに出雲の神々の不思議な力が宿るイメージで名づけられた。チームカラーは、青色をベースに銀色と黒色が加わる。青は日本海宍道湖中海斐伊川などの島根の自然から、銀は石見銀山やスサノオの武器である天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)から、黒は島根県の県木であるクロマツから。チームロゴは青をベースにヤマタノオロチ伝説に登場する剣や雲・大蛇などを組み合わせ、力強さとスピード感を表現した[1][2]

2010年にbjリーグへ加盟した時点での運営母体は株式会社山陰スポーツネットワーク(さんいんスポーツネットワーク)。ホームタウンは、松江市出雲市など出雲地方を中心とした島根県全域としていた。2019年8月27日、バンダイナムコエンターテインメントが56.5%の株式を取得し、山陰スポーツネットワークを連結子会社化[6]。9月25日付けで山陰スポーツネットワークから、株式会社バンダイナムコ島根スサノオマジック(バンダイナムコしまねスサノオマジック、BANDAI NAMCO Shimane Susanoo Magic Inc.)に社名変更した。

ユニフォームスポンサー (2025–26シーズン)

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ユニフォームサプライヤー

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  • 2010年 - 2020年:IN THE PAINT
  • 2020年 - 現在:EGOZARU[8]

歴代ユニフォーム

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HOME
2017 - 18 のジャージ
チームカラー
2017 - 18
2018 - 19 のジャージ
チームカラー
2018 - 19
2019 - 20 のジャージ
チームカラー
2019 - 20
2020 - 21 のジャージ
チームカラー
2020 - 21
2021 - 22 のジャージ
チームカラー
2021 - 22
2022 - 23 のジャージ
チームカラー
2022 - 23
2023 - 24 のジャージ
チームカラー
2023 - 24
2024 - 25 のジャージ
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2024 - 25
2025 - 26 のジャージ
チームカラー
2025 - 26
AWAY
2017 - 18 のジャージ
チームカラー
2017 - 18
2018 - 19 のジャージ
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2018 - 19
2019 - 20 のジャージ
チームカラー
2019 - 20
2020 - 21 のジャージ
チームカラー
2020 - 21
2021 - 22 のジャージ
チームカラー
2021 - 22
2022 - 23 のジャージ
チームカラー
2022 - 23
2023 - 24 のジャージ
チームカラー
2023 - 24
2024 - 25 のジャージ
チームカラー
2024 - 25
2025 - 26 のジャージ
チームカラー
2025 - 26
Other
2018 - 19 桃の節句 レディースデー のジャージ
チームカラー
2018 - 19
桃の節句
レディースデー
2020 - 21 3rd のジャージ
チームカラー
2020 - 21
3rd
2021 - 22 3rd 鳥取×島根 鳥根スサノオ マジック のジャージ
チームカラー
2021 - 22
3rd
鳥取×島根
鳥根スサノオ
マジック
2022 - 23 3rd 鳥取×島根 鳥根スサノオ マジック のジャージ
チームカラー
2022 - 23
3rd
鳥取×島根
鳥根スサノオ
マジック
2023 - 24 吉田くん (鷹の爪) コラボ のジャージ
チームカラー
2023 - 24
吉田くん
鷹の爪
コラボ
2024 - 25 CITY EDITION 松江市 のジャージ
チームカラー
2024 - 25
CITY EDITION
松江市
2024 - 25 PAC-MAN Pixel Design のジャージ
チームカラー
2024 - 25
PAC-MAN
Pixel
Design

マスコット

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  • すさたまくん[9]

名前は、チーム名の「スサノオ」と、島根の地にゆかりのある物の一つの「まがたま」を合わせている。全身はチームカラーの青を基調としており、烏帽子勾玉など、古代出雲を象徴する装飾品をつけている[9]

チアダンスチーム

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開催アリーナ

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前述のとおり、ホームアリーナは松江市総合体育館である。なお、島根スサノオマジックは2026-2027年の「B.LEAGUE PREMIER」初年度シーズンからの参入が決定しており、アリーナの要件を充足させるために松江市総合体育館の大規模な改修工事を行う[10]。改修費用の想定は33億円を想定しており、このうちの30億円は運営会社である株式会社バンダイナムコエンターテインメントが企業版ふるさと納税を通じて松江市に寄付を行う。期間は2025年8月から1年間を予定しており[11]、2025-26シーズンは出雲市のカミアリーナをメインに使用される[12]

B.LEAGUE

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ホームアリーナ 16–17 17–18 18–19 19–20 20–21 21–22 22–23 23–24 24–25 25–26
松江市総合体育館 18 22 19 16(23) 22 24(26) 25 26 28 -
鹿島総合体育館 4 2 3 1(2) - - - - - -
島根県立浜山体育館(カミアリーナ) 2 2 2 2 2 - 1 2 - 28
島根県立体育館 2 - 2 2 - - - - - -
安来市民体育館 1 1 - 0(1) 2 - - - - -
雲南市三刀屋文化体育館 アスパル 1 - - - - - - - - -
鳥取県立米子産業体育館 2 3 4 - 2 2 2 - - -
鳥取県民体育館 - - - - 2 2 2 - 2 2
武蔵野の森総合スポーツプラザ - - - - - - - 2 - -
ホーム試合数計 30 30 30 21(30) 30 28(30) 30 30 30 30

括弧内は開催予定だった試合数

歴史

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リーグ参入まで

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松江は全国に先駆けミニバスケが普及された土地であり[13]、若年層における競技人口割合も全国屈指で[14]、現在でもバスケが盛んな土地でもある。古くは松江工業高校が1960年および1968年のインターハイ優勝、男女とも国体で好成績をあげ、2001年の第31回全国中学校バスケットボール大会では松江市立湖東中学校が元島根スサノオマジック選手の安部潤らの活躍で全国優勝をするなど、「バスケ王国」[15]と呼ばれた頃もあった。

2000年代全国に広がった地域密着ブームの流れを受け、バスケで地域を盛り上げようと2007年6月にbjリーグへの参加を表明、株式会社島根スポーツ振興会(しまねスポーツしんこうかい)を立ち上げ申請を行ったが、準備不足のため落選した[16]。その後協賛団体を集め、2009年4月に再申請を行った[16]。同年7月、支援団体「島根県スポーツ地域振興推進会」が設立され、最後の懸念材料であった官民のサポートが受けられる事が決まった[17]

2009年8月、bjリーグ加盟および2010/11シーズンからのリーグ参加が正式決定した[18]

2009年11月、公募でチーム名を決定し「島根スサノオマジック」となった[19]。チーム名決定に伴い、運営母体の社名も株式会社山陰スポーツネットワークに変更、チームロゴの制作へと動き出した[20]。同年12月、県内の学生有志が提案した26案の中から松江市出身の島根大学生のものにロゴが決定した[21]。翌2010年5月、全国から寄せられた102点からマスコットを選定、島根デザイン専門学校生がデザインした「すさたまくん」に決定した[22]

bjリーグ

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2010–11シーズン

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2010年5月、2006年世界選手権で日本代表を率いたジェリコ・パブリセヴィッチ[23]が初代HCに就任した。

2010年6月のドラフト会議(エクスパンションドラフト、育成ドラフト含む)では山陰地方にゆかりのある仲西翔自横尾達泰曳野康久山本エドワードの4名を指名する[24]。8月30日、現役日本代表選手の石崎巧と契約する[注 1]。同選手はbjリーグのトライアウト及びドラフト会議に参加していないため、本来のルールでは2010–11シーズン当初からbjリーグのチームと契約してプレーすることは不可能であるはずであったが、コミッショナー裁定による特例で契約に至った[25][26]

2011年3月東日本大震災の影響でレギュラーシーズン数試合休止した[27]。終盤まで主に大分とプレイオフ進出を争い、最終的に西地区6位でプレーオフに進出した[28]が、ファーストラウンドで西地区3位の福岡に2連敗で敗退した[29]

個人タイトルとしては石崎がベスト5、ジェラル・デービスがブロックショット王を受賞した。

2011–12シーズン

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2011年7月、前シーズンの得点力不足を解消するためbjリーグ3シーズン連続得点王のマイケル・パーカー[30]を、同年8月に東京の活動休止を受け仲摩匠平の兄である仲摩純平を獲得する[31]。一方で初年度のチームを支えた石崎はドイツ2部のBVケムニッツ99ドイツ語版へ移籍[注 2]した[32]

同シーズン、2年連続でプレーオフ進出を決めた[33]ものの、ファーストラウンドで西地区3位の京都に1勝1敗、最終決定戦で1点差で敗れた[34]。個人タイトルとしては、パーカーが得点王、デービスが2年連続でブロックショット王、山本がMIPを受賞した。

2012–13シーズン

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このシーズンから日本人の出場時間を増加させるため、外国人選手枠が狭まることになった[35]。前年度から活躍したパーカーやデービスを残留させる一方で、大分の経営悪化に伴い波多野和也[36]を、ジェリコが日本代表監督時代に指導した佐藤浩貴[37]などを補強した。

レギュラーシーズン3位と過去最高の成績を収め、プレーオフ地区1回戦では浜松相手に2連勝と初めて1回戦を突破したものの、地区準決勝では福岡を相手に2連敗を喫しプレーオフで敗退した[38]。同シーズンを持ってパブリセヴィッチHCは退任した[38]

2013–14シーズン

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2013年、次のヘッドコーチとして、パナシナイコス時代にパブリセヴィッチの下でコーチ経験があり、岩手元HCであるブライキディス・ブラシオスが就任し、前HCの路線を引き継いでいく[39]

デービス以外の外国人が退団。前季までのチーム得点王パーカーの穴を埋めるべく、横浜の2012-13シーズン優勝メンバーでありブラシオスHCが岩手HC時代に指導したトーマス・ケネディショーン・マロイが加わる[40]。チーム方針の継続と、デービスら既存戦力と新戦力との融合への期待から開幕前時点での評価は一部マスコミで高かったが[41]、結果的にチームは開幕から7連敗、ホーム初勝利までに2ヶ月近くかかるほど下位に低迷。HCと攻撃の柱の交代が裏目に出る形となった。シーズン途中にケネディと契約解除することになり[40][42]T・J・カミングスと契約したその後も低迷を続ける。その後地区最下位になったことを受け、2014年1月にブラシオスHCが解任された[43]

2014年1月、これを受け日本リーグでプレー経験もあるレジー・ハンソンが新HCに就任した[44]。しかし守備を中心に立て直しを図るものの、デービスら主力に怪我人が続出したこともあり、シーズン後半にかけて13連敗を記録した結果、チーム史上初の最下位に沈んだ[45]。シーズン終了後、ハンソンHCがチームを立て直したと一定の評価をし契約延長することになった[46]

2014–15シーズン

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前シーズンの在籍選手13名中、デービス、マロイ、カミングス、トーマス、朴航生、波多野和也、川辺泰三、薮内幸樹、仲摩匠平、新里智将の10名が退団。日本人の新加入選手は前つくば河相智志、前大分高田秀一、松江市出身で前三菱電機安部潤、トライアウトに合格した前高松問雅臣および前琉球練習生の新城貴史の5名。外国人はジョー・チャップマン、ビンゴ・メディエックス、ジェームス・パジェット、アイザイア・ブラウンの4名と契約。選手を大幅に入れ替え、守備を重視しつつ得点力を高める補強を行い、チームワーク&ハードワークのスローガンを掲げて開幕を迎えた[47]

開幕後は得点力不足に悩まされ、前シーズンを上回る11連敗を喫して最下位に低迷、この11試合中7試合で得点が70点未満だった。11月9日の福島ファイヤーボンズ戦で初めて80得点以上を記録して83-63でシーズン初勝利をあげたが、試合後にハンソンHCを解任し森山知広ACがHC代行に就任することが発表された[48]。森山代行就任直後は5連敗を喫したが、12月は年末の5連勝を含む月間6勝2敗の成績で最下位を脱出し、8位に順位を上げた。1月から4月も計14勝12敗と勝ち越してレギュラーシーズン最終順位ウエスタン6位で2シーズンぶりのプレーオフ進出が決定した。プレーオフ・ファーストラウンドは3位の浜松と対戦し、2連敗で敗退した。

2015–16シーズン

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森山HC代行が退団し、ライジング福岡のHCに転身した。新HCに前横浜HCの勝久マイケルが就任し、ジョシュ・デービスウェイン・マーシャルスクーティー・ランダルらを補強した。

開幕から4連勝のスタートを切り、11月から12月にかけて11連勝して首位争いに加わった。3月19日の京都戦でシーズン2度目の7連勝を記録するとともに京都をかわして一時首位に立った。レギュラーシーズンの最終順位は3位で3シーズンぶりにプレーオフホーム開催権を獲得した。しかし松江で開催したプレーオフ1回戦で6位の大阪と対戦して2連敗を喫してしまい、シーズンを終えた。

B.LEAGUE

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2016–17シーズン(B2西地区)

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bjリーグからB.LEAGUE(B2)へ移行した初年度は開幕から5連勝と好スタートを切ると、11月から翌年3月にかけてリーグ記録となる21連勝を達成した。その後は、島根・広島・熊本の上位3チームが混戦の中、首位を維持した。4月23日の愛媛戦で勝利し、2位の広島が敗れたためプレーオフ進出と西地区優勝が決まった[49]

プレーオフ準決勝は広島と対戦し、第1戦は60-55で勝利、第2戦は52-53の1点差で敗れ1勝1敗となったが、第3戦を11-9で勝利してB1自動昇格を決めた[50]。決勝では西宮に53-78で敗れ優勝を逃した[51]

2017–18シーズン(B1西地区)

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B1に昇格した。勝久マイケルHCが退団し[52]、新HCに前金沢HCの鈴木裕紀が就任した[53]。チームは、ジョシュ・デービス、呉屋貴教、寒竹隼人、高畠佳介、安部潤、ライアン・リード、栗野譲、ウェイン・マーシャル、横尾達泰の9選手が退団し、佐藤公威、渡邊翔太、熊谷宜之、波多野和也、後藤翔平、アル・ソーントン、相馬卓也、小坂彰久、ジーノ・ポマーレ、ジョシュ・スコットの10人が新しく加入し、メンバーはほぼ総入れ替えとなった。

開幕前のプレシーズンゲーム第1戦は、B2広島に65-79で敗北した。序盤からリードを許し、仕上がりの遅れが目立った[54]。第2戦は、B2福岡に71-70で接戦の末、勝利した。

開幕戦から新潟に連敗したが、3試合目で昨季王者の栃木に延長戦の末に勝利しB1初勝利を挙げるなど[55]第4節まで4勝4敗と健闘していたが、10月25日の西宮戦から9連敗を喫し地区最下位に転落[56]。11月は0勝(6敗)と大失速した。

2018年1月1日の琉球戦から3月4日の三遠戦までリーグワーストとなる14連敗を喫し[57]、3月28日の滋賀戦まで21連敗と低迷した。シーズン途中での度重なる外国人選手の入れ替え、けが人続出などで苦しみ西地区最下位、3地区18チーム中でも最下位となり、残留プレーオフも1回戦で敗退しB2降格が決まるなどB1の壁の厚さを感じる苦しいシーズンとなった。

2018–19シーズン(B2西地区)

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鈴木HCとの契約継続を発表した[58]。岡本飛竜、渡邊翔太、熊谷宜之、波多野和也、アル・ソーントン、ジーノ・ポマーレ、ジョシュ・スコットやチーム創設から8シーズン島根でプレーした山本エドワードが退団し、和田和彦、北川弘、坂田央、グレゴリー・エチェニケ、阿部諒、伊集貴也、ロスコ・アレン、与那嶺翼らが加入した。

9月29日、開幕戦は逆転負けを喫したが翌日の試合でシーズン初勝利。2019年1月から2月にかけて9連勝、シーズン途中でジーノ・ポマーレが退団し、新たにコーナー・クリフォード、梅津大介が加入しチームの得点力をアップし3月に8連勝するなど一時は首位に立ったが最終盤に失速し43勝17敗の西地区2位で終えた。しかし、ワイルドカード争いで1位となりB2プレーオフ進出が決定した。

B2プレーオフ準決勝では、信州に連敗したが、3位決定戦で熊本と対戦をオーバータイムにもつれ込む接戦を3点差の白星で飾り翌日の試合では5点差の試合を勝ち切り2連勝し、B2で3位となった[59]。しかし、本来ならB1-B2入替戦進出だったが、B2プレーオフ優勝の信州、準優勝の群馬がB1ライセンスを持たないため、また、福岡がB2へ強制降格となったため[60][61]、3位となった島根が、翌シーズンのB1自動昇格を手に入れ、1シーズンでのB1再昇格を決めた。

2019–20シーズン(B1西地区)

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2シーズンぶりにB1に復帰し6月17日、鈴木HCとの契約継続を発表した(3年契約の3年目)。また、アシスタントコーチに山形前監督の小野寺龍太郎が就任した[62]。また、和田保彦グレゴリー・エチェニケ、伊集貴也、ロスコ・アレン与那嶺翼、コーナー・クリフォード、梅津大介が退団し、海外クラブからロバ―ト・カーター、ブライアン・クウェリ、PG山下泰弘、日本人ビックマンの頓宮裕人PG神里和、2シーズンぶりに島根復帰となる安部潤が2シーズンなど6人が加入した。

1月21日に鈴木HCBリーグ規約違反により2か月の職務停止となったため、以降は河合竜児がACに就任して指揮を執った。鈴木は、2ヶ月後の3月23日にフロント職のGM付き特任コーチとしてクラブに復帰。シーズン途中には納見悠仁とドゥワン・サマーズが加入したが層の厚いB1のチームからなかなか白星を挙げられず11勝30敗の西地区最下位(全体18チーム中17位)に終わった。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、B1・B2入れ替え戦を含むポストシーズンの試合が全て中止になったため、B1残留となった。

2020–21シーズン(B1西地区)

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鈴木HCに復帰し、河合はACとなった。佐藤公威ロバート・カーター坂田央納見悠仁相馬卓也、ドゥワン・サマーズ、ブライアン・クウェリ、頓宮裕人が退団し、安部潤は現役を引退した。そして海外クラブからペリン・ビュフォードリード・トラビスSF杉浦佑成、鬼ディフェンスの異名を持つ白濱僚祐PG橋本尚明、日本人ビックマンの小坂彰久デモン・ブルックス、チーム初の帰化選手ウィリアムス・ニカらが新加入した。

外国籍選手数名が新型コロナウイルスの影響で来日できず開幕に間に合わなかったため、開幕から4試合はエヴァンス・ルークがチームに加入した。10試合を戦った後、10月31日付で鈴木HCが本人の意向により辞任。HC代行は河合が務める。年末にかけて8連敗を喫するも2020年の最終戦で連敗を止めると、徐々に勢いを取り戻し強豪チームからも勝ち星を挙げ、シーズン終盤にはチームのB1での連勝記録を更新する8連勝を記録するなど大躍進し、B1で最高成績の西地区5位になった。

2021–22シーズン(B1西地区)

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ニュージーランド代表HCで、前香川HCのポール・ヘナレが新HCに就任した。杉浦佑成橋本尚明デモン・ブルックス神里和が退団し、日本を代表する3pシューター金丸晃輔、超攻撃型ポイントガード安藤誓哉、オーストラリア代表のニック・ケイが新加入した。

初戦から千葉Jを破るなどシーズン序盤から西地区の上位に食い込む。また、シーズン途中には特別指定選手の土屋大輝と契約した。開幕からの勢いは途切れることなく宇都宮琉球A東京などの強豪チームからも白星をもぎ取り、最大9連勝を記録し41勝9敗の西地区2位でホーム権をもってクラブ初の初のCSに進出するという躍進を遂げる。

CS初戦ではA東京と対峙し1-1で迎えた第3戦ではリード・トラビスの3連続スリーなどで流れを作り、A東京を2-1で下しセミファイナルに進出する。しかし西地区1位のライバル琉球に0-2で敗れベスト4となった。

個人タイトルとしては、安藤誓哉がベストファイブを獲得した。

2022–23シーズン(B1西地区)

[編集]

金丸晃輔、土屋大輝、小坂彰久が退団し、若手PG津山尚大、日本代表のビックマン谷口大智が新加入した。

開幕から白星を積み上げるがシーズン途中でリード・トラビスの負傷によって元NBAプレイヤーのエペイ・ウドゥと契約するがエペイ・ウドゥも合流5試合目で負傷したためチームスタッフのアンドリュー・ファーガーソンと選手契約を結ぶ。新加入選手や継続選手たちの融合が成功しシーズン途中には西地区1位となる時期もあった。最終的には琉球と勝敗数で並び、直接対決の成績で惜しくも西地区2位となったが、2年連続のCSをホーム権をもって進出する。

CSでは昨年と同じA東京との試合で1-1で最終戦にもつれ込む接戦となり、4Qの最終盤までどちらが勝つかわからない試合になったが、1点差で惜しくも敗れ、クオーターファイナル敗退となった。

個人タイトルとしてはペリン・ビュフォード得点王とベストファイブ、ニック・ケイがベスト3P成功率賞を獲得した。

2023-24シーズン(B1西地区)

[編集]

長年チームを支えた後藤翔平リード・トラビス阿部諒が退団し、シューターの晴山ケビン、アメリカの大学から大橋大空、ワイリー光希スカイ、琉球でのプレー経験もあるハッサン・マーティンを獲得した。

シーズン中盤以降、負傷選手が増えたこともあり、帰化選手エドワード・モリスを獲得。終盤までCS争いに絡むも第34節から最終節までの6連敗などもあって、西地区4位に転落。3年連続のCS進出とはならなかった。

個人タイトルとしてはペリン・ビュフォードが2年連続で得点王とベストファイブを獲得した。

2024-25シーズン(B1西地区)

[編集]

ペリン・ビュフォードウィリアムス・ニカ、ハッサン・マーティン、大橋大空が退団し、三遠名古屋Dでも活躍した点取り屋コティ・クラークNBAでのプレー経験もあるジェームズ・マイケル・マカドゥ、日本代表の帰化選手エヴァンス・ルーク特別指定選手として4シーズン前に島根でプレーした納見悠仁河村に次ぐ世代No,2の若手横地聖真が加入した。また6シーズン島根のゼネラルマネジャーを務めた堀健太郎も退団した。

シーズン序盤から白濱僚佑やコティ・クラーク、納見悠仁などの主力選手のけがが重なるもシーズン途中に専修大学のエースでU-22日本代表である介川アンソニー翔、元A東京アレックス・マーフィーと契約し、ロスター全員で戦い最終的なシーズン成績は西地区2位となり、2シーズンぶりにCSに進出した。CSでは琉球に0-2で敗れクオーターファイナル敗退となった。

2025-26シーズン(B1西地区)

[編集]

4シーズン在籍したエースの安藤誓哉津山尚大エヴァンス・ルークらの主力をはじめ谷口大智晴山ケビン、ワイリー光希スカイ、アレックス・マーフィー期限付きで移籍していた山下泰弘が退団した。また4シーズン指揮をとり3度のCSに導いたポール・ヘナレも退団し、ヨーロッパやNBAのGリーグのチームの監督を務め昨シーズンはイギリスのコーチオブザイヤーを受賞したペータル・ボジッチが新HCに就任し、昨シーズン日本人選手で2番目に多い平均得点を取った日本人エース岡田侑大、日本代表の大型PG中村太地ディフェンスが持ち味の若手SGの飯尾文哉、元A東京で8シーズンぶりの島根復帰となる岡本飛竜が加入した。

序盤に7連勝を記録するもコティ・クラーク岡本飛竜、横地聖真の負傷により元F名古屋のオルフェミ・オルジョビが加入した。

成績

[編集]

B.LEAGUE

[編集]
レギュラーシーズン プレーオフ 天皇杯
# シーズン リーグ 地区 順位 勝率 ゲーム差 ホーム アウェイ 自地区 他地区 得点 失点 点差 総合 結果 備考 HC ref. 結果

1 2016–17  B2  西  地区1  51 9 (.850) 0 (0) 25-5(.833) 26-4(.867) 28-8(.778) 23-1(.958) 4697 3788 909 1  準優勝  B1昇格  勝久マイケル [63]
2 2017–18  B1  西 6 11 49 (.183) 31 (0) 8-22(.267) 3-27(.100) 8-22(.267) 3-27(.100) 4253 4776 -523 18  B2降格  鈴木裕紀 [64]
3 2018–19  B2  西  2  43 17 (.717) 5 (-) 20-10(.667) 23-7(.767) 21-9(.700) 22-8(.733) 4835 4409 426 4  3決  B1昇格  鈴木裕紀
4 2019–20  B1  西 6 11 30 (.268) 16 (6) 7-14(.333) 4-16(.200) 2-13(.133) 9-17(.346) 2922 3283 -361 17 鈴木裕紀
5 2020–21  B1  西 5 28 32 (.467) 14 (10) 11-19(.367) 17-13(.567) 20-16(.556) 8-16(.333) 4692 4911 -219 12 鈴木裕紀河合竜児(代行)
6 2021–22  B1  西  2  40 15 (.727) 8.5 (-) 22-6(.786) 18-9(.667) 28-9(.757) 12-6(.667) 4779 4304 475 4  SF 敗退 ポール・ヘナレ
7 2022–23  B1  西  2  48 12 (.800) 0 (-) 24-6(.800) 24-6(.800) 20-8(.714) 28-4(.875) 5008 4526 482 4  QF 敗退 ポール・ヘナレ
8 2023–24  B1  西 4 32 28 (.533) 9 (4) 17-13(.567) 15-15(.500) 12-16(.429) 20-12(.625) 4899 4724 175 12 ポール・ヘナレ
9 2024-25  B1  西  2  37 23 (.617) 9 (-) 20-10(.667) 17-13(.567) 19-9(.679) 18-14(.563) 4785 4518 267 6  QF 敗退 ポール・ヘナレ

ゲーム差:1位との差(PO圏との差)  地区1   # :ワイルドカード  QF :準々決勝  3決 :3位決定戦  SF :準決勝   FINAL :決勝 B1:9~14位はPOなし   チャンピオン   B2優勝   昇格   降格   残留  
2025年11月16日更新


bjリーグ

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年度 レギュラーシーズン 最終結果 HC 備考
勝率 ゲーム差 得点 失点 得失点差 順位
2010-11 24 26 .480 10.0 77.3 77.3 0.0 西6位 9位 クロアチアの旗 ジェリコ・パブリセヴィッチ プレイオフ地区1回戦出場
2011-12 28 24 .538 11.0 80.0 76.3 +3.7 西6位 9位 プレイオフ地区1回戦出場
2012-13 33 19 .635 9.0 79.6 75.3 +4.3 西3位 5位 プレイオフ地区準決勝出場
2013-14 11 41 .212 32.0(13.0) 69.3 78.3 -9.0 西10位 20位 ギリシャの旗 ブライキディス・ブラシオス( - 1月)
アメリカ合衆国の旗 レジー・ハンソン(1月 - )
2014-15 22 30 .423 22.0(-) 74.3 76.7 -2.4 西6位 9位 アメリカ合衆国の旗 レジー・ハンソン( - 11月)
日本の旗 森山知広(代行)(11月 - )
プレイオフ地区1回戦出場
2015-16 37 15 .712 4.0(-) 81.1 69.3 11.8 西3位 9位 勝久マイケル プレイオフ地区1回戦出場
155 155 .500

ゲーム差は()外は1位、()内はプレイオフ圏との差をそれぞれ表している

リーグ戦の主な記録

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チーム記録

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得失点記録
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  • 1試合最多得点 139得点(bjリーグ、2016年2月6日、対広島ライトニング戦)
  • 1試合最多失点 119失点(bjリーグ、2015年10月10日、対金沢武士団戦)
  • 1試合最少失点 38失点(B2、2017年1月22日、対パスラボ山形ワイヴァンズ戦)
連勝記録
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  • 最多連勝 21連勝(B2、2016–17シーズン)
  • 最多連敗 21連敗(B1、2017–18シーズン)

観客動員記録

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1試合あたり動員記録

※プレーオフを含む

年間動員記録
  • 最多 - 126,896人(30試合、B1、2023–24シーズン)
  • 最少 - 36,262人(30試合、B1、2020–21シーズン)※新型コロナウイルス感染症対策(収容人数50%)
年度別観客動員記録(単位:人)

※レギュラーシーズンのみ

年度 試合数 合計 平均 最多 最少
2010–11 26 45,555 1,752 2,406 1,160
2011–12 26 47,710 1,835 2,503 1,065
2012–13 28 53,059 1,895 2,592 822
2013–14 26 39,227 1,509 2,072 864
2014–15
2015–16 28 47,096 1,682 2,896 910
計(bjリーグ)
2016–17 30 45,105 1,504 4,011 793
2017–18 30 66,934 2,231 3,721 1,205
2018–19 30 59,716 1,990 4,083 968
2019–20 21 49,397 2,352 3,401 1,282
2020–21 30 36,262 1,209 1,669 629
2021–22 28 50,195 1,793 2,872 585
計(Bリーグ) 169 307,609 1,820 4,083 585

選手とスタッフ

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現行ロースター

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選 手 スタッフ
Pos # 名前 年齢 身長  体重 出身
PF 0 オルフェミ・オルジョビ (Femi Olujobi) 29 (1996/3/5) 2.06 m (6 ft 9 in) 115 kg (254 lb) アメリカ合衆国の旗 デポール大学 
PF 1 コティ・クラーク (Coty Clarke)  33 (1992/7/4) 2.01 m (6 ft 7 in) 121 kg (267 lb) アメリカ合衆国の旗 アーカンソー大学 
F/C 4 ニック・ケイ キャプテン 33 (1992/8/3) 2.06 m (6 ft 9 in) 106 kg (234 lb) オーストラリアの旗 デンバー大都市圏州立大学 
PG 6 北川弘 34 (1991/10/16) 1.83 m (6 ft 0 in) 70 kg (154 lb) 日本の旗 日本体育大学 
SF/PF 7 介川アンソニー翔 (特) 21 (2004/3/30) 1.97 m (6 ft 6 in) 93 kg (205 lb) 日本の旗 専修大学 
11 中村太地 28 (1997/6/29) 1.90 m (6 ft 3 in) 87 kg (192 lb) 日本の旗 法政大学 
F/C 14 ジェームズ・マイケル・マカドゥー 32 (1993/1/4) 2.06 m (6 ft 9 in) 104 kg (229 lb) アメリカ合衆国の旗 ノースカロライナ大学 
SG/SF 15 白濱僚祐 34 (1991/8/29) 1.89 m (6 ft 2 in) 92 kg (203 lb) 日本の旗 白鷗大学 
SF 17 横地聖真 24 (2001/10/3) 1.92 m (6 ft 4 in) 98 kg (216 lb) 日本の旗 筑波大学 
G 21 納見悠仁 28 (1997/4/10) 1.82 m (6 ft 0 in) 83 kg (183 lb) 日本の旗 青山学院大学 
SG 22 飯尾文哉 25 (2000/6/10) 1.87 m (6 ft 2 in) 85 kg (187 lb) 日本の旗 日本大学 
PG 24 岡本飛竜 32 (1993/4/20) 1.70 m (5 ft 7 in) 78 kg (172 lb) 日本の旗 拓殖大学 
77 岡田侑大 27 (1998/6/10) 1.89 m (6 ft 2 in) 80 kg (176 lb) 日本の旗 拓殖大学 
ヘッドコーチ
ペータル・ボジッチ
アシスタントコーチ
栗野譲
トレント・アダム
ディオン・アンソニー・プルースター
野村慧介

記号説明
キャプテン チームキャプテン (C) オフコートキャプテン
故障者   (+) シーズン途中契約
(S) 出場停止   (帰) 帰化選手
(ア) アジア特別枠選手   (申) 帰化申請中選手(B3
(特) 特別指定選手   (留) 留学実績選手(B3) 
(育) ユース育成特別枠選手 (U) U22枠選手
公式サイト

更新日:2025年11月16日

エピソード

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チーム名決定経緯[19][65]

2009年9月から2ヶ月間、チーム名を一般公募し898案が集まる。そのうち、500案まで絞り込みネット上に公開、同年11月11日から22日までで一般投票を行い上位3つまで絞り込んだ。

同年11月24日、その3案「島根スサノオマジック」「島根シルバーセインツ」「島根ダンダンダンクス」のうち、支援団体・県スポーツ地域振興推進会内で多数決をとり、スサノオマジックに決定した。

島根県スポーツ地域振興推進会

2009年7月bjリーグ参入に向けて、地元行政および財界により結成された支援団体[17][66]。bjリーグ参入後も支援に回り、県および松江市は支援事業として助成金を計上している[17][67]

メディア

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TV・ラジオ

時折放映されるローカルの試合中継(日曜日昼開催)は、主としてさんいん中央テレビが担当。

脚注

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注釈

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  1. ^ これまで日本バスケットボール協会と対立していたbjリーグには現役日本代表選手がいなかったが彼がその第1号となった。
  2. ^ 島根は2011年Bjリーグドラフト会議で石崎を全体6位指名しており、2014-15シーズンのドラフト会議前日までに石崎と契約交渉できる。

出典

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  1. ^ a b c 島根スサノオマジック, B.LEAGUE公式サイト, https://www.bleague.jp/club_detail/?TeamID=720 2020年11月9日閲覧。 
  2. ^ a b c d e f クラブ概要, 公式サイト, https://www.susanoo-m.com/team/pages/susanoomagic 2020年11月9日閲覧。 
  3. ^ a b c 株式会社バンダイナムコ島根スサノオマジック 第19期決算公告
  4. ^ 弊社社名変更のお知らせ”. スサノオマジック公式 (2009年12月3日). 2010年2月9日閲覧。
  5. ^ 社名変更・役員改選に関するお知らせ”. スサノオマジック公式 (2019年9月25日). 2019年9月26日閲覧。
  6. ^ 「B.LEAGUE」所属 プロバスケットボールチーム「島根スサノオマジック」経営権獲得”. バンダイナムコエンターテインメント (2019年8月27日). 2019年8月31日閲覧。
  7. ^ 2025-26シーズンユニフォームデザイン特設サイト”. 島根スサノオマジック公式サイト (2025年7月25日). 2025年8月7日閲覧。
  8. ^ チームウェアサプライヤー『EGOZARU』新規契約締結のお知らせ』(プレスリリース)公式サイト、2020年7月22日https://www.susanoo-m.com/news/detail/id=139532020年8月16日閲覧 
  9. ^ a b マスコットキャラクター, 公式サイト, https://www.susanoo-m.com/team/mascot 2020年11月9日閲覧。 
  10. ^ 松江市総合体育館改修工事期間のお知らせ”. 松江市. 2024年12月25日閲覧。
  11. ^ 【活動報告】松江市総合体育館 改修工事に伴う安全祈願祭実施”. 島根スサノオマジック. 2025年7月24日閲覧。
  12. ^ バンダイナムコグループが松江市に30億円寄付…B1島根のホームアリーナ改修費用に”. B.LEAGUE. 2025年5月16日閲覧。
  13. ^ 課題山積、手腕に期待 bjリーグ参戦の島根”. 日本海新聞 (2009年12月11日). 2010年2月9日閲覧。
  14. ^ プロバスケットリーグ設立に向けて講演会”. 山陰中央新報 (2009年5月13日). 2010年2月9日閲覧。
  15. ^ 王国の威信かけbj参入 「島根スサノオマジック」まずチアガール募集”. MSN産経ニュース (2010年4月30日). 2010年5月1日閲覧。
  16. ^ a b 島根スポーツ振興会 「bjリーグ」新規参入発表”. 山陰中央新報 (2009年4月6日). 2009年10月25日閲覧。
  17. ^ a b c 島根スポーツ地域振興推進会が設立”. 山陰中央新報 (2009年7月27日). 2009年10月25日閲覧。
  18. ^ 島根スポーツ振興会がbjリーグ参入決定”. 山陰中央新報 (2009年8月19日). 2009年10月25日閲覧。
  19. ^ a b プロバスケ・bjリーグ チーム名は島根スサノオマジック”. 山陰中央新報 (2009年11月24日). 2009年11月25日閲覧。
  20. ^ 島根スサノオマジック、ロゴのデザイン案発表”. 山陰中央新報 (2009年12月4日). 2009年12月5日閲覧。
  21. ^ 島根スサノオマジックのロゴ決まる。”. 山陰中央新報 (2009年12月22日). 2009年12月23日閲覧。
  22. ^ スサノオマジックのマスコットキャラお目見え”. 山陰中央新報 (2010年5月28日). 2010年5月29日閲覧。
  23. ^ ヘッドコーチ就任のお知らせ”. スサノオマジック公式 (2010年5月18日). 2011年3月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年5月19日閲覧。
  24. ^ bjリーグドラフト 4選手と優先交渉”. 山陰中央新報 (2010年6月9日). 2010年6月11日閲覧。
  25. ^ 特例における選手採用について”. bjリーグ公式サイト. 2010年8月30日閲覧。
  26. ^ bjに初の現役日本代表 バスケ男子、石崎が島根へ”. スポーツナビ (2010年8月30日). 2010年8月31日閲覧。
  27. ^ 島根スサノオマジック85-82琉球ゴールデンキングス”. 山陰中央新報 (2011年3月20日). 2011年4月28日閲覧。
  28. ^ 島根スサノオマジック90-56秋田ノーザンハピネッツ”. 山陰中央新報 (2011年4月10日). 2011年4月28日閲覧。
  29. ^ スサノオ無念の連敗 プレーオフ・セカンド進めず”. 山陰中央新報 (2011年4月29日). 2011年4月29日閲覧。
  30. ^ スサノオマジック 3季連続得点王・パーカー獲得”. 山陰中央新報 (2011年7月12日). 2011年8月15日閲覧。
  31. ^ 選手契約(基本合意)のお知らせ”. スサノオマジック公式. 2011年9月9日閲覧。
  32. ^ 【石崎巧選手】欧州移籍決定のお知らせ”. スサノオマジック公式. 2011年9月9日閲覧。
  33. ^ 2年連続 プレーオフ進出”. 朝日新聞 (2012年4月16日). 2012年5月18日閲覧。
  34. ^ 決定戦 島根スサノオマジック23-24京都ハンナリーズ”. 山陰中央新報 (2012年5月8日). 2012年5月18日閲覧。
  35. ^ 日本人選手活躍カギ”. 朝日新聞 (2012年10月18日). 2013年2月23日閲覧。
  36. ^ 島根スサノオマジック 大分から波多野獲得”. 山陰中央新報 (2012年12月12日). 2012年5月18日閲覧。
  37. ^ 日本人選手活躍カギ”. 朝日新聞 (2012年9月4日). 2013年2月23日閲覧。
  38. ^ a b 日本人選手活躍カギ”. 朝日新聞 (2013年5月13日). 2013年5月13日閲覧。
  39. ^ ブラシオス氏新監督に就任”. 朝日新聞 (2013年5月23日). 2013年5月23日閲覧。
  40. ^ a b 初勝利 反転攻勢なるか”. 朝日新聞 (2013年11月11日). 2013年11月26日閲覧。
  41. ^ bjリーグ 13-14シーズン展望”. スポーツナビ (2013年10月5日). 2013年11月27日閲覧。
  42. ^ 待望 ホーム1勝”. 朝日新聞 (2013年11月25日). 2013年11月26日閲覧。
  43. ^ スサノオ監督解任…成績低迷”. 読売新聞 (2014年1月13日). 2014年1月15日閲覧。
  44. ^ 低迷スサノオにハンソン新監督”. 朝日新聞 (2014年1月15日). 2014年1月15日閲覧。
  45. ^ 初の最下位 今季終幕”. 朝日新聞 (2014年4月30日). 2014年5月8日閲覧。
  46. ^ スサノオマジック ハンソン監督と2年間の契約締結”. 山陰中央新報 (2014年5月3日). 2014年5月8日閲覧。
  47. ^ TKbjリーグ開幕 ハンソン監督に聞く”. 山陰中央新報 (2014年10月14日). 2014年11月9日閲覧。
  48. ^ 【レジー・ハンソンヘッドコーチ 解任】のお知らせ”. 島根スサノオマジック (2014年11月9日). 2014年11月10日閲覧。
  49. ^ 島根スサノオマジック B.LEAGUE 2016-17シーズン B2・西地区優勝 - B.LEAGUE(Bリーグ)公式サイト
  50. ^ 島根スサノオマジック「B2 PLAYOFFS FINAL 2016-17」出場決定ならびにB1昇格決定のお知らせ - B.LEAGUE(Bリーグ)公式サイト
  51. ^ 「B2 PLAYOFFS FINAL 2016-17」の結果ならびにB2初代王者決定のお知らせ - B.LEAGUE(Bリーグ)公式サイト
  52. ^ B1昇格を果たした島根、勝久マイケルHCが退団「素晴らしい2シーズンでした」 | バスケットボールキング
  53. ^ 鈴木 裕紀新ヘッドコーチ 契約締結のお知らせ - 島根スサノオマジック
  54. ^ スサノオ新生 黒星発進 目立つ仕上がりの遅れ Bリーグ1部』(プレスリリース)山陰中央新報、2017年9月3日https://www.sanin-chuo.co.jp/www/contents/1504413668001/index.html2017年9月9日閲覧 
  55. ^ 島根果敢 大金星 ホーム戦 B1初勝利』(プレスリリース)山陰中央新報、2017年10月8日https://www.sanin-chuo.co.jp/www/contents/1507430407639/index.html2017年11月29日閲覧 
  56. ^ 島根 惜敗で最下位 8連敗 Bリーグ1部』(プレスリリース)山陰中央新報、2017年11月19日https://www.sanin-chuo.co.jp/www/contents/1511064487952/index.html2017年11月29日閲覧 
  57. ^ 島根 無念14連敗 Bリーグ1部』(プレスリリース)山陰中央新報、2018年3月5日https://www.sanin-chuo.co.jp/www/contents/1520224148394/index.html2018年3月10日閲覧 
  58. ^ 鈴木監督と契約継続 球団「B1復帰へ力必要」 島根スサノオ, 山陰中央新報, (2018-5-18), https://www.sanin-chuo.co.jp/www/contents/1526626027666/index.html 2018年5月19日閲覧。 
  59. ^ スサマジ結束 逃げ切る プレーオフ3位決定戦, 山陰中央新報, (2019-5-7), https://www.sanin-chuo.co.jp/www/contents/1557205988149/index.html 2019年9月5日閲覧。 
  60. ^ 2019-20シーズン B.LEAGUEクラブライセンス 第2回判定結果について, B.LEAGUE, https://www.bleague.jp/news_detail/id=61716 2021年9月9日閲覧。 
  61. ^ クラブライセンス不交付時の昇降格対応について, B.LEAGUE, https://www.bleague.jp/news_detail/id=61718 2021年9月9日閲覧。 
  62. ^ 鈴木監督と契約継続 再びB1ステージに挑戦, 山陰中央新報, (2019-6-18), https://www.sanin-chuo.co.jp/www/contents/1560831847385/index.html 2019年9月5日閲覧。 
  63. ^ STANDING”. bleague.jp (2017年4月23日). 2017年4月30日閲覧。
  64. ^ STANDING”. bleague.jp (2018年5月19日). 2018年5月19日閲覧。
  65. ^ bj島根 チーム名選定方法のお知らせ”. スサノオマジック公式 (2009年11月10日). 2010年2月9日閲覧。
  66. ^ 「島根県スポーツ地域振興推進会」設立”. スサノオマジック公式 (2009年7月27日). 2010年2月24日閲覧。
  67. ^ 松江市がスサノオマジックの運営を支援”. 山陰中央新報 (2010年2月18日). 2010年2月24日閲覧。

関連項目

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  • 日本のスポーツチーム一覧
  • 中国ダービー
  • ガイナーレ鳥取
    • ガイナーレ鳥取とは山陰地方のスポーツチーム同士であることから、ホームページを相互リンクしたり、スサノオマジックは鳥取県内でもホームゲームを行ったりしている(ただし、ガイナーレはスタジアムの基準を満たしていない事を理由に島根県内ではホームゲームは開催していない)。

外部リンク

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