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bjリーグ 2011-12

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
bjリーグ 2011-12シーズン
優勝 琉球ゴールデンキングス(2回目)
準優勝 浜松・東三河フェニックス
チーム数 19

bjリーグ2011-12は、2011年10月8日から2012年5月20日まで、各地で行われた日本プロバスケットボールリーグである。

参加チーム

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2011-12シーズン参加チーム

地区
チーム名 都道府県 都市 ホームアリーナ 位置 固定席
観客数
(平均)
参入年
岩手ビッグブルズ 岩手 盛岡市 岩手県営体育館 北緯39度43分29.3秒 東経141度6分55.1秒 1,625席 1,466人 2011年
秋田ノーザンハピネッツ 秋田 秋田市 秋田県立体育館 北緯39度43分10.5秒 東経140度5分37.6秒 2,590席 2,139人 2010年
仙台89ERS 宮城県 仙台 仙台市体育館 北緯38度13分4.5秒 東経140度52分8.6秒 4,681席 2,086人 2005年
新潟アルビレックスBB 新潟 新潟市 新潟市東総合SC 北緯37度54分54.6秒 東経139度6分18.1秒 2,048席 2,267人 2005年
富山グラウジーズ 富山 富山市 富山県総合体育C 北緯36度38分41.8秒 東経137度11分24秒 2,000席 1,618人 2006年
信州ブレイブウォリアーズ 長野県 千曲市 千曲市戸倉体育館 北緯36度28分41秒 東経138度9分12.2秒 1,272人 2011年
埼玉ブロンコス 埼玉 所沢市 所沢市民体育館 北緯35度48分36秒 東経139度27分48.7秒 2,352席 1,524人 2005年
千葉ジェッツ 千葉 船橋市 船橋アリーナ   4,368席 1,143人 2011年
横浜ビー・コルセアーズ 神奈川県 横浜 横浜文化体育館 北緯35度26分27.5秒 東経139度38分11.1秒 1,050人 2011年
浜松・東三河フェニックス 静岡県 浜松 浜松アリーナ 北緯34度43分4秒 東経137度46分0.5秒 3,544席 1,915人 2008年
西 滋賀レイクスターズ 滋賀 大津市 滋賀県立体育館 北緯35度0分18秒 東経135度53分14.6秒 1,896席 1,682人 2008年
京都ハンナリーズ 京都 京都市 京都市体育館 北緯34度59分43.7秒 東経135度42分54.1秒 2,926席 1,144人 2009年
大阪エヴェッサ 大阪 大阪市 大阪府立体育会館 北緯34度39分44秒 東経135度29分57秒 3,131席 1,774人 2005年
島根スサノオマジック 島根 松江市 松江市総合体育館 北緯35度28分20.3秒 東経133度3分55.4秒 1,367席 1,835人 2010年
高松ファイブアローズ 香川県 高松 高松市総合体育館 北緯34度20分33.06秒 東経134度4分26.99秒 2,000席 780人 2006年
ライジング福岡 福岡 福岡市 アクシオン福岡 北緯33度34分56.2秒 東経130度27分45秒 1,160席 1,148人 2007年
大分ヒートデビルズ 大分 別府市 ビーコンプラザ 北緯33度16分58.9秒 東経131度29分13.3秒 2,432席 727人 2005年
宮崎シャイニングサンズ 宮崎 宮崎市 宮崎県体育館 北緯31度55分2.4秒 東経131度26分4.9秒 1,780席 881人 2010年
琉球ゴールデンキングス 沖縄 宜野湾市 沖縄CC 北緯26度16分47.1秒 東経127度44分0.7秒 1,468席 2,962人 2007年
  • 本年度は19チームが参加。

新規参入

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2011-12年度シーズンは岩手県千葉県神奈川県長野県鹿児島県のほか、1団体が正式に申請を行った。

2010年8月26日に新規参入チームの確定及び発表を行い、以下の4チームの参入が決まった。

参加見送り

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東京アパッチがスポンサーの確保が難航していることを理由に、2011-12年度シーズンに参戦しないことを表明した。

試合方式

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レギュラーシーズン(予選リーグ)

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2011-12シーズンでは、19チームが以下の2つにカンファレンス分けされた。

  • 東カンファレンス…岩手・秋田・仙台・新潟・富山・信州・埼玉・千葉・横浜・浜松
  • 西カンファレンス…滋賀・京都・大阪・島根・高松・福岡・大分・宮崎・沖縄

ホーム&アウェーにより、同一カンファレンス所属チームとは4回戦または6回戦総当たりで、別カンファレンス所属チームとは2回戦総当りで、合計52試合を行う。

順位は、各カンファレンス内で52試合の勝敗等(勝敗が同じ場合には、(1)得失点差→(2)1試合当たりの平均得点で順位を決める)により1位から7位までの順位を決める。そして、レギュラーシーズンでカンファレンス上位がプレイオフに進出。

プレイオフ(決勝トーナメント)

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  • 東地区、西地区共に上位6チームがプレイオフに進出。3位と6位、4位と5位でファーストラウンドを戦った後、カンファレンス セミファイナルで1位とファーストラウンド勝者のうちレギュラーシーズン下位のチーム、2位は上位のチームと対戦。いずれも上位チームのホームで2試合行い、1勝1敗で並んだ場合は第2試合直後に優勝決定戦を行う。ファイナル4は準決勝(地区優勝決定戦)を行い、更にその勝者同士で総合優勝決定戦を開催する。ファイナル4は集中開催でそれぞれ1試合決着。

レギュラーシーズン

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※緑色がプレイオフ進出。

イースタン・カンファレンス

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順位 チーム名 勝率 得点 失点 得失点差
1 浜松・東三河フェニックス 37 15 .712 - 84.7 77.9 +6.8
2 横浜ビー・コルセアーズ 31 21 .596 6.0 75.1 72.8 +2.3
3 秋田ノーザンハピネッツ 28 24 .538 3.0 81.9 78.7 +3.2
4 新潟アルビレックスBB 28 24 .538 0.0 82.6 78.8 +3.8
5 富山グラウジーズ 25 27 .481 3.0 79.8 77.4 +2.4
6 仙台89ERS 25 27 .481 0.0 74.5 73.6 +0.9
7 岩手ビッグブルズ 19 33 .365 6.0 73.8 80.2 -6.4
8 信州ブレイブウォリアーズ 18 34 .346 1.0 76.8 81.7 -4.9
9 千葉ジェッツ 18 34 .346 0.0 78.1 84.5 -6.4
10 埼玉ブロンコス 16 36 .308 2.0 79.1 85.3 -6.2

ウェスタン・カンファレンス

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順位 チーム名 勝率 得点 失点 得失点差
1 琉球ゴールデンキングス 39 13 .750 - 82.9 73.8 +9.1
2 大阪エヴェッサ 35 17 .673 4.0 76.3 73.3 +3.0
3 京都ハンナリーズ 34 18 .654 1.0 78.6 74.0 +4.6
4 滋賀レイクスターズ 33 19 .635 1.0 82.1 78.0 +4.1
5 ライジング福岡 33 19 .635 0.0 84.6 80.6 +4.0
6 島根スサノオマジック 28 24 .538 5.0 80.0 76.3 +3.7
7 大分ヒートデビルズ 23 29 .442 5.0 80.8 82.5 -1.7
8 宮崎シャイニングサンズ 22 30 .423 1.0 77.2 79.2 -2.0
9 高松ファイブアローズ 2 50 .038 20.0 68.2 88.2 -20.0

プレイオフ

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5月5日・6日
ハンナリーズアリーナ
  5月12日・13日
住吉スポーツセンター
         
 6  島根スサノオマジック  71  86  23
 3  京都ハンナリーズ  64  68  15
 3  京都ハンナリーズ  82  84  24     5月19日
有明コロシアム
 2  大阪エヴェッサ  59  76  12  
ウェスタン
5月5日・6日
滋賀県立体育館
 3  京都ハンナリーズ  74
5月12日・13日
宜野湾市立体育館
   1  琉球ゴールデンキングス  79  
 5  ライジング福岡  86  62   ウェスタン ファイナル
 4  滋賀レイクスターズ  61  66  
 4  滋賀レイクスターズ  96  69     5月20日
有明コロシアム
 1  琉球ゴールデンキングス  71  74    
ファーストラウンド  
カンファレンスセミファイナル
5月5日・6日
秋田市立体育館
 西1  琉球ゴールデンキングス  89
5月10日・11日
横浜文化体育館
   東1  浜松・東三河フェニックス  73
 6  仙台89ers  79  38  14 ファイナル
 3  秋田ノーザンハピネッツ  74  82  15
 3  秋田ノーザンハピネッツ  77  72  17     5月19日
有明コロシアム
5月20日
有明コロシアム
 2  横浜ビー・コルセアーズ  86  69  18  
イースタン
5月5日・6日
新潟市鳥屋野総合体育館
 2  横浜ビー・コルセアーズ  78  西3  京都ハンナリーズ  66
5月12日・13日
浜松アリーナ
   1  浜松・東三河フェニックス  87    東2  横浜ビー・コルセアーズ  75
 5  富山グラウジーズ  73  82   イースタン ファイナル 3位決定戦
 4  新潟アルビレックスBB  89  85  19
 4  新潟アルビレックスBB  94  84    
 1  浜松・東三河フェニックス  80  97  30  
  • 対戦カードはレギュラーシーズンの順位によって決定され、そのラウンドに登場する最上位チームが最下位チームと対戦する[1]
  • ファーストラウンドとセミファイナルについては、上位チームのホームで2日間、1試合ずつ行い、1勝1敗の場合は2日目の試合後に延長戦を行なって決着する。
  • カンファレンスファイナル、ファイナル、3位決定戦は1箇所に集まって開催され、1戦先勝の試合を行う。
  • チーム名の左の数字はレギュラーシーズンの順位。

bjリーグオールスターゲーム

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出場選手

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通常のブースター投票による選出に加え、新たにFacebookユーザーの投票により選出される「Facebook枠」(1枠)が設けられた。

城宝匡史(富山・4回目)
志村雄彦(仙台・初出場)
庄司和広(秋田・2回目)
ジョン・ハンフリー(埼玉・2回目)
寺下太基(埼玉・初出場)
澤口誠(岩手・2回目)
モリース・ハーグロー(千葉・初出場)
クリス・ホルム(新潟・3回目)
リー・ロバーツ(長野・初出場)
ジャスティン・バーレル(横浜・初出場)
太田敦也(浜松・初出場)
石田剛規(千葉・初出場・Facebook枠)
青木康平(大阪・6回目)
並里成(沖縄・初出場)
リン・ワシントン(大阪・4回目)
ジェフ・ニュートン(沖縄・5回目)
マイケル・パーカー(島根・4回目)
岡田優(滋賀・4回目)
菊池宏之(高松・初出場)
清水太志郎(宮崎・4回目)
ランス・オーレッド(京都・初出場)
マイキー・マーシャル(滋賀・初出場)
ウェンデル・ホワイト(大分・3回目)
ケビン・パルマー(福岡・初出場)
仲西淳(福岡・初出場・Facebook枠)

結果

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チーム 1Q 2Q 3Q 4Q
WEST 40 22 28 30 120
EAST 18 24 25 26 93

受賞者

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スリーポイントコンテスト

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順位 選手 予選 決勝
1 青木康平(大阪) 16点 18点
2 ダン・フィッツジェラルド(仙台) 17点 17点
3 庄司和広(秋田) 14点
4 新井靖明(埼玉) 13点
5 岡田優(滋賀) 10点
6 ウェイン・アーノルド(浜松) 9点

ダンクコンテスト

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順位 選手 予選 決勝
1 ジョン・ハンフリー(埼玉) 50点 50点
2 レイ・ニクソン(滋賀) 49点 42点
3 橘佳宏(仙台) 48点
4 エドワード・モリス(長野) 46点
5 ジャスティン・バーレル(横浜) 45点
6 ブライアン・ハーパー(富山) 44点

アワード

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最優秀選手

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部門 受賞者 球団
レギュラーシーズン ジャスティン・バーレル 横浜
プレイオフ アンソニー・マクヘンリー 沖縄

ベスト5

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部門 受賞者 球団
ガード ジャメイン・ディクソン 浜松
城宝匡史 富山
フォワード 太田敦也 浜松
ケビン・パルマー 福岡
ジャスティン・バーレル 横浜

個人タイトル

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部門 受賞者 球団 成績
得点 マイケル・パーカー 島根 23.1 点
アシスト ケニー・サターフィールド 埼玉 6.7本
リバウンド クリス・ホルム 新潟 14.3本
ブロックショット ジェラル・デービス 島根 3.8本
スティール ジャメル・スタテン 千葉 2.8本
3Pシュート成功率 デイビッド・パルマー 沖縄 50.0%
フリースロー成功率 青木康平 大阪 89.5%

月間MVP

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選手
10月 モリース・ハーグロー
11月 ジャメイン・ディクソン
12月 ジャーメイン・ボイェット
1月 アンソニー・マクヘンリー
2月 城宝匡史
3月 T・J・カミングス
4月 ジャスティン・バーレル

その他

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部門 受賞者 球団
最優秀コーチ レジー・ゲーリー 横浜
MIP 山本エドワード 島根
最優秀6th Man 小松秀平 新潟
コミッショナー特別賞 菊地勇樹 秋田
ベストブースター 琉球ゴールデンキングス
信州ブレイブウォリアーズ

関連項目

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脚注

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  1. ^ ファーストラウンドのレギュラーシーズン3位対レギュラーシーズン6位の結果によって、カンファレンスセミファイナルの対戦カードが変わることになる