東京八王子ビートレインズ

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東京八王子ビートレインズ
Tokyo Hachioji BEE Trains
愛称 トレインズ
所属リーグ 日本の旗 B3.LEAGUE
創設年 2012年
本拠地 東京都八王子市
アリーナ Esforta Arena Hachioji 2019b.jpg
エスフォルタアリーナ八王子
チームカラー ブラック、レッド
代表者 和田尚之
ヘッドコーチ ミオドラグ・ライコビッチ
公式サイト 公式ウェブサイト
ユニフォーム
Kit body Tokyo Hachioji BeeTrains 18-19 HOME.png
ホームのジャージ
Kit shorts Tokyo Hachioji BeeTrains 18-19 HOME.png
チームカラー
ホーム
Kit body Tokyo Hachioji BeeTrains 18-19 AWAY.png
アウェイのジャージ
Kit shorts Tokyo Hachioji BeeTrains 18-19 AWAY.png
チームカラー
アウェイ
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東京八王子ビートレインズ(とうきょうはちおうじビートレインズ、Tokyo Hachioji BEE Trains)は、東京都八王子市を本拠地とする男子プロバスケットボールチームである。2015-16シーズンよりNBDLに加盟し、NBDLがNBLbjリーグと統合しBリーグが設立された2016年よりその下部に当たるB3リーグ、2018年よりB2リーグに所属している。

東京八王子トレインズのチーム名は本拠地の八王子市がJRや私鉄が乗り入れる交通の要所であり、"train"という単語に「人々の組織的な連携や繋がり」という意味が含まれていることにちなんで、チームと市民や支援者との家族的な結束を願い命名された[1]。 2018年6月29日にチーム名を東京八王子ビートレインズに改名する発表がクラブからリリースされた[2]。BEEは、バスケットボールのB、八王子のはち=蜂、Be(存在する)=八王子での存在意義を付け、TRAINにさらに勢いが増していく様子を表現している[2]

歴史[編集]

八王子市出身の川井明は地元がバスケットボールの盛んな土地であることに着目し、プロバスケットボールチームの設立を検討していた。2011年に八王子市総合体育館(現エスフォルタアリーナ八王子)が新たに建設されることを知り、これをホームアリーナとしたチーム創設を決意。当時、大阪エヴェッサを退団し、八王子に戻ってきた天野喜崇に声をかけ、2012年7月に「八王子プロバスケットボールチーム設立準備室」を開設し活動を始めた。トレインズという名称もこの時に命名されたものである[3]。天野の母校である八王子北高校バスケットボール部へ訪問しクリニックを実施。それに続き、八王子市内のミニバスや中学校、高校のバスケットボール部を訪問し、クリニックを実施して活動の場を広げていった。同年、川井が和田尚之に声をかけ、11月に和田は広告制作を事業とする株式会社THTマネジメントを設立[4]、これが後にチームの運営会社となる[5]

2013年1月にトライアウトを実施して選手を集めチームを結成[5]。翌2月の八王子春季バスケットボール大会に優勝し、5月の都民大会ベスト8、9月の青年大会ベスト4などの成績を残した[1]

2014年5月、NBDLへの加盟を申請し、9月18日のNBDL総会にて2015-16シーズンの参入が決まった[6][1]

NBDL 2015-16シーズンはヘッドコーチの早水将希(元つくばロボッツアシスタントコーチ)と選手12名で臨み、オーナーの和田自身もゼネラルマネージャー兼選手としてチームに加わった。10月24日と25日に、開幕カードとなる東京海上日動ビッグブルー戦をエスフォルタアリーナ八王子にて開催し、連勝を収める[7]。シーズン終盤にはチーム記録となる7連勝を挙げた[8]が、レギュラーシーズンの成績は17勝19敗の6位に終わり、プレイオフに進出できる4位以内を逃した。

B.LEAGUE[編集]

2016 - 2017シーズン(B3リーグ)[編集]

NBDLがNBL、bjリーグと統合し新たなリーグ(Bリーグ)が創設されることになり、トレインズも参加を申請[9]。新リーグは1部から3部までの3部構成であり、トレインズは2部参入の要件となる「ホームアリーナの確保」「地元行政組織の協力」などの要件を満たしていたが、NBDLに加入したばかりで運営実績が乏しいとして、新リーグ初年度はB3リーグに振り分けられることになった[5]

2017年9月6日のBリーグ理事会にてBリーグ準加盟が認められた[10]

2017 - 2018シーズン(B3リーグ)[編集]

ファースト、レギュラー、ファイナルと全てのシーズンを制覇。B2全体最下位の岩手と横浜アリーナで「B2・B3入替戦 2017-18」にまわることになった。

第1クォーターは、16-22と6点リード。第2クォーターは序盤からシュートの入れ合いで、26-27と1点差に詰め寄られるものの、センターのアレクサンダー・ジョーンズが両軍最多17得点、センターのジョエル・ジェームスは12得点10リバウンドでダブル・ダブルの活躍を見せた。また第4クォーターでは、山口のフリースロー、地久里の3ポイントで再び突き放し、オフィシャルタイム明けには大城のアシストからマッケルロイがレイアップ、ジェームスがダンク。残り2分22秒には大城が24点差に広げる3ポイントを沈め、同1分48秒にはマッケルロイがルーズボールに飛びこむハッスルプレーを披露。最後まで気を緩めることなく、ディフェンスも岩手を55点に抑え込み、55-83で勝利。B2昇格を決めた[11][12]

2018 - 2019シーズン(B2 中地区)[編集]

B2昇格初年度、当初は選手12人で挑むも、シーズン開始前に池田裕介をB3埼玉に、藤岡昂希をB2香川に期限付き移籍で放出。 さらに秋葉真司が契約解除の上でB1渋谷に移籍。 その間、新たに福田幹也岡田優が加入して、総勢11人のロスターでシーズンを迎える。

しかし、序盤から怪我により出場出来ない選手が続出し、11月24日、25日開催のアウェーでの福島戦では、ついにベンチ登録選手が5人[13]と没収試合すれすれの状態で試合を行うこととなり、リーグからけん責処分を受ける[14]。アレクサンダー・ジョーンズが戦列復帰してようやく態勢が整ったが、シーズン中盤には20連敗も記録。更には、指揮権を持っていたマイケル・オルソンアソシエイトコーチの解任も効果なく、11勝49敗という成績に終わった。「B2・B3 入替戦 2018-19」にまわることになり、入れ替え戦の相手はB3年間総合2位の越谷となった[15]

5月12日、横浜アリーナにて「B2・B3入替戦 2018-19」が行われた。NBAでの経験をもつ、点取り屋のクリーアンソニー・アーリーが入替戦を待たずに退団。厳しい中で挑むことになった。第1Q、いきなり0-14のランを記録。残り2分21秒時点で7-23となってしまう。第2Qは、アレクサンダー・ジョーンズが8得点を挙げるものの、37-49で試合を折り返した。第3Qは開始39秒から連続得点を挙げ、開始約2分間で8点差に詰め寄る。その後は点を取り合ったが、残り5分43秒から失点をし、11点を許したままで第4Qへ。最後の10分間も、試合終了残り2分を切った時点で64-75とし、最後も立て続けに失点をしてしまい、最終スコア64-86で試合終了。1年でB3へ降格することになった[16]


成績[編集]

B.LEAGUE[編集]

レギュラーシーズン プレーオフ 天皇杯
# シーズン リーグ 地区 順位 勝率 ゲーム差 ホーム アウェイ 自地区 他地区 得点 失点 点差 総合 結果 備考 HC ref. 結果

1 2016-17 B3 3 21 11 (.656) 8.0 11-7(.611) 10-4(.714) 21-11(.656) 0-0(–) 2555 2308 247 3 石橋貴俊 [17]
1 2017-18 B3 1 26 6 (.813) - 13-5(.722) 13-1(.929) 26-6(.813) 0-0(–) 2658 2212 446 1  B3優勝   昇格  石橋貴俊
3 2018-19 B2 6 11 49 (.183) 37(-) 5-25(.167) 6-24(.200) 4-26(.133) 7-23(.233) 4583 5177 -594 18  降格  石橋貴俊

ゲーム差:1位との差(PO圏との差)  地区1   # :ワイルドカード  QF :準々決勝  3決 :3位決定戦  SF :準決勝   FINAL :決勝 B1:9~14位はPOなし   チャンピオン   B2優勝   昇格   降格   残留  
2019年09月14日更新


過去のリーグ戦[編集]

NBDL[編集]

選手とチームスタッフ[編集]

選 手 スタッフ
Pos # 名前 年齢 身長  体重 出身
SF 0 浅野崇史 34 (1985/10/11 ) 1.92 m (6 ft 4 in) 82 kg (181 lb) 日本の旗 専修大学 
G/F 1 夏達維 33 (1986/5/30 ) 1.85 m (6 ft 1 in) 86 kg (190 lb) 日本の旗 名城大学附属高校 
SF 2 ルブライアン・ナッシュ 27 (1992/6/30 ) 2.01 m (6 ft 7 in) 107 kg (236 lb) アメリカ合衆国の旗 オクラホマ州立大学 
SF 3 亀崎光博 キャプテン 33 (1986/10/7 ) 1.89 m (6 ft 2 in) 82 kg (181 lb) 日本の旗 市立柏高校 
PG 4 塚本雄貴 27 (1992/1/2 ) 1.77 m (5 ft 10 in) 74 kg (163 lb) 日本の旗 専修大学 
SF 6 館山健太 28 (1990/12/26 ) 1.90 m (6 ft 3 in) 95 kg (209 lb) 日本の旗 専修大学 
PG 11 山梨歩 23 (1996/7/20 ) 1.72 m (5 ft 8 in) 75 kg (165 lb) 日本の旗 拓殖大学 
SG 14 地久里謙成 27 (1992/1/30 ) 1.87 m (6 ft 2 in) 82 kg (181 lb) 日本の旗 天理大学 
PF 15 マーセラス・サマービル (Marcellus Sommerville) 37 (1982/2/21 ) 2.00 m (6 ft 7 in) 109 kg (240 lb) アメリカ合衆国の旗 ブラッドリー大学 
C 17 アレクサンダー・ジョーンズ 31 (1987/10/17 ) 2.06 m (6 ft 9 in) 105 kg (231 lb) アメリカ合衆国の旗 シアトル大学 
SF 18 ニヨキゼラ・イーヴェ (Niyokwizera Yves) 26 (1993/8/15 ) 1.99 m (6 ft 6 in) 103 kg (227 lb) ブルンジの旗 天理大学 
PG 51 根東裕隆 37 (1982/6/29 ) 1.84 m (6 ft 0 in) 84 kg (185 lb) 日本の旗 天理大学 
PG 77 大金広弥 29 (1989/12/21 ) 1.79 m (5 ft 10 in) 72 kg (159 lb) 日本の旗 国際武道大学 
PG 99 大城侑朔 24 (1995/3/1 ) 1.80 m (5 ft 11 in) 80 kg (176 lb) 日本の旗 日本体育大学 
ヘッドコーチ
ミオドラグ・ライコビッチ
アソシエイトコーチ
マルコ・フィリポビッチ

記号説明
  キャプテン チーム・キャプテン    Cruz Roja.svg 故障者
  (特) 特別指定選手    (S) 出場停止
  (帰) 帰化選手   (+) シーズン途中契約
外部リンク

更新日:2019年09月14日


歴代ヘッドコーチ[編集]

  1. 早水将希(2015-16)
  2. フランソワ・ペロネットフランス語版(2016)
  3. 石橋貴俊(2017-19)

過去の所属選手[編集]

ユニフォームスポンサー (2019-20シーズン)[編集]

  • サプライヤー:フープスター
  • 前面:シンコーハイウェイサービス(右肩)、コスモ計器(中央)
  • 背面:京王電鉄(背番号上部)、ワタナベオイスター(選手名下)
  • パンツ:スーパーアルプス(左前)

脚注[編集]

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  1. ^ a b c “2015-2016シーズンNBDL新規参入チームのご報告” (プレスリリース), NBDL, (2014年9月24日), オリジナルの2016年5月12日時点によるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20150512173153/http://www.nbl.or.jp/nbdl/archives/3016 2016年8月24日閲覧。 
  2. ^ a b 新クラブ名・プライマリーロゴ決定のお知らせ| 東京八王子ビートレインズ”. 東京八王子ビートレインズ (2018年6月29日). 2018年6月29日閲覧。
  3. ^ チームの歴史”. 東京八王子トレインズ. 2016年8月24日閲覧。
  4. ^ 会社概要”. 東京八王子トレインズ. 2016年8月24日閲覧。
  5. ^ a b c “東京彩人記 東京八王子トレインズ代表 和田尚之さん(36) 東京”. 毎日新聞. (2016年4月20日). http://mainichi.jp/articles/20160420/ddl/k13/040/100000c 2016年8月24日閲覧。 
  6. ^ “八王子のバスケチームが「NBDL」加盟決定-来季から公式戦参戦へ”. 八王子経済新聞. (2014年9月24日). http://hachioji.keizai.biz/headline/1716/ 2016年8月24日閲覧。 
  7. ^ “プロバスケ「東京八王子トレインズ」が初の公式戦 連勝でスタート”. 八王子経済新聞. (2015年10月28日). http://hachioji.keizai.biz/headline/1966/ 2016年8月24日閲覧。 
  8. ^ “東京八王子トレインズがホームゲーム最終戦 最多8連勝の記録はならず”. 八王子経済新聞. (2016年3月14日). http://hachioji.keizai.biz/headline/2049/ 2016年8月24日閲覧。 
  9. ^ “一般社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ設立記念セレモニーのご報告” (PDF) (プレスリリース), JAPAN 2024 TASKFORCE 事務局, (2015年4月3日), http://www.japan2024.jp/pdf/taskforce_20150403.pdf 
  10. ^ 【準加盟クラブ認定のお知らせ】 2017年9月6日
  11. ^ “東京八王子トレインズがB2昇格、一発勝負の入替戦で岩手ビッグブルズを下す” (プレスリリース), バスケットボールキング, (2018年5月27日), https://basketballking.jp/news/japan/20180527/69638.html 2018年5月28日閲覧。 
  12. ^ “【Bリーグ】八王子B2昇格!石橋HC「B1で優勝できるチームを作りたい」” (プレスリリース), スポーツ報知, (2018年5月27日), http://www.hochi.co.jp/sports/ballsports/20180527-OHT1T50348.html 2018年5月28日閲覧。 
  13. ^ 11月25日(日) 福島ファイヤーボンズ戦について
  14. ^ 規約違反による制裁決定について
  15. ^ “B2の誇りを示したい東京八王子ビートレインズ、越谷アルファーズの起点をどう守るかが残留へのカギ” (プレスリリース), バスケットボールキング, (2019年5月12日), https://basketballking.jp/news/japan/20190512/161188.html 2019年5月12日閲覧。 
  16. ^ “越谷アルファーズがB2昇格! 一発勝負の入替戦で東京八王子ビートレインズを撃破” (プレスリリース), バスケットボールキング, (2019年5月12日), https://basketballking.jp/news/japan/20190512/161253.html?cx_top=newarrival 2019年5月12日閲覧。 
  17. ^ STANDING” (201). 2017年4月4日閲覧。

外部リンク[編集]