安藤誓哉

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安藤 誓哉
Seiya Ando
アルバルク東京  No.3
ポジション ポイントガード
背番号 3
身長 181cm (5 ft 11 in)[1]
体重 80kg (176 lb)[1]
基本情報
本名 安藤誓哉
愛称 Andy
ラテン文字 Seiya Ando
誕生日 (1992-07-15) 1992年7月15日(26歳)
日本の旗 日本
出身地 東京都
出身 明成高等学校
明治大学
ドラフト  
選手経歴
2014-15
2015
2015-16
2016- 2018
2018-
カナダの旗ハリファックス・レインメン
フィリピンの旗メラルコ・ボルツ
リンク栃木ブレックス
秋田ノーザンハピネッツ
アルバルク東京
受賞歴
  • アジアU-18選手権得点王、ベストファイブ(2010)
  • カナダの旗 NBL All-Rookie Team(2014-15)
  • 日本の旗 Bリーグオールスターゲーム出場(2016-17)
  • 日本の旗 Bリーグチャンピオン(2017-18)
代表歴
キャップ 日本の旗 日本 2010(U-18)

安藤 誓哉(あんどう せいや、1992年7月15日 - )は、日本の男子バスケットボール選手である。ポジションはポイントガードBリーグアルバルク東京に所属する。

明成高等学校在学中の2010年に、U-18日本代表としてアジア大会に出場し、得点王を獲得するとともにベストファイブに選出。明治大学在学中の2014年にNBLカナダハリファックス・レインメン英語版と契約しプロ選手となる。NBLカナダでは全試合に先発出場し、2014-15シーズンのオールルーキーチームに選出された。その後、フィリピンプロバスケットボールリーグメラルコ・ボルツ英語版NBLリンク栃木ブレックスを経て、2016-17シーズンより秋田ノーザンハピネッツ 2017-18シーズン開幕前にアルバルク東京にレンタル移籍。 2018-2019シーズンに同クラブに完全移籍。

経歴[編集]

大学まで[編集]

1992年東京都江戸川区に生まれ[2]、小学1年生の時にバスケットボールを始める[3]

中学卒業後は明成高校に進学、2009年ウィンターカップを制し、2010年の全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会では準優勝の成績を残した[2]。さらに同年のバスケットボールアジアU-18選手権に出場するU-18日本代表に選出され、主力の役割を担う[4]。日本代表は8位に終わったが、安藤は1試合平均23.4得点を記録し得点王を受賞、ベストファイブにも選ばれた[2][5]

明治大学入学後から、ポジションをポイントガードに絞ってプレイする[3]。2年次にはインカレ3位、3年次には同準優勝に貢献。4年生で迎えた2014年の李相佰杯争奪日韓学生バスケットボール競技大会では、日本学生選抜チームのキャプテンを務めた[6]。さらに、7月に予定されていた、若手を中心とした日本代表と、アメリカの大学が対戦する国際親善試合のメンバーにも選ばれたが、将来のオリンピック出場やNBAでのプレーを夢見る安藤は、よりレベルの高い環境を求めて大学バスケ部を退部、代表招集も辞退しアメリカに渡った。

プロ選手として[編集]

アメリカでは、エージェントの野澤亮介の協力もあり、夏期にプロ・アマ選手が参加して開催されるドリューリーグに参加することになった[3]。安藤は4試合に出場し、最後の試合では4分弱の出場時間ながら7得点を挙げた[4]。これを評価したカナダのハリファックス・レインメンのゼネラルマネージャーが安藤をスカウトし、チームのキャンプを経て、安藤はレインメンと契約する[4]。NBLカナダでプレイする日本人選手は、安藤が初めてであった[3]。安藤は指揮官ジョゼップ・クラロスの元で先発ポイントガードとして全試合に先発出場、1試合平均10.2得点、3.9アシストを挙げ、このシーズンのオールルーキーチームに選出された[7][5]。チームも地区優勝をし、全7戦で行われるファイナルズに進出。第6戦ではシーズン最多となる27得点を挙げた[7]。しかし第7戦の直前、練習時に相手チームから乱闘を仕掛けられたことなどを理由に、チームは抗議の意思表示として第7戦を放棄。これによりレインメンのメンバーはNBLから処罰されることになり、安藤もチームを離れることになった(2015年NBLカナダ・ファイナルズでの乱闘英語版)。

2015年5月、NBLカナダでのファイナルズ期間中からオファーを送っていたフィリピンプロバスケットボールリーグ(PBA)のメラルコ・ボルツと契約[7]。チームのプレイオフ進出に貢献した[5]

フィリピンでのプレーの後、安藤はNBAデベロップメント・リーグに所属するいくつかのチームから招待され、トライアウトに参加した[8]。その後行われたDリーグドラフト指名候補のリストに掲載された[9] が、指名されなかった。

安藤は帰国し、リンク栃木ブレックスと契約した。NBL 2015-16シーズン途中の加入であり、安藤は25試合に出場したが、平均出場時間は6.4分と、過去のシーズンに比べ出場時間を減らす結果となった。シーズン終了後、栃木は安藤との契約を更新せず[10]、安藤は秋田ノーザンハピネッツに移籍した[1]

2016-17シーズンの開幕戦となった2016年9月28日の古巣、栃木戦では、33分間出場し18得点、4アシストを挙げ、チームの勝利に貢献した[11]。同年11月には日本代表強化合宿に初めて召集され台湾に遠征、台湾銀行中国語版台湾ビール中国語版との練習試合に出場した[12]。2017年1月に行われたBリーグオールスターゲームには、SNSによるファン投票で選出され[13]、10得点3アシストの成績を残した[14]

個人成績[編集]

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック   TO  平均ターンオーバー  PPG  平均得点
 太字  キャリアハイ    リーグリーダー    優勝シーズン
シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
2014-15 Halifax Rainmen 45 34 28.1 40.3 31.0 71.9 3.02 3.82 1.20 0 1.96 10.04
2015 Meralco Bolts 11 8 27.9 39.8 23.8 66.7 2.73 1.91 1.09 0 1.45 8.00
2015-16 栃木 25 0 6.4 45.2 38.5 87.5 0.9 0.8 0.1 0 0.4 2.3
2016-17 秋田 60 60 33.8 38.7 34.1 70.7 4.5 3.0 1.0 0 1.8 10.4

脚注[編集]

  1. ^ a b c “【新入団】安藤 誓哉選手 契約基本合意のお知らせ” (プレスリリース), 秋田ノーザンハピネッツ, (2016年6月15日), http://northern-happinets.com/news/4329.html 2016年7月17日閲覧。 
  2. ^ a b c 島根純 (2016年8月31日). “Bリーグ秋田に新戦力!田臥"弟子"安藤誓哉が躍動”. 日刊スポーツ. http://www.nikkansports.com/sports/news/1703521.html 2016年9月2日閲覧。 
  3. ^ a b c d ひと 日本人初 カナダ・プロバスケットボールリーグNBLプレーヤー 「Halifax Rainmen」安藤誓哉選手、世界への第一歩”. e-nikka (2014年11月13日). 2016年7月17日閲覧。
  4. ^ a b c 小永吉陽子 (2015年2月22日). “日本を飛び出した若者たち<2> 安藤誓哉 カナダで得た日本にはない“プッシュ”する意識”. Cager. 2016年7月17日閲覧。
  5. ^ a b c 特設ページ 安藤 誓哉”. ループスポーツマネジメント. 2016年7月17日閲覧。
  6. ^ 細田季里、小永吉陽子 (2014年6月24日). “日本学生選抜が李相佰盃で学んだこと”. Cager. 2016年7月17日閲覧。
  7. ^ a b c 小永吉陽子 (2015年6月27日). “日本を飛び出した若者たち<3> フィリピンが導入した「アジア人枠とは」 安藤誓哉、カナダの次はフィリピンでプレーオフに進出”. Cager. 2016年7月17日閲覧。
  8. ^ 安藤誓哉選手 – NBA Dリーグドラフトへ”. ループスポーツマネジメント (2015年10月30日). 2016年7月17日閲覧。
  9. ^ “290 Prospects Eligible to Be Selected in 2015 NBA Development League Draft” (英語) (プレスリリース), NBAデベロップメント・リーグ, (2015年10月30日), http://dleague.nba.com/news/2015-nba-development-league-draft-eligible-prospects-list/ 2016年7月17日閲覧。 
  10. ^ “安藤誓哉選手 移籍先決定のご報告” (プレスリリース), 栃木ブレックス, (2016年6月15日), http://www.tochigibrex.jp/news/1746.html 2016年7月17日閲覧。 
  11. ^ 小永吉陽子 (2016年9月30日). “「B」の主役たち~安藤誓哉(秋田ノーザンハピネッツ) ギラギラの向上心で目指すは秋田の勝利と日本代表”. バスケット・カウント. ティーアンドエス. 2017年1月30日閲覧。
  12. ^ 「大変うれしい」日本代表初選出、秋田の安藤誓哉「チームを引っ張っていきたい」”. バスケットボールキング. 2017年1月30日閲覧。
  13. ^ “秋田安藤がSNSファン投票1位でオールスター選出”. 日刊スポーツ. (2016年12月21日). http://www.nikkansports.com/sports/news/1754676.html 2017年1月30日閲覧。 
  14. ^ ゲーム詳細”. Bリーグ. 2017年1月30日閲覧。

外部リンク[編集]