テンセント

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騰訊控股有限公司
Tencent Holdings Ltd
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腾讯大厦.JPG
市場情報 SEHK700
略称 騰訊
本社所在地 中華人民共和国の旗 中国
広東省深圳市南山区高新科技園北区深圳騰訊大廈
設立 1998年11月12日
事業内容 インターネット経由のサービス
代表者 馬化騰
売上高 1028億6300万元(2015年)
従業員数 31557人
決算期 12月期
主要株主 ナスパーズ(33.5%)
外部リンク http://www.tencent.com
特記事項:日本語サイト http://www.imqq.jp/
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テンセント(英:Tencent、日本語:騰訊、繁体字:騰訊、簡体字:腾讯拼音:Téngxùn)は、中華人民共和国広東省深圳に本拠を置く持ち株会社で、インターネット関連の子会社を通してソーシャル・ネットワーキング・サービスインスタントメッセンジャーWebホスティングサービスなどを提供している。テンセントの100%子会社であるテンセント日本(Tencent Japan合同会社)は東京都港区にある。

売上高では世界最大のゲーム会社であり[1]アプリの収益は世界一を誇り[2]アクティビジョン・ブリザードなど他のゲーム企業の大株主でもある[3]時価総額ではアリババに超えられるまでアジア最大の企業だったこともある[4][5]。2017年にはアジアの企業で初めて5000億ドルを突破し、フェイスブックを超えてアップルアルファベットグーグルの親会社)・アマゾンマイクロソフトといった世界五大企業に入っている[6]

世界最大のPCゲーム「League of Legends」を運営する米ライアットゲームズ社、二大ゲームエンジンの1つに数えられるUnreal Engineで知られる米Epic Games社、世界1位のモバイルゲーム[7]クラッシュ・オブ・クラン」を運営するスーパーセルの親会社でもあり、また、韓国最大のモバイルチャットアプリ「カカオトーク」を提供する韓国カカオ社、および韓国第3位のゲーム企業であるCJゲームスCJグループ)の大株主でもある[8]

テンセント・ピクチャーズ漫画やゲームのハリウッドなどでの映画化も手掛けており、日本アニメフランチャイズ権も大量購入し[9]絵梦を通じて日中合作アニメを制作している[10]バーチャルリアリティの他、人工知能の研究開発にも力を入れており[11][12]、テンセントの囲碁プログラム「絶芸」はUEC杯電聖戦などで優勝している。また、電子決済でもアリババに迫るシェアを誇ってる[13]

中国安徽省蕪湖市エレクトロニック・スポーツによる地域おこしを進めており、ゲーム大学や競技場などを建設している[14][15]

1998年に創業して、2004年に香港証券取引所に上場されて、2008年に香港ハンセン株価指数の構成銘柄になっている[16]

サービス項目[編集]

など

企業の軌跡[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ テンセントとはいかなる企業か? 時価22兆円、ゲーム世界一、WeChat11億人の脅威”. ビジネス+IT (2016年6月20日). 2016年7月6日閲覧。
  2. ^ アプリの収益、世界一はテンセント――App Annieがランキングを発表”. TechCrunch Japan (2017年3月19日). 2017年3月8日閲覧。
  3. ^ Activision buys itself back from Vivendi for $8 billion joystiq.com, Retrieved 2014-02-28.
  4. ^ “テンセント、時価総額アジア最大に 中国SNS大手” (プレスリリース), 日本経済新聞, (2016年9月7日), http://www.nikkei.com/article/DGXLZO06959050X00C16A9EA2000/ 2017年6月19日閲覧。 
  5. ^ “アリババの時価総額がアジアトップに、「新三大エンジン」に注目集まる―中国” (プレスリリース), Record China, (2016年9月20日), http://www.recordchina.co.jp/b150736-s10-c20.html 2017年6月19日閲覧。 
  6. ^ “中国テンセント、時価総額でフェイスブック抜く-世界5大企業入り”. ブルームバーグ. (2017年11月22日). https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-11-21/OZRZVD6TTDS101 2017年11月24日閲覧。 
  7. ^ 中国テンセント、86億ドルで世界1位のモバイルゲーム会社買収”. 中央日報 (2016年6月22日). 2016年7月6日閲覧。
  8. ^ 中国テンセント、韓国のCJゲームスの株式28%を取得へ - ロイター 2014/3/26
  9. ^ 中国IT大手テンセント、コンテンツ大量購入 日本アニメで市場攻勢”. フジサンケイビジネスアイ公式Webサイト:ビジネスアイ・ストリーム (2016年3月16日). 2016年7月6日閲覧。
  10. ^ 日中共同企画TVアニメ「霊剣山 星屑たちの宴」、2016年1月スタート! 原作は中国のオンライン小説/マンガ「從前有座霊剣山」”. アキバ総研 (2015年11月20日). 2016年7月6日閲覧。
  11. ^ 中国・騰訊HD(テンセント・ホールディングス)、VR(仮想現実)やAI(人工知能)に注力”. ロイター (2016年9月25日). 2017年6月29日閲覧。
  12. ^ 人工知能分野への投資で、中国企業が米国を追い越す勢い”. MIT Tech Review (2017年1月18日). 2017年6月29日閲覧。
  13. ^ “[FTテンセント、中国の電子決済でアリババ猛追”]. ブルームバーグ. (2017年11月22日). https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-11-21/OZRZVD6TTDS101 2017年11月24日閲覧。 
  14. ^ “テンセントが中国でe-Sports地域活動を展開、「ゲーム大学」など予定”. GameSpark. (2017年5月17日). https://www.gamespark.jp/article/2017/05/17/73383.html 2017年12月18日閲覧。 
  15. ^ “電子ゲームブームが中国を席巻 eスポーツの発展を促進”. 中国網. (2017年12月14日). http://japanese.china.org.cn/life/2017-12/14/content_50103717.htm 2017年12月18日閲覧。 
  16. ^ 中国市場を席巻する騰訊
  17. ^ KDDI、中国最大のSNS事業者テンセントとスマホアプリで提携
  18. ^ 中国ポータルサイト大手、集英社・バンダイと業務提携=海外進出図る―中国メディア
  19. ^ 株式会社カプコン | vol.05 小野 義徳(開発者インタビュー2014)
  20. ^ セガ、中国でPCゲーム配信 テンセントと連携