カカオトーク

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カカオトーク (KakaoTalk, [韓]카카오톡)はスマートフォン用の無料通話・メッセンジャーアプリケーション。対応するモバイルOSiOSAndroidBada OSBlackBerryWindows Phoneである。

概要[編集]

韓国ソウル市に拠点を置く韓国企業カカオ社が開発、提供している。無料通話、テキストメッセージサービスだけでなく、写真、動画、音声メールURLを共有できる。Wi-Fiまたは3Gを利用して一対一のチャット、及びグループチャットが可能で、後者に参加人数の制限はない。

カカオトークは自動的に同サービスを利用しているユーザーの友達を見付けてコンタクトリストと同期する。お互いの電話番号を知らなくてもカカオトークIDだけで検索が可能である。[1]

特に韓国では、他のSNSを上回る圧倒的なユーザー数を誇り「国民的SNS」とも言われる。

歴史[編集]

2010年3月18日、韓国企業カカオ社によってリリースされた。カカオ社は韓国最大のIT企業 NHNの前身ハンゲームの創設者であり、NHNの元CEOであるキム・ボムス (Beom-Soo Kim)によって2013年02月28日に設立された。 2012年8月には5700万人の登録ユーザーに到達した。1日に2400万人のユーザーがこのアプリを使用しており、34億のメッセージが行き交っている。[2]カカオ社はアンドロイド・マーケット(現Google Play)から「Top Developer」の称号を得た。また、CnetからNo.1フリーSMSアプリに選ばれた。[3]

2012年4月2014年2月と、段階的に出資を続けている中国企業テンセントが大株主となっている。

2012年10月にはヤフー・ジャパンがカカオの日本法人・カカオジャパンに出資し、現在同社株式の50%を保有している[4][5]。この関係でYahoo! JAPANにおいては、スマートフォン向けの標準メッセンジャーアプリとなっている[6]。なお韓国のカカオ社本体に対しては、2011年8月にサイバーエージェントが出資している[7]

2014年5月、メッセージングアプリ『Kakao』の累計ダウンロード数が5億を突破[8]

2014年10月1日、韓国で第2位のポータルサイトダウム」を運営するダウムコミュニケーションと株式交換によって合併し、新たにダウムカカオとなった[9][10]

通信傍受問題[編集]

2014年10月8日、カカオトークの会話内容などを捜査機関に提供していたことを認めて公式に謝罪した[11]。これは、2013年から2014年上半期までに受けた147回の傍受令状のうち138回について、会話内容などを捜査機関に提供していたもので、さらにログ記録やニックネームなどの個人情報についても4807回もの押収捜索を受けたとされる。13日には、ダウムカカオ最高経営責任者のイ・ソクウ(李碩祐/이석우は、「7日から傍受令状執行に応じずにおり、今後も応じない」と発表、併せて利用者に対する反省の弁を述べた[12]。これに対して検察側は公務執行妨害であると反応しているが、カカオトークにはリアルタイムで会話内容を"傍受"することは技術的に出来ないので傍受令状に対応しようが無いと説明した。また、これまではサーバー上に保存されていた会話ログを提供していたが、保存期間短縮と暗号化の措置を行うことで、ログの提供も出来ないようになったとした[13]

特徴[編集]

前述した特徴に加え、

  • ボイストークと呼ばれる5人までの電話会議が可能
  • データの暗号化
  • 12言語サポート
  • ウォーキートーキー機能
  • 初のISO 27001認定モバイルメッセンジャー[14]
  • ユーザーテーマ(iPhone, Android)
  • バナー広告が出ない
  • ゲーム・プラットフォームになる

脚注[編集]

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  1. ^ KakaoTalk TruTower” (2013年2月6日). 2013年2月6日閲覧。
  2. ^ Kakao Talk Daily Traffic Hits 3 Billion”. Chosun Ilbo (2012年7月27日). 2012年7月27日閲覧。
  3. ^ Cnet's No.1 Free SMS app KakaoTalk”. Cnet (2011年9月26日). 2011年9月26日閲覧。
  4. ^ ヤフーがカカオトークの日本法人に出資し、業務提携を結ぶ - Techcrunch・2012年10月19日
  5. ^ ヤフーがカカオトーク運営会社に資本参加、LINE追撃へ - ITpro・2012年10月20日
  6. ^ ヤフージャパンにとってカカオトークの何が魅力だったのか? - 週アスPLUS・2013年1月16日
  7. ^ 「カカオトーク」を運営する韓国Kakao Corporationへ出資 - サイバーエージェント・2011年8月29日
  8. ^ Hooray! We're celebrating 500 million subscriptions on Kakao Game!KakaoTalk公式Facebook 2014年05月14日
  9. ^ “「すべてのものを連結する」ダウムカカオがスタート”. 中央日報. (2014年10月2日). http://japanese.joins.com/article/826/190826.html 2014年11月4日閲覧。 
  10. ^ “カカオとダウムが合併へ―韓国最大級のインターネット企業が誕生”. (2014年5月27日). http://jp.techcrunch.com/2014/05/27/20140525kakao-daum/ 2014年6月2日閲覧。 
  11. ^ “カカオトークの内緒会話や受信メール削除、年内導入へ”. 東亜日報. (2014年10月9日). http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2014100945348 2014年11月4日閲覧。 
  12. ^ “カカオトーク「傍受令状には応じない、検察「公務執行妨害」=韓国”. 中央日報. (2014年10月14日). http://japanese.joins.com/article/281/191281.html 2014年11月4日閲覧。 
  13. ^ “カカオトーク、無断で捜査機関に情報 「今後は応じず」謝罪”. 日本経済新聞. (2014年10月17日). http://www.nikkei.com/article/DGXLZO78499330W4A011C1FFE000/ 2014年11月4日閲覧。 
  14. ^ Kakao Acquires ISO27001 Certification”. The Korea Economic Daily (2012年6月29日). 2012年12月5日閲覧。

関連項目[編集]

類似するインターネット電話サービス
固定、携帯電話へ通話可能
固定、携帯電話へ通話不可
類似するインスタントメッセンジャー
  • WhatsApp - アメリカのWhatsAppが提供するモバイルインスタントメッセンジャーアプリケーションソフトウェア。
  • 微信(WeChat、ウィーチャット) - 中国のテンセントが提供するモバイルメッセンジャーアプリケーションソフトウェア

外部リンク[編集]