CJグループ
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| 業種 |
コングロマリット |
|---|---|
| 設立 |
1953年8月1日 (第一製糖工業㈱設立) |
| 創業者 | 李秉喆(イ・ビョンチョル) |
| 本社 |
(南大門路5街 CJ THE CENTER) |
主要人物 |
イ・ジェヒョン(会長) ソン・ギョンシク(会長) ミキー・リー(副会長) |
| 製品 | 砂糖、小麦粉、飼料、運送、荷役、放送コンテンツ、映画、音楽配信、ホームショッピングなど多数 |
| 子会社 | CJ CheilJedang、CJ Foodville、CJ Freshway、CJ CheilJedang's Bio Div、CJ Feed & Care、CJ Bioscience、CJ Logistics、CJ OliveYoung、CJ ONS、CJ ENM、CJ CGV、TVING |
| ウェブサイト | https://www.cj.net/jp/ |
| CJグループ | |
|---|---|
| 各種表記 | |
| ハングル: |
씨제이그룹 CJ그룹 |
| 発音: | シジェイグルプ |
| 日本語読み: | しーじぇいぐるーぷ |
| RR式: | Ssijei Geurup |
| MR式: | Ssijei Gŭrup |
| 英語: | CJ Group |
CJグループは、大韓民国(韓国)の大企業グループである。グループの前身は、創業者である湖岩(ホアム)・李秉迵(イ・ビョンチョル)サムスン元会長が1953年に設立した「第一製糖工業株式会社」。1996年にサムスングループから分離し、第一製糖グループとして独立した。その後2002年に社名をCJに変更。本社はソウル特別市中区素月路2キル12に所在する。
CJグループは持株会社であるCJ(株)を中心に、食品&フードサービス、生命工学、物流&新流通、エンターテインメント&メディアの4つの事業分野で構成されている[1]。
CJ(株)は純粋持株会社としてグループ会社の株式を保有しており、主要グループ会社にはCJ第一製糖、CJ大韓通運、CJ ENM、CJオリーブヤング、CJフレッシュウェイ、CJフードビル、CJオリーブネットワークスなどがある。
歴史
[編集]CJグループの前身は1953年に設立された「第一製糖工業株式会社」であり、韓国初の近代的な生産工場としてスタートした [2]。「CJ」という名称は、「第一製糖(Cheil Jedang)」のアルファベット略称に由来する。1993年にサムスングループから独立。1996年に「第一製糖グループ」を発足し、「グローバル生活文化企業」を掲げた。
発足以降、CJは文化コンテンツ事業に注力し、1996年に映画館映像事業、1997年にメディア事業に進出し、1998年には韓国初のマルチプレックス映画館「CGV」を開館した。食品分野では、1996年に韓国初の無菌即席ごはん「ヘッパン」を発売し、1997年にはファミリーレストラン「ビップス(VIPS)」とベーカリーフランチャイズ「トゥレジュール」をオープンした。また、1998年に物流グループ会社である「CJ GLS」を設立し物流事業に参入。1999年には「オリーブヤング」1号店(新沙店)をオープンし、韓国で初めてドラッグストアモデルを導入した[3]。
2002年、第一製糖グループは社名をCJグループに変更し[4] 、同年に当時副会長だったイ・ジェヒョンがグループ会長に就任した。2003年には、ソウル中区筆洞に社員教育および人材育成を目的とした「CJ人材院」を設立 。2005年と2006年には、児童・青少年支援を目的とした「CJナヌム財団」と、文化・芸術分野の創作者を支援する「CJ文化財団」をそれぞれ設立し運営している[5]。
2007年9月に持株会社体制へ移行し、CJ株式会社は事業会社(CJ第一製糖)と経営会社(CJ株式会社)に分離された。2009年には世界初の体感型シアター「4DX」を開館し、2010年にはアジア地域で音楽授賞式「MAMA(Mnet Asian Music Awards)」の開催を開始した。また同年には、韓食ブランド「bibigo」の展開も始めた。
2011年3月には、CJエンターテインメント・CJメディア・オンメディア・Mnetメディア・CJインターネット・Oメディアホールディングスなどコンテンツ関連系列会社6つをCJ E&Mとして統合した[6]。2012年には、錦湖アシアナグループから大韓通運を買収し、既存の系列会社CJ GLSと統合して現在のCJ大韓通運となった[7]。
2017年、CJグループはグローバル事業の拡大を軸に事業構造の再編を実施した。同年11月には、CJ第一製糖が既存の4つの事業部門(バイオ、飼料、食品、素材)を、食品とバイオの2つの部門に統合した[8]。 2018年には、CJ大韓通運がCJ建設を、CJ E&MがCJオーショッピングをそれぞれ吸収合併した。続く2019年にはCJ第一製糖がアメリカの冷凍食品企業シュワンズを買収し[9] 、2021年にはCJ ENMがアメリカ映画『ラ・ラ・ランド』の制作会社「エンデバー・コンテント」(2022年「フィフスシーズン」に社名変更)を買収した[10]。
主な系列会社
[編集]- 韓国
- CJ - 持株会社
- CJ第一製糖 - 加工食品および飼料の製造、バイオ事業
- CJ大韓通運 - 物流大手
- CJ建設
- CJフードビル - 外食事業、Nソウルタワーや釜山タワーの運営
- CJフレッシュウェイ(旧 CJフードシステム) - 給食・食材流通事業
- CJ CGV - シネマコンプレックス事業
- CJ 4DPLEX - 体験型のシアターシート「4DX」の開発
- CJオリーブネットワークス - 韓国最大のビューティ&ヘルスストア「オリーブヤング」の運営
- CJ ENM - エンタテインメント事業、ケーブルテレビチャンネル「tvN」や「Mnet」の運営
- 放送部門のオンメディア、映画部門のCJエンタテインメント、オンラインゲーム部門のCJインターネット、通販事業のCJオーショッピングなどが合併
- 日本
- CJ ENM Japan - 日本における音楽テレビ局「Mnet」の運営
- CJ 4DPLEX Japan - 日本における「4DX」や「ScreenX」、「ULTRA 4DX」を運営するコンテンツ会社
- CJ FOODS JAPAN - 日本における食品事業の展開
- CJ Logistics Japan - 日本における物流事業
業務終了
[編集]- CJインターネットジャパン(現:ネットマーブルジャパン) - 2004年にCJグループと日本のソフトバンクグループが共同設立。BNEIオンラインゲーム事業と業務提携。2014年12月にCJ E&Mオンラインゲーム事業部であるネットマーブルと共にCJグループから分離独立したため、社名をネットマーブルジャパンに移行した[11]。
- CJビクターエンタテインメント - ビクターエンタテインメントとの合弁。2010年設立されたが2017年に業務終了して日本から撤退[12]。
- CJプライムショッピング - 2011年1月にCJオーショッピングが日本の通信販売会社のプライムショッピングを買収。2017年に会社清算。
- CJヘルスケア - 2017年に韓国コルマーに売却
- CJライオン(現:ライオンコリア) - 2017年にライオンに売却
- CJハロー(現:LGハロービジョン) - 2019年にLGユープラスに売却
- エバラCJフレッシュフーズ(エバラ食品工業との合弁企業) - 日本における家庭用チルド商品の販売[13]。2021年10月にエバラ食品工業が所持分株式をCJ FOODS JAPANへ売却、合弁解消。[14][15]2022年1月にCJ FOODS JAPANが吸収合併。[16]
主な製品
[編集]- ペクソル(朝: 백설:白雪) - 砂糖・塩・食用油などの基本的調味料。
- ダシダ(朝: 다시다) - 韓国の多くの家庭で使われている総合調味料。牛肉、貝、いわし、などさまざまな種類がある。
- ヘチャンドル(朝: 해찬들)- コチュジャン、サムジャン、チュンジャンなど発酵系の調味料。
- ビビゴ(朝: 비비고)- 朝鮮料理の国内およびグローバル向けブランドで餃子、キムチ、麺、飯などのラインナップで商品を展開している。
- ヘッパン(朝: 햇반)- 韓国の代表的なレトルトご飯。
- ミプン(朝: 미풍:味風) - うま味調味料
- ミチョ(朝: 미초:美酢) - フルーツビネガーで、味のラインナップが豊富。
- スパム - ポークランチョンミート。米ホーメル社の国際登録商標であり、同社のライセンスを韓国国内限定で借用する形で、自国で製造している。
- フリーズドライ・冷凍等の加工食品
- 医薬品
- 飼料
- 食品産業用原料など
- 外食事業 - 仁川国際空港ターミナル内のレストラン・フードコートなど
脚注
[編集]- ↑ “系列会社 | CJ Japan”. 2025年1月8日閲覧。
- ↑ “Our Company” (朝鮮語). CJ NEWSROOM (2022年7月14日). 2026年1月20日閲覧。
- ↑ CJ. “CJグループ沿革 | CJ Japan”. www.cj.net. 2026年1月20日閲覧。
- ↑ “第一製糖、会社名をCJに変更”. 中央日報 - 韓国の最新ニュースを日本語でサービスします. 2026年1月20日閲覧。
- ↑ CJ. “CJグループ沿革 | CJ Japan”. www.cj.net. 2026年1月20日閲覧。
- ↑ 株式会社インプレス (2011年4月11日). “CJ E&M 、「CJ E&M Games Netmarble 2011 戦略発表会」を開催 CJがゲーム事業を再編し、韓国第2位のゲームメーカーが誕生! 「Special Force 2」を含め、21種類のタイトルを公開!!”. GAME Watch. 2026年1月20日閲覧。
- ↑ “CJ大韓通運 4月にCJ GLSと合併 売上高3400億円規模に”. Daily Cargo電子版. 2026年1月20日閲覧。
- ↑ “CJ Group goes through largest reshuffle” (英語). koreajoongangdaily.joins.com (2017年11月24日). 2026年1月20日閲覧。
- ↑ Journali, minjung kim. “CJ第一製糖、米大手食品会社シュワンスを買収”. NSP NEWS. 2026年1月20日閲覧。
- ↑ Inc, Nikkei (2021年11月22日). “韓国CJ、海外M&Aで攻勢 「エンタメ」次の収益源に”. 日本経済新聞. 2026年1月20日閲覧。
- ↑ “CJインターネットジャパン、社名を「ネットマーブルジャパン」に変更”. GAME Watch (2014年12月19日). 2021年8月19日閲覧。
- ↑ “韓国映画の配給会社CJジャパンが業務終了を発表”. 日刊スポーツ (2017年5月1日). 2021年8月19日閲覧。
- ↑ “グループ企業一覧(2021年7月11日時点のアーカイブ)”. エバラ食品工業. 2022年2月16日閲覧。
- ↑ “沿革”. エバラ食品工業. 2022年2月16日閲覧。
- ↑ “エバラ食品工業、合併会社(持分適用関連会社)株式譲渡に伴い韓国CJ CheilJedang Corporationと合弁契約解消へ”. 日本M&Aセンター. 2022年2月16日閲覧。
- ↑ “CJ FOODS JAPAN 株式会社”. 法人.info. 2022年2月16日閲覧。
関連項目
[編集]- SUPERRACE CHAMPIONSHIP - 同グループが冠スポンサーを務める韓国最大のモータースポーツ大会
- CJカップ・バイロン・ネルソン - 同グループが冠スポンサーを務めるPGAツアーの大会
- 朴セリ - 女子プロゴルファー