ロックマン6 史上最大の戦い!!
ジャンル | アクションゲーム |
---|---|
対応機種 |
ファミリーコンピュータ[FC]/NES |
開発元 | カプコン |
発売元 |
![]() ![]() |
人数 | 1人 |
メディア |
[FC]4メガビット+64キロRAMロムカセット [PS]CD-ROM1枚 [VC][GA]ダウンロード配信 |
発売日 |
FC/NES版![]() ![]() バーチャルコンソール(3DS) ![]() バーチャルコンソール(Wii U) ![]() PS版 ![]() (PS one Books:2003年6月26日) (GA:2013年2月27日) iアプリ 2007年10月1日 |
対象年齢 |
CERO:A(全年齢対象) ESRB:E(6歳以上) PEGI:7 OFLC:G(General) |
売上本数 | 52万本 |
『ロックマン6 史上最大の戦い!!』(ロックマンシックス しじょうさいだいのたたかい!!、ROCKMAN 6)は、カプコンから1993年11月5日に発売されたファミリーコンピュータ専用のアクションゲーム。ファミリーコンピュータ用ソフトとしては最終作となる。後にプレイステーションや携帯アプリに移植された。
概要
シリーズ恒例のボスキャラクターの募集が日本国外からも行われ、全世界で20万通以上の応募があった。
ステージは、8つの選択ステージとMr.Xステージ(4ステージ)、ワイリーステージ(4ステージ)の計16ステージから構成される。なおボスキャラはアルファベット順にナンバリングされており、ステージスタート時のボスキャラ紹介では全身とキャラクター名のほかステータスも表示される。今作ではボス部屋が2つ存在するステージがある。
隠しアイテムとして通常時に武器エネルギー回復アイテムをとると残存エネルギーの少ないものから順に回復してくれる「エネルギーバランサー」が登場した。
通常武器も「スーパーロックバスター」から「ハイパーロックバスター」へ変更されたが、チャージ弾の大きさは『5』の頃と比べると若干小さい。また本作のみ最大チャージしても発射音が単発と同じである。(iアプリ版およびスマホアプリ版では専用の発射音が用意されている)
本作から『ロックマン8』までワイリーのUFOが基地に入る場面がカットされた。
本作発売の1ヶ月後にスーパーファミコンで『ロックマンX』が発売された。
ストーリー
度重なるDr.ワイリーの世界征服計画に対抗すべく、X財団をはじめとして、平和を目的とした世界ロボット連盟が発足。数々の対ワイリー戦闘ロボットが製作され、その中で特に優れた8体のロボットが集結。X財団主催のもと、ナンバーワンを決めるロボット選手権が開催された。ところがX財団総帥のMr.Xが8体のロボットすべてを奪い、それらを用いて世界征服に乗り出した。
Mr.Xの野望を食い止めるためロックマンの戦いが始まる。
登場キャラクター
メインキャラクター
- DRN.001 ロックマン(Rockman)
- DRN.000 ブルース(Blues)
- トマホークマンステージのみ登場。エネルギーバランサーをロックマンに与える。
- Dr.ライト(Dr.Right)
- PlayStation版ナビモードにのみ登場。
- Mr.X(ミスターエックス)
- X財団総帥であり、ロボット選手権の主催者だが、その実体はワイリーを裏で操る影の支配者だという。「もはやDr.ワイリーを操る必要も無い」と優秀な8体のロボットを従えてロックマンに勝負を挑む。実はワイリーが変装した姿。
- Dr.ワイリー(Dr.Wily)
- Mr.Xの正体。ロックマン含む登場人物は皆気づいていないが、特徴的な髪型がほぼそのままである。
ボスキャラクター
主なボス
ボスキャラクターはいずれも一般からの公募で決定された。また、本作ではボス決定時のデモで各ボスのデータが併記される。
- DWN.041 ブリザードマン(Blizzardman)
- データ:身長163cm / 体重167kg / 攻撃力88 / 防御力42 / 機動力113
- 雪だるま型ロボット。南極観測用ロボットの気象観測装置を特殊武器「ブリザードアタック」を作り出す人工雪発生装置に改造され、戦闘用ロボットとなった。実はかつてウィンタースポーツの名手で、冬季ロボットオリンピックでは3種目で金メダルを連続で取るほどの実力者であったらしい。最近は天気キャスターをしている。動力源は太陽光。体は雪で出来ているため、熱に弱く溶けてしまう。
- 原案ハガキでは「シュプールマン」という名前であった。
- DWN.042 ケンタウロスマン(Centaurman)
- データ:身長155cm / 体重172kg / 攻撃力35 / 防御力47 / 機動力205
- 古代博物館で働いていたロボット。優勝賞金で老朽化した博物館を立て直すべくロボット選手権に出場した。能力は未知数で、当初能力は公表されていなかった。ギリシャ神話に登場するケンタウロスがモデル。テレポート能力を持ち、瞬時に別の場所へ移動できる。
- フラッシュマンの「タイムストッパー」やブライトマンの「フラッシュストッパー」の技術を応用し、時間のみならず空間をも引き伸ばし周囲の敵の動きを止める「ケンタウロスフラッシュ」が特殊武器。しかし、エネルギーの消費が激しいのが欠点。動力源は乾電池(未来の乾電池は遥かに長持ちするらしい)。歩く際に「パカポコ」と独特の音がする。
- 池原しげとの漫画版では、ナイトマンと恋仲の女性ロボットという設定であり金髪のロングヘアーがある。
- 原案ハガキの名前は「ケンタマン」。ケンタウロスはアルファベット表記ではCentaurus(ラテン語)だが、作中では英語表記のCentaur(センタウル)となっている。
- DWN.043 フレイムマン(Flameman)
- データ:身長155cm / 体重98kg / 攻撃力84 / 防御力93 / 機動力88
- 頭にターバンを巻いている旧式の火力発電型ロボットだが、太陽光発電型以上の性能と安定性を持つ。発電によるエネルギーは大きな工場の電力を一人で賄えるほど。体内の発電用火力を武器として外部に放出する「フレイムブラスト」が特殊武器。1日3回、決まった時間にオイル交換を行うため、時間に正確な性格。自分が火力発電であることにコンプレックスがあるらしい(この時代、火力発電はもう古いため)。一方で、「新型のソーラーエネルギーロボットはなまっちょろくていかん」と思っている。原案ハガキではベストが体の模様になっている以外はほとんど変更点がない。
- 『ロックマン10 宇宙からの脅威!!』では、過去のシリーズに登場したボスロボットたちの能力をコピーしたボス「ウェポンアーカイブ」の『6』のボス代表として選ばれている。
- DWN.044 ナイトマン(Knightman)
- データ:身長158cm / 体重146kg / 攻撃力121 / 防御力204 / 機動力60
- 中世の騎士をモデルに造られた戦闘用ロボット。決闘で倒した敵は1000体を越える。攻撃力と防御力を重視した設計であり、左腕に棘付き鉄球「ナイトクラッシャー」、右腕に盾を装備している。しかし逆に重くなりすぎて機動力がやや欠けてしまっている。盾による防御はほぼ完璧だが、弱点武器だけは盾を貫通してダメージを与えることが可能。騎士に相応しく正々堂々たる勝負を望む。
- 池原しげとの漫画版ではケンタウロスマンとは恋仲であった。
- このキャラクターは、海外からの投稿作品によるもので、原案ハガキでは盾を持っていない。
- DWN.045 プラントマン(Plantman)
- データ:身長143cm / 体重111kg / 攻撃力42 / 防御力42 / 機動力98
- かつては植物園の植物管理用ロボットであり、マスコット的存在だった。その後迷彩塗装を施され戦闘用に改造された。植物とは意思疎通ができるため、花を踏まれると激怒する。蜜蜂が苦手。花弁形の圧縮エネルギーで攻撃を跳ね返す「プラントバリア」が特殊武器。自然環境の急激な変化、特に寒さに弱い。南米出身らしい。
- 原案ハガキの名前は「フラワーマン」。
- DWN.046 トマホークマン(Tomahawkman)
- データ:身長177cm / 体重87kg / 攻撃力157 / 防御力71 / 機動力149
- 戦闘目的に開発されたロボットで、ネイティブ・アメリカンの戦士がモデル。死をも恐れぬ勇猛な性格の持ち主。高い攻撃力を誇り、右手に装備された100メートル先のろうそくの火を消せる斧・特殊武器「シルバートマホーク」と、その死角を補う羽飾りが武器。斧は射出攻撃(投げ斧)に特化しているため、接近戦は苦手。ネイティブ・アメリカンらしく、嘘をつかれるのを嫌う。
- 原案ハガキでの名前は「ジェロニモマン」でトマホークは腕に装着型ではなく握っている。
- DWN.047 ウインドマン(Windman)
- データ:身長169cm / 体重173kg / 攻撃力66 / 防御力129 / 機動力51
- 農業用ロボットで、かつては大地に風を送り収穫物を増やす仕事をしていた。『2』に登場したエアーマンのノウハウを利用して作られているため、人型をしているがエアーマンタイプのボディを持つ。プロペラ動力とジェット動力を併用して風を操り、風速200メートルの風をも起こす威力がある。また、自らも風力エネルギーで動いている。足の裏のホバーを用いることにより、見た目に反して高速飛行が可能。特殊武器「ウインドストーム」は突風を発射する武器。同じタイプのボディから作られたエアーマンをライバル視している。ラーメンの丼のような頭をしており、料理が上手い。
- なお出身国は不明だが、有賀ヒトシの漫画版では中国製ロボットとされている。好きなものはカンフー、嫌いなものは漢方薬。
- このキャラクターは、海外からの投稿作品によるものである。
- DWN.048 ヤマトマン(Yamatoman)
- 身長161cm / 体重149kg / 攻撃力199 / 防御力185 / 機動力31
- 全身を武者の鎧で包まれ、日本の武士をモデルに作られた戦闘用ロボット。同じ鎧型のナイトマンとは対照的に機動力を重視しており、一見重そうだが、極限まで軽量化されているため見た目よりも装甲が薄い(ただし、設定の割りにスペック上の防御力はかなり高水準で、機動力が劣る設定のナイトマンよりもそれが低い設定になっている)。特殊武器「ヤマトスピア」は槍の穂先を飛ばす攻撃だが、穂先のストックがあまり無いため後で回収しなければならない。その上、決まった時間に磨がなくてはならないのが日課。
- 武士道精神の持ち主で、正々堂々とした戦い方を好むナイトマンを尊敬している。槍使いであるが、自身は日本刀マニア。また英語も好きであり、暇なときには近所の英語教室に時折出没する。[要出典]
- 原案ハガキでの名称は「武者マン」であった。投稿者によれば、デザインモチーフは『ファイナルファイト』に登場する敵キャラクター「ソドム」で、兜の鍬形はワイリーの「W」を表したものだという(『クラブ☆カプコン』より)。フレイムマン同様ほとんど原案ハガキそのままのデザインで採用されている。
その他のボスキャラクター
- ラウンダーII(Rounder II)
- エックスステージ1のボス。前作に登場したザコ敵・ラウンダーを大幅改良したもの。重くなって飛行できなくなったので、二体一組でレール上を高速移動し、体当たりを仕掛けてくる。横からの攻撃は一切通用せず、ある特殊武器のみダメージを与えられる。
- パワーピストン(Power Piston)
- エックスステージ2のボス。巨大なピストン型のメカ。壁に張り付いており、そこを叩くことで地震を起こし、天井を崩して、落下物による攻撃を行って、侵入者を部屋ごと押しつぶそうとする。本体からも弾を撃つ。防御力はあまり高くない。
- メットンガーZ(Mettenger Z)
- エックスステージ3のボス。コクピットを除き、超合金の装甲に覆われたロボット戦車。絶えずエネルギー弾を発射する。操縦者はメットール。
- Xクラッシャー(X Crasher)
- エックスステージ4のボス。Mr.Xが操縦する鉄球型のメカ。振り子のように動き、体当たりによって敵を押しつぶす。左右に床を走らせるエネルギー弾を発射する。あまりに揺れが激しいため、乗っているMr.X自身も乗り物酔いしているらしい。
- パワーロックマンのチャージパンチで押し返せる。
- メカザウルス(Mecha Zaurus)
- ワイリーステージ1のボス。ワイリーが恐竜図鑑を見て製作した恐竜型ロボット。口からは火炎、腹部からは円盤を飛ばして攻撃する。装甲は厚く、一部の弱点しか攻撃が通用しない。円盤はロックマンにとっての足場にもなる他、一部の攻撃により跳ね返して敵自身にぶつける事も可能。
- パワーロックマンのチャージパンチで円盤を跳ね返せる。
- タンクCS-II型(Tank CS-II)
- ワイリーステージ2のボス。対ロックマン専用に作られた、キャタピラではなくタイヤによって駆動する戦車型ロボット。絶えず弾を発射しながら敵の攻撃を感知する能力を持ち、その際はすかさず爆弾で反撃を行う。
- ワイリーマシーン6号(Wily Machine 6)
- 最終ステージのボス。前作に登場したワイリープレスをベースにした対ロックマン戦用兵器。プレス部分が強化されたほか、エネルギー弾による攻撃も可能となっている。しかし、エネルギー弾発射時に移動が出来ないという欠点がある。第一形態からドクロが破壊された第二形態に変形。更に破壊されると脱出装置として第三形態のワイリーカプセルが機能し、ワイリーマシーン敗北時にはこれによって戦う。
- 池原しげとの漫画版ではワイリーカプセルは起動しなかった。シリーズ通してどこに攻撃してもダメージを与えられるワイリーマシーンはこの作品だけである。
ザコキャラクター
![]() | この節の加筆が望まれています。 |
- アウアウ
- 侵入者を油断させるためオットセイを模して作られたロボット。上部でエネルギー弾を生成し、ロックマン目掛けて飛ばしてくる。
- ウォールブラスターII
- ウォールブラスターに防水加工を施したもの。3方向のいずれかに弾を撃ってくる。
- SRU-21P(エスアールユー21ピー)
- 水域防衛メカ。近づくと突然天井から落下し、水面に着水後、自爆して破片を上3方向に飛ばす。
- SW-525(エスダブリュー525)
- スカルウォーカーに爆破装置を付けたメカ。天井を移動してロックマンに接近し、地面に落ちてきて一定時間後に自爆する。
- カウントボム
- スイッチを押すと3秒後に爆発する時限爆弾。スカルウォーカーが誤って起爆させてしまうことが多いらしい。
- キャノペラ
- 大砲を飛ばせたらよいのでは? という発想から作られた飛行メカ。空中を上下移動し、爆発する砲弾を撃ってくる。
- コルトン
- ロボット西部劇でエキストラ役だったガンマン風のロボット。その場から動かず、ロックマンがいる方向に弾を撃つ。弾は画面から無くなるとすぐ発射される。
- ジェットブトン
- 外観はヘリブトンの色違いであり、ロックマンに向かって一直線に飛んで来る。
- スカルウォーカー
- 蜘蛛をモチーフに作られた全地域対応偵察メカ。高いジャンプ力を活かしてロックマンに迫り来る。
- タダホウ
- 地域順応タイプの砲台。中古の部品を使用しているためコストが安い。コルトン同様一定方向に弾を撃つ。バネの上でジャンプしているものもいる。
- ダチョーンアマリザイコ
- ダチョーンの量産型ロボット。ダチョーンより耐久力が低く、カメラアイ以外のどこを攻撃してもダメージを与えられるようになっている。量産型という設定なのだが、あるステージの一ヶ所にしか登場しない。
- ツインローダー
- モノローダーの改良型。高速で体当たりしてくる。
- パワースラム
- ありあわせの部品を集めて作られたロボット。ジェット噴射でロックマンの頭上へ飛び上がり、落下して踏み潰そうとしてくる。
- ブレインブレイク
- 学生のような風貌で普段はノロノロ歩いているが、攻撃すると眼鏡が撮れて狂暴になり、ロックマンを素早く追いかける。
- プロペラアイ
- ロックマンを見つけると接近してくる。移動時に目を開けている時のみダメージを与えられる。
- ヘリブトン
- ライト博士が作ったカブトムシ型ロボットだったが、ワイリーに改造された。突然茂みから出てきてロックマンを追いかける。
- ベン・K
- ロボット時代劇で門番役として活躍していたロボット。槍を高速回転させて攻撃を弾きつつ、その槍を投げてくる。
- ホッチキスン
- ワイリーがホッチキスの針が指に刺さって痛い思いをしたことから作られたメカ。ロックマンの頭上に付きまとい、針型の弾を落としてくる。
- ヤッフー
- 扇風機のようなメカで、風力でロックマンを後方に飛ばしたり引き寄せたりする。
中ボス
- ゴリラタンク
- 大きなゴリラ型の戦車。拳を飛ばしたり、弾を複数方向に発射して攻撃してくる。画面の端まで押し寄せてくるので、キャタピラーを撃つことで押し戻すことが出来る。頭が弱点。
- メットールポットン
- 無限にタイプの違うメットールを交互に落としてくる。
- ガマーン&ガマ太夫
- ガマの上に人が乗ったような外観のロボット。ガマの口からレーザーを発射し、上のガマ太夫は2個同時に爆弾を投げてくる。
特殊武器
- ブリザードアタック(B.ATTACK) - ブリザードマンを撃破 - 消費エネルギー(3)
- 大気中の水蒸気を結晶させた氷弾をロックマンの背後に出現させ、正面に2発と斜め上下方向にそれぞれ1発ずつ、計4発同時に発射する。攻撃範囲は広いが、燃費の割に威力は低い。特定の敵を破壊できる。
- ケンタウロスフラッシュ(C.FLASH) - ケンタウロスマンを撃破 - 消費エネルギー(4)
- 画面全体攻撃。空間をねじ曲げ、高周波のエネルギーを発生させる。弱点ボスを除き、基本的にボス級の敵には無効となっている。発動時に背景が点滅する。池原しげとの漫画版では、『ロックマン4』のフラッシュストッパーのように敵の動きを止めて攻撃する(ケンタウロスマンが使用する場合はこの仕様である)。
- フレイムブラスト(F.BLAST) - フレイムマンを撃破 - 消費エネルギー(1)
- 下方向にエネルギーを圧縮した高熱火炎弾を発射する。着弾すると火柱に変化して一定時間燃え続ける。壁に着弾した場合は横方向に火柱が伸びる。特定の氷柱を溶かすことが出来る。射程は短く攻撃判定も小さいが、威力が非常に高く連射も可能。フレイムマンとは異なり、火柱で敵弾をかき消すことはできない。
- 『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS/Wii U』では、ロックマンの下スマッシュ攻撃として登場するが、両腕をロックバスターに切り替えて、火柱を起こすというものになっている(フレイムマン自身が使う物の挙動に近い)。また、両腕をロックバスターに変形するとオーバーヒートしてしまうため、煙を出して廃熱処理をする。
- ナイトクラッシャー(KNIGHT.C) - ナイトマンを撃破 - 消費エネルギー(1)
- 楕円状に飛ぶトゲ付き鉄球を発射する。2連射まで可能。一定距離飛ぶと手元に戻ってくる。方向キー入力で正面・斜め上下の3方向に撃ち分け可能。
- プラントバリア(PLANT.B) - プラントマンを撃破 - 消費エネルギー(4)
- 4枚の花弁形圧縮エネルギーをロックマンの周囲で回転させるバリア系の武器。一部の敵弾をかき消すことが可能。敵または敵弾に1度接触すると消滅する。敵がガード状態の場合は、接触しても消滅しない。プラントマンは花弁を前方に発射してくるが、ロックマンは発射不可(『4』のスカルバリアーと同様の仕様。ただし池原しげとの漫画版では、ロックマンも発射が可能となっている)。歴代のバリア系武器としては使い勝手はあまり良くないものの、威力は非常に高く、殆どのザコ敵を一撃で倒せる。
- 『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS/Wii U』では、ロックマンの下必殺ワザのカスタマイズの一つとして登場する。
- シルバートマホーク(SILVER.T) - トマホークマンを撃破 - 消費エネルギー(1)
- 高速回転する斧を発射する。僅かに沈み込んだ後、逆放物線状に飛んでいくという独特の軌道を描くため命中させるには工夫が必要だが、威力は高く2連射まで可能。
- ウインドストーム(W.STORM) - ウインドマンを撃破 - 消費エネルギー(1)
- 地形に沿って進む、空気を圧縮して作り出した竜巻を発射する。壁に当たると消滅する。3連射まで可能。これによって敵を倒した場合、敵はその場で垂直に画面上外まで飛び去っていく。その性質上敵からアイテムを得ることができない。
- ヤマトスピア(Y.SPEAR) - ヤマトマンを撃破 - 消費エネルギー(1)
- 槍の穂先を発射する。連射力と貫通力に優れ、ガード状態の敵にもダメージを与えることができる。連射系の武器としては消費エネルギーが多め。なお、1発ごとに弾の高度が若干上向き→下向き→上向き…と切り替わる。
その他の特殊武器
- ビート(BEAT) - ビートプレート4枚を集める - 消費エネルギー(-)
- 敵に向かって体当たり攻撃をするサポートロボット。前作とは異なり、ボス級の敵には体当たりしなくなったが、基本的に倒せる敵はどんな敵でも一撃で倒せる。なお、敵の耐久力によってエネルギーの消費量が変化する。
- パワーロックマン(POW) - フレイムマンを撃破
- ラッシュと合体し、攻撃力を重視した性能を発揮する。その反面攻撃射程は短くなり(チャージするほど短くなる)、スライディングも使用不可になる。合体中は体力ゲージの隣に出力メーターが表示され、チャージ状態に応じてメーターも増減する。最大チャージで特定のブロックを破壊でき、敵を押し返すことも可能。出力が高いので、通常攻撃を弾く敵のガードを無視してダメージを与えることも可能。画面スクロール時にタイミングよくパンチを放てば、スクロール時にパンチを連発した動きをする。
- ジェットロックマン(JET) - プラントマンを撃破
- ラッシュと合体し、空中でBボタンを押し続けることでジェット飛行装置による浮上が可能になる。合体中は体力ゲージの隣にエネルギーゲージが表示され、浮上している間は徐々にエネルギーを消費し、エネルギーが切れるまで継続可能。消費したエネルギーは着地するか、梯子に掴まることで徐々に回復する。なおスライディングとチャージショットは使用不可になる。
- エネルギーバランサー - 特定ステージでアイテムを入手
- 現在装備している特殊武器のエネルギーが満タンの時(基本形態やパワー、ジェットの場合を含む)にエネルギーカプセルを取ると、自動的に残エネルギーの少ない特殊武器のエネルギーを回復してくれる装置。装備の必要はなく、一度獲得すると自動で使用される。
他機種版
No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 型式 | 売上本数 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ロックマン6 史上最大の戦い! ! | ![]() |
PlayStation | エルステッド インテック |
カプコン | CD-ROM | - | - | |
2 | ロックマン6 史上最大の戦い! ! | ![]() |
PlayStation | エルステッド インテック |
カプコン | CD-ROM (PS one Books) |
- | - | 廉価版 |
3 | Mega Man Anniversary Collection | ![]() |
PlayStation 2 ニンテンドーゲームキューブ |
Atomic Planet | カプコン | DVD-ROM 8センチ光ディスク |
- | - | 他シリーズの9作品との合同収録作。PlayStation版を収録 |
4 | Mega Man Anniversary Collection | ![]() |
Xbox | Atomic Planet | カプコン | DVD-ROM | - | - | 他シリーズの9作品との合同収録作。PlayStation版を収録 |
5 | ロックマン6 史上最大の戦い! ! | ![]() |
iアプリ | カプコン | カプコン | ダウンロード | - | - | |
6 | ロックマン6 史上最大の戦い! ! | ![]() |
ニンテンドー3DS | カプコン | カプコン | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
- | - | |
7 | ロックマン6 史上最大の戦い! ! | ![]() |
PlayStation 3 PlayStation Portable PlayStation Vita |
エルステッド インテック |
カプコン | ダウンロード (ゲームアーカイブス) |
- | - | PlayStation版の移植 |
8 | ロックマン6 史上最大の戦い! ! | ![]() |
Wii U | カプコン | カプコン | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
- | - | |
9 | ロックマン クラシックス コレクション | ![]() |
ニンテンドー3DS | Digital Eclipse | カプコン | 3DSカード | - | - | 他シリーズの5作品との合同収録作 |
10 | ロックマン クラシックス コレクション | ![]() |
PlayStation 4 Xbox One Steam |
Digital Eclipse | カプコン | ダウンロード | - | - | 他シリーズの5作品との合同収録作 |
11 | ロックマン クラシックス コレクション | ![]() |
Nintendo Switch | Digital Eclipse | カプコン | Switch専用ゲームカード・ダウンロード | - | - | 他シリーズの5作品との合同収録作 |
その他
- シリーズの中では唯一、この作品には次回作(『ロックマン7』)に続く意味で『TO BE CONTINUED』と完結していない事を告知している(結末による誤解を招かない為とみられる[要出典])。
- この作品では、同一場面に対するパスワードが何故か2種類存在する。この仕様は同時期発売の『ロックマンX』にも引き継がれている。なお、この二つの同じ効力を持つパスワードはステージクリア・ゲームオーバー時に条件は不明であるが、どちらか一方が表示される。
- エネルギーバランサーの発表は本作が先だが、『ロックマンワールド4』で発売時期の早さにより先に登場している。
- 『ロックマン』・『ロックマン4』と同じく、8ボスを撃破している状態でもボス決定デモが発生する。また、ステージセレクトの中心にロックマンが表示されている状態で、そこにカーソルを合わせて決定しようとするとエラー音が鳴る。
- ボス部屋が2つ存在するステージでは、パワーもしくはジェットを駆使しないと進めないボス部屋のルートがある。通常ルートのボスを撃破しても、もう一方の部屋(BEATプレートが得られる)に進んだ際再び対決する仕様になっている。なお、初めからBEATプレートを持っているボス側のルートでクリアすると再戦は起こらない。
- 本作では、ボス登場時に雷鳴が轟く演出がなされる。その反面、ボスが戦闘開始前に決めポーズを取らなくなった(決めポーズは、『7』以降では復活)。
- シリーズの中では唯一、ワイリー基地が日本の城にドクロを組み合わせた外観となっている。