バイオハザード リベレーションズ2

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バイオハザード リベレーションズ2
Resident Evil: Revelations 2
ジャンル サバイバルホラー
対応機種 PlayStation 4
PlayStation 3
PlayStation Vita
Xbox One
Xbox 360
Nintendo Switch
Microsoft Windows
開発元 カプコン
トーセ
発売元 カプコン
プロデューサー 岡部眞輝、川田将央
ディレクター 安保康弘
シナリオ 佐藤大
音楽 鈴木幸太
シリーズ バイオハザードシリーズ
人数 1人(協力プレイ時2人)
メディア BD-ROM (PS4/PS3/XONE)
PS Vitaカード (PS Vita)
ダウンロード販売
発売日 PS4/PS3/XONE/X360/Win
2015年2月25日(エピソディック配信版)
2015年3月19日(ディスク版)
PS Vita
2015年9月17日
Switch
2017年11月30日
対象年齢 CEROD(17才以上対象)
コンテンツ
アイコン
暴力、犯罪
売上本数 PS4/PS3/XONE/X360/Win
世界 約210万本(2015年12月)[1]
PS3
日本の旗 約12万7,992本(2015年12月/ファミ通[2]
PS4
日本の旗 約6万9,494本(2015年12月/ファミ通[3]
PSVita
日本の旗 約2万1,698本(2015年9月/メディアクリエイト[4]
テンプレートを表示

バイオハザード リベレーションズ2』(バイオハザード リベレーションズツー、BIOHAZARD REVELATIONS 2 、欧米では: Resident Evil: Revelations 2)は、カプコンより2015年3月19日PlayStation 4PlayStation 3Xbox OneXbox 360Windows用に発売されたゲームソフト。PlayStation Vita版について、2015年9月17日に発売されることが発表された[5]。『バイオハザード リベレーションズ』の続編であり、リベレーションズシリーズの第2作目にあたる。続編ではあるが、ストーリー上の繋がりはほぼない。『バイオリベ2』とも[6]

概要[編集]

バイオハザードシリーズとしては、2012年発売の『バイオハザード6』(以降『6』)以来、約2年5ヶ月振りとなり、同年発売の『バイオハザード リベレーションズ』(以降『RV』)以来、約3年2ヶ月振りのシリーズとなる。

時系列的には『バイオハザード5』と『バイオハザード6』の間に位置する。また、ゲームシリーズと同一の世界観に相当するフルCGアニメ映画『バイオハザード ダムネーション』とも同系列に位置する。『バイオハザード』(以降『1』)の主人公クリス・レッドフィールドの妹で、『バイオハザード2』の主人公だったクレア・レッドフィールドと、『1』の主要人物であるバリー・バートンを主人公として、前作『RV』のコンセプトはそのままに、趣の異なる2つの脱出劇が描かれる。また、『RV』同様、各エピソードが終了すると、次のエピソードの予告のダイジェストや、新たなエピソードを始める際、前エピソードのダイジェストを流すと言う形式も健在となっている。尚、先述通り『RV』との繋がりはほとんどないものの、『RV』での事件に直接的に触れられている描写はあり、『5』での事件や『6』の登場人物にも少しだけだが、触れられている。『RV』と違いマルチエンディングとなっており、グッドエンドとバッドエンドが存在する。

本作は劇中の台詞や隠し要素からフランツ・カフカの小説『変身』がモチーフとなっており、また各エピソードのタイトルもカフカの著書から採られている。クレアを主人公としていること、孤島を舞台にしていることは『CODE:Veronica』のオマージュである[7]。また、バリーが娘のモイラのために孤島に救助に駆けつける点も、『CODE:Veronica』のクリス編のオマージュである[8]

カプコンのゲーム作品としては初めて、4つあるエピソードごとに順番にオンラインストアで分売された[9]。2015年2月25日から4週に渡って毎週水曜日に配信され、エピソード4配信の翌日の同年3月19日に全エピソードを収録したパッケージ版が発売された。

発売時点ではオンライン協力プレイに未対応(オフラインでの画面分割プレイは可能)であり、同年3月31日より対応した[10]。なおオンライン協力プレイはレイドモードのみで、ストーリーモードはオフライン専用となる。この理由について、開発陣は技術的には可能であったが、片方が攻撃役で片方がサポート役に固定されるためオンライン協力プレイにそぐわないためとしている[11]。PS3版において、コントローラ「2」を使用してオンライン協力プレイの招待を受けると、タイトル画面に戻され、その後操作不能になる不具合が発生した。PSボタン長押しで表示される「コントローラ設定」でコントローラ「1」にして操作していれば発生しない[12]。また、すべての機種において、ストーリーモードで「リトライ」「コンティニュー」を行うと特定の武器が増殖してしまうバグが発生した[13]

ニコニコ動画」のイベント「ニコニコ超会議」2015年4月25日(土)、26(日)にて「『リベレーションズ2』超レイド祭!」を開催した。通常には登場しないレベル120の敵が登場し、開発チームでさえ、初プレイでの生還率0%の難易度と謳っており[14]、イベントには100人が参加し、そのうち12人が生還した[15]

システム[編集]

基本的にはビハインドカメラ方式となっており、『6』より導入されたダッシュや不意打ち、『RV』でのシステムも引き継いでいることに加え、新たなシステムも導入されている。

操作キャラクターの切り替え
『バイオハザード0』同様リアルタイムで操作しているキャラクターを切り替えることが可能。クレア編ではクレアからモイラに、バリー編ではバリーからナタリアに切り替えることができる。また、『6』同様、パートナーに対し、指示を出すことが可能であり、呼び掛ける声も状況次第で囁き声になったり、叫び声になったりする。
隠しアイテムの発見
本作では、アシストキャラクターがステージに隠されたアイテムを特定のアクションで発見できるようになっており、クレア編では、モイラの持つライトの照射によって、バリー編では、ナタリアが強い感受性を利用した指差しによってそれが可能となっている。どちらとも、発見した際は効果音と共にあった場所で光るようになる。前作『RV』における「ジェネシス」の役割を担うことから、一部の開発者はモイラのことを「ジェネ子」と呼んでいたという[11]
しゃがみ姿勢での移動
『6』同様低い姿勢での移動や射撃が可能。ただししゃがみ姿勢に変更されている。ダクトなどを潜る事が可能なほか、足音を消す事ができ敵に気付かれにくくもできる。また、しゃがみ姿勢時に銃を構えると照準の手ブレが抑えられる。バリーのパートナーのナタリアはこのしゃがみ姿勢によって前述にある強い感受性をより強める事が出来る。
任意のタイミングでの回避動作
『RV』では敵の攻撃に合わせてタイミングよくボタンを押さなければ回避動作がとれなかったが、今作では『6』同様任意のタイミングで任意の方向に回避動作を行うことが可能。ステップする様な動作となっている。
画面エフェクトの追加
前作『RV』同様ダメージが蓄積されると画面のエフェクトに血が徐々に現れ始め、ダメージが溜まるほど濃くなっていったりプレイヤーの呼吸が制限されるような場所では視界が徐々に白黒になり最終的に真っ黒に染まっていったりしていくが、今作では新たに敵の攻撃を受けると視界不良状態になったり出血状態になったりといったエフェクトも表示するようになりそれらを回復させる専用アイテムも新たに登場している。
ただしレイドモードには体力ゲージがある。
スキル習得
作中では、ルビーやサファイアなどの宝石などでBPを取得し、それと交換することで、プレイヤーに役立つスキルが習得できるようになり、アクションが幅広くなっていくが、『6』とは違い、キャラクター個人の習得ではなく、全キャラクター共通のスキルとなっており、キャラ専用スキルやレベルアップ可能なスキルも存在する。
ストーリーモードとレイドモード
前作『RV』に引き続き本編である「ストーリーモード」とハックアンドスラッシュタイプのアクションゲーム「レイドモード」が収録された。レイドモードは敵を倒して特定地点のゴールを目指すミッションをクリアし、プレイヤーや武器のレベルを上げながら更に難易度の高いミッションに挑戦していくモード。
難易度
『RV』やこれまでのナンバリングシリーズ同様、難易度の設定も可能となっており、CASUALNORMALSURVIVALNO ESCAPEの4種類となっており、右に行くに従って難易度は上がっていく。尚、NO ESCAPEは、SURVIVALをクリアすると解放される。
タイムリミットモード、インビジブルモード
両方とも、特定の条件を満たせば解放されるモード。
タイムリミットモードは、名の通り、制限時間内にメインエピソードをクリアしていく内容であり、難易度はNORMALで固定されている。内容は難しいが、クリアすると特典が得られる。
インビジブルモードは、基本的にはプレイヤーからは敵が見えなくなっているモードで、特定の条件や状況にならなければ、姿を見ることはできない。難易度はSURVIVALで固定されている。敵が見えない分、難易度はかなり高いが、こちらもクリアすれば特典が得られる。

ストーリー[編集]

エピソード1「流刑地にて」(Penal Colony)[編集]

クレア編[編集]

西暦2011年。NGO団体「テラセイブ」に所属し、バイオテロの告発や被災者たちの支援に世界を飛び回っていたクレア・レッドフィールド。ある日、本部で催されたパーティーに参加しており、そこには新人職員のモイラ・バートンもいた。クレアとモイラはクレアの兄、クリス・レッドフィールドとモイラの父、バリー・バートンを介して知り合い、以後は親しい友人同士となっていた。互いに冗談を言い合う楽しい時間を過ごしていたのも束の間、本部へなだれ込んできた謎の特殊部隊により機密情報漏洩とスパイ嫌疑という身に覚えのない罪をかけられたクレアは、その場にいたテラセイブの仲間たちと共に身柄を拘束され、孤島の収容所へ収監されてしまう。状況を飲み込めないまま、自らを閉じ込めていた檻から抜け出すと、道中で同様に捕まっていたモイラを助け出し、謎の古びた施設内を捜索しているうち、オーバーシア(監視者)と名乗る謎の人物が腕輪を通じて「ヴォセクへ向かえ、そこで全てが始まる」と告げる。未だ状況を飲み込み切れない中、歩を進めていくと電波塔を発見、そこへ向かい、救難信号を発するが電源が入っていなかったのか作動しない。クレアは塔の天辺にまで向かい、電源と思しきレバーを引き、ふと外へ目をやるとそこには、見渡す限りの大海しかなく、モイラの涙ながらの救難信号を耳にしながら、クレアはここが絶海の孤島であることを知る。

バリー編[編集]

孤島を目指して海洋上をボートで走り抜ける1人の男がいた。男の名はバリー・バートン。元ラクーンシティ市警の特殊部隊S.T.A.R.S.の隊員にして、1998年に発生した洋館事件の数少ない生存者で、現在はB.S.A.A.の一員だ。バリーは悲痛な面持ちで、孤島を見つめていた。それは最愛の娘であるモイラ・バートンが消息を絶ったうえ、彼女の行方を探すうちに今見つめている孤島にいるという情報を掴み、ここまでボートを走らせてきたからであった。孤島へ着くと、早速モイラを探すために行動を開始するが、そこでナタリア・コルダという少女と出会う。何故、こんな孤島で単独行動をしていたのかという疑問を持ちながらも、バリーはナタリアを一度は危険だからと舟で待つよう言うが、一人は嫌だと言って聞かなかったため、離れない事を条件に共に行動させることを決め、孤島の捜索に乗り出す。ナタリアは見えないところから、化け物の気配を感じ取れる能力があることが分かり、バリーはナタリアの能力のサポートを受けつつ奥へ進んでいく。辿り着いた通信塔にて、モイラが発信したのが半年前の発信だと気づく。モイラの名を出すとナタリアは頭を抱えて苦しみ始め「モイラは死んだ」とバリーにとっては耳を疑う言葉を告げる。

エピソード2「観察」(Contemplation)[編集]

クレア編[編集]

オーバーシアの指示を受けたクレア達は言われるがまま、漁村にある"ヴォセク"へと向かった。そこにはアフリクテッド達の襲撃から辛くも逃げてきていたガブリエル・チャベスことゲーブや、ペドロ・フェルナンデスがいた。ゲーブは、目が覚めたら森の中にいて、仲間のエドワード・トンプソンが殺された事を、クレアは廃墟の収容施設で目覚め、ジーナが殺された事を告げた。それからはしばらくヴォセクの中を調べていた所、またしてもオーバーシアから連絡が入り、これから始まる実験のためにウィルスを全員に投与した事を知らされ、一同は驚愕の表情を浮かべた。言い知れない恐怖を抱きそうになるが、クレア達はとりあえず、ヴォセクを出て漁村の調査に乗り出していく。村を調査する過程でニールの安否を心配するゲーブはヘリコプターを発見、クレア達はペドロと協力しながらヘリに必要なバッテリーと燃料を入手、後はヘリを修理するだけとなり、ゲーブにそれらを任せることにした。だがその時、突如けたたましいサイレンが鳴り響き、それが合図だったかのように次々とアフリクテッド達がクレア達を襲撃してきたのだ。必死の抵抗を試みていたが、仲間の一人、ペドロが恐怖に耐え切れなくなり、遂に体内のウィルスが発症、異形の姿に変異してしまう。ペドロはそのまま、持っていたドリルを振り回してクレア達に襲い掛かって来た。クレア達は必死に交わしながら、逃げ回っていたが、間一髪ニールが救援に現れ、どうにか村からの脱出に成功する。ペドロが発症前に「腕輪の通信は電波が阻害されない高い所から発信されている」と言う情報を言っていたのを受け、3人は市街地の中心に建つ塔を目指すことにした。しかし、道中またもアフリクテッド達に襲撃され、ニールは囮になるために、アフリクテッド達を誘き寄せながら走り去っていったのだった。クレアとモイラはそのまま、市街地を進んでいくが、途中ロッティという名の熊のぬいぐるみを抱く白服の少女に出くわす。二人と同じ腕輪を付ける少女はテラセイブの施設からこの島に連れて来られたことが判明する。3人は敵を退けながら、塔を目指していたが、その時、一台のヘリコプターが頭上に現れた。どうやら、ゲーブがヘリの修理に成功し、操作しているようだ。漸く脱出が出来ると思った矢先、ヘリが突然故障、ゲーブの腕輪からは「ルール違反よ、グレーゴル」とオーバーシアの冷たい声が聞こえてきた。ヘリは成す術なくそのまま、建物に激突、炎上した。クレア達はまたしても仲間を失ってしまう。同時に先程まで一緒だった少女も居なくなってしまっていた。

バリー編[編集]

ナタリアから、塔へ行く途中でモイラと一緒になったと告げられたバリーは、漁村を抜けて塔へと向かう。その途中、ナタリアは7年前にテロ集団『ヴェルトロ』が起こしたバイオテロ『テラグリジア・パニック』で両親を失い、以来ずっと一人でテラセイブの施設にいたことを語る。塔へとたどり着いたバリーは瓦礫で荒れ果てた塔内を進む内に一枚の写真を見つける。そこにはアルバート・ウェスカーと一人の女性が写ったものであった。その写真を見ると、ナタリアもウェスカーを知っているといい、一緒に写っている女性もアレックス・ウェスカーだと言う。「そんなはずはない。」と口では否定するも、ウェスカーが二人いるということに驚きを隠せないバリー。そんなバリーとナタリアの前に、呼吸器のようなものと大きなマントを身に纏った不気味な者が姿を現し、ナタリアを見つめると彼女の名を呼んで指を指したのだった。

エピソード3「審判」(Judgment)[編集]

クレア編[編集]

ナタリアを見失ったクレア達は、近くでニールのメッセージを見つける。そこには一言「工場へ行け」とだけ書かれていた。ナタリアとニールを探しつつ工場へ向かうクレア達。しかしその場所もオーバーシアのテリトリーであった。ニールの手がかりを見つけたクレア達であったが、突然オーバーシアから「神々の処刑場、そこに答えはある」と言われ付近を捜索する一行。そして、工場内に潜入するが、そこで待ち受けていたのは、彼女の仕掛けた罠であった。工場はかつて、食品加工の施設だったが、オーバーシアによって数々の残虐な仕掛けや凄惨な光景が散りばめられた狂気の施設へと変貌を遂げていたのだ。二人は協力しながら、幾度もの罠を乗り切り、ニールの捜索を続ける。だが、突如、異国の言葉でのアナウンスが聞こえ出し、二人がシャッターを開けた先では紅蓮の炎が酒造棟を包み込んでいた。辛くも脱出に成功した二人はそのまま地下下水道を通って塔の最上階を目指す。地下下水道から塔内にある墓場を通って漸く最上階に繋がるエレベーターがある広場にまで辿り着いたが、そこでクレアが今回の事件を手引きしていたのはニールである事に愕然としてしまう。モイラに案じられつつもオーバーシアの元へ向かおうとエレベーターに乗り込もうとしたが、そこにはフラフラになりながらニールがクレアに倒れ込んできたのだ。「これが、俺のやり方だ。」そう告げるニール。ニールを気遣おうとするが、既にオーバーシアによってウロボロス・ウィルスを投与されていた後で、みるみるうちに異形の姿に変異してしまう。クリーチャー化したニールとクレアが対峙、一度はニールを倒し、エレベーターで最上階に行こうとしたクレア達だったが、ニールがクレア達を襲撃、下に転落してしまう。ニールにのし掛かられて身動きが取れないクレア。その隣に倒れるモイラと落ちた拳銃。モイラは幼い頃の銃を持てなくなったトラウマと恐怖を振り払い、ニールにトドメの銃撃を何度も撃ち込み、息の根を止めさせた。クレアは驚きながらも、ニールの遺体から抜け出し、改めてエレベーターに乗り込み、オーバーシアの元に向かっていった。

バリー編[編集]

ナタリアの名を呼び、彼女に指差す不気味な人物。ナタリアは驚きを隠せない表情を浮かべる。バリーは顔だけを向け、言葉には出さなかったが「知っているのか?」という表情をナタリアに向けるが、ナタリアは否定する。するとその人物は静かに呼吸器を外してその不気味な素顔を明らかにする。その人物の正体こそ、半年前にモイラ達を実験に巻き込んだオーバーシアこと、アレックスであった。バリーはモイラの行方を聞き出そうとするが「1人残らず葬った」とだけ言われてしまう。僅かな希望を打ち砕かれたバリー。それと同時に周りをクリーチャーに囲まれてしまう。バリーは「後で必ず殺す」とだけ言い残しとっさの機転で何とかナタリアとその場を逃れた。無事に下水道に到着したバリーは傷ついたナタリアを介抱しながらも先へ進む。その道中、バリーはモイラの残した録音メッセージを発見。モイラのメッセージに悲観するバリー。だが娘の仇を討つため立ち向かう覚悟を決めたバリーは、アレックスへの復讐を果たすと誓うのであった。下水道を抜けた先の水路を抜け、ようやく外に出ることに成功、そこはかつて使われていた鉱脈の採掘場であった。その後はナタリアと協力しながら、採掘場を進んでいくと、またしてもアレックスが出現、応戦しようとするバリーだったが、アレックスが瞬時にバリーを崖の下にまで吹き飛ばし、ナタリアを締め上げようとしたが、何故か急にやめ、突然大きな悲鳴をあげたのだった。

エピソード4「変身」(Metamorphosis)[編集]

クレア編[編集]

オーバーシアの計画した非道な実験に巻き込まれたクレアとモイラ。だが2人の長い戦いも終わりの時を迎えようとしていた。裏切り者のニールを退け、オーバーシアのいる中枢へ迫るクレア達であったが、同時にアレックスがナタリアに施した転生の儀が完了してしまう。数々の罠をくぐり抜け、ついに対峙したオーバーシアとクレア達。しかし彼女は不気味に言い放つ。「実験は成功した」とそう言った後、彼女は徐に銃を自らの米神(こめかみ)に当て付けるとそのまま引き金を引き、自殺をしてしまう。訳が分からないまま、混乱する二人。が、その直後、塔の爆破シーケンスが作動、死んだ彼女に聞きたいことを聞けなかった悔しさを抱きながらも、崩落の始まった塔からの脱出を余儀無くされる。死に物狂いでようやく出口が見え掛かった所で瓦礫がクレア目掛けて崩落してきた。それを見たモイラが彼女を庇い、前に突き出した。悲痛の叫び声を上げるクレアに「クレアだけでも逃げて」そう告げるモイラ。何としても助けたかったクレアだが、塔崩落まで幾ばくもない、泣く泣くクレアは一人塔から脱出をしたのだった。

バリー編[編集]

アレックスの不意討ちを受け、気絶していたバリー。ふと目を覚ますとナタリアが心配そうにこちらを見ていた。彼女の無事を確認し再びアレックス捜索を開始する。進んだ先にあったゴミ捨て専用のクレーンを利用して施設に入り、毒ガスが充満する内部を足早に進むと、その先には洋館が構えられている施設にたどり着く。ナタリアは「きれいな所」と言ったが、バリーは「十数年前の洋館事件のトラウマを思い出す」と怪訝な様子。その施設の地下へ進むと、そこはレヴェナントを始めとするB.O.W.の製造と、ウィルスの研究施設となっていた。そこに表れるレヴェナント達B.O.W.を退けながら二人は更に地下の深奥部へと歩みを進める。途中、腕輪からアレックスのナタリアに対する憎悪の声が聞こえてきた。「ナタリア、死ね」と執拗に繰り返すアレックス。怯えるナタリアを余所にバリーは更に奥へと突き進んでいく。一方、アレックスは「私が生きている限り、お前の存在を許す訳には行かない。」と呪いの言葉を吐き捨てた後、自らにウロボロス・ウィルスを投与、同時にバリーが館に辿り着き、遂に両者が対峙、アレックスは異様な姿をした怪物と化し、二人に襲い掛かって来た。ナタリアに対するアレックスの執拗な攻撃からナタリアを守りつつ、バリーは奮戦、何発もの銃撃を浴びたアレックスはその場に倒れ込み、動かなくなった。

動かなくなったアレックスに近付くバリーだったが、油断した隙を付いたアレックスがバリーを吹き飛ばし、そのままナタリアに掴み掛かると、ナタリアを締め上げていく。余りの力で吹き飛ばされたバリーはそのまま動く事が出来ない。暫く締め上げられていたナタリアは動かなくなり、死んだと思われたが直後に再び目を覚ますと、そのまま、アレックスの腕を引き千切り、そのまま、更にオレンジ色のコアを引き千切って返り討ちにして殺害する。先程までのナタリアとは違う様子にただ、見ていることしか出来ないバリー。アレックスを殺したナタリアに話し掛けるがナタリアは冷たい笑顔を見せながら、「ナタリアじゃない、私はアレックスよ。」と言い放ち、バリーに別れを告げると笑い声を上げながら、その場を静かに後にした。モイラもナタリアも救えなかったバリーは最早その場にへたり込み項垂れるしか出来なかった。(バッドエンドルート)

動かなくなったアレックスに近付くバリーだったが、油断した隙を付いたアレックスがバリーを吹き飛ばし、そのままナタリアに掴み掛かると、ナタリアを締め上げていく。余りの力で吹き飛ばされたバリーはそのまま動く事が出来ない。万事休すかと思われた時、激しい銃声と共にアレックスに何発もの銃弾が撃ち込まれ、アレックスはもがき苦しみながら再び倒れ込み、ナタリアは事なきを得た。銃声がした方向にバリーが目をやるとそこには、トラウマで銃が持てなかったモイラが銃を握り締めて立っていたのだった。バリーはモイラが無事だった事に、モイラはバリーが助けに来てくれた事を喜び合い、称え合う。が、直後にアレックスが復活、だがウィルスに侵食され最早自我も失い、ただ激しい咆哮を上げるだけの化物と化してしまい、バリーとナタリアに襲い掛からんとしていた。モイラは直ぐ様、逃走経路を確保し、二人を誘導して逃げに転じたが逃げた先は断崖絶壁。背後からアレックスに追い詰められ再び窮地に立たされる3人。そこへ一台のヘリコプターが姿を表した。そこに乗っていたのはクレアだった。クレアはライフルで研ぎ澄まされた感覚で銃弾をオレンジ色のコアに当てる。その直後、3人をヘリに乗せるとモイラに、助けられなかった事を侘びようとするクレアだったが、モイラは助けに来てくれたと言う事で意に介さなかった。そこへ尚も激しい咆哮を上げて迫り来るアレックスに対し、バリーとクレアは共同戦線を張り、アレックスと交戦を交える。バリーの誘導とクレアの的確な狙撃と、互いの息の合った連携によって戦いを優勢的に進めていき、最後はクレアが放ったロケットランチャーの直撃を食らいアレックスは爆発四散。四人は無事に島から脱出した。(グッドエンドルート)

エクストラエピソード1「ある戦いの記録」(The Struggle)[編集]

アレックス・ウェスカーの自害とともに起きた塔の崩落に巻き込まれたモイラ・バートンは下水道のある場所で目覚める。彼女を助けたのは道中で出会った老人のエフゲニー・レビックであった。エフゲニーはモイラが回復したことを察すると「回復したなら、さっさと出て行け」と言い放った。それを聞いたモイラは1度は出て行こうとしたもの、頼るものがなかったため、止む無しにエフゲニーに置いて貰うよう懇願した所、「タダ飯を食わせるほどの余裕はない、生き延びたければ自分の物は自分で何とかしろ。」と自給自足を条件に置いて貰う事となった。こうしてモイラの半年間に及ぶサバイバル生活が幕を開け、エフゲニーと共に、食べ物と武器の調達、時にはクリーチャーや、B.O.W.との戦いに幾度となく見舞われながらも、どうにか、半年間生き延びてきていた。とある日に訪れた鉱山の採掘場にてエフゲニーの娘、イリーナが既に死亡した事を知り、強いショックを受けるエフゲニー。そこへまたしてもB.O.W.の群れに襲撃されてしまうが、辛くも撃退に成功する。

森にて拾った手帳を見たモイラはそれが自身の父、バリーのものであると気付くと同時に彼が自分を助けにこの島に来てくれているかも知れない事を知る。その可能性を抱いたのと同時にモイラはエフゲニーとの、最後のやり取りを回想していた。自らを突然締め出したのである。涙に暮れながら中に入れるよう懇願するが、この島で死ぬ道を選んだエフゲニーは「お前はここで死ぬべき人間ではない筈だ。必ず生きて帰れ。」と彼なりの気遣いによってモイラを送り出した。そして、この時、初めてお互いの名を教え合ったのである。エフゲニーに激励をされ、彼の住処を後にしたモイラはバリーを探すために歩み出したのである。そして、向かった先にある中が明るくなっている洞窟に近付き、そこへ入ると、倒れているバリーを発見し驚くモイラ。その横に目をやると、化物と化したアレックスがナタリアを今まさに絞め殺さんとしている光景を目の当たりにした。

エクストラエピソード2「小さな女」(Little Miss)[編集]

アレックスが器として認めたナタリアに転生の儀を施し、自害してから半年が過ぎた頃。ナタリアは夢を見ていた。真っ白な場所、そこに座る赤い熊に青い服と帽子をかぶったぬいぐるみが突然立ち上がり、挨拶をしてきた。それに嬉しくなり、笑顔で答えるナタリア。夢はそこで終わり、ナタリアは下水道の奥で目覚めた。彼女は手元に大切なぬいぐるみのロッティがいないことに気付く。悲しむナタリアに一人の少女が話し掛けてくる。彼女の目の前に現れたのは、同じ顔で黒いドレスを纏ったもう一人のナタリア。もう一人のナタリアはロッティからの手紙を預かっていたと手紙をナタリアに渡し、更にロッティからの手紙を辿ろうと提案する。それに賛成したナタリアは黒服のナタリアと共に行動に移る。大勢の敵から身を隠しつつ、ロッティからの手紙を頼りに島を進んでいく二人のナタリア。その道中、黒服のナタリアが度々「もう、ロッティの事は諦めたら?友達なら私がなってあげる。」と言う彼女に対して、白服ナタリアは「絶対に嫌」と言って頑なに拒否しつつ、突き進んでいく。そして、遂にロッティの元に辿り着いたが、そのロッティはナタリアに対し悪態を付いた後、倒れ込み動かなくなった。その後、黒服ナタリアが「もう少し時間が掛かりそうね。」と意味深な言葉を注げ、消えていった。そして、1人となったナタリアは自分が島の海岸にまで来ている事に気が付き、ふと海の方向を見ると1隻の舟が猛スピードでこちらに向かってくるのが見えていた。

登場人物[編集]

主要人物・プレイヤーキャラクター[編集]

クレア・レッドフィールド (Claire Redfield)
英語音声 - James Baker/日本語音声 - 甲斐田裕子
「クレア編」の主人公。
S.T.A.R.S.隊員にして現B.S.A.A. (Bioterrorism Security Assessment Alliance) 隊員、クリス・レッドフィールドの妹。32歳(2011年時点)→34歳(2013年時点)、身長 169cm、体重 52.4kg
1998年に発生したラクーンシティ事件の数少ない生存者にして、バイオテロや薬害事件を根絶する目的で立ち上げられたNGO組織「テラセイブ」の一員。英語音声はこれまでのバイオハザードシリーズでは一貫してアリソン・コート英語版が担当してきたが、今作ではJames Bakerに変更された。
モイラ・バートン (Moira Burton)
英語音声 - Marcella Lentz-Pope/日本語音声 - 藤村歩
テラセイブの新人職員。元S.T.A.R.S.隊員バリー・バートンの娘。20歳(2011年時点)→22歳(2013年時点)、身長 165cm、体重 50.7kg
クレアの友人であり、彼女に対する憧れからテラセイブに加入した。過去のトラウマが原因で銃に対する強い拒否反応があり、そのためバールなどの近接武器を使用する。他にもライトを持つなど、クレアのサポートに徹する。口癖は「サイアク」で、これは父バリーも同様であり、物語のある部分でバリーと共に口にするシーンが登場する。バリーとは、前述のトラウマとなる事件以来、お互いの葛藤により仲は良くない。また、ポリーという名の妹がいる。
バッドエンドルートではトラウマを克服する事は無く、塔からの脱出の際、最期は瓦礫の崩落からクレアを庇った後、腕輪の色が赤く点滅、ウイルスが発症し死亡する。グッドエンドルートではある事が切っ掛けで、銃のトラウマを克服して再び銃を持てるようになり、バッドエンドルート同様、クレアを庇うまでは同じだがこちらでは生還しており、事件解決後はバリーとお互いの葛藤を乗り越え和解した。EXEP1 「ある戦いの記録」では、主人公となっており、クレア編エピソード3で遭遇した老人、エフゲニー・レビックと共にバリーが救出に来るまで半年間のサバイバル生活を送る。
バリー・バートン (Barry Burton)
英語音声 - Michael McConnohie/日本語音声 - 屋良有作
「バリー編」の主人公。
モイラ・バートンの父で、対バイオテロ部隊B.S.A.A.のアドバイザー。51歳(2011年時点)→53歳(2013年時点)、身長 186cm、体重 89.3kg
元S.T.A.R.S.のメンバーの1人にして、1998年に起こった洋館事件の生き残りの1人。突如消息を絶った愛娘モイラを救出するため、単身孤島へと乗り込む。銃の専門家ぶりを遺憾なく発揮し、ハンドガン・サムライエッジにアサルトライフルと愛銃のマグナムを初期装備に持ち込んでいる。なぜ単身で乗り込んだのかは作中では語られていないが、ディレクターの安保康弘がファミ通のインタビューで「島の近くでモイラが発信した無線をB.S.A.A.が傍受し解析した結果だいたいこの辺から発信していると情報を得た所、それを知ったバリーが勝手に行動した」と説明している[8]
モイラとは、過去のある事が切っ掛けで親子仲が良くなかったが、そうなったのは自分の責任であり、モイラに対しては申し訳ない気持ちでいっぱいだったことをナタリアに語っており、グッドエンディングにて今回の事件を通して和解し、終盤では窮地を救われている。
ナタリア・コルダ (Natalia Korda)
英語音声 - Gabriella Pastore/日本語音声 - 悠木碧
国籍ハンガリー、10歳(2011年時点)→12歳(2013年時点)、身長 137cm、体重 32kg。
熊のぬいぐるみ(名前はロッティ、EXEP2での声優 - 宮田幸季)を抱いた謎の少女。両親を「テラグリジア・パニック」によって亡くしている。見えない位置にいるクリーチャーに感づいたり姿を消している敵の位置や弱点を看破したり、小さなアイテムを見つけたりと強い感受能力を持っている。この能力を駆使してバリーと行動を共にする。反面、攻撃手段は石を投げ付けたり、叩き付けたりする以外にない上、石がないと全く攻撃手段はなくなるため、基本的には持たない。ただし、バリーが敵に組み付かれている際は、突き飛ばして助ける事はできる。
かつてテラグリジア騒動時に間近でバイオハザードを経験し両親を亡くした経緯から、恐怖という感情を持っていない[16]
アレックスが求めている「器」としての素質があり、クレア編エピソード4冒頭において、アレックスの人格を移されている。定着期間が必要であることから半年間の冷凍睡眠を施されていた。バッドエンディングではアレックスに乗っ取られる。グッドエンディングでは迎えに来たクレアが乗ったヘリでバリー、モイラと共に脱出しバートン家に引き取られ生活を共にするが、2年後のエピローグではバートン家の一室でフランツ・カフカの本を読みながらアレックスに乗っ取られていることを示唆するかのような不気味な笑みを見せている。
EXEP2「小さい女」では主人公となっており、便宜的に白服ナタリアと呼ばれる。本編と違い、見えない場所にいる敵の感知能力はなくなっており、ダッシュもできない(普通に走る事はできる)。
黒服ナタリア
英語音声 - Gabriella Pastore/日本語音声 - 悠木碧
EXEP2「小さい女」のプレイアブルキャラクターの一人。
白服ナタリアと違い、大人びた言動をして、シニカルな性格。強い感受能力を生かし白服ナタリアの行動をサポートする役割を担う。白服ナタリアと違って、ダッシュが可能で感受能力がある反面、ドアを開いたり、アイテムを拾えないという制限がある。正体はEP4でアレックス・ウェスカーの人格がナタリアの姿となったものであることが窺える。

その地キャラクター[編集]

ニール・フィッシャー (Neil Fisher) 
英語音声 - Yuri Lowenthal/日本語音声 - 花輪英司
国籍アメリカ、39歳、身長 180cm、体重 70kg。
NGO組織「テラセイブ」の幹部メンバーにして、クレアの上司。
個性の強いテラセイブのメンバーをまとめるリーダーシップと、冷静沈着な判断力、鋭い洞察力を備えており、テラセイブのメンバーからの信頼も厚い。
正体は前作で解散したFBCの元幹部。モルガン・ランズディールの右腕と呼ばれるほどで、アレックスの協力者。FBCの再興を画策しており、アレックスを利用してかつてモルガンが行おうとしたことを再び繰り返そうとしている。但し、アレックスにはこの思惑は見抜かれていた。
t-Phobosの献体としてテラセイブのメンバーを送り込むが、ナタリアという完成品を手にいれたアレックスからは用済みとして扱われ、ウロボロスウィルスを投与されクリーチャーとして変異してしまう。姿形こそは異形ながらもウィルスに適合する遺伝子に近い遺伝子を有していたため、辛うじて人の形を保っており、クレアと会話できるなどの自我も保っていたがウィルスによる強い破壊衝動によってクレア達に襲いかかる。倒されても立ち上がり、クレアを追い詰めるが最後はクレアもしくは、モイラに銃弾を何度も打ち込まれ止めを刺された。
ペドロ・フェルナンデス (Pedro Fernandez)
英語音声 - /日本語音声 - 亀田佳明
国籍メキシコ、27歳、身長 172cm、体重 66kg。
「テラセイブ」メンバーの1人。
機械工学に深い知識を持つ一方、途中で見つけた電動ドリルを軽々と使いこなすほどの腕力を持つ。基本的には陽気な性格だが、臆病な一面もあり、窮地に陥ると激しく取り乱してしまう。
仲間の腕輪を独自に解析し、その発信元を特定するなどの活躍をするが、ヴォセクにおいてアフリクテッドの大群を相手にクレア達と籠城戦を展開していた最中に死の恐怖に耐え切れなくなり、投与されていたt-Phobosが発症、クリーチャーに変異してしまう。
変異後は意味のないうわ言を発しながら島を徘徊し、最後は市街地にてバリーに倒された(クレア編の間で倒してしまう事も可能)。
ジーナ・フォリー (Gina Foley) 
英語音声 - /日本語音声 - 品田美穂
国籍イギリス、29歳、身長 172cm、体重 不明。
「テラセイブ」メンバーの1人。
クレアやモイラと同じ収容所に収監されていたが、彼女たちが初めて遭遇したアフリクテッドたちに襲われ、クレアたちの目の前で息絶える。前作『RV』で同じく序盤に命を落とすレイチェル・フォリーと同姓であるが、血縁関係があるのかどうかは不明。
ガブリエル・チャベス (Gabriel Chavez) 
英語音声 - Samuel Riegel/日本語音声 - 後藤光祐
国籍アメリカ、35歳、身長 179cm、体重 85kg。
「テラセイブ」メンバーの1人で、愛称はゲーブ
元軍人の整備要員で、様々な乗物の修理に長けている。剛健な見た目そのままに、頑強な肉体を持ち、怖いもの知らず。その一方で様々な分野の知識に造詣が深く、読書家という一面もあり、腕輪から発せられるオーバーシアの意味不明な言葉を、カフカからの引用だと見抜いた。クレア達と合流後、乗り捨てられていたヘリを発見。後にこれを修理して島を脱出しようとするが、オーバーシアによってヘリを故障させられ、その時抱いた恐怖心からt-Phobosが発症した挙句、ヘリごと廃墟ビルに激突して死亡。
バリー編では、変異しかかったままの焼死体がバリーによって発見される。
エフゲニー・レビック (Evgeny Rebic) 
英語音声 - /日本語音声 - 樋浦勉
国籍不明、66歳、身長 170cm、体重 50kg。
舞台となる孤島の住人にして、唯一の生存者である老人。
口を開けば憎まれ口ばかり叩いている気難しい性格。病を患っているようでしきりに咳き込んでいる。
アレックスが島を訪れる以前から島に住んでおり、島が炭鉱で栄えていた頃には、炭工夫として一人娘のイリーナと幸せに暮らしていた。島が異変に見舞われると、地上での生活を捨て、クレア達が訪れるまで、一人下水道へと身を隠し、生き延びていた。アレックスのせいで、島が滅茶苦茶になった事もあり、余所者には強い拒絶と敵意を示す。
バリーが島を訪れるまでの半年間、クレアとはぐれたモイラを憎まれ口を言いながらも保護し、共に自給自足の生活を送っていた。自分の反対を押し切ってアレックスの施設に就いたイリーナを案じていたが、鉱山で彼女の遺書を発見しすでに死亡していることを知ってしまう。その後、バリーが島を訪れる直前の頃に病が悪化し、自分が先が長くないことを悟ると、モイラを追い出す形で、島から脱出する様に促した。
バリー編でバリーとナタリアが訪れた際には、隠れ住んでいた下水道の管理室で亡くなっていた。
モイラを主人公としたEXEP1 「ある戦いの記録」ではサポートキャラクターとしてプレイヤーが操作することが出来る。
オーバーシア(監視者)/アレックス・ウェスカー (The Overseer/Alex Wesker)
英語音声 - Mary Elizabeth McGlynn/日本語音声 - 深見梨加
国籍不明、51歳、身長 177cm、体重 54kg。
収容所へ収監された者たちの手首に装着されたブレスレットのような装置から、メッセージを発信する正体不明の謎の人物。
メッセージはフランツ・カフカの詩を読み上げたり、「ねえ、教えて その“恐怖”を 今 どんな気持ち?」と質問する等、不気味かつ悪趣味。
その正体は「ウェスカー計画」の第一次候補者の12番目アレックス・ウェスカー。アルバート・ウェスカーとの密接な関係を持っているが、カフカ著「変身」の一節「兄を見捨てた妹」等から血縁関係があることを示唆されている。
『5』のオルタナティブ・エディションの追加エピソード『Lost In Nightmares』で名前のみが出ていたが、作中に登場するのは、本作が初となる。
容姿としては、クレア編に登場した際は、金髪のカールを巻いたセミロングヘアーに白い服装で統一し、パンプスを履いていたが、バリー編では、ゾンビとして登場したため、髪が殆ど抜け落ち、肌が白濁した色に変わっており、呼吸器を始めとした様々な機械を体に取り付けていて、半ば機械化したような状態となっており、それをダークグレーの大きなマントで隠した姿になっている。
オズウェル・E・スペンサーより不老不死の研究を任されたが、その研究を余命少ない自身が使うため研究を奪い逃亡を図った。他人に自身の人格を移植する「転生の儀」の研究を行っており、永遠に生きるために身体を移し替える器を探している。恐怖を克服し、永遠の命を得た自身が恐怖によって人々を支配する新世界を作り出そうと画策する。
経済的に衰退していたザインに再開発という名目で訪れ、様々な施設を設立したことで島民からは「救世主」として半ば盲目的に崇められていた。しかし裏では施設の職員として雇用するという形で騙したり、自分に猜疑心を向けた者は囚人として投獄する等して、島民達を次々と実験体として連れ去っていた。
終盤でナタリアという器を手に入れ、転生の儀を施したことで今の自分は不要と判断し、拳銃自殺を図る。しかし実は自身にもt-Phobosウイルスを注入していたらしく、引き金を引く直前自身の死に恐怖したせいでウィルスが発症し、クリーチャーとなって甦る。何とか自我は残ったものの、自分の身も心も醜く変わり果てたことを実感し、深く絶望する。自身が死の恐怖に抗えなかったことで「恐怖を支配する」という考えから「恐怖を振りまく」という考え方に変わる。また、ゾンビになる前はカフカの小説にある詩やセリフを多用し、落ち着いた口調で話していたが、ゾンビになった後はそれらが一切なくなり、ナタリアに対する憎しみと狂気じみた口調と態度をとっている。
転生先の「アレックス・ウェスカー」であるはずのナタリアに同族嫌悪に近い憎しみを覚え、自己を確立する為に彼女を殺すことを決意する。
ゾンビと化した後は、ナタリアの首を絞め上げて殺そうとしたが、ナタリアの中のもう一人の自分を見たのか、急に怯えだし失敗、ウロボロスウィルスを投与してクリーチャーとして変異した後にも再びナタリアを絞め殺そうとするが、バッドエンディングでは、アレックスとして覚醒したナタリアに殺されてしまう。グッドエンディングでは、モイラに銃撃を何度も喰らいまたしても殺害は失敗。最期はクレアとバリーの共同戦線の末、クレアにロケットランチャーでとどめを刺され、死亡した。
本作の2年前となる『5』にて、彼女と思しき人物(署名:アレックス・W)が纏めたW(ウェスカー)計画についてのファイルを入手できる。

レイドモードに登場するキャラクター[編集]

アノニマス/グレーゴル・ザムザ (Anonymous)
レイドモードで操作するプレイヤーの名称。謎の声が管理するシステム「レッドクイーンα」に閉じ込められ、脱出の糸口を求めてミッションを遂行する。
プレイヤーキャラクターとしては、コンプリートバッジを90以上獲得すると開放される。
追加コスチュームとしてロッティが追加された[17]
名前は「変身」の主人公グレーゴル・ザムザより取られている。
クレア・レッドフィールド
初期から選択できる。
バリー・バートン
初期から選択できる。
モイラ・バートン
初期から選択できる。
ジーナ・フォリー
エピソード1で開放される。追加コスチュームとしてレディハンクとレイチェル・フォリーが追加された[17]
更にジェシカ・シェラワットのFBC時代のコスチュームも追加された。
ペドロ・フェルナンデス
エピソード2で開放される。追加コスチュームとして変異ペドロが追加された[17]
ガブリエル・チャベス
エピソード2で開放される。
ニール・フィッシャー
エピソード3で開放される。
エフゲニー・レビック
EX EPISODE1「ある戦いの記憶」クリアで開放される。
アレックス・ウェスカー
ストーリーモードクリア+RAIDモード・ラストミッションΩクリアで開放される。
ジル・バレンタイン (Jill Valentine)
コンプリートバッジを10以上獲得すると開放される。デザイン及び設定上は『RV』に準じたものとなっている。
レオン・S・ケネディ (Leon Scott Kennedy)
コンプリートバッジを20以上獲得すると開放される。デザイン及び設定上は『6』に準じたものとなっている。
クリス・レッドフィールド (Chris Redfield)
コンプリートバッジを30以上獲得すると開放される。レオンと同じで、デザイン及び設定上は『6』に準じたものとなっている。
アルバート・ウェスカー (Albert Wesker)
DLCで開放される。デザイン及び設定上は『5』に準じたのものとなっている。
ハンク (Hunk)
DLCで開放される。デザイン及び設定上は『ORC』に準じたものとなっている。

舞台[編集]

ザイン
舞台となる孤島。公用語はポスターの文字からロシア語と思われる。地図には載っていない島と言われており、興味本位で島を訪れた者を幽閉するなど、島民もやや排他的である事が伺える。島自体はそれほど大きくないが市街地や漁村などが存在していたりと人口はそれなりに多い事が伺える。また島の各所で国旗のような旗も見られる。
かつては鉱山資源により繁栄していたが鉱脈が枯喝した事や、作物が育ち難い環境と土質だったこともあり、アレックス・ウェスカーがやって来るまでは住民は貧しい生活を強いられていた。
アレックスが訪れたことで鉱山の再開発等が進められ、島の暮らしは豊かになり、一時島は栄えたが、裏では各地にウィルスの研究施設を建設し、島民もしくは外部から拉致してきた人物を対象にした人体実験を行っていた。やがてウィルス漏洩によって島民のほとんどが感染し、街や村は壊滅に追い込まれ、クレアやバリーが島を訪れた時には荒廃しきっていた。
鉱業が生活の中心だった為か、今なおも島中の至る場所に宝石(ルビーサファイアエメラルドトパーズダイヤモンド)が隠されている。
収容所
謎の特殊部隊に拉致されたクレアとモイラが最初に目を覚ました場所。島の沿岸部に位置している。
表向きはただの犯罪者収容所だが、実際はアレックスの実験施設のひとつで、島内外から拉致してきた多くの者を実験体として収容していた他、アレックスに懐疑心を抱いた島の住人もここへ送られていた模様。
t-Phobosにおける実験上、恐怖を与えるための拷問器具も多数見受けられる。ちなみにこの拷問器具はフランツ・カフカの作品の「流刑地にて」に登場する物に酷似したものがゲーム中に存在している。
漁村
沿岸部に位置する小さな漁村。すでに廃墟となっている。村の外れにはヘリが放置されているが、これは以前にこの島を訪れた旅人が使っていたもの。
この村からもアレックスの施設に出稼ぎに行く者たちがいたがそのほとんどは帰ってくることはなかったという。
市街地とは村外れにあるトンネルで通じている。バリー編ではグラスプの巣窟と化している。
ヴォセク
漁村の中心に建つ酒場。収容所から脱出したクレア達と、ゲーブ達はそれぞれアレックスの誘導によってここへ導かれ、合流している。
一時的にクレア達の活動拠点となっていたが、アフリクテッドの襲撃と、その最中にクリーチャー化したペドロとの戦闘で崩壊し、バリー編では建物が半ば倒壊した状態となっている。
市街地
ザイン中心部の市街地。
道路が整備されていたり、車が多数点在していたり、公園が作られていたりとかつてはそれなりに発展を遂げていたが、漁村同様に既にゴーストタウン化して荒廃が進んでおり、クレア編ではオルトロスやヴォルケンブラバーが、バリー編ではレヴェナントやグラスプがそれぞれ多数徘徊している。街の中心にはアレックスの塔が聳え立っている。
食品工場
市街地の外れに位置する巨大な工場。市街地同様、既に廃墟化している。最終的に爆破して消滅するため、クレア編のみ訪れる事ができる。
元は島の住人が代々経営してきた普通の工場であったが、アレックスに買収された後は、収容所と同様に彼女の実験施設のひとつとして利用され、常軌を逸する様なトラップや拷問器具が多数施された無法地帯と化している。工場脇を流れる用水路は塔と繋がっている。
ザインのランドマーク的存在である奇抜な形状の塔で、アレックスが根城としている。クレア編における最後の舞台。
内部は異様な装飾が施された下層部と、近未来的設備が整った上層部、迷路の様に入り組んだ地下水路とで分かれている。
クレア編のエピソード4で上層部は倒壊し、バリー編では下層部と地下水路のみ訪れる事ができる。
砕石場
アレックスの塔から地下水路を通って訪れる事となる鉱山の砕石場。バリー編のみ訪れる事ができる。
敷地内には多数のレヴェナント達やドルーガが徘徊している。
採鉱施設
砕石場の奥にある鉱山の中心地。バリー編のみ訪れる事ができる。
地上には作業員用のクレーンや、ダムなどが存在し、地下には巨大な坑道が広がっているが、地上区画の設備はどれも漁村や市街地同様に荒廃し、地下の坑道には至る所で有毒ガスが発生しているなど、いずれも危険地帯である事には変わりない。
アレックスの研究所
鉱山の坑道の最深部に造られた研究施設。バリー編における最後の舞台。
ザインにおけるt-Phobosウィルス研究・開発の本拠点であり、内部には洋館事件の洋館を思わせる古風かつ豪華絢爛な内装を施したエリアや、多数のレヴェナントが収められたカプセルが点在する研究室などが存在する。そこを抜けた深奥部には、多数の不気味な人形と蝋燭が飾られた異様な洞窟と、アレックスが待つ巨大な空間が広がっている。
岸壁
アレックスの研究所から脱出した先に広がる断崖絶壁の岩場。
本作における最終決戦の舞台。

登場クリーチャー[編集]

本作に登場するクリーチャーは、大きく分けてt-Phobosとウロボロス・ウィルスによって生み出された、もしくは、感染して自然発生した物に分けられる。

t-Phobos系統[編集]

アフリクテッド (Afflicted)
謎の島や収容所でクレアとモイラを襲撃する狂人。非常に凶暴な性質を持ち、生きた人間を見つけると容赦なく襲い掛かり、殺害する。
さらわれた島民がt-Phobosを投与させられ、拷問を受け続けて苦痛と恐怖を味わわされた結果、変異した姿。目は赤く、全身には針金を巻きつけたり、釘を刺されていたり、所々で裂傷や切り傷があったりと痛々しい姿をしている。
ウィルスに脳を破壊されているため、既に人間としての自我と理性は失われている。しかし、手にした鈍器等を使って相手に殴り掛かる程度の知能は残っている模様。また、筋肉組織の劣化は進んでいないため、走ることも可能。
頭に赤い腫瘍を持つ個体も存在しており、そこを攻撃すると、赤い膿を飛び散らせ、死亡する。更にこの赤い膿は通常の攻撃では破壊できず、そのまま残しておくと、近付いてきた者を感知して膨れ上がって破裂してダメージを受ける。除去するにはモイラの持つライトを照射する必要がある。
倒されると、スプローダーに変化して蘇生する個体も存在する。
アフリクテッドは英語で「負傷者」を意味する。
アイアンヘッド (Iron Head)
英語で「鉄の頭」を意味する名の通り、頭を鉄兜で覆い隠し、巨大な斧状の武器で武装したアフリクテッド。
アフリクテッド同様、身体には大きな切り傷を金属部品で無理矢理、繋ぎ合わせられたような痛々しい姿をしている。
素体は鉱山で働いていた鉱夫である為、通常のアフリクテッドと比べて一回りほど大きな体格をしており、動作は遅いものの、体格に見合った高い体力、攻撃力を持ち、頭に被った鉄兜によって銃弾をも防いでしまう。
シスト(Cyst)
施設の床や地面、赤い膿が付いたアフリクテッドの頭部を攻撃して倒した際に発生する膿疱状の塊。
t-Phobosが漏洩した不衛生な環境下で、ある菌が変異を起こし、異常な発達を遂げた粘菌の一種。外部刺激を受けると、急激に膨張し、破裂してしまう。
膿が付いたアフリクテッドが頭部に攻撃を受けて、即死した際に生じた個体は一定時間が経過するか、特定の扉を開けるまでは近付いても、破裂せず、どんな武器を使っても倒せないが、モイラの持つライトを照射するか、ナタリアの投石で離れて破裂させるかで消滅させられる。また、クレア編で出現させた際、消滅させておかなければ、バリー編でも必ず残ってしまうため、思わぬトラップになり得る。
シストは英語で「包嚢」を意味する。
スプローダー (Sploder)
アフリクテッドの変異種。体内にシストと同類の菌が入り込み、増殖することで、変化したもの。
非常に巨大な腫瘍が身体を覆っており、アフリクテッドよりも、非常に醜悪な外見を持つ。
腫瘍は外部刺激を受けるにつれて膨れ上がり、最終的には爆発するが、その際に周囲へ毒性のある体液を撒き散らす。また、それに至らなくても外敵を見つけると任意で破裂させることもできる。
ロトン (Rotten)
アフリクテッドが更にウィルスの影響を受け、変化したもの。アフリクテッド同様、生きた人間を見つけると容赦なく襲い掛かる。
アフリクテッドは体内のウィルスの作用により、新陳代謝が促進されており、徐々に人間の物とは全く別の組織に変化していく。結果、強靭な筋力を獲得するが、新陳代謝がほとんど行われない活動体になり、皮膚や肉は腐敗していくが、筋組織はほとんど維持されているため、骨格が露出した状態であっても問題なく活動できる。
ロトンは英語で「腐敗」を意味する。
オルトロス (Orthrus)
野生化して自生していた犬がt-Phobosに感染したことで変異し、誕生したクリーチャー。しかし、直接ウィルスを投与された個体も存在する模様。
背中に刺のようなものが複数刺さっているうえ、 顔付きは骸骨状に変わっており、犬の面影は一切なくなっている。また、頭にはずだ袋が被せられ、喉にはトラバサミが埋め込まれていて、これが牙の役割を果たす。
群れで行動し、縄張り意識が強いため、敵が縄張りに入ると集団で襲い掛かる。
名前の由来はケルベロスの弟から。
グラスプ (Glasp)
オルトロス同様、t-Phobosによって島内に自然発生したクリーチャー。肉塊のような不気味な身体を持つ。
かつては何らかの昆虫だったようであり、感染してから短いサイクルで世代交代が繰り返していった結果、現在のような姿に変化したもの。
体内から洩れ出るガスには他の生物の視神経に異常を与える作用があり、相手からは見ることができず、透明状態のまま動く。彼らがいる場合、プレイヤーの視界が揺めき、距離が近いほど強くなり、独特の音が聞こえてくる。更に近いと耳鳴りのような音が聞こえるようになる。煙幕ビンを使った時や、倒して死骸になった際にその姿を見る事が出来る。
バリー編では、ナタリアの能力で位置を簡単に捕捉できるが、クレア編では、相手の捕捉に制限があり、周囲にある段ボール等の物が不自然な動き方をしていないか確認しながら、戦う必要がある。
脚の力が非常に強く、捕えた獲物が人体程度の強度であれば簡単にへし折ってしまう。一度、人間が捕まると逃れられないばかりか脊椎を折られ、即死する。因みにその直後は大量の幼虫を獲物に撒き散らす。
レイドモードでは弱体化されており照準を合わせると姿を現す。
オオウデムシ(Giant Whip Spider)
アレックス率いる研究者一行が実験のために持ち込んだウデムシという熱帯に生息するクモの一種がt-Phobosに感染したことで巨大化し、そのまま島で自然繁殖したもの。
ウィルスの影響からか、第1脚が大きく長く発達しており、これを使って獲物に攻撃を仕掛けてくる。
本来はおとなしく、無害な生物だったが、ウィルスの影響を受け、非常に凶暴な性質に変化しており、自身の数十倍の大きさになる人間に対しても、臆することなく、襲い掛かる。
なお、島にはt-Phobosに感染していない通常のウデムシ(外見はオオウデムシと同じ)も自然繁殖しており、EXEP1 「ある戦いの記録」では食料のひとつとして捕獲する事ができる。
ヴォルケンブラバー (Vulcanblubber)
頭をボロボロの包帯で覆い、片手に炎のついた松明を持ち、反対の手に大きな火薬筒を抱えた巨大なアフリクテッドの一種。
その醜悪な外見に反して素体は女性であり、実験の過程で執拗な拷問を受けた結果、現在の姿となった。また、公式ガイドブックによると、ウィルス以外にも様々な薬物投与を受けていたことを示唆する内容が記述されている。
クレア編エピソード2のボスであり、以降のエピソードにも中ボスとして登場。
アフリクテッド同様、ある程度の知能は残されているようであり、遠距離では火薬筒から火炎弾を発射し、近距離では松明や火薬筒で殴りつける攻撃を行う。また、見かけに似合わず動きは素早く、その素早さと巨体を活かした突進攻撃や、松明で火薬筒を叩くことで仲間のアフリクテッドを呼び出すことができる。
発症ペドロ (Mutant Pedro)
アフリクテッドとの戦いの中で恐怖に耐え切れずにt-Phobosが発症した結果、クリーチャー化してしまったペドロ。
変異前の姿は留めているものの、片腕が盛り上がっており、身体中に眼球が形成されている。自我と理性は失われて凶暴になっており、意味をなさないうわ言を発しながら、変異前に入手していたドリルを振り回して暴れまわる。
クレア編とバリー編の双方に登場し、バリー編エピソード2のボスであるが、クレア編エピソード2で倒すことも可能。
元々アスリート並の身体能力を持っていた事や、発症の際、ある程度の抵抗を示したため、他のアフリクテッドよりも高い耐久力と運動性を兼ね揃えているうえ、先述通り発症前に入手していたドリルを武器としているために攻撃力も非常に高く、特にドリルを構えた状態で仕掛けてくる突進は即死攻撃でもある。
弱点は全身に複数個形成された眼だが、有効なのはその内の1つだけで、しかも弱点となる眼は攻撃を受ける度に変わる。ただし、ナタリアは弱点となる眼を看破することが可能。尚、弱点を狙わなくてもただ、攻撃をするだけでも撃退が可能。

ウロボロス系統[編集]

レヴェナント (Revenant)
複数の無機物や人間の身体、その一部を縫合させたものにウロボロス・ウィルスを投与して造り出されたB.O.W。アフリクテッドやロトンと同様に凶暴な性質を持つ。
無造作に体の部位が縫い付けられているため非常に醜悪な外見を持ち、耐久力も攻撃力も高い。
ウロボロス・ウィルスが形成したオレンジ色の「核」が中枢を担っており、これを破壊されると死亡する。
一見同じように見えるが、足の膝からもう一本足が突き出ていたり、腕が重なるように着いていたり、顔面が上下逆さまに繋ぎ合わされていたりと、個々で形状が微妙に違っており、中には金属の破片を片腕に取り込んで武器として扱っているものもいる。
レヴェナントの名前はフランス語で「(死んだ魂が)戻ってくる」、英語で「亡霊」をそれぞれ意味している。
スプラッシャー(Splasher)
レヴェナントの上位種にあたるクリーチャー。
レヴェナントの中でも、ウロボロス・ウィルスの増殖が特に活発的になり、腕部を形成するパーツが特に肥大化した個体。
この腕の内部には、腐敗の影響で毒性が極めて高い膿が大量に詰まっており、これを撒き散らして攻撃する事から、この名が付けられた。
スプラッシャーとは、英語で「撒き散らす者」を指す。
スリンガー (Slinger)
体内に大量の死体を有するレヴェナントの特殊変異体。
ウロボロス・ウィルスが持つ爆裂的な細胞分裂と、増殖作用により、上半身が巨大な肉塊のように肥大化しており、頭部は片腕と一体化してその先に形成される肉塊を造り出す器官と化している。
体内にある死体のパーツとウロボロス・ウィルスの細胞分裂、増殖作用を利用し、肉塊を形成、遠距離からその肉塊を腕部に集束させて投げつけて攻撃してくる。この肉塊を喰らうと視界不良になり、少しの間周りが見えなくなる。
また、捕食対象者に向けて狙いを定め、遠距離攻撃を仕掛ける様子から、他のレヴェナントとは違い、ある程度の知覚認識能力があることが伺える。
弱点はレヴェナント同様、オレンジ色の核でここを破壊されると即死する。
スリンガーは英語で「投げる者」を意味する。
変異ニール (Monster Neil)
オーバーシア(アレックス)の手でウロボロス・ウィルスを投与された結果、クリーチャー化してしまったニール。クレア編エピソード3のボスであるが、エピソード4にはボス戦がない為、実質このクリーチャーがクレア編における最終ボスである。
『5』に登場したウロボロスウィルス由来のクリーチャーと違って、形こそ辛うじて人型をとどめているが、過去作に登場したタイラントのような巨大かつ筋骨隆々な身体へと変化している。これは、アルバート・ウェスカー程ではなかったものの、適合者の遺伝子に限りなく近い遺伝子であったため、異形ながらもウィルスの増殖をある程度抑え込む力があり、人の形を留められている。
自我はある程度残っている模様で、戦闘中にクレアたちに自らの本心を打ち明ける。
序盤はその巨体を活かしたパンチや体当たりなどを仕掛け、ある程度ダメージを与えるとウロボロスウィルスの最大の特徴であるヒルのような嚢胞で片腕を覆い、鞭のような形状に変化させたうえで攻撃を加えてくる。また、ヴォルケンブラバー同様、その巨体に反して動きは非常に素早く、ある程度距離をとっていても走って詰め寄られてしまう。
過去に登場したウロボロス系統クリーチャーと同様に炎が弱点で、戦闘エリアに配置されているコンテナを爆破してその炎を浴びると熱暴走状態になり、弱点であるオレンジ色のコアを露出させる。また、熱がって近くの配水パイプを破壊し、それに背を向けて水を浴びようとするため、コアが無防備に露出して尚且つ、攻撃してこないため大きな隙が生じる。
ドルーガ (Dhurlga)
レヴェナントに更なる改造を加えた事で、より力と醜悪さが増大したクリーチャー。バリー編エピソード3のボスであり、エピソード4にも中ボスとして登場。
人間のような下半身の上に巨大な「核」がある。複数人分の遺体が寄せ集まって形成されたとうかがえる、キノコのような形の肉塊と化した上半身の表面にはいくつもの人間の顔が浮かび、中心から多数の嚢胞が生えた鋏状の巨大な触手が伸びている。
ウロボロス・ウィルスによって形成された中央の黒い触手は弾丸を弾いてしまうほどに強固なために攻撃が通用せず、これを利用して盾の要領で銃弾を防ぐ上、なぎ払いの攻撃も強力。更にこの触手に掴まれると振りほどけないため、一撃でやられてしまう。レヴェナントと同様に核を重点的に狙って攻撃していく必要がある。火炎瓶などの炎で攻撃すると中央の触手を残して核がむき出しになり、狙いやすくなるが、逆に触手を使った即死攻撃を仕掛けることが多くなるため、注意しながら戦う必要性が出てくる。
エピソード3で最初にバリー達を襲った個体は、行方不明になっていたエフゲニーの娘イリーナが素体である事が、遭遇直前に入手できるファイルの内容から伺える。
変異アレックス(Monster Alex
アレックス・ウェスカーが、ナタリアを完全に葬り去るため、ウロボロス・ウィルスを自身に投与して変異した姿。バリー編エピソード4のボスであり、本作の最終ボス。大きく分けて2形態存在する。
第1形態
背骨が異常に発達し、体格もかなり大きくなっており、長くなった手足を駆使して壁を昇ったり、ダクトの中や上を移動したり、攻撃に使ったりする。また、煙幕を発射して視界を妨げたり、毒ガスを発射して攻撃もする。
ウィルス膿疱に飲み込まれていない事、異形ながらも人型を保っている事から、ニール同様、ウィルスに適合できる条件にかなり近かった模様。更にニールよりもその条件に近かったためか、序盤戦の時点では膿疱が一切見受けられない。それもあって自我は残っているが、ひたすらナタリアに対しての憎しみの言葉を吐き出し、執拗に攻撃を加える。
弱点は他のウロボロス系クリーチャー同様、オレンジ色の核となっている。
バッドエンディングでは、アレックスとして覚醒したナタリアに殺されて終わるが、グッドエンディングのルートになると、下記の形態に変化する。
第2形態
モイラの銃撃を食らって倒れた後に、ダメージの影響でウィルスの暴走が起こり、黒い膿疱が身体中から出て身体が黒く変色し、目が不気味に赤く光り、更に醜悪な姿に変化した姿。
この姿になると戦いが若干延長になり、クレアとバリーが共同戦線を張る事になる。最早、自我が薄れているのか、この姿以降は言葉を発しなくなり、激しい咆哮を上げるのみになる。
基本的には、第1形態と同じ攻撃方法をとるが、ウィルスの触手が分離するようになる。地上でバリーが直接対決し、空中からクレアが援護する形になる。クレア操作中はオート操作のバリーがアレックスを引きつけて岸壁を走る。バリーが洞窟に入るとバリー視点に移行し、洞窟から出ると再びクレア視点に移る。これを繰り返して戦う。
一定のダメージを与えるとクレアがロケットランチャーを使用可能になり、これを命中させれば倒す事ができる。

レイドモードに登場するクリーチャー[編集]

ハンター(Hunter)
『1』から登場するバイオハザードシリーズお馴染みのクリーチャー[18]
かつて製薬会社アンブレラが開発したt-ウィルスを用いて、人間の受精卵に爬虫類の遺伝子を組み込んで開発されたB.O.W.。
敏捷な動作と高い運動能力に加え、簡単な命令を理解できる程度の知能を持ち、アンブレラがB.O.W.開発の上でも、初期の段階で開発に成功したB.O.W.の一つで、アンブレラが壊滅したあとも、前作『RV』でテロ組織ヴェルトロが「テラグリジア・パニック」に大量に投入するなどしている。
本作では、即死技の首狩りを行わず、やや弱体化されている。『RV』に登場した亜種であるファルファレルロは登場しない。
スキャグデッド(Scagdead)
『RV』に登場したクリーチャーで、2005年に発見されたt-Abyssに人間が感染する事によって生み出された"ウーズ"の一種であり、中でも、ウィルスに耐性のある人間が変異したもの。
宿主を支配するかのように、t-Abyss独自の新たな頭部が形成されており、全身が分厚い脂肪に覆われているため、耐久性が非常に高く、チェーンソーのように変形した右腕や、新たな頭部の牙を持つ。
基本的な攻撃方法や動作は、前作に登場したものに準ずる。
ナパドゥ(Napad)
『6』に登場したクリーチャー。
2012年に確認された"C-ウィルス"を人間に投与することによって誕生した"ジュアヴォ"が更にウィルスの影響で変異したもの。
巨大に膨れ上がった肉体は強固な外皮に覆われている。
ウィルスの影響で体温が非常に高く、それを逃がすため、常時全身から蒸気を発して熱を逃がしている。
基本的な攻撃方法や動作は、『6』のものに準ずる。
ラスラパンネ(Rasklapanje)
ナパドゥ同様、『6』に登場したクリーチャーで、C-ウィルスによって生み出される完全変異体の一種。その中でも、偶発的に誕生した完全変異体の中でも異質な存在のクリーチャー。
人型を形成している外皮の中に軟体生物状のものが本体であり、外皮はこれを保護するために形成されたもの。身体を任意で変形させられ、狭いダクトの中にも易々と入り込める。
特筆すべきはその異常な不死身性で、例え上半身、下半身が分かれたり、手が千切れたりしても平然と動き回り、再び融合して再生、繁殖のために執拗に獲物となる人間に襲い掛かる。
基本的な攻撃方法や動作は『6』に準ずる。が、『6』と違い即死攻撃を使わなくなり、何より普通に倒せる様になっており分裂した部分を倒すと再融合が不可能になるなどかなり弱体化されている。
処刑マジニ(Executioner Majini)
『5』に登場したクリーチャー。
かつて、南欧で確認された寄生生物"プラーガ"の改良版を寄生して生み出された"マジニ"の中でも、体格の優れた人間に寄生させて生み出されたもの。
その体格に見合った怪力を有しており、巨大な斧を軽々と振り回して攻撃し、分厚い脂肪に覆われた肉体は並大抵の武器では太刀打ち出来ない程の耐久性に優れる。かつて、アフリカ西部で起こったキジュジュ自治区におけるバイオテロ事件で、プラーガ投与を拒む人間を名の通り、処刑する役割を担っていた。
基本的な攻撃方法や動作は、『5』に準ずる。

登場武器[編集]

ハンドガン[編集]

シリーズお馴染みの基本武器、9x19mmパラベラム(あるいは9x18mmマカロフ)の弾薬を使う。

HG-MPM
クレア編のエピソード1で手に入る。HG-P10に比べて威力はこちらの方が低いも、スロット数が多い。
HG-P10
貫通性能のあるハンドガン、『5』でもH&K P8と同性能で登場した。クレア編のエピソード3で入手可能、ベレッタ92に次いでシリーズ恒例の武器でもある。
HG-SAMURAI EDGE
バリーの後継銃にして初期装備。かつてのハイパワーモデルが寿命を迎え、使用不能になったのをきっかけにアメリカ軍制式のM9ベースで作成された。老齢により銃弾も威力ダウンを余儀なくされたが、前のモデルと同様にロングマガジンを採用している。HG-MPMと性能は同じ。

HG-TRIPLE SHOT

  RAIDモード限定武器、『6』でも登場した火力の高い3点バーストのハンドガン。

ショットガン[編集]

12ゲージ弾薬を使用する散弾銃、狩猟用から軍・警察用の武器としてもお馴染みである。

SG-M147S
威力が高いが、装弾数は少ない。
SG-TAP194
威力とスロット数は少ないが、弾が散らばる範囲が広い上に装弾数も多い。

SG-HYDRA

  RAIDモード限定武器、水平3連式散弾銃。過去作でも登場した、シリーズ恒例でもある。

SG-DRAKE

  RAIDモード限定武器、水平2連式散弾銃。

マシンピストル[編集]

実質的にはサブマシンガン的位置付けの武器、主に軍や警察の特殊部隊での使用が一般的。

MP-AB50
『6』でも登場したクレア編で入手できる武器。RAIDモードではロングマガジンのMP-AB50Gが登場する。
MP-AF
同じく『6』でも登場したマシンピストル、貫通性能がある。
MP-CHICAGO TYPEWRITER
『4』でも登場した同じ名称のマシンガン、反動が大きくスロット数が少ないのが欠点。ボーナス武器ではあるが、EX武器ではないためランクに反映される。

アサルトライフル[編集]

軍用として最も有名な武器のカテゴリー。

AR-NSR47
バリーの初期装備。威力はAR-AK-7に比べて大きいもののスロット数が一つ少ない。
AR-AK-7
『5』でもマシンガンのカテゴリーでAK-74の実名で登場した。AR-NSR47に比べてスロットが1つ多いが、威力は低い。

AR-HIGH ROLLER

  RAIDモード限定武器、上記AK-7のゴールドモデル。

スナイパーライフル[編集]

散弾銃と同じく狩猟用から軍・警察用まで幅広い用途のある狙撃銃、威力にも優れ貫通力も高い。

SR-M1891/30
ボルトアクション式。1発撃つごとにスコープから顔を離すため、SVDよりも追撃しづらいが威力は高い。
SR-SVD
『5』でもドラグノフの実名で登場した。セミオート式で連射は効く、しかし威力はSR-M1891/30より劣る。

SR-AMR

  RAIDモード限定武器、『6』でも登場した高威力の対物ライフル。ただしリロードが不可能という欠陥がある。

SR-MURAMASA

  RAIDモード限定武器、火縄銃をモデルとしたボルトアクション式の高威力ライフル。名前の由来は妖刀の名で知られている「村正」から。

マグナム[編集]

シリーズ恒例の高威力武器デザートイーグルなどの半自動式拳銃の登場は無くいずれも大型リボルバーを使用する。

MG-PYTHON
バリーの相棒とも呼べる武器で初期装備、『1』でもコルト・パイソンの実名で登場した。
MG-MODEL329
クレア編で入手できる武器。『3』ではM629C、『5』でもS&W M29の実名で登場した。威力はMG-PYTHONより強い。
MG-2005M
マグナムの中では一番威力のある武器、シリーズ中唯一のオートマチックリボルバーである。

MG-ANACONDA

  RAIDモード限定武器、威力は折り紙つき。リメイク版の『1』でもバリーの.44マグナムの名称で登場した。

MG-PALE RIDER

  RAIDモード限定武器、ライフルのような長い銃身を持っている。

ロケットランチャー[編集]

ROCKET LAUNCHER
バリー編エピソード4の最後で、アレックスにある程度ダメージを与えるとクレアパート時のみ登場し使えるようになる。弾数は無限。特定の条件を満たせば、その他のエピソードでも使用出来るようになる。『4』から登場しているロケットランチャーと同じバズーカ砲である。

その他[編集]

BOWGUN
ゲームをノーマル以上クリアすると解放する隠し武器。威力は低いが、矢を無限に撃つことができる。
MEAT GRINDER
ゲームをサバイバルでクリアすると解放する。ペドロが使っていた隠し武器で、リーチはないものの圧倒的な攻撃力があり無限に使用出来る。
BUBBLE GUN
タイムリミットモードをクリアすると解放する。ナタリア専用の武器で、敵の動きを封じる事ができる。
KATANA
インビジブルモードをクリアすると解放する。モイラ専用の武器でバールの代わりとなっている。威力はバール以上。

キーワード[編集]

テラセイブ (Terra Save)
1998年に起こったラクーンシティ壊滅をきっかけに立ち上げられたNGO団体。主な活動内容は
  • 「バイオテロ・薬害事件を秘匿・隠蔽する企業や組織を糾弾・告発すること」
  • 「バイオテロ・薬害事件に遭った被害者や犠牲者を支援・救済すること」
の2つである。
変身
フランツ・カフカの小説。劇中ではカフカの作品の一節が引用されることが多く、「変身」に関しては最も引用されている。
ブレスレット (Bracelet)
収容所へ収監された者たちの手首に付けられたブレスレット。コンセプトティザー・ムービー[19]で、緑色に光るブレスレットを装着した普通の人間や、赤色に光るブレスレットを装着した異様な姿の人間を見ることができ、監視者曰く「装着者が恐怖を感じることで、光色が変化する」とのことだが、作中で閲覧できるとあるファイルによると、この色の変化の原理は被験者の感情の変化に伴うアドレナリンノルアドレナリンの分泌量による恐怖の度合いによるものとある。ブレスレットの色は以下の4パターンが存在する。
  • 緑 - 正常(冷静を保てた状態)
  • 橙 - 緊張
  • 赤(点滅) - 恐怖
  • 赤 - 発症
t-Phobosウィルスの発症状況を把握するものだが、あくまでもt-Phobos用であるため、他のウィルスが投与されていた場合にはその把握はできない。
転生の儀
オズウェル・E・スペンサーが求めていた不老不死の研究の結果の一つとされる。アレックス・ウェスカーはこの研究に従事していたが強奪した。アレックスが研究を続けた結果、人格の移植という形で生きながらえる結論に辿り着き、恐怖を克服した人間こそ、転生の儀に耐えられる素体という研究結果から、実験場としてザインの地を選択し住民を根絶やしにするまでに至った。
転生の儀に相応しい人間とは、t-Phobosを投与された後に与えられる「精神的な強い負荷」に屈しない人間である。ナタリアはテラグリジア・パニックで両親を失った過去から恐怖の感情が欠落していたため、アレックスが求めていた素体としての条件に一致していた。
アレックスの研究メモによると転生の儀に際しては移植後から半年間は定着期間として安静にする必要がある。
t-Phobos(ティーフォボス)
収容所で開発されたウィルス。従来のt-ウィルスよりも改良されt-ウィルスが持つ致死性は抑え込まれている。「精神的な強い負荷」つまり恐怖で発症する仕組み。恐怖を感じた際に脳から分泌されるノルアドレナリンにウィルスが反応し、発症する。
発症した人間は瞬く間に自我と理性を失い、アフリクテッドと呼ばれるクリーチャーに変化する。また、そのウィルスの性質上、恐怖を与えるために受けた拷問で身体中が傷や有刺鉄線を巻かれたような痛々しい姿をしている。また、更にウィルスの侵食と汚染を受けると、体が激しい新陳代謝と新たに細胞が作られなくなった影響で、全身が腐敗していき、最終的にはゾンビに似た、ロトンと呼ばれるクリーチャーに姿を変えさせる。
女性には基本的に適応しないらしく、そのほとんどは感染後に死亡しているが、稀に適応できる人物もおり、その場合、ヴォルケンブラバーの様な、より強力なクリーチャーへと変異する。
アレックスが研究している転生の儀に耐えられる人間を選別するためのふるいとして開発された。
ウロボロス・ウィルス
本作の2年前にアフリカにて、アルバート・ウェスカーが、製薬企業『トライセル』を利用して開発したウィルス。
投与した生物を劇的に進化させるが、適合出来なければ、ウィルスが暴走し、嚢胞を形成、感染者を覆い尽くして不定形のクリーチャーへと変えてしまう。ありとあらゆる有機物を吸収して成長、増殖していくため、一度漏洩してしまうとその場がウィルスに汚染される。
本作でのこのウィルス由来のクリーチャーは『5』の時とは違い、全身が膿疱に覆われた個体は一切登場していない。

出典[編集]

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  1. ^ 株式会社カプコン | ミリオンセールスタイトル一覧:
  2. ^ 「2015年ソフト販売数TOP100(2014年12月29日~2015年12月27日)」、『週刊ファミ通』第1415巻2016年1/28号、2016年1月14日、 6-9頁。
  3. ^ 「2015年ソフト販売数TOP100(2014年12月29日~2015年12月27日)」、『週刊ファミ通』第1415巻2016年1/28号、2016年1月14日、 6-9頁。
  4. ^ 「うたわれるもの 偽りの仮面」合計5万5000本。「限界凸起 モエロクリスタル」などの新作もランクインの「ゲームソフト週間販売ランキング+」”. 4Gamer.net. Aetas. 2015年10月5日閲覧。
  5. ^ 『バイオハザード リベレーションズ2』プレイステーションVita版の発売日が9月17日に決定”. ファミ通.com (2015年7月24日). 2015年7月24日閲覧。
  6. ^ バイオハザード リベレーションズ2 アルティマニアバイオハザード総合公式サイト
  7. ^ 『バイオハザード リベレーションズ2』スペシャルインタビュー”. ファミ通.com (2014年9月17日). 2015年5月13日閲覧。
  8. ^ a b 『バイオハザード リベレーションズ2』開発陣インタビュー完全版”. ファミ通.com (2014年12月25日). 2015年5月13日閲覧。
  9. ^ ゲーム小分け商法、成功なるか バイオハザードを4分割”. 朝日新聞デジタル (2014年11月21日). 2015年3月21日閲覧。記事中では「ゲームでは初めて」とあるが、2013年にバンダイナムコゲームスの『スーパーロボット大戦Operation Extend』が同様の販売手法を行っている。
  10. ^ 『バイオハザード リベレーションズ2』の“レイドモード”オンライン協力プレイが3月31日解禁!”. 電撃オンライン (2015年3月16日). 2015年3月22日閲覧。
  11. ^ a b クレアの新たなヒロイン像を描きたい――いまだ謎多き「バイオハザード リベレーションズ2」について,安保康弘氏,岡部眞輝氏,川田将央氏に聞いた”. 4Gamer.net (2014年9月17日). 2015年3月28日閲覧。
  12. ^ PS3版「バイオハザード リベレーションズ2」オンライン協力プレイの招待を受けるとタイトル画面に戻される現象について”. 株式会社カプコン (2015年4月15日). 2015年4月17日閲覧。
  13. ^ 「バイオハザード リベレーションズ2」ストーリーモードで武器が増殖する不具合について”. 株式会社カプコン (2015年5月21日). 2015年5月24日閲覧。
  14. ^ 超絶難易度のレイドモードに挑戦せよ!超レイド祭”. カプコン (2015年4月17日). 2015年4月17日閲覧。
  15. ^ 「超レイド祭!」終了!連動イベントに特別報酬を追加!”. カプコン (2015年4月27日). 2015年4月27日閲覧。
  16. ^ 但し、不安や驚きと言った感情は普通にある為、普段の言動だけではその異常性には気付きにくい。
  17. ^ a b c レイドモードキャラクター用の追加衣装4種が追加されるタイトルアップデートが配信開始”. ファミ通.com (2015年4月24日). 2015年4月25日閲覧。
  18. ^ 『バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ』プレイインプレッション”. ファミ通.com (2012年4月26日). 2015年4月18日閲覧。
  19. ^ BIOHAZARD REVELATIONS 2 Concept Teaser 2015年2月20日閲覧。

外部リンク[編集]