西村キヌ

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西村 キヌ (にしむら キヌ、1969年 - )は、日本イラストレーターキャラクターデザイナーゲームクリエイター。元株式会社カプコン専属のデザイナー、現在はフリー。兵庫県出身。血液型A型。女性。

人物[編集]

幼少時より絵を描くの好きで、中学1年生のときに湖川友謙が描いた『戦闘メカ ザブングル』の水彩タッチのイラストに影響を受け、中学2年で「何かしら絵に関する仕事がしたい」と志し、デザイン科のある高校に入学。京都芸術短期大学芸術学部日本画科在学中に、弟が買っていたゲーム雑誌『ゲーメスト』掲載の安田朗が描いた『ファイナルファイト』や『マジックソード』のイラストに感銘を受け、ゲーム業界に興味を持つことになる。

大学卒業後の1991年に株式会社カプコンに入社。同社デザイン室発足時から数々のタイトルに関わっており、ゲームの販促用イラストおよびキャラクターデザインを担当。特にストリートファイターシリーズは西村にとって印象深い作品であるという。ペンネームの由来は母方の祖母の名前から。愛称はキヌ先生

来歴[編集]

1991年
1992年
  • 1月、同社デザイン室に転属。
  • VARTH』でキャラクターデザインを担当[3]
  • 『ストリートファイターIIダッシュ』の販促用イラストを担当。
  • 『ストリートファイターIIダッシュターボ』のメインイラストを担当。のちにスーパーファミコン版のパッケージにも使用された。
1993年
  • 『スーパーストリートファイターII』のメインイラストを担当。
1994年
  • 『スーパーストリートファイターIIX』の販促用イラストを担当。
  • パワードギア』でキャラクターデザインを担当。ゲーム中に登場するキャラクターとしては初のデザインとなった[4]
1995年
  • 『パワードギア』の続編となる『サイバーボッツ』でキャラクターデザインを担当。ゲーム中に登場する全キャラクターをデザインした。のちに発売されたセガサターン版限定BOXには西村キヌによるオリジナル漫画も同梱された。
1996年
1997年
1998年
  • 恋愛シミュレーションゲーム『ときめきレクイエム(仮)』を原案企画するが没となる。同企画は「主人公の女の子となり、お目当ての彼氏をゲットする」という、コナミときめきメモリアル』のいわゆる女版であった。没にしたのは同じ部署にいた安田明による判断で、『サイバーボッツ』にて、売れ行きに上限がある企画に対し、必要以上に販促物を凝ってデコレーション暴走を起こしたことが要因であるという[5]
1999年
2000年
2002年
  • 社外の仕事として初めてサンライズのアニメ『OVERMANキングゲイナー』に参加。ゲイン、コナ、ミイヤなどのキャラクターおよび衣装デザイン、販促用イラストなどを担当した。当時は中村嘉宏吉田健一と一緒に合宿を組んで、デザイン作業を行った。
  • 月刊ニュータイプ』2002年9月号にて小説『OVERMAN KING GAINER』(富野由悠季著)が連載開始され、挿絵を担当した。(※2003年2月号まで全6話)
2003年
  • 東京、大阪、名古屋、広島の4会場で開催されたストリートファイター原画展の大阪会場で、森気楼、イケノ水戸椎土らカプコンデザインチームの面々がトークショーに出演する中、西村キヌだけ声のみで出演した。同イベントで版画『Girl-Fighting』を発表。版画の即売会も行われた。
  • シースリー2003にて版画『歴史の天使』を発表。
2004年
2005年
  • YAMATO社からフィギュアデザインを担当した『カプコンフィギュアコレクション:西村キヌ』が発売(オリジナルカラー6種&リペイントカラー6種、計12種)。
  • マックスファクトリーから『西村キヌコレクション:GIRL-FIGHTING』が発売(春麗さくらキャミィ、計3種)。
2006年
2007年
2008年
  • カプコンを退職。フリーになる[6]
2009年

作品リスト[編集]

関連[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 主にプレイヤーキャラクターを制作する部署。これに対し背景を制作するのがスクロール課。
  2. ^ 西村キヌ・森気楼 | Kinu Nishimura - Shinkiro
  3. ^ ただし同キャラクターは販促用イラストのみで、ゲーム中には登場しない。
  4. ^ メカは他のデザイナーによる。
  5. ^ [1] -2016年8月31日閲覧。
  6. ^ 西村キヌ・インタビュー

外部リンク[編集]