ロックマンX サイバーミッション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
ロックマンX サイバーミッション
ジャンル アクションゲーム
対応機種 ゲームボーイカラー[GBC]
ニンテンドー3DSバーチャルコンソール[VC]
開発元 カプコン
発売元 カプコン
人数 1人
メディア ロムカセット
発売日 日本の旗[GBC]2000年10月20日
アメリカ合衆国の旗[GBC]2001年1月11日
欧州連合の旗[GBC]2001年8月24日
日本の旗[VC]2013年12月4日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
テンプレートを表示

ロックマンX サイバーミッション』(ロックマンエックス サイバーミッション、ROCKMAN X CYBER MISSION)は、2000年10月20日カプコンから発売された全てのゲームボーイ共通のアクションゲームである。

概要[編集]

ロックマンXシリーズの番外編であり、初のゲームボーイ版。ロックマンワールド同様の方式で、『ロックマンX』、『ロックマンX2』のボスキャラクターが合わせて8体登場する(→ ボスキャラクター)。カプコンから発売された旧ゲームボーイ対応ソフトとしてはこれが最後となった。

ノーマルモード、ハードモード、エクストリームの3種類の難易度が存在し、モードによって選択可能なステージやボスが異なる。ステージの特定の地点で自動でデータがセーブされるオートセーブを採用。SFC版には登場しないオリジナルキャラクター(後述のミディやテクノ、シャドウハンター達)が登場し、本編でも人気の高いゼロが特殊武器という形で登場する(→ ゼロスクランブル)。また、SFC版から一部変更されている特殊武器がある。

ファンブック『ロクマガ』等に掲載されているシリーズの史表においては、まるでシリーズ第1作であるかのごとく一番上に表示されている。

ストーリー[編集]

『ロックマンX2』の事件の後のこと、ハンターベースのマザーコンピューターが不正アクセスを受け、書き換えられた偽りのデータによって世界中が混乱に陥ってしまう。エックスはコンピューターの天才であるレプリロイドミディと協力してマザーコンピューターの中にデータとして潜入。過去の強敵達を倒してマザーコンピューターを取り返そうとする。

データを書き換えていた犯人はミディの双子の兄弟レプリロイド、テクノだった。テクノはシグマに操られていたのだ。エックスはシグマの野望を喰い止められるのだろうか。

登場キャラクター[編集]

メインキャラクター[編集]

イレギュラーハンター[編集]

エックス(X)
イレギュラーハンター第17精鋭部隊の隊長を務めている青いレプリロイド。今回はマザーコンピューター内に巣くう謎の存在を倒すため、プログラムデータとしてサイバー空間内で戦うことになる。
ゼロ(Zero)
エックスの友人であり、特A級ハンターの実力者。プレイヤーキャラクターではないが、とあるアイテムを入手することで救援に駆けつけてくれる。時間軸的に直後に当たる『X3』では第0特殊部隊隊長のポストに就いているが、特に言及がないためこの作品の時点における所属部隊および役職は不明。
ミディ(Midi)
頭脳CPUを共有しているテクノの双子の弟。エックスとゼロを電脳世界へ案内するサポート役として協力する。頭脳CPUを共有しているため、ミディとテクノのうちどちらかが死ぬと、もう片方も死んでしまう。
ケイン博士(Dr.Cain)
レプリロイド工学の権威。イレギュラーハンターの創設者であり、エックスやゼロの良き理解者。ミディと共に、今回の事件の解決をサポートする。

シャドウハンター[編集]

ザイン(Zain)
シグマに抵抗していたが服従させられ、エックス達を攻撃・打倒するための駒としてサイバー空間に送り込まれる。重厚なアーマーに身を包み、身の丈ほどもある大剣を武器とする。
ギーメル(Geemel)
ザインの相棒。寡黙なザインとは対照的におしゃべりな性格で、また狡猾な戦い方を好む。一人称は「ミー」で、独特な笑い方をする。武器は巨大な手裏剣で、またのようなものに乗って上空から攻撃してきたりする。

その他のメインキャラクター[編集]

テクノ(Techno)
ミディの双子の兄。洗脳されてイレギュラー化し、シグマの指示でシャドウハンターに協力してハッキングを行った。エックスと直接戦闘を行うことはない。なお、ミディとテクノの出生については、レプリロイド研究施設で高性能のチップが開発された際、チップを2枚組み合わせて効率性を高めようとし、そのテストに使われたのがテクノである。テストは最終段階で失敗し、チップが1枚でも動くように改造され、再テストされて終了した。これと同時に量産型のチップもテストされ、この時の実験体がミディである。改造の際に、チップ同士のリンクが完全に外れていない事が分かったが、修正前にテクノがシグマに誘拐された。
VAVA(ヴァヴァ)
元イレギュラーハンター第17精鋭部隊所属であり、エックスやゼロの元同僚でもある。『ロックマンX』では悪役として登場したが、今回は「過去のデータ」であり、ストーリーに全く絡まないボスキャラクターとして登場する。オープニングステージにライドアーマーと共に出現する。
サーゲス(Sagesse)
カウンターハンターの1人。ヴァヴァと同じく、このサイバーミッションでは「過去のデータ」として登場したセリフなしのボスキャラクターで、ストーリーには一切絡んでいない。
シグマ(Σ/Sigma)
元イレギュラーハンター第17精鋭部隊隊長で、エックスとゼロの当時の上司。今回の事件にも絡んでいる存在。

ボスキャラクター[編集]

メインボス[編集]

斜体は異名。

ロックマンX』より
雪原の皇帝 アイシー・ペンギーゴ(Icy Penguigo)
ペンギン型レプリロイド。元々は第13極地部隊所属の特A級イレギュラーハンター。
天空の貴公子 ストーム・イーグリード(Storm Eagleed)
型レプリロイド。元々は第7空挺部隊の隊長を務めていた。
豪速拳の雷王 スパーク・マンドリラー(Spark Mandriller)
マンドリル型レプリロイド。元々は第17精鋭部隊所属の特A級イレギュラーハンター。
鋼鉄の甲弾闘士 アーマー・アルマージ(Armor Armarge)
アルマジロ型レプリロイド。元々は第8機甲部隊の隊長であった。
ロックマンX2』より
ヒートナックルチャンピオン フレイム・スタッガー(Flame Stagger)
負けず嫌いなシカ型レプリロイド。元々は最初の反乱に加わる前の第17精鋭部隊の一員。
夢の島の堕天使 メタモル・モスミーノス(Metamor Mothmeanos)
ミノガ型レプリロイド。他のレプリロイドの残骸を吸収する試作型レプリロイド。
紅のアサッシン マグネ・ヒャクレッガー(Magne Hyakulegger)
ムカデ型レプリロイド。元々は第0特殊部隊所属の忍者ハンター。
凶牙の重戦車 ホイール・アリゲイツ(Wheel Aligates) 
ワニ型レプリロイド。裏切り者として追われている前は第6艦隊の副隊長だった。

その他のボスキャラクター[編集]

ボスパイダー(Boss Spider)
クモ型メカニロイド。あみだくじ攻撃のほか、小クモを撒き散らしたりする。『ロックマンX』で登場したボス。
サーゲスタンク(Sagesse Tank)
サーゲスの乗った巨大戦車。4つの砲台を持ち、それぞれ違う弾(バウンド弾、ブーメラン弾、ホーミング弾、フォトン弾)を発射する。『ロックマンX2』で登場したボス。

特殊武器[編集]

入手ボス、特殊武器は同じだが、性能と仕様が若干変わっている。

名称の記述は「入手する特殊武器 - 所有するボス」とし、以下に述べる

ショットガンアイス(Shotgun Ice) - アイシー・ペンギーゴ
通常版 - 『ロックマンX』と同じ。
チャージ版 - 『ロックマンX』より小さく、貫通性があり、壁に当たると3回まで跳ね返るが、上に乗る事はできない。
ストームトルネード(Storm Tornado) - ストーム・イーグリード
通常版 - 基本的にSFC版と同じだが、竜巻が端まで伸びずに前進するようになり、性能は劣化している。
チャージ版 - 基本的にSFC版と同じ。
エレクトリックスパーク(Electric Spark) - スパーク・マンドリラー
通常版 - 基本的にSFC版と同じだが、坂道に当てても上下に分裂する。
チャージ版 - SFC版と同じ。
ラッシングバーナー(Rushing Burner)- フレイム・スタッガー
: 日本国外では「スピードバーナー(Speed Burner)」と表記される。
通常版 - 基本的に『X2』と同じだが、地上で使っても残り火が出なくなった。
チャージ版 - 『X2』と同じ。
ローリングシールド(Rolling Shield)- アーマー・アルマージ
通常版 - 基本的にSFC版と同じだが、敵の弾を消せなくなった。
チャージ版 - SFC版よりも強化されており、トゲも防げるようになり、無敵状態の敵に当たってもバリアが消滅しなくなった。
スクラップシュート(Scrap Shoot)-メタモル・モスミーノス
日本国外では「シルクショット(Silk Shot)」と表記される。
通常版 - 基本的に『X2』と同じだが、どのステージで使っても機械弾を発射するようになった。
チャージ版 - 基本的に『X2』と同じだが、射程が通常版と同じになった。
マグネットマイン(Magnet Mine)- マグネ・ヒャクレッガー
通常版 - 2発まで連射可能になったが、全弾設置すると、爆発するまで次の弾が撃てなくなる。軌道調整は2発一度に可能。
チャージ版 - スピードが上がったが、敵の弾を打ち消せなくなった。
スピンホイール(Spin Wheel)- ホイール・アリゲイツ
通常版 - 基本的に『X2』と同じだが、壁に当たっても跳ね返らなくなった。
チャージ版 - 基本的に『X2』と同じだが、貫通性が上がっている。

パワーアップ[編集]

今作では全ステージにカプセルが隠されていて、パーツ以外に「ゼロスクランブル」という、ゼロを呼び出して攻撃を行う武器が取得可能になっている。なお、今回は(GBなので)パーツをすべて集めないとカラーが変化しない。

パワーアップパーツ[編集]

ヘッドパーツ
頭突き「ヘッドクラッシュ」で特定のブロックを破壊できるようになる。
フットパーツ
壁蹴りで特定のブロックを破壊することができる。壁蹴りの飛距離がアップ(壁蹴りの際、常にダッシュジャンプ状態になる)。SFC版Xと違い、通常の壁蹴りとの使い分けは出来ない。
ボディパーツ
ダメージを半減する。
アームパーツ
フルチャージ段階が1段階アップ。特殊武器のチャージも可能になる。

裏パーツ[編集]

波動拳・昇龍拳
Xバスターを最大までチャージして、十字ボタンの下を押しながらBで波動拳、上を押しながらBで昇龍拳を使用できる。地上でしか使えない。SFC版ほどの威力は無いが、その代わりにライフが減っていても関係なく使えるという利点もある。ボスに対してはやや効果が薄い。なお、パーツがフル装備でないとカプセルが出現しない(パーツ以外のアイテムは取り忘れがあってもOK)

ゼロスクランブル[編集]

ゼロスクランブルには専用のエネルギーゲージが存在し、各技を使用する事でエネルギーを消費する(最大28メモリ)。回復アイテムでは補給できないが、ステージを出れば自動的に全回復する。

ライジング
エネルギーを4消費。『ロックマンX4』の龍炎刃などと同じモーションで、上方向を攻撃する。ザコ敵なら一撃で倒せる。
ダッシュ
エネルギーを6消費。エックスの前方の敵を攻撃。モーションは『X4』の疾風牙などと同じ。ザコ敵なら一撃で倒せる。
アースゲイザー
エネルギーを10消費。画面全体の敵を攻撃。モーションは『X4』の落鳳破などと同じ。ザコ敵なら一撃で倒せる。
ファイナル
エネルギーを20消費。1体の敵を確実にしとめる。ボスには大ダメージを与える。

外部リンク[編集]