ゼルダの伝説 ふしぎの木の実

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ゼルダの伝説シリーズ > ゼルダの伝説 ふしぎの木の実

ゼルダの伝説 ふしぎの木の実』(ゼルダのでんせつ ふしぎのきのみ)は、2001年2月27日任天堂から発売されたゲームボーイカラーアクションアドベンチャーゲーム。略称は「木の実」など。

概要[編集]

任天堂とカプコンの共同開発であり、ゼルダの伝説シリーズとしては初めての試みとなった。ゲームボーイアドバンスの発売間近で発売された事から、本作をゲームボーイアドバンスで起動すると画質が多少向上し、「アドバンスショップ」という店が開店する要素が存在する。

本作は『ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 大地の章』(―だいちのしょう、英題:The Legend of Zelda: Oracle of Seasons)、『ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 時空の章』(―じくうのしょう、英題:The Legend of Zelda: Oracle of Ages)の2作品からなり、タイトルこそ似ているが、一部を除きストーリー、マップ、ダンジョン等の内容は完全に異なる。両作品共に「指輪」と「木の実」が大きなキーワードで、本作での重要な要素となっている。

公式ホームページには「お互いをつなぐ(リンクする)ことによって、さらに深く冒険の世界を楽しめる」と書かれているように、1つのゲームだけでも楽しめる内容となっているが、片方の章をクリアした後、もう片方の章を「リンクシステム」でつなぐ事でクリアした側の章のストーリーが継承され、真のエンディングが見られるようになる(後述)。

当初は力の章勇気の章知恵の章の3作品構成だったが、力の章が大地の章となり、知恵の章が時空の章の2作品に変更された[1]

また、初代『ゼルダの伝説』を彷彿とさせる要素が散見される。これは本作がそもそも初代をゲームボーイに移植・リメイクするための企画として始まっているからで[2]、特に『大地の章』においてはそれが顕著であり、ダンジョンのボスはほぼ全てが初代からの流用である。

2013年2月27日から、ニンテンドー3DSバーチャルコンソールとして配信が開始された。しかし、アドバンスショップには入る事が出来ない為、指輪のコンプリートが事実上不可能になっている。

大地の章[編集]

ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 大地の章
The Legend of Zelda: Oracle of Seasons
ジャンル アクションアドベンチャーゲーム
対応機種 ゲームボーイカラー
ニンテンドー3DSバーチャルコンソール
開発元 カプコン
発売元 任天堂
プロデューサー 船水紀孝
ディレクター 藤林秀麿
デザイナー 藤林秀麿
シナリオ 曽田博久
音楽 足立美奈子
近藤浩治
美術 中野祐輔
人数 1人
メディア カートリッジ
発売日 GBC版
日本の旗 2001年2月27日
アメリカ合衆国の旗 2001年5月14日
欧州連合の旗 2001年10月5日
VC(3DS)
日本の旗2013年2月27日
アメリカ合衆国の旗欧州連合の旗 2013年5月30日
デバイス 通信ケーブル対応
売上本数 日本の旗 約37万本
世界 約396万本
その他 ゲームボーイカラー専用カートリッジ
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大地の章のあらすじ[編集]

深い森に埋もれたある神殿にたどり着いたリンクは、神殿内のトライフォースから試練を受ける事になり、リンクは気がつくと、ホロドラムという地方の森の中にいた。

そこでリンクは大地の巫女ディンと出会うが、直後にディンは闇の将軍ゴルゴンにさらわれてしまい、さらにゴルゴンは四季を乱して大地の恵みを奪ってしまう。リンクはディンを救い出し、乱れた季節を取り戻す為に冒険へと出かける。

大地の章のゲーム内容[編集]

「大地のことわり」を全て集めディンを救い出し、ゴルゴンを倒す事で季節を取り戻すことが目的で、四季のロッドで季節を変えながら謎を解いてゆく。たとえば、にのみ咲く花を利用したり、になると枯れ木の道が開き、水が凍る事で水面上を通れるようになる。この他にもいろいろなアイテムを駆使し冒険する。

時空の章と比較すると全体的にアクション面が重視された内容で、大がかりな仕掛けやダイナミックなボス戦などが特徴。

大地の章の主な登場キャラクター[編集]

『時空の章』にも登場するキャラクターも登場するが、その場合は一部を除き説明を割愛する。

リンク (Link)
本作の主人公。経緯は不明だが、神殿のトライフォースに触れた途端ホロドラム(時空の章の場合はラブレンヌ)に飛ばされてしまう。左手に聖なる紋章の痣を持つ。
ディン (Din)
気を失っていたリンクを助けた踊り子。その正体はホロドラムの四季を司る大地の巫女で、正体を知ったゴルゴンにさらわれてしまう。彼女が封印された事により四季の神殿は地の底へと沈み、ホロドラムの四季は乱れ、大地が荒れ果ててしまう。エンディングでリンクに解放され、再会を果たした。
ゴルゴン (Onox, Gorgon)
闇の将軍。ツインローバの命令で、3つの炎の内の「滅びの炎」を集めるためにディンを封印し、ホロドラムの四季を乱した。鎧を身にまとった大男のような姿をしているが、本来は巨大な竜の姿をしている。
マカの木 (Maku Tree)
ホロドラムを守る神木。少しとぼけた性格で、常に眠っている。話を聞くためには鼻ちょうちんを剣で割る必要がある。
ゼルダ姫 (Princess Zelda)
ハイラルの王女で、人々の希望の象徴。リンクシステムを用いる事で登場する。
「希望」の象徴である彼女をさらう事で、3つの炎の内の「絶望の炎」を灯し、生け贄に捧げることでガノンは復活を果たす為、ツインローバが狙っている。
インパ (Impa)
ゼルダ姫の乳母。リンクに様々な助言を与え、彼に協力する。
メイプル (Maple)
魔法使いの見習い。箒にまたがって飛行するがうまく飛べないらしく、一定の確率でマップに登場し、リンクに衝突をしてくる。衝突した後のアイテム争奪戦でリンクが勝ち続けると、次第に掃除機UFOに乗って現れるようになる。
ボスブリン (Bossblin)
ブタブリン達のボス。水びたしの村の近くに要塞を建設し、城で爆弾を製造している。
ペックとラミン (Peck and Ramin)
ホロドラムに住んでいる夫婦。ガチャの実について詳しい。
タロンとマロン (Talon and Malon)
コッコというニワトリを飼っている親子。父タロンはコッコ山に行ったきり帰ってこない為、彼女一人でコッコ達の世話をしている。
ソクラ
歌人であり予言者。リンクの行く場所にいることが多く、話しかけると冒険のアドバイスをもらえる。
船長 (Captain)
骸骨たちの海賊を率いる船長。元は普通の人間だったが、死んでもなおクルー達と骸骨になって生き続けている。
ルール村長
ガチャの実に夢中な村長。
ウーラ族 (Subrosian)
ホロドラムとは違う別の世界に住む民族で、語尾に「ウラ」を付ける。彼等が住む世界には溶岩が満ちており、溶岩と共に生活をしている。ディンが封印された後に沈んだ四季の神殿は、彼等の世界に落ちていた。
ゴロン族 (Goron)
ゴロン山に住む民族。語尾に「ゴロ」を付ける。
ダイゴロン
巨大なゴロン族。大きすぎて洞窟に入れない為、風邪を引いてしまう。
カーノ
指輪の鑑定士だが、オカマのような口調で喋る。
リッキー (Ricky)
グローブをつけたカンガルー。特定のイベントをクリアすると仲間になり、リンクをおなかのポケットに入れて移動し、穴や高い崖を飛び越える。Aボタンでパンチを放ち、ボタンを押し続けると竜巻パンチへと変化する。
ウィウィ (Dimitri)
子供の角竜で、頭部の角が折れている。特定のイベントをクリアすると仲間になり、リンクを背中に乗せて移動し、激流や滝を進めるようになる。丸まった状態であれば、パワーブレスレットで持ち上げる事も可能。
ムッシュ (Moosh)
翼が生えている青い。特定のイベントをクリアすると仲間になり、リンクを背中に乗せて移動し、ヒップアタックで攻撃する。また、短時間ながらも空を飛べるようになる。
シロップ (Syrup)
大魔法使いの老婆。薬などを売っており、メイプルとは師妹の関係。彼女の家へはある季節しか行くことが出来ない。

大地の章の町とダンジョン[編集]

先述の通り、各ダンジョンは時空の章と比べると(ボス戦も含め)全体的にアクション要素が強い。

  • ホロン村
  • ウーラ村
  • 水びたしの村
  • 勇者のどうくつ
  • LEVEL1 根っこのダンジョン
    • 中ボス : ブラザーゴーリア、ボス : アクオメンタス、ことわり : 土のめぐみ
  • LEVEL2 蛇のなきがら
    • 中ボス : マットフェイス、ボス : ドドンゴ、ことわり : 時のめぐみ
  • LEVEL3 どくがの巣穴
    • 中ボス : オームアイ、ボス : ガモス、ことわり : 太陽のめぐみ
  • LEVEL4 龍の舞うダンジョン
    • 中ボス : アグニマ、ボス : ゴーマ、ことわり : 雨のめぐみ
  • LEVEL5 一角獣のどうくつ
    • 中ボス : サイガー、ボス : デグドガ、ことわり : 温もりのめぐみ
  • LEVEL6 古代の遺跡
    • 中ボス : バイア、ボス : テスチタート、ことわり : 風のめぐみ
  • LEVEL7 冒険者の墓
    • 中ボス : マーガレット&エイミー、ボス : グリオーク、ことわり : 実のめぐみ
  • LEVEL8 剣と盾のダンジョン
    • 中ボス : ファイス、ボス : メデロック、ことわり : 四季のめぐみ
  • ゴルゴン城
    • ボス : ゴルゴン

大地の章のアイテム[編集]

以下は、装備して使用できるアイテムを記述する。

剣(LV1ウッドソード・LV2ホワイトソード・LV3マスターソード)
リンクの基本装備。敵を攻撃したり、草を刈る事が出来る。装備したボタンを押し続ける事で、剣を突き出したまま移動することが出来る。さらにその状態を維持すると刀身にエネルギーが溜り、全方位に攻撃する「回転切り」を放つ。なお、通常攻撃では右下方向の攻撃は出来ない。
LV2へ強化すると剣の威力が上がり、ライフが満タンの時にビームを発射出来るようになる。LV3へと強化するには「リンクシステム」の合言葉を入手する必要がある。
盾(LV1木のたて・LV2鉄のたて・LV3かがみのたて)
敵やトラップ等から身を守る事ができ、LVが上がるごとに防げるものが増える。しかし、盾を使用しないと倒すことの出来ない敵や、盾を食べてしまう敵も存在し、食べられてしまった場合には、再度店で購入する事になる。
LV3へと強化するには「リンクシステム」の合言葉を入手する必要がある。
四季のロッド
切り株に乗り四季のロッドを振ることで、周辺の大地をその杖に宿る季節に変えることが出来る。物語を進めることで操れる四季が増えていく。切り株以外の場所でも四季のロッドを振ることは出来るが、敵に当たってもダメージを与えられない。
  • 春の力 : あたり一面に花が咲き、ふきあげ花(トランポリンのような花)やイワ花などの植物が咲き誇る。
  • 夏の力 : 木々が生い茂り、ツタ等の植物が発生する。また泉の水が干上がるといった、地形が大きく変わる事もある。
  • 秋の力 : 木々が紅葉し、岩きのこが熟す。落とし穴に落ち葉が積もり、その上を歩く事も可能。
  • 冬の力 : 雪が降り積もり、木々が枯れ、一部の泉が凍りつく。
木の実ぶくろ
ホロドラムに存在する不思議な木の実を入れておける袋。5種類の実を20個ずつ入れておくことが出来る。LVをあげる事で木の実の上限を増やすことが可能。
  • アチチの実 : 使用することで目の前に炎の塊を落とし、敵を燃やしたり、燭台に火を灯す。
  • イテテの実 : 使用すると目の前で割れ、敵をおびき寄せる匂いを放つ。
  • サッサの実 : 使用するとダッシュをする事ができ、この状態でジャンプをするといつもより遠くに飛べる。
  • ピューの実 : 使用するとホロドラムに存在する不思議の木のある場所にワープする。ただし、リンクが一度行った場所にしか行くことは出来ず、屋内では使えない。
  • ハテナの実 : 対象物に使用することで、様々な変化をもたらす。
ブーメラン(LV1ブーメラン・LV2マジカルブーメラン)
飛ばすと戻って来る飛び道具で、縦、横、斜めの8方向に跳ばせる。大抵の敵の動きを止められるが、一部の弱い敵や特定の敵なら当てて倒すことも可能。また、障害物などに当たるとリンクの元に戻ってくるが、その間ブーメランはあらゆる物を貫通する。
LV2になると威力、飛距離が格段に伸び、装備しているボタンを押しっぱなしにすることで、軌道を操ることが出来るようになる。
ロック鳥の羽根(LV1ロック鳥の羽根・LV2ハネマント)
水平方向にジャンプが可能になり、サッサの実を併用すれば飛距離を伸ばすことが出来る。
LV2になるとハネマントというアイテムに置き換わり、ジャンプ後に数秒間滑空移動が可能。
パチンコ(LV1パチンコ・LV2ハイパーパチンコ)
木の実を弾に4方向に放つことが出来る。縦・横・斜めの8方向に遠距離の仕掛けを動作させたり、敵を攻撃する。
LV2になるとリンクの放つ方向と左右斜めの3方向に同時に攻撃できるようになるが、木の実は一個しか消費されない。また、木の実ぶくろから使用する場合と効果が異なる。
  • アチチの実 : 燭台に火を灯す他、敵に当てて攻撃する。
  • イテテの実 : 敵にダメージを与えられる。
  • サッサの実 : 敵に当たると動きを止める。
  • ピューの実 : 弱い敵に当たると吹き飛ばせるが、一度部屋から出ると復活する。
  • ハテナの実 : 上記の実のどれかの効果がランダムに表れるが、特定のものには本来の効果になる。
パワーブレスレット
装備することで物を持ち上げたり、物を引っ張るという動作が出来るようになる。持ち上げた物は敵に向かって投げつける事も可能。
バクダン
ヒビの入った壁や岩等を破壊したり、モンスターに爆風を当てて攻撃したりすることが出来る。様々な場所で売っているが値段はそれぞれ異なる。
最初に所持できる上限は10個だが、この上限を増やすことが可能。
スコップ
土砂や雪を取り除いたり、地面に穴を掘ることが出来る。地面を掘るとハートやルピー、アイテムが出てくることがある。
マグネグローブ
磁力の力をもつグローブで、ボタンを押すごとにS極とN極が切り替わる。鉄球を引き寄せる(反発する)等といった用途に使用する。
ダイゴロン刀
「リンクシステム」の合言葉によって入手出来る、ダイゴロンが鍛えた巨大な大剣。両手持ちである為、ほかの装備アイテムと同時に使用することは出来ない。
攻撃できる距離と範囲が普通の剣より広く、また威力も大きいが、回転切りを放てず攻撃速度も若干遅い。
ボムチュウ
「リンクシステム」の合言葉によって入手出来る、敵を自動追尾する高性能バクダン。武器としての性能は高いが、補充はシロップの店でしか行えない。
バクダンと違い、上限は最初から99個とになっている。
クズ鉄
イベントでロック鳥の羽根を盗られてしまった際に交換されるアイテム。基本的に使用用途は全くないが、敵を攻撃する事は可能。
ふえ
リッキー・ムッシュ・ウィウィのどれか1匹を呼ぶ笛で、ひとつしか所持出来ず、 基本的にはフィールドでしか使えない。なお、この笛の音が苦手の敵も存在する。
  • へんなふえ : ゲーム中に2つ入手箇所があるが、どちらか片方しか持つことはできない。後にイベントをこなす事で、ムッシュのふえ・ウィウィのふえのいずれかに変化する。
  • リッキーのふえ : ヘンなふえを所持していない場合、リッキーから入手出来る。
  • ムッシュのふえ : ヘンなふえを所持している場合、ムッシュから入手出来る。
  • ウィウィのふえ : ヘンなふえを所持している場合、ウィウィから入手出来る。

時空の章[編集]

ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 時空の章
The Legend of Zelda: Oracle of Ages
ジャンル アクションアドベンチャーゲーム
対応機種 ゲームボーイカラー
ニンテンドー3DSバーチャルコンソール
開発元 カプコン
発売元 任天堂
プロデューサー 船水紀孝
ディレクター 藤林秀麿
デザイナー 藤林秀麿
シナリオ 曽田博久
音楽 足立美奈子
近藤浩治
美術 中野祐輔
人数 1人
メディア カートリッジ
発売日 日本の旗 2001年2月27日
アメリカ合衆国の旗 2001年5月14日
欧州連合の旗 2001年10月5日
VC(3DS)
日本の旗 2013年2月27日
アメリカ合衆国の旗欧州連合の旗 2013年5月30日
デバイス 通信ケーブル対応
売上本数 日本の旗 約37万本
世界 約396万本
その他 ゲームボーイカラー専用カートリッジ
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時空の章のあらすじ[編集]

深い森に埋もれたある神殿にたどり着いたリンクは、神殿内のトライフォースから試練を受ける事になり、リンクは気がつくと、ラブレンヌという地方の森の中にいた。

そこでリンクは途中で出会ったインパと共にネールという女性に出会う。しかし、その途端にインパに取り憑いていた闇の司祭ベランが姿を現してネールの体に乗り移り、彼女の力を使って時空を乱し始めてしまう。リンクは正気を取り戻したインパから頼まれ、過去へ連れ去られたネールを取り戻し、乱れた時空を元通りにする為に旅立つ。

時空の章のゲーム内容[編集]

「時空のことわり」を全て集めてネールを救い、ベランを倒す事で時空の流れを元通りにする事が目的で、時のたてごとを使い過去と現在を行き来しながら冒険する。たとえば、現在では行けないところは過去の世界に変化を加える事で現在の世界に変化を起こして進めてゆく。大地の章と同様、この他にもいろいろなアイテムを駆使し冒険する。

大地の章と比較すると全体的にパズルの要素が強く、一見だけでは分からない謎解きや一筋縄ではいかないボス戦などが特徴。

時空の章の主な登場キャラクター[編集]

『時空の章の主な登場キャラクター』で記述したように、大地の章にも登場したキャラクターの説明は一部を除き割愛する。

リンク
ネール (Nayru)
ラブレンヌに住む歌姫で彼女の歌を聴きに来る動物も多い。その正体はラブレンヌの時空を司る時の巫女であり、その知ったベランに体を憑依され、操られてしまう。彼女がベランと共に過去のラブレンヌに行ってしまったことで時空が乱れ、現代に悪い影響が出てしまう。
その後、アンビ女王の留守をついて城に侵入したリンクによってベランから解放され、現代に戻ってリンクのサポートをする。
ベラン(Veran)
闇の司祭。ツインローバの命令で、3つの炎の内の「嘆きの炎」を集めるためにネールに憑依し、過去の世界のアンビ女王に取り入って暗黒の塔の建設を進め、嘆きを集めていた。
物語後半ではネールの体からアンビ女王に憑依するが再び解放されてしまい、その後は蜘蛛の三つの姿に変身して攻撃を仕掛ける。
マカの木 (Maku Tree)
ラブレンヌを守る神木。少女のような性格で、過去の世界で助け出したリンクに好意を抱く。
ラルフ (Ralph)
ネールの幼なじみである少年。彼女に好意を抱いており、人一倍ネールのことを心配しているが、無鉄砲で一直線なところもある。
実はラブレンヌの王族の血筋を引く一族の出身で、アンビ女王の子孫にあたる。
アンビ女王 (Queen Ambi)
過去の時代の女王。ある人の帰りを待つために、天まで届く塔を建造するようになる。しかし、それに目を付けたベランによって、いつしか暗黒の力を集める暗黒の塔となっていく。後にベランに憑依されてしまうが、リンクによって解放される。
ゼルダ姫
インパ
メイプル
時空の章では過去の世界にも登場しているが、本人曰く「不思議なトンネルを通った」との事。
ボスブリン
ペックとラミン
ラブレンヌに住んでいる夫婦。ガチャの実について詳しい。
プレン町長 (Chief Plane)
ラブレンヌのレンヌ町長。自分が歴史を詳しいことを自慢しているかのように思える。
ベック (Beck)
ペックは誤表記。ガチャの実を嫌っている。
船長
生前、アンビ女王とは恋人同士だった。あらしの海に巻き込まれてしまい、船が出られなくなってしまう。
チンクル (Tingle)
自分を妖精だと信じており、全身に緑のタイツを着用し風船で浮かんでいる男性。35歳。
妖精 (Fairy)
3匹存在する。共にイタズラ好きな性格で、自分たちが住む森を迷路に作り替えてしまう。
リペア仙人 (Repair Wizard)
壊れたものを修復する仙人だが、儀式と称し危険なミニゲームを行うといったスリルを好む性格をしている。
トカゲ人 (Tokay)
ミカヅキ島に住むトカゲの種族で、語尾に「トカ」を付ける。
ゴロン族
ゾーラ族
ゾーラの里に住む民族。キングゾーラのみ語尾に「ゾラ」を付ける。
敵モンスターのゾーラは「川ゾーラ」、ゾーラ族は「海ゾーラ」と区別されているらしく、ゾーラ族は川ゾーラと一緒にされることを嫌っている。
ジャブジャブ様
ゾーラの里にいる巨大な魚。体内は複雑な構造をしているため、入る為にはキングゾーラの許可が必要。
カーノ
リッキー・ムッシュ・ウィウィ
大地の章と同じく1匹だけ仲間になるが、過去の世界へ行くことが出来ない。
シロップ
時空の章では墓地に店を構えてる。

時空の章の町とダンジョン[編集]

先述の通り、各ダンジョンは大地の章と比べると(ボス戦も含め)全体的にパズル要素が強い。

  • レンヌの町
  • レンヌの村
  • マカの道
  • 三日月島
  • シメトリ村
  • アンビ宮殿
  • ゾーラの里
  • LEVEL1 魂の墓
    • 中ボス : デグギーニ、ボス : ハーロン、ことわり : 魂の記憶
  • LEVEL2 翼のダンジョン
    • 中ボス : ウインギー、ボス : グルン、ことわり : 森の記憶
  • LEVEL3 月影のほこら
    • 中ボス : ドッグラー、ボス : 影オババ、ことわり : 獣の記憶
  • LEVEL4 どくろダンジョン
    • 中ボス : ムジューン、ボス : パタラ、ことわり : 炎の記憶
  • LEVEL5 王冠のダンジョン
    • 中ボス : ジャッキー、ボス : バロム、ことわり : 土の記憶
  • LEVEL6 人魚のどうくつ
    • 中ボス : バイア、ボス : オクタゴン、ことわり : 山の記憶
  • LEVEL7 ジャブジャブ様のお腹
    • 中ボス : フックレイ、ボス : プラズマリン、ことわり : 海の記憶
  • LEVEL8 いにしえの墓
    • 中ボス : デスタルフォス、ボス : ゴーリガン、ことわり : 星の記憶
  • 暗黒の塔
    • ボス : ベラン

時空の章のアイテム[編集]

『大地の章』と共通するアイテムの説明は、一部を除き割愛する。

剣(LV1ウッドソード・LV2ホワイトソード・LV3マスターソード)
盾(LV1木のたて・LV2鉄のたて・LV3かがみのたて)
時のたてごと
過去と現在の2つの時代を行き渡るアイテム。物語を進めることでしらべが増えてゆく。
  • やまびこのしらべ : 現在と過去の世界の各地にある時の穴から時空の行き来が出来る。
  • ながれのしらべ : 過去から現在の世界へ行き来が出来る。
  • ときのしらべ : 現在と過去の世界を自由に行き来が出来る。
木の実ぶくろ
  • アチチの実
  • イテテの実
  • サッサの実
  • ピューの実 : 使用するとラブレンヌに存在する不思議の木のある場所にワープするが、現在と過去を行き来することはできない。
  • ハテナの実
まめでっぽう
木の実を縦・横・斜めの8方向に跳ばすことができ、壁などに当たると2回まで跳ね返る。効果は大地の章のパチンコと同様。
  • アチチの実
  • イテテの実
  • サッサの実
  • ピューの実
  • ハテナの実
いれかえフック(LV1いれかえフック・LV2ロングいれかえフック)
敵や壺、ブロックなど、使った位置と自分を入れ替えかえる。ブーメランと同様に遠くのアイテムを捕ることが出来る他、一部の敵はそのまま倒すことができる。
LV2になるとLV1よりも射程距離が長く、伸縮スピードも速くなる。
パワーブレスレット(LV1パワーブレスレット・LV2パワフルグローブ)
LV2になると、LV1より壺やブロックを押す動作が早くなり、より重い石像を持ち上げることが出来るようになる。
ソマリアのつえ
振ると1個分のブロックを出現させ、押すことや持ち上げる事もできる。『神々のトライフォース』のものと違い、ビームとして四散させることは出来ない。
ブーメラン
とあるミニゲームで入手できるが、ゲームの進行上必須ではない。
ロック鳥の羽根
バクダン
スコップ
ダイゴロン刀
ボムチュウ
ふえ
  • へんなふえ : 大地の章と同様2つ存在し、リッキーのふえ・ウィウィのふえのいずれかに変わる。
  • リッキーのふえ
  • ムッシュのふえ
  • ウィウィのふえ

リンクシステム[編集]

大地の章、時空の章をそれぞれクリアするとあいことばが表示される。もう一方の章を新規に遊び始める際にそのあいことばを入力すると、クリアした章の後の物語となり、もう片方の章に登場した人物と再会をしたり、それぞれの章で行われていた計画や黒幕が明かされ、真のエンディングが見られるようになる。

また、あいことばを用いて新規に始めた章と、クリア後の章を繋ぐあいことばも存在し、双方のイベントをこなすことでアイテムの強化や入手、指輪の引き継ぎが可能となる。作中で表示されたあいことばは、マカの木にいるフロルの近くにある本から確認出来る。

ゆうしゃのどうくつ[編集]

リンクシステムを使用して新たに始めた章で登場するダンジョン。最初から内部に入ることはできるが、最深部まで進むにはゲーム内に登場する全てアイテムが必要。非常に高難度だが、ゲームの進行上では攻略する必要がない為、いわゆる腕試しダンジョンである。

スタッフ[編集]

評価
(単独の物は2章総合のレビュー)
総計レビュー
評価者 点数
GameRankings 大地の章: 91.50%[3]
時空の章: 91.89%[4]
ゲームレビュー
評価者 点数
EGM 9.0-9.5/10[5]
GamePro 星5つのうち4つ[6][7]
GameSpot 9.2/10[8][9]
IGN 10/10[10][11]
Nintendo Power 5/5[12][13]
週刊ファミ通 大地の章: 31/40
時空の章: 30/40

ディレクターには藤林秀麿が抜擢され、プロデューサーは、船水紀孝が担当した。

漫画[編集]

  • 『ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 大地の章』(姫川明2001年
  • 『ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 時空の章』(姫川明・2001年)

注釈[編集]

  1. ^ 勇気の章でヒロインとして登場するはずだったフロルは、両作品のパスワードを入力する場所で会う事が出来る。
  2. ^ 『ファミ通DVDビデオ「ゼルダのビデオ」~ゼルダのすべてを教えよう!~』より。
  3. ^ The Legend of Zelda: Oracle of Seasons Reviews”. gamerankings.com. 2010年4月3日閲覧。
  4. ^ The Legend of Zelda: Oracle of Ages Reviews”. gamerankings.com. 2010年4月3日閲覧。
  5. ^ Johnson, Chris; John Ricciardi, and Mark MacDonald (August 2001). “Oracle of Seasons and Oracle of Ages review”. Electronic Gaming Monthly 145: p. 113. 
  6. ^ Uncle Dust (2001年5月22日). “Review: The Legend of Zelda: Oracle of Seasons”. GamePro. 2007年4月8日閲覧。
  7. ^ Four-Eyed Dragon (2001年5月22日). “Review: The Legend of Zelda: Oracle of Ages”. GamePro. 2010年4月3日閲覧。
  8. ^ [1]
  9. ^ [2]
  10. ^ Carle, Chris (2001年5月14日). “Legend of Zelda: Oracle of Seasons review”. IGN. 2010年4月3日閲覧。
  11. ^ Carle, Chris (2001年5月14日). “Legend of Zelda: Oracle of Ages review”. IGN. 2010年4月3日閲覧。
  12. ^ "Now Playing". Nintendo Power 144: p. 117. May 2001.
  13. ^ "Now Playing". Nintendo Power 145: p. 114. June 2001.

関連項目[編集]

外部リンク[編集]