Amazon Web Services

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Amazon Web Services(アマゾン ウェブ サービス、AWS)とは、Amazon.com により提供されているクラウドコンピューティングサービス(ウェブサービス)である。これらのサービスは全世界で11の地域に提供されている。AWSの有名なサービスにAmazon Elastic Compute Cloud(EC2)とAmazon Simple Storage Service(S3)がある。これまでのクライアントが保有していた物理的なサーバファームと比較してAWSは大規模な計算処理能力を速やかに、かつ安価に提供出来る。

アーキテクチャ[編集]

AWSはアメリカ東部(北バージニア)、アメリカ西部(カリフォルニア)、アメリカ西部(オレゴン)、南アメリカ(サンパウロ)、ヨーロッパ(アイルランドドイツ)、東南アジア(シンガポール)、東アジア(東京北京)オセアニア(シドニー)の11の地域で展開されている。またアメリカ政府専用の"GovCloud"という部門も存在する。どの地域も全てのデータとサービスは指定された地域のサーバで運用される。

どの地域も複数のアベイラブルゾーンを持っている。アベイラブルゾーンは1つ以上の独立したデータセンターで構成されている。S3やDynamoDBなどの一部のサービスは、システム障害に備えたり、規模を拡大したりするためにアベイラブルゾーンを超え、ミラーリングしたシステムを設計し、実行することができる。2014年12月にはAWSは28のアベイラブルゾーンで140万のサーバーを運用している。

2014年に、AWSは再生可能エネルギーの電力使用率100%を達成した。その事もあり、2016年にアメリカ東部の地域をサポートするために、ヴァージニア州の太陽光発電会社のコミュニティーを委託された。さらに2015年にAWSはアメリカ西部(北カリフォルニア)の電力需要に対処するためにテスラモーターズと共同でエネルギー貯蔵技術に取り組んでいる。

歴史[編集]

Amazon Web Services は2006年7月に公開され、他のウェブサイトやクライアントサイドアプリケーションに対しオンラインサービスを提供している。これらのサービスの多くはエンドユーザに直接公開されているものではなく、他の開発者が使用可能な機能を提供するものである。Amazon Web Services の各種サービスはHTTPを通じ、REST および SOAP プロトコルを使用してアクセスされる。費用は実際の使用量に応じて決定される。

AWSサービス一覧[編集]

計算資源[編集]

ネットワーク[編集]

  • Amazon Route 53英語版 - 可用性と拡張性に優れたクラウドドメインネームシステム(DNS)ウェブサービスを提供している。
  • Elastic Load Balancing - アプリケーションへのトラフィックをクラウド内の複数の Amazon EC2 インスタンスに自動的に分散するサービスを提供している。

ストレージとコンテンツ提供[編集]

データベース[編集]

展開[編集]

  • AWS CloudFormation
  • Amazon Elastic Beanstalk - AWSクラウド内でのアプリケーションのデプロイと管理を簡単にするサービスを提供している。

管理[編集]

  • Amazon CloudWatch英語版 - システム全体のリソース使用率、アプリケーションパフォーマンス、およびオペレーションの状態について可視性を得ることができるモニタリングサービスを提供している。

アプリケーションサービス[編集]

解析[編集]

  • Amazon Machine Learning

その他[編集]

導入事例[編集]

日本[編集]

日本における導入事例は以下のものが含まれる[4]

参照[編集]

外部リンク[編集]