グリーンランド

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グリーンランド
Kalaallit Nunaat(グリーンランド語)
Grønland(デンマーク語)
グリーンランドの旗 グリーンランドの紋章
地域の旗 地域の紋章英語版ドイツ語版スペイン語版
地域の標語:なし
地域の歌:Nunarput utoqqarsuanngoravit(グリーンランド語)
祖国よ、汝はいと星霜重ねり
グリーンランドの位置
公用語 グリーンランド語
主都 ヌーク
最大の都市 ヌーク
政府
女王 マルグレーテ2世
高等弁務官英語版 ミカエラ・エンゲル英語版
自治政府首相英語版ムテ・エゲーデ英語版
面積
総計 2,166,088km211位
水面積率 83.1%
人口
総計(2018年 55,877人(N/A
人口密度 0.028人/km2
GDP(自国通貨表示)
合計(2005年 102億デンマーク・クローネ
GDP(MER
合計(2005年17億ドル(N/A
1人あたり xxxドル
GDP(PPP
合計(2001年11億ドル(190位
1人あたり 20,000ドル
自治開始1979年5月1日
通貨 デンマーク・クローネDKK
時間帯 UTC±0〜-4 (DST:+1〜-3)
ISO 3166-1 GL / GRL
ccTLD .gl
国際電話番号 299

グリーンランドグリーンランド語: Kalaallit Nunaat [kalaːɬit nunaːt]「人の島」の意、デンマーク語: Grønland [ˈkʁɶnˌlænˀ]「緑の島」の意)は、北極海と北大西洋の間に位置する、世界最大である。かつてはデンマークの植民地で、現在はデンマーク本土やフェロー諸島と対等の立場でデンマーク王国を構成しており、独自の自治政府が置かれている[1]

概要[編集]

当該島は大部分が北極圏に属し[2][3]、北部沿岸の北極海にある小島オーダークやそのさらに北方で2021年に確認された岩礁北極点に最も近い、すなわち世界最北の陸地である[4]地理学上、アメリカ州の一部として分けられることもある。面積は約213万800平方キロメートル[5]日本の面積の5.73倍[6])。

グリーンランドの人口は約5万7000人でその7割をグリーンランダー(北欧系とイヌイットのミックス)が占めている

東・東南側はフラム海峡グリーンランド海デンマーク海峡を隔ててスヴァールバル諸島ヤンマイエン島アイスランドを向かい合う。西・西南側はカナダ領の北極諸島北アメリカ大陸ラブラドル半島に近接する。沿岸の小さなハンス島についてはカナダとの係争地になっている[7]

全島の約80%以上は氷床万年雪に覆われる。巨大なフィヨルドが多く、氷の厚さは3,000m以上に達する所もある。居住区は沿岸部に限られる。現在、予想よりも早い速度で氷床の融解が進んでおり[8]、環境や経済の面で大きな影響が考えられる[9]

地名[編集]

日本語における漢字表記は「具理陰颯土」「具理陰颯」「臥児狼徳」「臥颯的亜」「緑颯」[要出典]

「グリーンランド」の由来[編集]

デンマーク語ではグレーンランド(Grønland)と発音し、「緑の島」を意味する。命名したのは「赤毛のエイリーク」で、彼はノルウェー生まれのアイスランドヴァイキングであった。

エイリークはグリーンランド上陸より前、アイスランドを発見していた。彼が命名したアイスランドは、その名称故に入植希望者が現れなかった。そこで彼はこの地に入植希望者が多数現れることを願い、「緑の島」と名付けた。

その他にもGruntland(グラウンドランド)が訛ったという説、あるいは氷河に覆われていない南部海岸地帯がエイリークの頃の中世の温暖期には緑にあふれていたという説もある。現代でもキングア谷にはこの島唯一の森林があり、ナルサルスアークのような森林と呼べる規模ではないが、樹木の育つ場所がある。

地理[編集]

グリーンランドの地形図
沿岸部を除く島の大部分が氷床に覆われている。

グリーンランドは北アメリカ大陸の北東、北極海と北大西洋の間に位置する。世界最大の島で、大陸を含んでも7番目に広い陸塊である。領域は北緯59度50分から83度37分の範囲に広がる。経度では西経10度から70度の範囲を占め、島の大半が北極圏に位置する。北西部では約30km離れたカナダのエルズミーア島ネアズ海峡を挟んで隣接し、南東約300kmにはデンマーク海峡を挟んでアイスランドがある。

気候区分は北極圏から準北極圏に属し、涼しい夏と寒い冬を特徴とする。地形はほぼ平坦だが、沿岸部以外は氷床に覆われる。最北部は空気が乾燥しているため雪が降らず、氷に覆われていない。もしグリーンランドの氷床が全て融けたならば、現在よりも7.2mほど海面が上昇するという[10]。最高峰は東部のアイスランド対岸にあるギュンビョルン山(Gunnbjørn)の3,694m、全北極圏で最も高い場所である。 資源は鉱物と海産物である。亜鉛氷晶石石炭モリブデンプラチナウランなどが採掘され、魚介類海獣アザラシクジラなど)が捕獲される。

オーストラリア大陸とグリーンランドの比較

なお、メルカトル図法の地図では極地に近いほど実際の面積比率より拡大表示されるため、グリーンランドはオーストラリア大陸に比べ面積が大きく見える。実際のグリーンランドの面積はオーストラリア大陸の約29%で両者には500万平方kmもの差があり、その違いは歴然としている。

面積2,166,086平方kmの81%である1,755,637平方kmを氷床が覆う。氷の厚さは沿岸近くで1,500m、内陸部で3,000mに達する。氷の重さで島の中央部の地面は海面より300mも低い。氷は中央部から周囲の海岸へゆっくり流れている。海岸線の長さは39,330kmに及び、赤道の長さに匹敵する。

町や居住地は氷が無いところに存在する。人口は島の西海岸に集中している。内陸部のほとんどは厚い氷で覆われている。北東部は世界最大の国立公園である北東グリーンランド国立公園となっている。

環境[編集]

海洋汚染[編集]

1993年から1994年にかけての調査で、人体へ蓄積した有害物質濃度が測定されている[11]

  1. 人体の皮下脂肪組織中のポリ塩化ビフェニル濃度は、脂質1kg中17mg [注釈 1]
  2. 人体の皮下脂肪組織中のΣDDT濃度は4052µg [注釈 2]
  3. 人体の皮下脂肪中のヘキサクロロベンゼン濃度は692µg [注釈 3]
  4. 各臓器に蓄積されている水銀およびそこに含まれる括弧つきのメチル水銀濃度は、臓器1kg中µgで揃えて、腎臓で600(50)、肝臓で400(80)、脾臓で60(30) [注釈 4]

グリーンランドには、汚染源となるような化学工場がないため、北大西洋海流に流されてきた汚染物質が沖に溜まり、生物濃縮された魚介類を食べていることが原因とみられる。1. 2. 3. 4. に挙げた以外には、セレンも摂取している。

地球温暖化[編集]

地球温暖化の影響で、島内の氷床の融解が進んでいる。氷床の末端は、川の流れのような溢流氷河を形成して海へ向けて長い時間をかけて移動するが、溢流氷河の移動は融解が進むにつれ速度を増す傾向にあり、1000年後にはグリーンランドから氷床が消えてしまうとするデータも公表されている[12]

グリーンランドの氷床上には、降雨や気温上昇による氷の融解でが一時的に形成されることがあり、その湖水は氷床の亀裂を伝って陸地との境界に流れ下り、海へ注ぎ込んでいると、米国のプリンストン大学などは推測している[13]

2021年8月14日、3200m級の山頂で1950年の記録開始から初めて降雪ではなく降雨が観測された[14]。上空に暖かい空気が流れ込んだことによるとされ、翌15日に失われた氷床は1日平均の7倍にも及ぶ[15]

歴史[編集]

近年のゲノム解析により、約4000年前にシベリアからグリーンランドへ古エスキモーの人々が移住したことが明らかになった[16][17]。サッカック時代の遺跡のほとんどの発見は、サッカクの遺跡を含むディスコ湾の周辺で行われ、その文化にちなんで名付けられた。次のドーセット文化は、西海岸と東海岸の両方のグリーンランド沿岸地域全体に広がった。

本国のデンマーク人に対する意味での先住民族カラーリットであるが、彼らの入植はグリーンランド史においては比較的浅い方である。アメリカ先住民(インディアン)に近縁と思われる入植者の波が数度にわたってあり、その後にアイスランドのヴァイキングが、最後にカラーリットが入植した。

982年赤毛のエイリークが「グリーンランド」と命名し、入植が始まった。しかし、15世紀頃にヴァイキングの入植地は全滅し、住民はカラーリットのみとなり、西洋の歴史から一時姿を消した。

16世紀半ばに再発見され、18世紀ゴットホープ植民地が作られた。同時にキリスト教の布教も行われた。1917年以降はデンマークの支配が全島に及び、1953年に本国の県と同様の自治権を得た。1973年、デンマークのヨーロッパ共同体(EC)加盟と共に、ECの漁船操業と漁獲高に関する規定がデンマーク本国とその領土に適用されたが、グリーンランド住民は反発して自治を要求。1979年5月に自治政府が発足し、グリーンランドはデンマークの自治領となった。

1985年、グリーンランド政府はECを離脱した。

赤毛のエイリーク[編集]

ヴァイキングによる入植の先駆けとなったのは「赤毛のエイリーク」である。982年頃、殺人を犯したエイリークは3年間国外追放とされる。『赤毛のエイリークのサガ』によると、彼はこの3年間でグリーンランドの海岸を探索することとなった。

アイスランドに戻ってからはグリーンランドについて吹聴する。985年には西海岸に2つの植民地が作られる。その一方が現在の首都ヌークである。

政治[編集]

一院制の議会(ランスティング)は31人の議員で構成されており、4年に一度住民からの直接選挙で選出される。ただし解散が認められている。主要政党進歩党連帯党イヌイット友愛党など。また、デンマーク本土の議会(フォルケティング)にも2議席が割り当てられており、グリーンランド議会とは別に選挙で議員が選出される。

議院内閣制が採用されており、議会から選出された自治政府首相が行政府を率いる。北欧理事会に加盟している。

国際関係・外交[編集]

EUとの関係[編集]

デンマークが欧州連合(EU)の前身である欧州共同体(EC)に加盟した際、グリーンランドもその一部として加盟した。しかしその後、グリーンランド自治政府は高度な自治権を獲得し、1985年にECを離脱した。

グリーンランドの住民は、EUに加盟するデンマーク本国の国籍市民権を持つため、グリーンランド自体はEUに属さないながらも、EUの市民権を自動的に持つことになる。ただし、EUでの欧州議会等の選挙権はグリーンランド全体が選挙区外となっており、行使できない。

アメリカ合衆国との関係[編集]

2019年8月、アメリカ合衆国大統領ドナルド・トランプはグリーンランドの購入について「戦略的に興味深い」と発言した[18][19]。しかし、デンマークの首相メッテ・フレデリクセンは「グリーンランドは売り物ではない」として拒否している[20]。それを受け、トランプ大統領は9月に予定されていたデンマーク訪問を取り止めた[19]

なお、アメリカによるグリーンランド購入計画は過去にもあり、1946年に当時のハリー・S・トルーマン大統領がデンマークに対し、1億ドル相当の金 [注釈 5]での購入を打診していた[21]

2021年5月17日ジョー・バイデン政権発足後、初めて国務長官としてデンマークを訪問したアントニー・ブリンケンは、デンマークのテレビを通じてアメリカがグリーンランドを購入するつもりがないことを明言した[22]

領事館[編集]

2020年6月10日、アメリカ合衆国はヌークに領事館を開設したと、デンマークの首都コペンハーゲンにあるアメリカ大使館が発表した[23]

軍事[編集]

グリーンランドの軍事史や地政学的重要性については「グリーンランドの歴史#20世紀前半」「GIUKギャップ」を参照。

グリーンランドの防衛はデンマーク軍が担当している。なお、グリーンランドの住民は徴兵制の対象とされておらず、兵役義務が免除されている[24]

地方行政区分[編集]

グリーンランドの地図

グリーンランドの都市の一覧[編集]

(※太字は首都)

氷山とグリーンランド

西グリーンランド

東グリーンランド

北グリーンランド

南グリーンランド

経済[編集]

南部の農場

主要産業は漁業とその加工業で、これらのみで輸出の87%を占める。特にエビはその半分以上を占めており、日本向けにもロイヤル・グリーンランド社を通じて多くのエビが輸出されている。

そのほかに更なる成長が期待される産業に観光業が挙げられる。ただし、観光に適する季節が限られること、旅費がかさむため敬遠されがちなことが難点となっている。

鉱物資源の探査も進行中である。多量の原油が埋蔵されている可能性が指摘されており[26][27]、石油資源等の開発のために国営石油NUNAOILが設立されたが、生産開始にはまだ当分時間がかかる。

鉱物資源開発の国営企業Nunamineralは新たに始まった金鉱開発への投資を募るためコペンハーゲン株式市場に上場した。金属価格が上昇しているため、ウランアルミニッケルプラチナタングステンチタンなどにも関心が集まっている。

デンマーク本国からの多額の助成金もグリーンランド経済を支えており、2005年には約31億クローネに上っている。

  • GDP成長率 2.0%(2005年)
  • インフレ率(CPI)2.3%(2006年1月-2007年1月)
  • 輸出24億クローネ(f.o.b/2005年)
    • 魚介類とその加工品など。
  • 輸入36億クローネ(c.i.f/2005年)
    • 機械類、食料、石油製品など。

交通[編集]

島内外との最も重要な交通手段は航空機である。グリーンランドの主要空港は、カンゲルルススアークにあるカンゲルルススアーク空港である。最大の島外路線は、カンゲルルススアーク-コペンハーゲン線である。2007年5月にエア・グリーンランドがカンゲルルススアークとアメリカ合衆国のボルチモアを結ぶ季節便を就航させたが[28]、赤字のため2008年3月に路線が廃止された[29]。 これらの路線以外の島外路線は、ナルサルスアーク-コペンハーゲン線、レイキャヴィーク-イルリサット線、東海岸のクルスク-レイキャヴィーク線、ケプラヴィーク-ヌーク線である。グリーンランド島内路線のハブ空港はカンゲルルススアークである。

船舶による旅客と貨物の輸送は、アークティック・ウミアック・ライン(AUL)が運航する沿岸フェリーによって行なわれているが、片道80時間かかる往復路線が週1便あるだけである。

島内の都市間を結ぶ陸路はない。フィヨルドが非常に多く陸路の整備は困難である。

民族[編集]

民族構成(グリーンランド)
カラーリット
  
88%
デンマーク人
  
12%
900年、1100年、1300年、1500年時点での、アイスランド、グリーンランド、ラブラドル半島、ニューファンドランド島、その他カナダの北極圏の島における民族の移り変わりの推定図。緑がドーセット文化、青がトゥーレ文化、赤がノース人、黄色がイヌ(Innu)、オレンジがベオスック. 緑:ドーセット (Dorset culture) 、黄:インヌ (Innu) 、青:トゥーレ、橙:ベオサック (Beothuk) 、茶:ノース。

カラーリットが85 - 90%で、このうち約1万1000人が先住のイヌイット。その他、カラーリットと北欧系の混血デンマーク人など。

言語[編集]

公用語グリーンランド語であり、主に3つの方言に分かれている。独立志向が強まっていることを受けて、2009年にデンマーク語は公用語から外されたものの全人口の12%の母語であり、行政・教育等で使われ、ほぼ全ての住民が理解できる準公用語的な言語となっている。

宗教[編集]

社会[編集]

独立への動き[編集]

本国デンマークとは地理的にも文化的にも離れており、中国の資源開発計画を背景に独立を求める声が高まっている[30]

デンマークによる植民地支配が長く続いたが、1979年5月に自治政府が発足し高度な自治権を獲得した。2008年11月、グリーンランドで自治拡大を問う住民投票が行われた。開票の結果、賛成75.54%、反対23.57%で承認された。投票率は71.96%だった。エノクセン首相は「遠くない将来に完全独立が実現することを望む」と語った。これにより公用語をグリーンランド語と明記し、警察と司法、沿岸警備などの権限が中央政府から自治政府に移譲されることとなった。また、これまで本国と二分していた地下資源収入について、7500万デンマーク・クローネまでを自治政府の取り分として、残りの超過分を本国と折半することが盛り込まれている。2009年6月21日に施行された。

グリーンランドは、島内のほとんどの土地が厚い氷に覆われており、地下資源の採掘が困難であった。しかし、地球温暖化の影響で少しずつ氷が溶解しており、今後採掘のスピードが速まると予想される。グリーンランド周辺には大規模な油田が存在するとされており[26]、地下資源収入が経済的にグリーンランドを支え、デンマークからのグリーンランド独立が容易になるとも指摘される。特にレアアースは世界最大規模の鉱床であるクベーンフェルド英語版があり、中華人民共和国自然資源部が最大株主である中国企業の盛和資源がグリーンランド・ミネラルズ英語版の株式を買収してグリーンランドで生産するレアアースの加工を全て担っている[31][32][33]

文化[編集]

当該地域の住民の大多数がイヌイットの子孫であるため、狩猟文化が主体となっている点が多い。

食文化[編集]

伝統的に海洋哺乳類や狩猟動物、鳥や魚の肉をベースにしており、植民地化と国際貿易の到来以降、デンマーク料理イギリス料理アメリカ料理カナダ料理の影響を受けている面が強い。

音楽[編集]

グリーンランドの音楽文化はイヌイット音楽英語版デンマークの音楽英語版の要素が融合して形成されている。また、米国と英国の影響が強いことも特徴となっている。

スポーツ[編集]

サッカーは、グリーンランドの国技である。トップリーグはコカコーラGM (Coca Cola GMと呼ばれる。気候の関係で天然芝が使用できないため、人工芝などが使用されている。過去にUEFA加盟を計画したこともあったが、現在グリーンランドサッカー協会 (Football Association of GreenlandFIFAUEFAには加盟せず、国際フットボール連合スペイン語版に加盟しているため、サッカーグリーンランド代表FIFAワールドカップ予選に参加していない。2007年にFIFAが国際試合で人工芝の使用を許容する決定を下し、2009年6月21日にグリーンランドがそれにあわせた規約変更を行ったことで、FIFAが加盟申請を受諾する可能性があり、地域的にはUEFAとCONCACAFのどちらかに加盟することが考えられる[誰?]

また、グリーンランド代表はFIFIワイルドカップエルフカップ (ELF Cupに参加した。

ハンドボールの分野では、グリーンランドハンドボール連盟1998年国際ハンドボール連盟に加盟、ハンドボールグリーンランド代表が2001年より世界選手権に出場している。2007年世界男子ハンドボール選手権に参加し、24チーム中22位で競技を終えた。

グリーンランドは2年に一度開催されるアイランドゲームズ (Island Games北極圏冬季体育大会 (Arctic Winter Gamesに参加している。

その他[編集]

日本との関わり[編集]

冒険家の植村直己はグリーンランドのシオラパルクに9か月滞在し、犬ぞり操作や狩猟の技術を学び、北極点に単独到達などを成功させた。大島育雄はシオラパルクに住み、1974年にグリーンランド人と結婚してハンターとして生きている[34]

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ 1983-1984年の調査でアメリカ1.23、カナダ2.1、フィンランド0.26、日本1.82、イタリア1.75。なお、1986年の調査ではカネミ油症患者でさえ5.7。
  2. ^ 1983年の調査で、アメリカ1670、フィンランド330、カナダ2630。1988年の調査でアメリカ357。
  3. ^ 1983年の調査でアメリカ31 カナダ10 フィンランド20
  4. ^ デンマークでは腎臓200(0) 肝臓90(0)。
  5. ^ 2019年時点の価値で約13億ドル、日本円で約1400億円。

出典[編集]

  1. ^ encyclopedia_greenland.pdf グリーンランド百科事典 国立民族学博物館 企画展「未知なる大地 グリーンランドの自然と文化」|展示概要
  2. ^ 「グリーンランド 雨量増/氷床溶ける原因 温暖化影響か」『読売新聞』朝刊2021年8月24日(社会面)
  3. ^ グリーンランド最高点で観測史上初、雪ではなく雨が降る 地球温暖化影響か”. 日刊スポーツ (2021年8月21日). 2021年8月21日閲覧。
  4. ^ 「世界最北端の島を発見 グリーンランド、消滅恐れ」産経新聞ニュース2021年8月30日掲載の共同通信記事(2021年9月24日閲覧)
  5. ^ 意外と知らない日本の国土> 意外に大きい日本の国土 一般財団法人国土技術研究センター(2021年9月24日閲覧)
  6. ^ 岸上伸啓『グリーンランド写眞帳-ヌーク-篇』(札幌:風土デザイン研究所、2014年)
  7. ^ 「なんて微笑ましい領土争いなんだ!」デンマークとカナダの『ハンス島』をめぐる主張のしかた exciteニュース(2015年11月23日)2021年9月24日閲覧
  8. ^ グリーンランドの氷消失、予想より速く進行 研究” (日本語). AFP●BB NEWS (2019年12月11日). 2020年9月7日閲覧。
  9. ^ 氷河が溶け続けるグリーンランド 地球温暖化で「砂ビジネス」に恩恵も?” (日本語). Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン) (2020年8月22日). 2020年9月7日閲覧。
  10. ^ IPCC(気候変動に関する政府間パネル):Third Assessment Report: Climate Change 2001, The Scientific Basis, Table 11.3
  11. ^ 明石昇二郎『黒い赤ちゃん-カネミ油症34年の空白』(講談社 2002年pp.30-37. p.207.
  12. ^ グリーンランドの氷、1000年後には完全融解? より正確な新モデルで予測”. AFP (2019年6月20日). 2019年6月23日閲覧。
  13. ^ 「グリーランド氷床の警鐘 最高地点に雨*海面上昇促進も」『読売新聞』朝刊2021年10月31日くらしサイエンス面
  14. ^ 深海 (2021年8月20日). “史上初の「雨」をグリーンランド3000m級山頂で観測、前代未聞の気候変動との指摘 | Buzzap!” (日本語). buzzap.jp. 2021年8月20日閲覧。
  15. ^ 深海 (2021年8月20日). “史上初の「雨」をグリーンランド3000m級山頂で観測、前代未聞の気候変動との指摘 | Buzzap!” (日本語). buzzap.jp. 2021年8月20日閲覧。
  16. ^ Rasmussen, Morten; Li, Yingrui; Lindgreen, Stinus; Pedersen, Jakob Skou; Albrechtsen, Anders; Moltke, Ida; Metspalu, Mait; Metspalu, Ene et al. (2010-02). “Ancient human genome sequence of an extinct Palaeo-Eskimo” (英語). Nature 463 (7282): 757–762. doi:10.1038/nature08835. ISSN 1476-4687. https://www.nature.com/articles/nature08835. 
  17. ^ 毛髪DNAから古代人の顔を再現” (日本語). natgeo.nikkeibp.co.jp. 2020年9月7日閲覧。
  18. ^ トランプ氏、グリーンランド購入「興味深い」-デンマークは売却排除”. bloomberg.net (2019年8月19日). 2019年8月21日閲覧。
  19. ^ a b 「グリーンランド買いたい」「売らない」 トランプ氏、デンマーク訪問を中止 BBCニュース(2019年8月21日配信)2021年9月24日閲覧
  20. ^ デンマーク首相「グリーンランドは売り物ではない」…トランプ氏との会談延期”. 読売新聞(2019年8月21日作成). 2019年8月21日閲覧。[リンク切れ]
  21. ^ グリーンランドを買いたいトランプ大統領…… だが「売り出し中」ではないし、そうだとしても高額に”. BUSINESS INSIDER JAPAN(2019年8月20日作成). 2019年8月21日閲覧。
  22. ^ グリーンランド購入せず 米国務長官、デンマークと関係修復”. iza (2021年5月18日). 2021年8月30日閲覧。
  23. ^ 米、グリーンランドに領事館開設”. AFP (2020年6月13日). 2021年4月15日閲覧。
  24. ^ Arctic MP Against Conscription” (デンマーク語). Fyens.dk (2016年6月29日). 2017年2月9日閲覧。
  25. ^ Nittartakkat nutaat: avannaata.gl kiisalu qeqertalik.gl”. 2018年4月8日閲覧。
  26. ^ a b 布施 哲史, 金原 靖久, 佐藤 隆一「氷海域の石油探鉱 -グリーンランドとカヌマス・プロジェクトの例」『石油技術協会誌』2015年 80巻 1号 pp.27-37, doi:10.3720/japt.80.27
  27. ^ Chris Kirkham (2008年3月28日). “原油高騰と温暖化でグリーンランドに熱い視線-埋蔵量は北海に匹敵か”. bloomberg.net. 2011年9月17日閲覧。
  28. ^ Historical Maiden Flight US-Greenland - Official national guide by Greenland Tourism and Business Council
  29. ^ News - Air Greenland
  30. ^ グリーンランドで独立目指す動き-中国資本活用計画が背景”. ブルームバーグ (2013年2月25日). 2019年8月26日閲覧。
  31. ^ 中国の野望、グリーンランド・レアアース権益の行方”. ウォールストリートジャーナル (2021年4月8日). 2021年4月19日閲覧。
  32. ^ US enticed by Greenland’s rare earth resources”. ファイナンシャル・タイムズ (2019年8月20日). 2019年8月26日閲覧。
  33. ^ US enticed by Greenland’s rare earth resources”. ファイナンシャル・タイムズ (2019年8月20日). 2019年8月26日閲覧。
  34. ^ 国立民族学博物館「グリーンランド特別展」掲示物

参考文献[編集]

  • ジャレド・ダイアモンド『文明崩壊 —滅亡と存続の命運を分けるもの—』草思社、2005年12月21日。ISBN 4794214642
  • 岸上伸啓『グリーンランド写眞帳-ヌーク篇-』風土デザイン研究所、2014年9月10日。ISBN 978-4-9905024-5-4 (C1039)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]