けっきょく南極大冒険

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search
けっきょく南極大冒険
Antarctic Adventure
ジャンル 3Dアクション
対応機種 MSX
開発元 コナミ工業
発売元 コナミ販売
人数 1人
メディア 128キロビットロムカセット
発売日 日本 1983121983年12月
ヨーロッパ 1984年
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
その他 型式:RC701
テンプレートを表示

けっきょく南極大冒険』(けっきょくなんきょくだいぼうけん)は、コナミ工業(現在のコナミデジタルエンタテインメント)のMSX教育ソフト

概要[編集]

1983年12月発売。のちに、コレコビジョンファミリーコンピュータ、携帯アプリに移植されたほか、ゲームボーイの『コナミGBコレクション』にも収録された。

MSX版は『コナミアンティークスMSXコレクション』(PlayStationセガサターンゲームアーカイブス)に収録されたほか、i-revoで配信されている。ファミコン版は2007年8月7日からWiiの、2013年8月21日からニンテンドー3DSの、2014年6月19日からWii Uバーチャルコンソールで、またMSX版も2014年11月19日にWii Uのバーチャルコンソールで、2014年11月25日プロジェクトEGGで、それぞれ配信されている。 2002年には、携帯電話向けアプリ用に内容を縮小した「けっきょく南極ちょい冒険」が配信されていた。 MSX版とFC版では、ゲーム画面でのタイトルが"Antarctic Adventure"と表示されている。

ゲーム内容[編集]

主人公のペンギン南極大陸にある各国の基地群に決められた時間内に到達するのが目的。途中にアザラシやクレバス等の障害物が出現するが、いずれにせよ主人公が死ぬことはない(タイムアウトのみ)。道中では時折魚が飛び出してきてそれを集める事や、旗を回収することでスコアが上がる。ゲーム中のBGMはワルトトイフェル作曲の「スケートをする人々」(1882年)。MSX版ではト長調、ファミコン版ではホ長調となっている。

内容の主な部分はアクションゲームであるが、実際には教育ソフトという位置づけで、発売時のキャッチフレーズは「I love 地理」である。ゴール到着時には各国の国旗が揚がり、世界の国々と国旗を覚えてもらうという目的があったとされる。スタート・ゴールは日本昭和基地付近。また南極点ではペンギンの旗が揚がる。

ファミリーコンピュータ版からは光る旗を取った時のアイテムとして「ペギコプター」が追加され、一定時間プロペラを使って浮遊しながら移動する事が可能となっている。

他機種版[編集]

No.タイトル発売日対応機種開発元発売元メディア型式売上本数
1Antarctic Adventure
アメリカ合衆国 1984年
コレコビジョンコレココレコ128キロビットロムカセット--
2けっきょく南極大冒険
日本 198504221985年4月22日
ファミリーコンピュータコナミ開発2課コナミ192キロビットロムカセット[1]RC804-
3コナミアンティークスMSXコレクション Vol.1
日本 199711201997年11月20日
PlayStationKCETコナミCD-ROMSLPM-86052-
MSX版の移植
4コナミGBコレクション VOL.3
日本 199802191998年2月19日
ヨーロッパ 2000年
ゲームボーイKCEジャパン
トーセ
コナミ4メガビットロムカセット日本 DMG-AJKJ-JPN
ヨーロッパ DMG-AF7P-EUR
-
日本国内版はスーパーゲームボーイ対応、欧州版はゲームボーイカラー対応
5コナミアンティークスMSXコレクション ウルトラパック
日本 199807231998年7月23日
セガサターンKCE横浜コナミCD-ROMT-9530G-
MSX版の移植
6けっきょく南極ちょい冒険
コナミネットDX
日本 200205082002年5月8日
503iシリーズ
iアプリ
コナミコナミダウンロード--
7けっきょく南極大冒険
コナミ J-APPLI
日本 200208022002年8月2日
Jスカイ
Javaアプリ
コナミコナミダウンロード--
8けっきょく南極大冒険
コナミアプリコレクション
日本 200303192003年3月19日
EZアプリコナミモバイル・オンラインコナミモバイル・オンラインダウンロード--
9けっきょく南極大冒険対戦版
コナミ対戦コロシアム
日本 200305062003年5月6日
iアプリコナミモバイル・オンラインコナミモバイル・オンラインダウンロード--
10けっきょく南極大冒険
i-revo
日本 200606162006年6月16日
Windowsコナミアイレボダウンロード--
11コナミアンティークスMSXコレクション Vol.1
ゲームアーカイブス
日本 200611222006年11月22日
PlayStation Portable
(PlayStation Network)
KCETKDEダウンロード--
MSX版の移植
12けっきょく南極大冒険
バーチャルコンソール
日本 200708072007年8月7日
Wiiコナミ開発2課KDEダウンロードFCNJ-
ファミリーコンピュータ版の移植
13けっきょく南極大冒険
バーチャルコンソール
日本 201308212013年8月21日
ニンテンドー3DSコナミ開発2課KDEダウンロードTDCJ-
ファミリーコンピュータ版の移植
14けっきょく南極大冒険
バーチャルコンソール
日本 201406192014年6月19日
Wii Uコナミ開発2課KDEダウンロードFC4J-
ファミリーコンピュータ版の移植
15けっきょく南極大冒険
バーチャルコンソール
日本 201411192014年11月19日
Wii Uコナミ開発3課KDEダウンロード--
MSX版の移植
16けっきょく南極大冒険
プロジェクトEGG
日本 201411252014年11月25日
Windowsコナミ開発3課KDEダウンロード--
MSX版の移植

評価[編集]

ファミリーコンピュータ版

ゲーム誌『ファミリーコンピュータMagazine』の1991年5月10日号特別付録「ファミコンロムカセット オールカタログ」では、「コンティニューがないので、1回失敗してしまうと、もうお終いなのがとてもツライ」、「ペンギンはただ走るだけじゃなくて、障害物を避けてジャンプしたりするんだ。これがまた、とってもカワイイのだ」と紹介されている[1]

シリーズ作品[編集]

本作のMSX版は、コナミの「教育シリーズ」第一弾として発売され、これらのシリーズには「I love ○○」というキャッチコピーが付けられていた。後に「コナミ株式会社」名義で再発売された際、これらのタイトルのパッケージからシリーズ表記とキャッチコピーが外されている。

関連作品[編集]

このゲームで初登場した主人公のペンギン(後にペン太と名づけられる)は、モアイと共に当時のコナミのマスコットとして各種広告・パンフレットに登場した。

また、ペン太を主人公に据えたコンピュータゲーム、プライズゲーム、メダルゲームなども複数登場した。

ペンギン(ペン太)がプレイヤーキャラクターとして登場する作品[編集]

  • けっきょく南極大冒険(1983年・MSX) - 主人公。コナミゲーム初登場。この時点では名前が付けられておらず「ペンギン」として登場。
  • 夢大陸アドベンチャー(1986年・MSX) - 主人公として「ペンギン」が登場。
  • グラディウス2(1987年・MSX) - 『夢大陸アドベンチャー』のソフトを挿入すると、自機が「ペンギン」になる。PlayStation版の『コナミアンティークスMSXコレクションVOL.2』収録版でもコマンド入力で出現。
  • パロディウス(1988年・MSX) - プレイヤーキャラクターのひとりとして「ペンギン」が登場。
  • 牌の魔術師(1989年・MSX) - プレイヤーキャラクターのひとりとして「ペンギン」が登場。
  • 夢ペンギン物語(1991年・ファミリーコンピュータ) - 主人公として「ペン太」が登場。「ペン太」という名前が初登場した作品。以降、これまでの「ペンギン」がペン太と同一の扱いになる。
  • つりっ子ペン太[4](1991年・メダルゲーム
  • いもほりペン太(1992年・メダルゲーム)
  • ふうせんペン太(1993年・メダルゲーム)
  • スーパーつりっ子ペン太[5](1995年・大型筐体メダルゲーム)
  • ヒエヒエペン太(2001年・プライズゲーム
  • けっきょく南極大冒険対戦版 (2003年・携帯電話アプリ)コナミ雀〜ツインビー対戦版〜。
  • エアフォースデルタ ブルーウイングナイツ(2004年・PlayStation 2) - 隠し自機として「ペン太」が登場。
  • ペン太の釣冒険DX[6](2006年・携帯電話アプリ)
  • コナミワイワイワールド(2006年・携帯電話アプリ) - 2006年の携帯電話アプリ版では、ファミコン版に登場していたコング(『キングコング2 怒りのメガトンパンチ』)に代わって「ペン太」がプレイヤーキャラクターのひとりとして登場している。

息子のペン太郎がプレイヤーキャラクターとして登場する作品[編集]

パロディウスシリーズでは、ペン太とペン子(続編の『夢大陸アドベンチャー』に登場)の間に生まれた息子という設定の「ペン太郎」が活躍している。『パロディウスだ!』時点では9歳[7]、『New International ハイパースポーツDS』では12歳[8]。2P自機としてペン太郎の幼なじみで許嫁の「お花ちゃん」が登場する場合もある。ドラマCDでの声優は野沢雅子

背景などで登場する作品[編集]

ペン太とペン太郎のどちらなのかが明確にされない作品もある。

  • コナミのピンポン(1985年・MSX) - タイトル画面や背景に登場。
  • コナミのゲームを10倍楽しむカートリッジ(1985年・MSX) - 背景などに登場。
  • コナミの新10倍カートリッジ(1987年・MSX) - 背景などに登場。
  • コナミワイワイワールド(1988年・ファミリーコンピュータ) - 転送機を操るキャラクターとして登場。2006年の携帯電話アプリ版では、ペン太がプレイヤーキャラクターになったためお花ちゃんに差し替えられた。
  • コナミの占いセンセーション(1988年・MSX)
  • がんばれゴエモン2(1989年・ファミリーコンピュータ) - ステージ5でゲームを買うと敵として現れる。
  • がんばれペナントレース!(1989年・ファミリーコンピュータ)- イースタンドーム及びアメリカンスタジアムの攻守チェンジ中、電光掲示板で流れるCMに登場する事がある。
  • ワイワイワールド2 SOS!!パセリ城(1991年・ファミリーコンピュータ)
  • バイオレントストーム(1993年・アーケード)
  • ワイワイビンゴ(1993年・アーケード)
  • ワイワイポーカー(1993年・アーケード)
  • ワイワイジョッキー(1995年・アーケード)
  • セクシーパロディウス(1996年・アーケード) - 「ペン太郎」が会計役などで登場。
  • コロコロペン介(1997年・メダルゲーム) - 「ペン介」が登場。ペン太やペン太郎との関係は不明。
  • コナミ ワイワイレーシング アドバンス(2001年・ゲームボーイアドバンス) - 「ペン太郎」が背景などに登場。
  • オトメディウス(2007年・アーケード) - 雑魚キャラクターとしてペンギンが多数登場。

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ a b 「5月10日号特別付録 ファミコンロムカセット オールカタログ」、『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第9号、徳間書店1991年5月10日、 50頁。
  2. ^ コナミ・教育シリーズの謎 - MSX研究所
  3. ^ Konami Games Flyer Archived 2009年7月1日, at the Wayback Machine. - Generation MSX
  4. ^ Arcade Game Flyers: Tsurikko-Penta, Konami - Arcade-History
  5. ^ Super Fisherman Penta (redemption game), Konami (1995) - Arcade-History
  6. ^ 【コナミネットDX】ペン太の釣冒険DX - KONAMI
  7. ^ 【コナミネットDX】アプリゲーム|パロディウスだ! - KONAMI
  8. ^ ニュー インターナショナル ハイパースポーツDS - ファミ通.com

外部リンク[編集]