リボニール・ルッシェル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
トゥット Football pictogram.svg
名前
本名 Livonir Ruschel
愛称 トゥット
カタカナ リボニール・ルッシェル
ラテン文字 TUTO
基本情報
国籍 ブラジルの旗 ブラジル
生年月日 1978年7月2日(37歳)
出身地 サンタカタリーナ州
ディオニシオ・セルケイラ[1] (en
身長 182cm[2]
体重 75kg[2]
選手情報
ポジション FW[2]
利き足 右足
ユース
1996
1997
グロリア
カシアス
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1997-1998 グロリア
1998-1999 川崎フロンターレ 45 (27)
2000 FC東京 29 (17)
2001-2002 浦和レッドダイヤモンズ 47 (17)
2003 清水エスパルス 20 (06)
2004-2005 大宮アルディージャ 49 (15)
2006 ポンチ・プレッタ 31 (11)
2007 ベイタル・エルサレム 8 (01)
2007 サンカエターノ 16 (05)
2008 セルトンジーニョ
2008-2009 湘南ベルマーレ 22 (8)
2010 シャペコエンセ
2011 グアラニ
1. 国内リーグ戦に限る。2012.09.24現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

トゥット(Tuto, 本名:リボニール・ルッシェル:Livonir Ruschel, 1978年7月2日 - )は、ブラジル出身のサッカー選手。ポジションはフォワード(FW)

川崎フロンターレFC東京在籍時の登録名はツゥット[3][4]

来歴[編集]

ブラジル・サンタカタリーナ州で生まれる。1996年に隣州リオグランデ・ド・スル州GEグロリアジュニオール(ユース)のテストを受けたところ、トップチームのベット監督の目に留まり[1]同クラブに加入。1997年にトップ昇格。州選手権では得点王を獲得した[5]

1998年、ベットが監督を務めるジャパンフットボールリーグ(旧JFL)・川崎フロンターレに移籍し、訪日。エースとして活躍し[6]1999年J2優勝及びJ1昇格に貢献したが、ベットは同年途中に退任し、J1を戦うに当たって大幅な戦力刷新が図られたことから川崎の戦力構想外となった。

J1でのプレーを希望し[5]2000年は川崎と同時にJ1へ昇格したFC東京期限付き移籍。開幕戦の横浜FM戦でFWアマラオが獲得したPKを譲り受け[7][8]、J1での初得点を記録。アマラオと好連携[9]を築いたことに加え[6][10]、持ち前のゴールに向かう突進力がチームの志向するカウンター攻撃に適合し[11]、17得点を挙げてチームの躍進に大きく貢献した[4]同年Jリーグベストイレブンにも選ばれたが[4]、高額な移籍金が枷となり[12]FC東京は完全移籍での獲得を断念。

2001年、この年にJ1復帰した浦和レッドダイヤモンズに完全移籍したが、負傷の影響もあって得点は1桁に留まった。2003年にJ1・清水エスパルスに移籍するも[13]1年で契約非更新により退団[14]

2004年5月に[15]J2・大宮アルディージャに加入[16]。再びクラブのJ1昇格に貢献し、2005年まで在籍[17]。この年をもって日本でのキャリアを一旦終えた。

2006年はブラジルに帰国しAAポンチ・プレッタでプレー。2007年には自身初の欧州移籍となるベイタル・エルサレムFCイスラエル)でのプレーを経て、2008年8月にJ2の湘南ベルマーレのオファーを受けて再訪日[18]。遅い時期の加入に加え怪我がちだったため、出場は7試合にとどまったものの、その7試合で5得点。90分当たりの得点率は2を越え、得点力の高さを発揮した。翌2009年も半年契約で湘南に在籍したが、やはり細かい怪我が多く、新加入の田原豊や若手の中村祐也らにポジションを奪われて徐々に出場機会が減少。同年7月限りで契約満了となり退団した[2]

2010年、ブラジル・シャペコエンセで現役を引退[19]2011年からはアマチュアとして[19]CEグアラニでプレーした[20]

エピソード[編集]

  • 川崎フロンターレ大宮アルディージャのJ1昇格に貢献したことから、一部では「昇格請負人」とも呼ばれている。
  • FC東京時代のニックネームは、ゴールへ向かって突進するその姿から「アニマウ・ツゥット」[21]
  • 浦和所属時の応援歌の原曲は「ミッキーマウスのマーチ」であった。

所属クラブ[編集]

ユース経歴
シニア経歴

個人成績[編集]

国内大会個人成績
年度 クラブ 背番号 リーグ リーグ戦 リーグ杯 オープン杯 期間通算
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
ブラジル リーグ戦 ブラジル杯 オープン杯 期間通算
1997 (pt グロリア RS州
1998 (pt
日本 リーグ戦 ナビスコ杯 天皇杯 期間通算
1998 川崎 32 旧JFL 15 10 - 3 4 18 14
1999 9 J2 30 17 2 1 2 1 34 19
2000 FC東京 J1 29 17 2 1 1 0 32 18
2001 浦和 11 24 8 4 4 4 2 32 14
2002 23 9 8 5 1 0 32 14
2003 清水 9 20 6 3 1 4 2 27 9
2004 大宮 10 J2 24 8 - 1 0 25 8
2005 J1 25 7 7 1 1 0 33 8
ブラジル リーグ戦 ブラジル杯 オープン杯 期間通算
2006 (en ポンチ・プレッタ SP州
2006 セリエA 31 11[22]
イスラエル リーグ戦 リーグ杯 オープン杯 期間通算
2006-07 (en エルサレム 11 プレミア 8 1
ブラジル リーグ戦 ブラジル杯 オープン杯 期間通算
2007 (en サンカエターノ セリエB 16 5
2008 (en セルトンジーニョ SP州1部
日本 リーグ戦 ナビスコ杯 天皇杯 期間通算
2008 湘南 37 J2 7 5 - 0 0 7 5
2009 9 15 3 - - 15 3
ブラジル リーグ戦 ブラジル杯 オープン杯 期間通算
2010 (pt シャペコエンセ SC州
2010 (en セリエC 2 0
通算 ブラジル セリエA
ブラジル セリエB
ブラジル セリエC 2 0
日本 J1 121 47 24 12 11 4 156 63
日本 J2 76 33 2 1 3 1 81 35
日本 旧JFL 15 10 - 3 4 18 14
イスラエル プレミア 8 1
総通算

その他の公式戦

国際大会個人成績
年度 クラブ 背番号 出場 得点
AFC ACL
2002-03 清水 9 2 0
通算 AFC 2 0

出場歴[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b Interview 763号 ツゥット (3/4) - ウェイバックマシン(2001年2月18日アーカイブ分) サッカーマガジン (2000年5月)
  2. ^ a b c d トゥット選手 契約満了のお知らせ 湘南ベルマーレ 2009.07.07
  3. ^ 選手・スタッフプロフィール (1999年版) 川崎フロンターレ
  4. ^ a b c ツゥット選手が『2000Jリーグベストイレブン』に選ばれる! - ウェイバックマシン(2002年8月22日アーカイブ分) FC東京 (2000年12月12日)
  5. ^ a b Interview 763号 ツゥット (4/4) - ウェイバックマシン(2001年2月20日アーカイブ分) サッカーマガジン (2000年5月)
  6. ^ a b 荒川裕治 『FC東京の挑戦』 小学館2001年、187-190頁。
  7. ^ 荒川裕治 『FC東京の挑戦』 小学館2001年、6頁。
  8. ^ 後藤,162頁
  9. ^ 2000年のJリーグ「J1初参戦のF東京が開幕から旋風を巻き起こす」 J's GOAL
  10. ^ Interview 763号 ツゥット (2/4) - ウェイバックマシン(2001年2月17日アーカイブ分) サッカーマガジン (2000年5月)
  11. ^ 後藤,68頁
  12. ^ 後藤,66頁
  13. ^ トゥット選手移籍加入決定のお知らせ - ウェイバックマシン(2003年1月24日アーカイブ分) 清水エスパルス (2003年1月20日)
  14. ^ 来季の契約を更新しない選手について - ウェイバックマシン(2004年2月11日アーカイブ分) 清水エスパルス (2003年1月29日)
  15. ^ a b 登録選手 追加・変更・抹消のお知らせ Jリーグ (2004年5月28日)
  16. ^ 新外国籍選手加入のお知らせ - ウェイバックマシン(2004年6月4日アーカイブ分) 大宮アルディージャ (2004年5月25日)
  17. ^ 選手契約満了のお知らせ - ウェイバックマシン(2006年2月11日アーカイブ分) 大宮アルディージャ (2005年12月5日)
  18. ^ トゥット選手 移籍加入のお知らせ - ウェイバックマシン(2008年8月31日アーカイブ分) 湘南ベルマーレ (2008年8月27日)
  19. ^ a b Perfil: Livonir Ruschel “Tuto” Folha do Oeste NEWS(ポルトガル語)
  20. ^ Guarani dá a largada no amador e almeja o futebol profissional Folha do Oeste NEWS (2011年2月2日)(ポルトガル語)
  21. ^ 後藤,45頁
  22. ^ Brazil 2006 Championship - First Level (Série A)RSSSF
関連書籍

関連項目[編集]


外部リンク[編集]