セリエA (野球)
セリエA | |
---|---|
競技 | 野球 |
開始年 | 1948年 |
参加チーム | 30 |
国 | ![]() ![]() |
前回優勝 | サンマリノ・ベースボール(2022) |
セリエA(セリエ・アー, Serie A)は、1948年に設立されたイタリアおよびサンマリノの野球トップリーグである。2010年からは、メジャーリーグベースボール(MLB)の資金提供を受けて新たに発足したイタリアンベースボールリーグ(IBL)が最高峰のプロ野球リーグに位置づけられ一部のチームがIBLへ移行したことで、下部組織として運営されていた。2018年以降、IBLの廃止によって再び国内トップリーグとなり、2021年以降は従来の2部制を廃して1部制を採用している。下位リーグにセリエB、セリエCがある。
概要[編集]
イタリアおよびサンマリノの野球リーグの最上位カテゴリは1991年以来セリエA1と呼ばれたが、2021年以降は2部制を廃したことでセリエAと呼ばれるようになっている。2021年シーズンは32球団、2022年シーズンは30球団が参加した。ヨーロッパにおいて最もレベルの高い野球リーグのひとつであり、優勝チーム及び選考を勝ち抜いた2チームは欧州チャンピオンズカップの出場権を得る。
歴史[編集]
イタリアで行われた最初の野球の試合は1884年1月、トスカーナ州の港町リヴォルノに停泊していた米国海軍の2隻の軍艦の水兵たちによるものだったと伝えられている[1]。その後、1889年にはアルバート・スポルディングが主催した「ワールドツアー」の一環として、スポルディングが会長を務めていたシカゴ・ホワイトストッキングスと他球団の選手の混合チームであるオール・アメリカとの間での試合がナポリで開催されたが[1]、これらはいずれもイタリア人によってプレーされた試合ではなかった。以降、MLBの選手たちによる試合は何度か実施されたものの、本格的な普及には至らなかった。
1919年、トリノ出身で米国在住だったマックス・オットは、帰郷にあたってイタリアで野球を広めようと考えていた。オットは、同じく米国での居住経験があった大学教授グイド・グラツィアーニと協力して2チームを編成し、1920年にはローマで試合を行った[2]。これを機に大学を中心として野球への関心が高まり、1931年には40人の学生がルールを学ぶために渡米している[1]。しかし、1935年にムッソリーニ政権が国民に対してスポーツまたは軍事教練を義務づけた際に野球が実施リストに含まれなかったことにより、イタリアにおける野球は再び下火になってしまった。
戦後、米国に移住していたオットは再びイタリアへ帰国し、1948年3月12日にレーガ・イタリアーナ・ベースボールを創設[2]。ミラノを本拠地とする5チームと、ボローニャを本拠地とする1チームが参加した[3]。6月27日にはミラノを本拠地とするヤンキースとリベルタス・ボローニャとの間で初の公式戦が実施され、ミラノのスタディオ・コムナーレ・ジュリアーティで開催された試合には2,000人を超える観客が集まり商業的にも成功を収めた[1]。イタリアにおける野球リーグの歴史的な最初のシーズンは、ボローニャが優勝を果たした。翌1949年には、グラツィアーニが設立した別のリーグ「フェデラツィオーネ」と合併し、ローマ、フィレンツェ、モデナなどの都市を本拠地とするチームも加わった[3]。そして1950年には現在のイタリア野球・ソフトボール連盟(FIBS)の前身となる統括組織が発足し、イタリア野球発展の道筋が整えられた[1]。
1950年代から1960年代前半にかけては8〜12チームが参加し、18週にわたって週1試合を実施する形式でリーグ戦が行われた。1970年代までには各チームが年間30試合ほどを、そして1980年代には各チームが週3試合を実施し年間50〜60試合を戦うようになった[3]。1963年にヨーロッパ各国リーグの優勝チームによって競われる欧州野球チャンピオンズカップが開始されると、1969年から1999年までの31年間に25回優勝するなど、セリエAのクラブチームは圧倒的な成績を残した[1]。中でも、パルマ・ベースボールクラブは歴代最多となる15回の優勝を誇っている。
1960年代以降は強豪国である米国やキューバなどから指導者や選手などの人材を招聘することで、国際試合などにおいてヨーロッパ野球界をリードする存在になったが、国際野球連盟(IBAF)によって1997年から国際試合へのプロ選手の参加が認められるようになると状況は一変。他国と比べて実力的に劣るようになり、ヨーロッパではMLB等へ積極的に選手を送り込んでいたオランダの後塵を拝するような状態になってしまった。また、国際ルールが変更され、金属バット使用から木製バット使用に変更された際に若年層の適応が遅れたことも、弱体化を招いてしまった要因と言われている。2003年の第35回IBAFワールドカップには平均年齢24.8歳という若年層主体で挑んだが、欧州予選リーグで全7ヵ国中6位という結果に終わった。こうした状況を踏まえ、セリエAの各チームは外国人選手の積極的な獲得に乗り出すようになった。日本人選手の獲得も相次いだほか、2004年のアテネ五輪において長嶋茂雄監督率いる野球日本代表がイタリアをキャンプ地とした際には、セリエA選抜チームとの練習試合を行っている。
さらなる強化を模索していたイタリア球界にとっての転機は、2006年に創設されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)であった。マイク・ピアッツァらMLB所属のイタリア系アメリカ人選手がイタリア代表チームに名を連ねたことを契機に、MLBとの連携が強化されたのである[2]。2007年には、FIBSがMLBの支援のもとで国内リーグのプロ化・フランチャイズ化を目指す方針を示し、セリエAはイタリアンベースボールリーグと名称を改められた。プロリーグ化は、実際には2010年シーズンから実施され、8チームが新たに発足したイタリアンベースボールリーグ(IBL)へ移行したことにより、セリエAはアマチュアリーグの最上位カテゴリとして存続するIBLの下部組織となった。このような強化の取り組みによってイタリア野球は確実に力をつけ、2010年の第17回IBAFインターコンチネンタルカップでは、二軍選手主体とはいえオールプロで挑んだ日本に3-0で完封勝ちをするなど、IBAFが主催する年齢制限のない国際大会においては過去最高となる3位に入った。
プロ化を目指し試合数の増加や全選手への報酬の支給、入場料の徴収の義務化といった厳しい規定を設けたIBLだったが、資金面の問題からリーグを脱退する球団が相次ぎ、セミプロリーグだった旧セリエAとほとんど変わらない実態となっていた[4]。2017年、ついにFIBSは国内リーグの最上位カテゴリをセリエA1に戻すことを決定した。旧名称に戻って最初のシーズンとなった2018年は8チームが参加し、ウニポルサイ・ボローニャがパルマクリマを下して優勝を果たした。2019年も8チームが参加予定であったがリミニ・ベースボールクラブが参加を取りやめたため7チームで実施され、2020年は10チームに拡大予定であったが、新型コロナウイルス感染症の流行に伴う日程変更の影響もあって4チームが出場を取りやめたことから6チームで実施された。
2021年1月、FIBSは1991年から導入されていたセリエAの2部制を廃止し、32チームが4チームずつ8組に分かれて戦う新たなフォーマットの導入を発表した[5]。2022年シーズンは、参加予定だった2チームが辞退したことで30チームによるリーグ戦が実施された。
試合方式[編集]
2022年[6][編集]
セリエAの2022年シーズンには30球団が参加。シーズンは1次フェーズ、2次フェーズ、プレイアウト(降格チーム決定戦)、準決勝、決勝(イタリアンベースボールシリーズ)で構成される。1次フェーズでは30球団が6〜8球団からなる4グループに分かれ、各球団が10〜14試合を戦う。2次フェーズでは、1次フェーズの各組上位2球団がプール・スクデット(決勝リーグ)、それ以外の球団がプール・サルヴェッツァ(救済リーグ)に振り分けられる。
プール・スクデットでは4球団ずつの2グループに分かれて各球団が30試合(同組の他球団とは各6試合、もう一方の組の球団とは各3試合)を戦い、各組上位2球団が準決勝に進出する。準決勝は7試合制(4戦先取)で行われ、勝者はイタリアンベースボールシリーズに進出する。イタリアンベースボールシリーズも7試合制(4戦先取)で行われ、年間優勝球団が決定する。一方、プール・サルヴェッツァでは5〜6球団ずつの4グループに分かれて各球団が16〜20試合を戦い、各組最下位がプレイアウト(降格プレーオフ)に進む。プレイアウトでは2球団ずつが5試合制(3戦先取)で戦い、敗れた2球団がセリエBへ降格する。
2009年以前[編集]
セリエA1は8チームによる1リーグ方式が取られていた。ホームとロードの3連戦、6回総当たりの計54試合によってリーグ戦が争われた。リーグ戦の上位4チームがプレーオフに進出。さらにプレーオフで上位2チームが勝ち残り、「ウィンド・ベースボール・シリーズ」(メジャーリーグのワールドシリーズにあたる)によってリーグチャンピオンを決定した。このチャンピオンは翌年6月に開催されるヨーロピアンカップの出場チームとなった。
選手[編集]
日本人の在籍選手[編集]
- 脇田善旨 2001年 - ボローニャ(セリエA1)
- 品田操士 2002年 - ボローニャ(セリエA1)
- 小野剛 2003年 - サンマリノ(セリエA1)
- 前田勝宏 2003年 - ボローニャ(セリエA1)
- 浦口雅広 2004-5年 - レッジョエミリア(セリエA2-A1)
- 寺田祐也 2005年 フィオレンティーナ(セリエA2)
- 湊川誠隆 2005-6年 - レッジョエミリア(セリエA1-A2)
- 八木虎造 2005-6年 - パレルモ(セリエC。日本でのプロ経験なし。2007年はリトアニアのカウナス・リトアニカでプレーしチームをシーズン3冠に導く。本職はプロカメラマン)
- G.G.佐藤 2012年 - ボローニャ(セリエA1)
- 濱矢廣大 2022年 - ネットゥーノ(セリエA)
参加チーム[編集]
2022年[7][編集]
グループA[編集]
グループB[編集]
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グループC[編集]
グループD[編集]
|
年度別成績[編集]
回 | カテゴリ | 年 | 球団数 | 優勝チーム | 優勝回数 | 勝 | 敗 | 準優勝チーム |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
75 | セリエA | 2022 | 30 | サンマリノ・ベースボール | 2年連続6回目 | 4 | 3 | パルマクリマ |
74 | 2021 | 32 | サンマリノ・ベースボール | 8年ぶり5回目 | 3 | 1 | ウニポルサイ・フォルティトゥード・ボローニャ | |
73 | セリエA1 | 2020 | 6 | ウニポルサイ・フォルティトゥード・ボローニャ | 3年連続13回目 | 4 | 3 | T&Aサンマリノ |
72 | 2019 | 7 | ウニポルサイ・フォルティトゥード・ボローニャ | 2年連続12回目 | 3 | 0 | T&Aサンマリノ | |
71 | 2018 | 8 | ウニポルサイ・フォルティトゥード・ボローニャ | 2年ぶり11回目 | 3 | 1 | 1949パルマ・ベースボールクラブA.S.D | |
70 | IBL | 2017 | 8 | A.S.Dリミニ・ベースボール | 2年ぶり13回目 | 3 | 0 | T&Aサンマリノ |
69 | 2016 | 7 | ウニポルサイ・フォルティトゥード・ボローニャ | 2年ぶり10回目 | 4 | 2 | A.S.Dリミニ・ベースボール | |
68 | 2015 | 8 | A.S.Dリミニ・ベースボール | 9年ぶり12回目 | 4 | 0 | ウニポルサイ・フォルティトゥード・ボローニャ | |
67 | 2014 | 8 | ウニポルサイ・フォルティトゥード・ボローニャ | 5年ぶり9回目 | 4 | 3 | A.S.Dリミニ・ベースボール | |
66 | 2013 | 10 | T&Aサンマリノ | 3年連続4回目 | 3 | 2 | A.S.Dリミニ・ベースボール | |
65 | 2012 | 8 | T&Aサンマリノ | 2年連続3回目 | 4 | 2 | A.S.Dリミニ・ベースボール | |
64 | 2011 | 8 | T&Aサンマリノ | 3年ぶり2回目 | 4 | 3 | ダネーシカフェ・ネットゥーノ | |
63 | 2010 | 8 | カリパルマ・パルマ | 13年ぶり10回目 | 4 | 3 | UGF ASS.NI ボローニャ | |
62 | IBL | 2009 | 8 | フォルティトゥード・ボローニャ | 4年ぶり8回目 | 4 | 1 | T&Aサンマリノ |
61 | 2008 | 8 | T&Aサンマリノ | 初優勝 | 4 | 3 | ダネーシカフェ・ネットゥーノ | |
60 | 2007 | 8 | モンテパスキ・グロッセート | 3年ぶり4回目 | 4 | 3 | ダネーシカフェ・ネットゥーノ | |
59 | セリエA1 | 2006 | 9 | テレマーケット・リミニ | 4年ぶり11回目 | 4 | 1 | コロニエ・マレンマ・グロッセート |
58 | 2005 | 10 | イタレリ・フォルティトゥード・ボローニャ | 2年ぶり7回目 | 4 | 3 | T&Aサンマリノ | |
57 | 2004 | 10 | プリンク・グロッセート | 15年ぶり3回目 | 4 | 3 | イタレリ・フォルティトゥード・ボローニャ | |
56 | 2003 | 10 | イタレリ・フォルティトゥード・ボローニャ | 19年ぶり6回目 | 4 | 1 | G.B. リカンビ・モデナ | |
55 | 2002 | 10 | セメンツァート・リミニ | 2年ぶり10回目 | 4 | 1 | ダネーシカフェ・ネットゥーノ | |
54 | 2001 | 10 | カフェダネーシ・ネットゥーノ | 3年ぶり17回目 | 4 | 2 | セメンツァート・リミニ | |
53 | 2000 | 9 | セメンツァート・リミニ | 2年連続9回目 | 4 | 0 | カフェダネーシ・ネットゥーノ | |
52 | 1999 | 9 | セメンツァート・リミニ | 7年ぶり8回目 | 4 | 3 | カフェダネーシ・ネットゥーノ |
統計[編集]
チーム別優勝回数[編集]
チーム | 本拠地 | 優勝 | 初優勝 | 最新年 |
---|---|---|---|---|
ネットゥーノ・ベースボールクラブ | ネットゥーノ | 17 | 1951 | 2001 |
フォルティトゥード・ボローニャ | ボローニャ | 13 | 1969 | 2020 |
リミニ・ベースボール | リミニ | 13 | 1975 | 2017 |
1949パルマ・ベースボールクラブ | パルマ | 10 | 1976 | 2010 |
ミラノ・ベースボール1946 | ミラノ | 8 | 1958 | 1970 |
サンマリノ・ベースボール | サンマリノ | 6 | 2008 | 2022 |
グロッセート・ベースボール | グロッセート | 4 | 1986 | 2007 |
ローマ・ベースボール | ローマ | 2 | 1950 | 1959 |
S.S. ラツィオ・ベースボール | ローマ | 2 | 1949 | 1955 |
リベルタス・ボローニャ | ボローニャ | 1 | 1948 | 1948 |
フィオレンティーナ・ベースボール | フィレンツェ | 1 | 1949 | 1949 |
太字は2022年シーズンにおいてセリエAに所属するチーム。優勝回数は、1948年〜1949年のレーガ・イタリアーナ・ベースボール、1949年〜1990年および2021年以降のセリエA、1958年のゴールデン・トーナメント、1991年〜2006年および2018年〜2020年のセリエA1、2007年〜2017年のイタリアンベースボールリーグ(IBL)を対象として集計されている。
A1の各シーズン[編集]
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2007年シーズン[編集]
2007年は以下の8チームで行われた。
- アヴィリアーナ・ベースボール (Avigliana Baseball) - アヴィリアーナ
- MPS グロッセート (Monte Paschi Siena Grosseto) - グロッセート
- T&A サンマリノ (T&A San Marino) - サンマリノ
- ダネージ・カッフェ・ネットゥーノ (Danesi Caffè Nettuno) - ネットゥーノ
- カリパルマ・パルマ (Cariparma Parma) - パルマ
- イタレリ・フルティトゥード・ボローニャ (Italeri Fortitudo Bologna) - ボローニャ
- デ・アンジェリス・ゴード (De Angelis Godo) - ルッシ(ゴード)
- テレマーケット・リミニ (Telemarket Rimini) - リミニ
リーグ戦結果[編集]
チーム名 | 試合数 | 勝数 | 負数 | ゲーム差 | 勝率 | |
---|---|---|---|---|---|---|
パルマ | 42 | 28 | 14 | - | .634 | プレイオフ進出 |
ボローニャ | 42 | 27 | 15 | 1.0 | .619 | プレイオフ進出 |
グロッセート | 42 | 26 | 16 | 2.0 | .619 | プレイオフ進出 |
ネットゥーノ | 42 | 25 | 17 | 3.0 | .595 | プレイオフ進出 |
サン・マリノ | 42 | 21 | 21 | 7.0 | .500 | |
リミニ | 42 | 21 | 21 | 7.0 | .500 | |
ゴード | 42 | 12 | 30 | 16.0 | .286 | |
アヴィリアーナ | 42 | 8 | 34 | 20.0 | .190 | A2から昇格。A2へ降格 |
プレイオフ準決勝[編集]
- パルマ 3勝 - ネットゥーノ 4勝
- ボローニャ 1勝 - グロッセート 4勝
プレイオフ決勝[編集]
- グロッセート 4勝 - ネットゥーノ 3勝
2006年シーズン[編集]
2006年を戦ったチームは以下の9チームである。本シーズンは奇数チームのため週ごとに1チームずつ交替で休みの週が生まれた。
- オペル・アンツィオ (OPEL Anzio) - アンツィオ
- コロニエ・デッラ・マレンマ・グロッセート (Colonie della Maremma Grosseto) - グロッセート
- デ・アンジェリス・ゴード (De Angelis Godo) - ルッシ(ゴード)
- T&A サンマリノ (T&A San Marino) - サンマリノ
- ダネージ・ネットゥーノ (Danesi Nettuno) - ネットゥーノ
- チェーチ・ネグリ・パルマ (Ceci Negri Parma) - パルマ
- イタレリ・ボローニャ (Bologna) - ボローニャ
- コムコル・モデナ (Comcor Modena) - モデナ
- テレマーケット・リミニ (Telemarket Rimini) - リミニ
リーグ戦結果[編集]
チーム名 | 試合数 | 勝数 | 負数 | ゲーム差 | 勝率 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
ボローニャ | 48 | 30 | 18 | - | .625 | プレイオフ進出 |
ネットゥーノ | 48 | 28 | 20 | 2.0 | .583 | プレイオフ進出 |
グロッセート | 48 | 28 | 20 | 2.0 | .583 | プレイオフ進出。準優勝 |
リミニ | 48 | 25 | 23 | 5.0 | .521 | プレイオフ進出。優勝 |
ゴード | 48 | 25 | 24 | 6.0 | .500 | A2から昇格 |
モデナ | 48 | 23 | 25 | 7.0 | .479 | |
パルマ | 48 | 22 | 26 | 8.0 | .458 | |
サン・マリノ | 48 | 22 | 26 | 8.0 | .458 | |
アンツィオ | 48 | 14 | 34 | 16.0 | .292 | A2から昇格。A2へ降格 |
プレイオフ準決勝[編集]
- ボローニャ 2勝 - リミニ 4勝
- ネットゥーノ 1勝 - グロッセート 4勝
プレイオフ決勝[編集]
- リミニ 4勝 - グロッセート 1勝
2005年シーズン[編集]
2005年セリエA1を戦ったのは以下の10チームである。
- プリンク・グロッセート (Prink Grosseto) - グロッセート
- T&A サンマリノ (T&A San Marino) - サンマリノ
- アチェガス・アルピーナ・テルジェステ・トリエステ(Acegas Alpina Tergeste Trieste) - トリエステ
- カッフェ・ダネージ・ネットゥーノ (Caffè Danesi Nettuno) - ネットゥーノ
- パテルノー・チッタ・デイ・ノルマンニ - パテルノー
- チェーチ・ネグリ・パルマ (Ceci & Negri Parma) - パルマ
- イタレリ・ボローニャ (Bologna) - ボローニャ
- フィウーメ・コストルツィオーニ・モデナ (Comcor Modena) - モデナ
- テレマーケット・リミニ (Telemarket Rimini) - リミニ
- パルフィンガー・レッジョ・エミリア (Palfinger Reggio Emilia) - レッジョ・エミリア
リーグ戦結果[編集]
チーム名 | 試合数 | 勝数 | 負数 | ゲーム差 | 勝率 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
ボローニャ | 54 | 35 | 19 | - | .648 | プレイオフ進出。優勝 |
サン・マリノ | 54 | 35 | 19 | - | .648 | プレイオフ進出。準優勝 |
ネットゥーノ | 54 | 34 | 20 | 1.0 | .630 | プレイオフ進出 |
リミニ | 54 | 33 | 21 | 2.0 | .611 | プレイオフ進出 |
パルマ | 54 | 33 | 21 | 2.0 | .611 | |
グロッセート | 54 | 30 | 24 | 5.0 | .556 | |
モデナ | 54 | 24 | 30 | 11.0 | .444 | |
レッジョ・エミリア | 54 | 19 | 35 | 16.0 | .352 | 降格 |
トリエステ | 54 | 16 | 38 | 19.0 | .296 | 降格 |
パテルノー | 54 | 11 | 43 | 24.0 | .204 | 降格 |
プレイオフ準決勝[編集]
- ボローニャ 4勝 - リミニ 1勝
- サン・マリノ 4勝 - ネットゥーノ 2勝
プレイオフ決勝[編集]
- ボローニャ 4勝 - サン・マリノ 3勝
脚注[編集]
- ^ a b c d e f Chetwynd, Josh (2019). Baseball in Europe : a country by country history (Second edition ed.). Jefferson, North Carolina. ISBN 978-1-4766-7912-9. OCLC 1120784054
- ^ a b c NPBエンタープライズ. “"世界の野球"「クラブチームを中心に発展 プロリーグも発足したイタリア」”. 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト. 2022年10月30日閲覧。
- ^ a b c Baseball without borders : the international pastime. George Gmelch. Lincoln: University of Nebraska. (2006). ISBN 0-8032-5606-X. OCLC 74813629
- ^ “イタリアンベースボールリーグレポート2017(ノヴァーラ対パルマ,8月11日)”. 阿佐智の「アサスポ・ワールド・ベースボール」. 2022年10月30日閲覧。
- ^ Redazione (2021年1月29日). “Torna la serie A unica, 32 squadre al via » Baseball.it” (イタリア語). Baseball.it. 2022年10月30日閲覧。
- ^ “Serie A Baseball 2022” (イタリア語). Federazione Italiana Baseball Softball. 2022年10月30日閲覧。
- ^ “Serie A Baseball 2022” (イタリア語). Federazione Italiana Baseball Softball. 2022年10月31日閲覧。
関連項目[編集]
- 野球
- イタリア野球・ソフトボール連盟(FIBS)
- イタリアンベースボールリーグ(IBL)
- 欧州チャンピオンズカップ
- 野球イタリア代表
- 世界野球・ソフトボール連盟(WBSC)
- ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)
- WBSCプレミア12
- セリエA (サッカー)
- セリエA (バレーボール)
- セリエA (バスケットボール)