パシフィック・コーストリーグ

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パシフィック・コーストリーグ
競技野球
創立1903
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
最終年2021年
最終優勝サクラメント・リバーキャッツ (2019)
最多優勝サンフランシスコ・シールズ (14)

パシフィック・コーストリーグPacific Coast League)は、かつて存在したアメリカ合衆国プロ野球リーグメジャーリーグベースボール(MLB)傘下マイナーリーグベースボール(MiLB)AAA級のリーグだった。

打者天国[編集]

リノ・エーシズの本拠地エーシズ・ボールパーク。標高1300m超の乾燥地帯に位置し、北米有数の打者天国として知られる。

標高の高いロッキー山脈周辺地域や乾燥地帯に本拠地を置いている球団が多いため、極めて打者有利(hitter friendly)のリーグとして知られる[1]。特に、リノラスベガスコロラドスプリングス2018年まで)、アルバカーキソルトレークシティエル・パソ[要曖昧さ回避]の6球場は顕著な打者天国として有名である[2]

2011年のリーグ平均打率は.286、OPSは.807で、防御率は5.13だった[3]。東海岸のAAA級リーグであるインターナショナルリーグが平均打率.260、OPS.729、防御率4.03でメジャーリーグと同程度の水準にあるのに対し[4]、パシフィック・コーストリーグの打者優位は明らかである[5]

アメリカ合衆国の関係者やファンの間では、パシフィック・コーストリーグでの打撃成績はある程度割引いて考慮すべきという見方が一般的になっている[6]

2020年6月30日にCOVID-19の影響でシーズンが中止となった[7][8]

2021年シーズン開幕前にMLBのMiLB改編に伴い、リーグは消滅した[9]

歴代優勝チーム[編集]

優勝チーム
1903年 ロサンゼルス・エンゼルス
1904年 タコマ・タイガース
1905年 ロサンゼルス・エンゼルス
1906年 ポートランド・ビーバーズ
1907年 ロサンゼルス・エンゼルス
1908年 ロサンゼルス・エンゼルス
1909年 サンフランシスコ・シールズ
1910年 ポートランド・ビーバーズ
1911年 ポートランド・ビーバーズ
1912年 オークランド・オークス
1913年 ポートランド・ビーバーズ
1914年 ポートランド・ビーバーズ
1915年 オークランド・オークス
1916年 ロサンゼルス・エンゼルス
1917年 サンフランシスコ・シールズ
1918年 ロサンゼルス・エンゼルス
1919年 ヴァーノン・タイガース
1920年 ヴァーノン・タイガース
1921年 ロサンゼルス・エンゼルス
1922年 サンフランシスコ・シールズ
1923年 サンフランシスコ・シールズ
1924年 シアトル・インディアンス
1925年 サンフランシスコ・シールズ
1926年 ロサンゼルス・エンゼルス
1927年 オークランド・オークス
1928年 サンフランシスコ・シールズ
1929年 ハリウッド・スターズ
1930年 ハリウッド・スターズ
1931年 サンフランシスコ・シールズ
1932年 ポートランド・ビーバーズ
1933年 ロサンゼルス・エンゼルス
1934年 ロサンゼルス・エンゼルス
1935年 サンフランシスコ・シールズ
1936年 ポートランド・ビーバーズ
1937年 サンディエゴ・パドレス
1938年 サクラメント・ソロンズ
1939年 サクラメント・ソロンズ
1940年 シアトル・レイニアーズ
1941年 シアトル・レイニアーズ
1942年 シアトル・レイニアーズ
1943年 サンフランシスコ・シールズ
1944年 サンフランシスコ・シールズ
1945年 サンフランシスコ・シールズ
1946年 サンフランシスコ・シールズ
1947年 ロサンゼルス・エンゼルス
1948年 オークランド・オークス
1949年 ハリウッド・スターズ
1950年[10] オークランド・オークス
1951年 シアトル・レイニアーズ
1952年[10] ハリウッド・スターズ
1953年[10] ハリウッド・スターズ
1954年 オークランド・オークス
1955年 シアトル・レイニアーズ
1956年 ロサンゼルス・エンゼルス
1957年 サンフランシスコ・シールズ
1958年 フェニックス・ファイアバーズ
1959年 ソルトレイクシティ・ビーズ
1960年 スポケーン・インディアンス
1961年 タコマ・タイガース
1962年 サンディエゴ・パドレス
1963年 オクラホマシティ・エイティナイナーズ
1964年 サンディエゴ・パドレス
1965年 オクラホマシティ・エイティナイナーズ
1966年 シアトル・エンゼルス
1967年 サンディエゴ・パドレス
1968年 タルサ・オイラーズ
1969年 ソルトレイクシティ・ビーズ
1970年 スポケーン・インディアンス
1971年 ソルトレイク・ビーズ
1972年 アルバカーキ・デュークス
1973年 スポケーン・インディアンス
1974年 スポケーン・インディアンス
1975年 ハワイ・アイランダーズ
1976年 ハワイ・アイランダーズ
1977年 フェニックス・ファイヤーバーズ
1978年[11] アルバカーキ・デュークス
タコマ・タイガース
1979年 ソルトレイク・ビーズ
1980年 アルバカーキ・デュークス
1981年 アルバカーキ・デュークス
1982年 アルバカーキ・デュークス
1983年 ポートランド・ビーバーズ
1984年 エドモントン・トラッパーズ
1985年 バンクーバー・カナディアンズ
1986年 ラスベガス・スターズ
1987年 アルバカーキ・デュークス
1988年 ラスベガス・スターズ
1989年 バンクーバー・カナディアンズ
1990年 アルバカーキ・デュークス
1991年 ツーソン・トロズ
1992年 コロラドスプリングス・スカイソックス
1993年 ツーソン・トロズ
1994年 アルバカーキ・デュークス
1995年 コロラドスプリングス・スカイソックス
1996年 エドモントン・トラッパーズ
1997年 エドモントン・トラッパーズ
1998年 ニューオーリンズ・ゼファーズ
1999年 バンクーバー・カナディアンズ
2000年 メンフィス・レッドバーズ
2001年[12] ニューオーリンズ・ゼファーズ
タコマ・レイニアーズ
2002年 エドモントン・トラッパーズ
2003年 サクラメント・リバーキャッツ
2004年 サクラメント・リバーキャッツ
2005年 ナッシュビル・サウンズ
2006年 ツーソン・サイドワインダーズ
2007年 サクラメント・リバーキャッツ
2008年 サクラメント・リバーキャッツ
2009年 メンフィス・レッドバーズ
2010年 タコマ・レイニアーズ
2011年 オマハ・ストームチェイサーズ
2012年 リノ・エーシズ
2013年 オマハ・ストームチェイサーズ
2014年 オマハ・ストームチェイサーズ
2015年 フレズノ・グリズリーズ
2016年 エル・パソ・チワワズ
2017年 メンフィス・レッドバーズ
2018年 メンフィス・レッドバーズ
2019年 サクラメント・リバーキャッツ

脚注[編集]

  1. ^ Payne, Matt(2011-07-13). Pitching dominates Triple-A All-Star Game. Desert News(英語). 2011年11月27日閲覧
  2. ^ Smith, Stephen C(2011-03-09). Mark Trumbo Steps Up to the Plate. FutureAngels.com(英語). 2011年11月27日閲覧
  3. ^ 2011 Pacific Coast League Statistics. Baseball-Reference.com(英語). 2011年11月27日閲覧
  4. ^ 2011年のア・リーグは平均打率.258、平均OPS.730。ナ・リーグは平均打率.253、OPS.710。
  5. ^ 2011 Minor League Baseball League Encyclopedia. Baseball-Reference.com(英語). 2011年11月27日閲覧
  6. ^ Sheehan, Joe(2011-05-30). Minor leaguers, but these five will be major contributors. SI Vault(英語). 2011年11月27日閲覧
  7. ^ “A Message From Pat O'Conner”. (2020年3月13日). https://www.milb.com/milb/news/message-from-minor-league-baseball-president-ceo-pat-o-conner-313052288 2020年5月5日閲覧。 
  8. ^ “2020 Minor League Baseball Season Shelved”. (2020年6月30日). https://www.milb.com/news/2020-minor-league-baseball-season-shelved 2020年7月1日閲覧。 
  9. ^ Reichard, Kevin (2021年2月12日). “Minor League Baseball Overhaul Unveiled”. Ballpark Digest. 2021年2月13日閲覧。
  10. ^ a b c 資金難を理由にチャンピオンシップシリーズ中止
  11. ^ チャンピオンシップシリーズが雨天中止のため同率優勝となった。
  12. ^ 9月11日にアメリカ同時多発テロ事件が発生したためチャンピオンシップシリーズが中止となり、同率優勝となった。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]