リノ (ネバダ州)

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リノ
Reno
リノ・アーチ
リノ・アーチ
リノの市旗
市旗
愛称 : The Biggest Little City in the World
位置
リノの位置の位置図
リノの位置
座標 : 北緯39度31分37.6秒 西経119度49分18.5秒 / 北緯39.527111度 西経119.821806度 / 39.527111; -119.821806
行政
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
  ネバダ州
  ワショー郡
 市 リノ
地理
面積  
  市域 179.6 km2
    陸上   179.0 km2
    水面   0.6 km2
標高 1373 m
人口
人口 (2010年現在)
  市域 225,221人
    人口密度   1008.3人/km2
  都市圏 619,127人
その他
等時帯 太平洋標準時 (UTC-8)
夏時間 太平洋夏時間 (UTC-7)

リノReno) は、アメリカ合衆国ネバダ州北西部に位置する商業、観光都市。人口は198,300人(2004年)で州内の規模はラスベガスに次ぐ。また、ラスベガスと共にカジノ・シティとしても名高く、共に古くは鉱物(特に金)の集散地として栄えた都市である。

街の愛称は、“The Biggest Little City In The World”(世界で一番大きい小都市)であり、この名称は1929年に名付けられたものである。

歴史[編集]

市名は南北戦争で戦死した英雄ジェシー・リー・リノ (Jesse Lee Reno、1823年 - 1862年) に因む。一攫千金のためカリフォルニアを目指した者らが1858年に定住。翌年には近辺でが採鉱され大いに潤った。1868年にはセントラル・パシフィック鉄道の開通により、拠点都市として発展した。20世紀になってからは資源の減少などから鉱業は縮小し、至る部分に廃墟が見られるようになるも、なお、世界第3位、米国最大の金の産出地として存在感を呈していた。資源枯渇などで鉱業に翳りが見られると、1930年代に離婚手続きに関する州法が改定された。これにより、6週間滞在すれば相手の同意なしに離婚できるようになったため、離婚希望者が押しかけて「離婚の町」として知られるようになった。現在でも"go to Reno"は「離婚する」という意味で使われる[1]。1957年には天然ガスの爆発事故発生により、市街地は甚大な被害を受ける。

その後、リノが本格的に発展を遂げたのは1980年代、ネバダ州におけるインディアン・カジノの規制緩和に端を発するカジノの発展である。後に、州内ではラスベガスに次ぐカジノの名所としても知られるようになり、市内ダウンタウンのゲートウェイであったリノ・アーチは、いつしかカジノシティのシンボルにもなった。一方で、周辺に広がるシエラネバダ山脈の観光拠点としても発展を見せている。

地形[編集]

リノのダウンタウン

リノはシエラネバダ山脈西端のグレートベースンに位置する。当該山脈の谷間に位置するが海抜高度は約1300メートルとかなり高地にある。

気候[編集]

ケッペンの気候区分では砂漠気候である。山脈の雨陰に当たるため降水量が少なく、特に夏季は高温かつ乾燥する。また、日較差が大きいのも特徴であり、盛夏でも朝晩は10℃を下回ることもある。

リノ (ネバダ州) (リノ・タホ国際空港, 1981–2010 平年値, 極値 1893–)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C (°F) 22
(71)
24
(76)
28
(83)
32
(90)
37
(98)
40
(104)
42
(108)
41
(105)
38
(101)
34
(93)
25
(77)
22
(71)
42
(108)
平均最高気温 °C (°F) 7.5
(45.5)
10.9
(51.7)
14
(57.2)
17.8
(64.1)
22.6
(72.6)
28.2
(82.8)
32.9
(91.2)
32.2
(89.9)
27.6
(81.7)
21.1
(69.9)
12.9
(55.3)
8
(46.4)
19.8
(67.6)
平均最低気温 °C (°F) −5.7
(21.8)
−3.7
(25.4)
−1.5
(29.3)
0.7
(33.2)
4.6
(40.2)
8.1
(46.5)
10.8
(51.4)
9.9
(49.9)
6.2
(43.1)
1
(34)
−3.1
(26.4)
−6.3
(20.7)
4.4
(40.0)
最低気温記録 °C (°F) −28
(−19)
−27
(−16)
−19
(−3)
−11
(13)
−9
(16)
−4
(25)
1
(33)
−4
(24)
−7
(20)
−13
(8)
−17
(1)
−27
(−16)
−27
(−17)
降水量 mm (inch) 26.2
(1.03)
25.9
(1.02)
19.3
(0.76)
11.9
(0.47)
12.4
(0.49)
13
(0.51)
4.6
(0.18)
5.8
(0.23)
8.9
(0.35)
13
(0.51)
20.8
(0.82)
26.2
(1.03)
188
(7.40)
降雪量 cm (inch) 14.2
(5.6)
12.7
(5.0)
5.1
(2.0)
1.3
(0.5)
0.8
(0.3)
0
(0.0)
0
(0.0)
0
(0.0)
0.3
(0.1)
0.8
(0.3)
7.9
(3.1)
12.4
(4.9)
55.4
(21.8)
平均降水日数 (≥ 0.01 in) 6.9 7.0 5.8 4.2 3.7 3.7 1.6 1.8 2.9 3.3 5.0 6.4 52.3
平均降雪日数 (≥ 0.1 in) 4.0 3.0 2.6 1.0 0.2 0.0 0.0 0.0 0.1 0.3 1.9 3.2 16.3
湿度 68.0 60.2 52.7 45.9 43.2 39.9 36.2 39.3 44.0 50.7 61.2 67.6 50.7
平均月間日照時間 195.6 204.2 291.0 332.1 375.8 393.8 424.0 390.8 343.9 295.2 212.0 187.5 3,645.9
日照率 65 68 78 83 84 88 93 92 92 85 70 64 82
出典: NOAA (nrm min-max temperature based on 1971 - 1990 normals)

NOAA (relative humidity and sun 1961–1990)[2][3][4]


交通[編集]

この都市へのアクセスは、リノ・タホ国際空港が一般的である。この空港を拠点とする、リノ・エアーという航空会社がかつては存在した。

また、サンフランシスコよりインターステイト80号を4~5時間ほど東に走行してシエラネバダ山脈を越えると、リノ市に到達する。周囲は眺望に優れるため、ドライブ、ツアーの名所となっている。

旅客列車は、アムトラックのカリフォルニア・ゼファー号が毎日一往復ダウンタウンのリノ駅に停車する。

教育[編集]

ネバダ大学リノ校があり、学術都市としての一面も見せている。

スポーツ[編集]

毎年9月には、飛行機によるレース、リノ・エアレースが行われることでも知られている。2011年9月16日は悲惨な空中衝突で、観客死亡事故も起こっている。

2018年冬季オリンピック開催地に立候補する意向を示していたが、アメリカ・オリンピック委員会が2016年の夏季オリンピックでシカゴが立候補していることもあり、直後のアメリカの立候補は印象が薄れることを恐れたため、2022年の冬季オリンピックまでは立候補を見送る意向を示したため、立候補は却下となった。

2006年から2008年までは、ゴールデンベースボールリーグリノ・シルバーソックスが本拠地を置いていた。

2009年から、MLBアリゾナ・ダイヤモンドバックス傘下AAAのリノ・エーシズが本拠地として使用している。

脚注[編集]

関連事項[編集]

タホ胡

外部リンク[編集]