この記事は半保護されています。(半保護の方針による半保護)

若月健矢

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

若月 健矢
オリックス・バファローズ #37
Wakatsuki 20160320.JPG
2016年3月20日 阪神鳴尾浜球場にて
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 埼玉県加須市
生年月日 (1995-10-04) 1995年10月4日(24歳)
身長
体重
179 cm
87 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 捕手
プロ入り 2013年 ドラフト3位
初出場 2015年5月1日
年俸 4,500万円(2020年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
獲得メダル
男子 野球
日本の旗 日本
アジア プロ野球チャンピオンシップ
2017

若月 健矢(わかつき けんや、1995年10月4日 - )は、埼玉県加須市出身のプロ野球選手捕手)。右投右打。オリックス・バファローズ所属。妻は声優立花理香[2]

経歴

プロ入り前

小学1年から大桑ジャイアンツで野球を始める[3]。捕手となったきっかけは、入部時に空いていたポジションが捕手だったことにあるという[4]。加須平成中時代に加須シニアで全国8強入り[5]

花咲徳栄高では1年秋から捕手でレギュラーを獲得。2年生時に監督の助言でプロ入りを志すようになった[4][5]。4番・捕手として関口明大(青山学院大-徳島インディゴソックス)とバッテリーを組み3年春の第85回記念選抜高等学校野球大会に出場し、自身は本塁打を放つも1回戦敗退。夏の甲子園は県大会でノーヒットノーランの貢献も[6]、準々決勝で敗れ出場を逃す[7]。同大会終了後、高校日本代表に選出され、第26回18U野球ワールドカップ準優勝を経験した。高校通算28本塁打[8]。高校時代のチームメイトには他に楠本泰史がいる。

2013年度ドラフト会議でオリックス・バファローズから3位指名を受けた[8]

オリックス時代

2014年は一軍出場こそなかったものの、シーズン終了後にU-21日本代表に選出され、国際舞台の経験を得た[9]

2015年5月1日に一軍初出場を果たすが、この時は代走のみの起用で、1試合の出場のみで二軍降格となった。シーズン終盤に再度一軍登録され、9月25日の北海道日本ハムファイターズ戦で初の捕手起用・先発出場を果たし、その後計4試合先発マスクを被った[10]。この期間にプロ初安打も記録した。

2016年、前シーズンに正捕手を決めきれなかったオリックスでは、福良淳一監督が捕手全員を横一線で競争させると明言[10]。開幕当初は伊藤光山崎勝己の併用が続いていたが、6月3日にシーズン2度目の一軍登録を果たした若月は徐々に出場機会を増やし、7月以降は伊藤がマスクを被る金子千尋の先発試合以外はほぼ先発マスクを任されるようになり[11]、チームの7月のシーズン初月間勝ち越しに貢献した[12]。最終的にチームの捕手では最多の85試合に出場した。なお、この年のオリックスは若月、伊藤、山崎、伏見寅威齋藤俊雄田中大輔の捕手6名で、日本プロ野球史上初の「シーズンチーム捕逸0」の記録を達成した[13]

2017年、3月31日の開幕戦東北楽天ゴールデンイーグルス戦(京セラドーム大阪)は、金子千尋とのバッテリーで初の開幕スタメンを勝ち取った。しかし、この試合では5回までに4失点を喫し、サインが合わず金子が苛立ちを見せる場面もあるなどして敗戦し[14]、結局2017年シーズン中金子と再びバッテリーを組むことはなく、その役目は伊藤光に譲ることとなった[14]。このシーズンも前年同様チームの捕手で最多の100試合に出場したものの、打率が夏場には1割台に低迷したほか[15]打点失策数・盗塁阻止率など攻守の指標の多くが2016年を下回った。5月頃から、球場では一部の観客から若月に向けて「頼むから辞めてくれ」[16]などのヤジが飛ぶようになり、若月もシーズン途中から「今の心境」として選手登場曲を中島みゆきの「ファイト!」に変更するなど[16]、苦悩のシーズンを過ごした[14][16]。オフの11月8日に怪我で辞退した宇佐見真吾に代わり、2017 アジア プロ野球チャンピオンシップ日本代表に選出された[17]11月25日から台湾で開催される2017アジアウインターベースボールリーグにおいて、NPBウエスタン選抜に選出された[18]

2018年、正捕手として114試合に出場。打率.245を記録するなど打撃面で成長を見せた。特に千葉ロッテマリーンズ戦で打率.400、ZOZOマリンスタジアムでは.538を記録した。

2019年、自己最多の138試合に出場し、リーグ1位の盗塁阻止率.378を記録したが、打撃では打率.178と低迷した[19]

2019年12月28日に声優の立花理香と結婚してから迎えた2020年シーズン。フォーム改造を試み開幕以来打撃が好調。7月31日時点で打率2割7分3厘、3本塁打を記録している。「ヤバいわよ」が若月捕手の代名詞になりつつある。

「ヤバいわよ」は若月の妻、立花理香さんがゲーム「プリンセスコネクト!Re:Dive」で演じたキャラクター・キャルの台詞で、インターネット上ではキャルの代表的な台詞として定着している。このセリフが野球ファンにも浸透し、若月捕手が活躍するたびにネット掲示板やSNSに書き込まれるようになった[20]

選手としての特徴

二塁送球が1.9秒を切る強肩[21]と送球の安定感[8]が売り。体も強く、努力家である点もプロ入りに際し評価された[22]

若月のリードについて、オリックス入団直後からバッテリーコーチとして指導する鈴木郁洋は、「バッターの反応もよく見れるし、もともとバッターを抑える感覚を持っている」「何回教えてもできない子もいるそういう感覚を、あいつはプロに入ってきた時から持っていた」と評する[11]

人物

趣味は漫画を読むこと[4][23]。先述の中島みゆきの他、尾崎豊光GENJIなど、自身が生まれる前の昭和期のヒットソングを嗜好し、登場曲に多く選択している[12]

2019年12月28日、声優の立花理香との結婚をスポーツニッポン紙上で発表した[2][24][25]

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2015 オリックス 5 11 11 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 2 1 .091 .091 .091 .182
2016 85 262 229 22 52 13 0 0 65 20 0 0 23 0 4 1 6 42 5 .227 .259 .284 .543
2017 100 256 218 16 44 8 2 1 59 18 0 0 23 2 10 0 3 50 9 .202 .245 .271 .515
2018 114 302 269 22 66 9 2 1 82 27 1 0 23 1 7 0 2 80 6 .245 .269 .305 .574
2019 138 348 298 21 53 9 0 1 65 21 2 0 25 0 21 1 4 73 4 .178 .241 .218 .460
NPB:5年 442 1179 1025 81 216 39 4 3 272 86 3 0 94 3 42 2 15 247 25 .211 .252 .265 .517
  • 2019年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績



捕手






















2015 オリックス 4 28 2 0 0 1.000 0 1 1 0 .000
2016 84 503 56 3 4 .995 0 60 43 17 .283
2017 99 533 59 5 6 .992 2 51 38 13 .255
2018 114 657 77 2 8 .997 2 62 43 19 .306
2019 138 835 85 3 7 .9967 3 70 44 26 .371
通算 439 2556 279 13 25 .995 7 243 168 75 .309
  • 2019年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

記録

背番号

  • 37 (2014年 - )

登場曲

代表歴

脚注

  1. ^ オリックス - 契約更改 - プロ野球.日刊スポーツ.2018年12月12日閲覧
  2. ^ a b “オリックス若月、結婚!8歳年上の美人声優・立花理香さんに「ポンタ」人形に指輪付けプロポーズ”. スポーツニッポン. (2019年12月28日). オリジナルの2019年12月28日時点におけるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20191227212614/https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2019/12/28/kiji/20191228s00001173085000c.html 2019年12月28日閲覧。 
  3. ^ 2013年プロ野球ドラフト 若月健矢”. スポニチ Sponichi Annex. 2014年4月2日閲覧。
  4. ^ a b c 【若きアスリートの誓い】空いていたポジションが人生決めた! オリックス入団の若月健矢さん(18)”. msn産経ニュース. 2014年4月2日閲覧。
  5. ^ a b オリックス若月、「一心不乱」夢かなえる 目標は「生涯捕手」”. 埼玉新聞. 2014年4月2日閲覧。
  6. ^ 花咲徳栄・関口ノーヒッター/埼玉大会”. 日刊スポーツ. 2013年7月21日閲覧。
  7. ^ 第95回全国高校野球選手権埼玉大会5回戦”. 朝日新聞. 2013年7月23日閲覧。
  8. ^ a b c 2013年度ドラフト会議 契約交渉権獲得選手”. オリックス・バファローズオフィシャルサイト. 2014年3月31日閲覧。
  9. ^ 全世代侍ジャパン選手リスト 若月健矢”. 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト. 2016年10月2日閲覧。
  10. ^ a b 福良監督も評価。オリックス若月、目指すは「未来」ではなく「現在」の正捕手”. ベースボールチャンネル. 2016年10月2日閲覧。
  11. ^ a b 「初回はノーアウト満塁でもいい」オリ・若月健矢に同居する強気と繊細。”. Number Web. 2016年10月2日閲覧。
  12. ^ a b c 【野球】オリックス支える若月は昭和な男 強肩強打の20歳”. デイリースポーツ. 2016年10月2日閲覧。
  13. ^ オリックス、シーズン捕逸0のプロ野球記録達成”. デイリースポーツ. 2016年10月2日閲覧。
  14. ^ a b c オリックス・若月健矢 苦悩の“フルシーズン”を経て 「自分のリードがほんとにチームを左右する。怖さを知った」”. 週刊ベースボールONLINE (2017年10月19日). 2018年8月8日閲覧。
  15. ^ オリックス 若月健矢・打って守れる大型捕手へ”. 週刊ベースボールONLINE (2017年7月6日). 2018年8月8日閲覧。
  16. ^ a b c 【野球】野球まみれ!オリックス若月が追い求めるモノ”. デイリースポーツ (2017年11月24日). 2018年8月8日閲覧。
  17. ^ 「ENEOS アジア プロ野球チャンピオンシップ2017」日本代表の出場選手変更について”. 野球日本代表 侍ジャパン オフィシャルサイト. 2017年11月8日閲覧。
  18. ^ a b 2017アジアウインターベースボールリーグ(AWB)NPBメンバー一覧”. NPB.jp (2017年11月17日). 2017年11月20日閲覧。
  19. ^ オリックス若月「軸つくる」フォーム固定で打力向上日刊スポーツ 2019年10月10日掲載
  20. ^ オリックス若月捕手の活躍「ヤバいわよ」 新妻・立花理香のせりふにパ・リーグTV反応”. J-CASTニュース. 2020年8月2日閲覧。
  21. ^ 2013 若月 健矢”. Sportsnavi. 2014年4月2日閲覧。
  22. ^ オリックスが若月(花咲徳栄)に指名あいさつ「正捕手取れる素材」”. 埼玉新聞. 2014年4月2日閲覧。
  23. ^ 月刊オリックス・バファローズ通信 球団きってのホープ 若月健矢捕手”. 大阪日日新聞. 2015年7月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年10月2日閲覧。
  24. ^ 立花理香に関するご報告”. PUGNUS (2019年12月28日). 2019年12月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年12月28日閲覧。
  25. ^ @bs37ht2. "スポーツニッポン様の報道でご存知の方もいらっしゃると思いますが" (ツイート). Twitterより2019年12月28日閲覧

関連項目

外部リンク