山村崇嘉
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埼玉西武ライオンズ #32 | |
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![]() ジャイアンツ球場にて (2023年9月29日) | |
基本情報 | |
国籍 |
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出身地 | 東京都世田谷区 |
生年月日 | 2002年9月28日(21歳) |
身長 体重 |
183 cm 86 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投左打 |
ポジション | 内野手 |
プロ入り | 2020年 ドラフト3位 |
初出場 | 2023年3月31日 |
年俸 | 700万円(2023年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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山村 崇嘉(やまむら たかよし、2002年9月28日 - )は、東京都世田谷区出身のプロ野球選手(内野手)。右投左打。埼玉西武ライオンズ所属。
経歴[編集]
プロ入り前[編集]
小学校で野球を始めると、中学では東海大学付属相模高等学校中等部に進学、武蔵府中リトルシニアでプレーした。
武蔵府中シニア3年時にはU-15日本代表に選出された経験も持つ[2]。その時のチームメイトには西武で同期入団となる仲三河優太がいた[3]。
東海大学付属相模高等学校に進学し、1年夏からベンチ入りすると1年秋から4番、一塁手としてレギュラーに定着した。2年夏には第101回全国高等学校野球選手権大会に出場するもチームは3回戦で藤田健斗と元謙太を擁する岐阜県の中京学院大学付属中京高等学校に敗退する[4]。2年秋は主将、一塁手のレギュラーとして秋季関東地区高等学校野球大会ベスト4に進出し、翌春の選抜高等学校野球大会の出場を決定させるも、新型コロナウイルス感染症により大会が中止となる。 同年夏に行われた代替の2020年甲子園高校野球交流試合では大阪桐蔭高等学校と対戦し2-4で敗れるも、同時に行われていた県の独自大会では優勝した[5]。高校の同学年には西川僚祐[6]、1学年先輩には遠藤成がいる。
2020年10月26日に行われたドラフト会議において埼玉西武ライオンズから3位指名を受け、11月16日に契約金5000万円、年俸700万円で仮契約を結んだ[7]。背番号は32。
西武時代[編集]
2021年は、イースタン・リーグ開幕戦に「3番・遊撃手」でスタメン出場。遊撃を中心に二塁と三塁も守り、高卒新人ながら春先から実戦経験を多く積むと、出場を辞退した綱島龍生に代わってフレッシュオールスターゲームの出場選手に選出された[8]。オールスターでは8番・三塁でスタメン出場し、2打数無安打だった。二軍で85試合に出場し、6本塁打を記録。
2022年は、20歳未満で飲酒・喫煙を行っていたことが判明し、3月10日から4月2日まで謹慎処分が下されていたことが判明した[9]。二軍60試合に出場し、打率.297を記録した。

2023年は、オープン戦好調で[10]、自身初の開幕一軍をつかむ[11]。正遊撃手である源田壮亮が負傷していたこともあって、31日のオリックス・バファローズとの開幕戦に、「7番・遊撃手」として先発出場し、一軍初出場を果たした[12]。
選手としての特徴[編集]
高校時代には通算49本塁打を記録した[13]。
遊撃手としては評価が高く、「左の坂本勇人」とも評されることもある[14]。
人物[編集]
小学校2年生から元プロ野球選手の大久保博元が主催する野球教室「デーブベースボールアカデミー」に通っていた[7]。
身長180cm、体重86kgと大柄な体格で、入団会見では「顔が丸いことから『アンパンマン』と呼んでください」と言っている[15]。
詳細情報[編集]
記録[編集]
- 初記録
- 初出場・初先発出場:2023年3月31日、対オリックス・バファローズ1回戦(ベルーナドーム)、7番・遊撃手で先発出場
- 初打席:同上、2回裏に山下舜平大から空振り三振
- 初安打:2023年10月2日、対千葉ロッテマリーンズ24回戦(ZOZOマリンスタジアム)、7回表に小島和哉から中前安打[16]
- 初本塁打・初打点:同上、9回表に鈴木昭汰から右越ソロ[16]
背番号[編集]
- 32(2021年 - )
脚注[編集]
- ^ “西武 - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2022年11月30日閲覧。
- ^ “山村 崇嘉|侍ジャパン選手プロフィール”. 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト. 2021年10月21日閲覧。
- ^ “仲三河優太は大阪桐蔭でロッテ藤原や中日根尾の2年後輩”. Full-Count (2021年11月13日). 2023年7月19日閲覧。
- ^ “中京学院大中京vs東海大相模”. 高校野球ドットコム (2019年8月16日). 2022年1月4日閲覧。
- ^ “東海大相模、4季連続で神奈川V 相洋を相手に逆転勝利”. 朝日新聞 (2020年8月23日). 2021年10月21日閲覧。
- ^ “東海大相模から西武3位山村、ロッテ5位西川が指名”. 日刊スポーツ (2020年10月26日). 2021年10月21日閲覧。
- ^ a b “西武“黄金の法則”3位山村が契約「将来は3冠王」”. 日刊スポーツ (2020年11月16日). 2021年10月21日閲覧。
- ^ “西武山村崇嘉がフレッシュ球宴に出場決定 綱島龍生が腰椎椎間板症で辞退”. 日刊スポーツ (2021年7月13日). 2021年7月13日閲覧。
- ^ 西武ライオンズ 19歳の長谷川信哉、山村崇嘉の2選手を飲酒、喫煙、ネットナンパで処分 1/22/2 週刊文春
- ^ “西武・山村 対外試合9試合目でチーム1号 松井監督「非常にいいアピール」”. Sponichi Annex. (2023年3月10日) 2023年4月2日閲覧。
- ^ “【西武】山村崇嘉が初の開幕1軍「いつも通りできればいい」”. スポーツ報知. (2023年3月30日) 2023年4月2日閲覧。
- ^ “【西武】3年目の山村崇嘉が7番・遊撃で先発”. スポーツ報知. (2023年3月31日) 2023年4月2日閲覧。
- ^ “西武 出世のドラ3・山村 浅村、秋山、源田に続け!「目標は3冠王」”. スポーツニッポン. (2020年11月17日) 2021年2月20日閲覧。
- ^ “打っても守っても“超”がつく一流。東海大相模・山村崇嘉は坂本勇人だ。”. Number Web. (2020年8月26日) 2021年10月21日閲覧。
- ^ [1]
- ^ a b “「最高すぎんか」「実質勝ちだろ〜」西武の高卒3年目期待のスラッガーがプロ初安打&初本塁打にファン歓喜”. 西スポWeb OTTO (2023年10月2日). 2023年10月2日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 個人年度別成績 山村崇嘉 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)
- 32 山村 崇嘉 選手名鑑 - 埼玉西武ライオンズオフィシャルサイト