野村和輝
| 埼玉西武ライオンズ #118 | |
|---|---|
| 基本情報 | |
| 国籍 |
 日本 |
| 出身地 | 大阪府大阪市 |
| 生年月日 | 2003年6月7日（20歳） |
| 身長 体重 |
183 cm 95 kg |
| 選手情報 | |
| 投球・打席 | 右投右打 |
| ポジション | 内野手・投手 |
| プロ入り | NPB / 2022年 育成選手ドラフト1位 |
| 年俸 | 320万円（2024年）[1] |
| 経歴（括弧内はプロチーム在籍年度） | |
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この表について
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野村 和輝（のむら かずき、2003年6月7日 - ）は、大阪府大阪市出身[2]のプロ野球選手（内野手・投手、育成選手）。右投右打。埼玉西武ライオンズ所属。
来歴[編集]
大阪市立榎本小学校5年生から野球を始め、大阪市立今津中学校時代は大阪中央リトルシニアのチームで内野手としてプレーした[2]。
東大阪大学柏原高等学校に進学し、監督の土井健大に指導を受ける[2]。1年生の夏からベンチに入り、その年の秋には三塁手のレギュラーとなる[2]。高校在学中に通算27本塁打を放つ一方、3年生時に投手に挑戦して球速は最高で148km/hを記録した[2]。
2021年11月4日に日本海オセアンリーグが実施したドラフト会議で石川ミリオンスターズから1巡目で指名を受け[3]、高校卒業後の2022年に入団する。同年1月28日の新入団選手会見の席では「投手としては直球、打者としてはパワーが持ち味」と述べた[4]。
高校時代の監督の土井は、3年生の秋の時点で「今すぐに二刀流で勝負させてくださいと言えるレベルではないが、どちらでも一流になれる、化ける可能性がある選手」と述べ[2]、日本海オセアンリーグのドラフト指名時の発表、チームの選手リストではポジションに内野手と投手の両方が記載され[3][5]、新入団選手会見時の報道でも「チーム初の投打二刀流が期待される」と記された[4]。ただし、2022年4月の開幕ロースターでは「内野手」となっていた[6]。開幕後の5月7日、対福井ネクサスエレファンツで公式戦で初めて投打二刀流（先発投手兼指名打者）として出場したが[7]、敗戦投手となった[8][9]。結局、投手としての登板はその1試合のみでシーズンを終えた。
2022年10月20日開催のNPBドラフト会議において、埼玉西武ライオンズより育成選手ドラフト1位で指名を受けた[10][11][12]。11月24日に西武との入団交渉を行い、支度金350万円、年俸320万円（ともに推定）で仮契約した[13]。担当スカウトは鈴木敬洋[14]。12月6日の「2022ドラフト新入団選手発表会」では「育成選手から日本代表に選ばれている選手もたくさんいるので、僕もそれを目標に頑張りますので応援よろしくお願いします」と挨拶した[15]。
選手としての特徴[編集]
野手としては、高校時代の監督の土井健大からは「飛ばす力はプロでもトップクラス」と評される。バッティングの確実性と守備に課題を抱える[12]。
投手としては最速151km/hのストレートを武器とする。変化球はスライダー、カーブ、スプリット、フォークを操る[11]。
西武からの指名時は「投手」として名前が呼ばれたが、担当スカウトは野手として評価しており、「化ける可能性を秘めている」と野村の対応力に期待をかける[16]。西武入団後は内野手として選手登録された。
詳細情報[編集]
独立リーグでの年度別打撃成績[編集]
| 年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2022 | 石川 | 55 | 213 | 183 | - | 45 | 7 | 1 | 2 | 60 | 20 | 1 | 0 | 0 | 2 | 26 | - | 2 | 62 | 3 | .246 | .343 | .328 | .671 |
| 通算：1年 | 55 | 213 | 183 | - | 45 | 7 | 1 | 2 | 60 | 20 | 1 | 0 | 0 | 2 | 26 | - | 2 | 62 | 3 | .246 | .343 | .328 | .671 | |
独立リーグでの年度別投手成績[編集]
| 年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2022 | 石川 | 1 | - | 0 | - | - | 0 | 1 | 0 | - | .000 | 14 | 2.0 | 6 | - | 1 | - | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 3 | 13.50 | 3.50 |
| 通算：1年 | 1 | - | 0 | - | - | 0 | 1 | 0 | - | .000 | 14 | 2.0 | 6 | - | 1 | - | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 3 | 13.50 | 3.50 | |
背番号[編集]
- 1（2022年）
- 118（2023年 - ）
脚注[編集]
- ^ “西武 - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2023年12月21日閲覧。
- ^ a b c d e f “プロでも二刀流目指せる一級品の素質 東大阪大柏原・野村和輝 高校通算27発＆最速148キロ”. スポーツニッポン. (2021年10月8日) 2022年4月17日閲覧。
- ^ a b 日本海オセアンリーグ ドラフト会議2021 指名選手一覧 (PDF) - 日本海オセアンリーグ（2021年11月4日）
- ^ a b “新入団“二刀流”アピールも ミリオンスターズ 14選手が会見”. 中日新聞. (2022年1月29日) 2022年4月17日閲覧。
- ^ 野村和輝 - 石川ミリオンスターズ（2022年4月17日閲覧）
- ^ 【別紙】0406出場登録選手 (PDF) - 日本海オセアンリーグ（2022年4月6日）2022年4月17日閲覧。
- ^ 日本海オセアンリーグ [@NOL_indyball] (2022年5月7日). "本日の #石川ミリオンスターズ 対 #福井ネクサスエレファンツ の試合では二刀流ルールが適用されています！". X（旧Twitter）より2022年5月7日閲覧。
- ^ 日本海オセアンリーグ [@NOL_indyball] (2022年5月7日). "【試合結果】5/7(土)福井-石川 2回戦". X（旧Twitter）より2022年5月7日閲覧。
- ^ 土井麻由実 (2022年5月11日). “日本海オセアンリーグの“二刀流”野村和輝（石川ミリオンスターズ）、初づくしの２連戦は曇りのち晴れ”. Yahoo!ニュース 2022年5月12日閲覧。
- ^ 日本海オセアンリーグ [@NOL_indyball] (2022年10月20日). "【速報✨】 #野村和輝 選手が 育成1位で #埼玉西武ライオンズ より指名を受けました🎊‼️". X（旧Twitter）より2022年10月20日閲覧。
- ^ a b “〈速報〉ミリスタ・野村和輝 西武育成１位に プロ野球ドラフト会議”. 北國新聞. (2022年10月20日) 2022年10月20日閲覧。
- ^ a b “西武・野村、支配下へ意欲 プロ野球ドラフト石川県勢、歓喜の声”. 北國新聞. (2022年10月21日) 2022年10月21日閲覧。
- ^ “【西武】育成ドラフト１位の野村和輝が仮契約「１日も早く支配下登録を」”. スポーツ報知. (2022年11月24日) 2022年12月6日閲覧。
- ^ “【新入団選手スカウトに聞く！第4回②】野村和輝選手！”. 埼玉西武ライオンズ. 2023年11月14日閲覧。
- ^ 本日12/6「2022ドラフト新入団選手発表会」を実施！ - 埼玉西武ライオンズ（2022年12月6日）2022年12月6日閲覧。
- ^ “【新入団選手スカウトに聞く！第4回②】野村和輝選手！”. 埼玉西武ライオンズ (2022年12月22日). 2023年4月7日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 個人年度別成績 野村和輝 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)
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