平沼翔太

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
平沼 翔太
埼玉西武ライオンズ #31
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 福井県福井市
生年月日 (1997-08-16) 1997年8月16日(24歳)
身長
体重
179 cm
78 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 三塁手遊撃手二塁手
プロ入り 2015年 ドラフト4位
初出場 2017年4月20日
年俸 1400万円(2022年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

平沼 翔太(ひらぬま しょうた、1997年8月16日 - )は、福井県福井市出身のプロ野球選手内野手)。右投左打。埼玉西武ライオンズ所属。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

福井市立社中学校進学とともに、全日本少年硬式野球連盟ヤングリーグ「オールスター福井」に入部[2]。小学6年生時に体験入部した際、総監督の小林繁から「必ずプロ野球選手になる逸材」という言葉をかけられたというエピソードがある[3]。オールスター福井時代は、ヤングリーグ中日本選抜選手や台湾遠征選手に選ばれている[3]

敦賀気比高等学校に進学後は1年生春から、外野手左翼手)でベンチ入りを果たした[2][3]。1年生の秋に投手として県の1年生大会で優勝[2]。2年生からは本格的に投手となり、背番号1をつけて同年の第96回全国高等学校野球選手権大会に出場し、3試合で完投勝利を収め、ベスト4の結果を残した[2][4]。2年の秋から四番を任され、3年生では第87回選抜高等学校野球大会準々決勝静岡戦でライト方向への一発を放った。同大会では1回戦から決勝戦まで四番投手として出場し、敦賀気比を福井県勢初の甲子園優勝に導いた[3]。打者としての甲子園成績は40打数15安打で通算打率.375だった。高校には1学年後輩に山﨑颯一郎がいる。

2015年10月22日のドラフト会議で、日本ハムから内野手として4位で指名された[4]。指名挨拶の際に「ショートでレギュラーを目指したい」とコメントした[5]。監督の栗山英樹からは、「投打二刀流」となることも期待されていた[6]

日本ハム時代[編集]

2017年は一軍では4試合に出場した。

2018年、6月17日の東京ヤクルトスワローズ戦(札幌ドーム)で、石山泰稚から左前にプロ初安打を記録した[7]

2019年は、4月16日に一軍に昇格して以降出場を重ねていたが、6月15日の読売ジャイアンツ戦(札幌ドーム)で山口俊から左ふくらはぎに死球を受け、6月16日に一軍登録を抹消される[8]。7月26日に一軍復帰を果たすと同日の埼玉西武ライオンズ戦(メットライフドーム)で十亀剣からプロ初本塁打を記録した[9]。自己最多の73試合に出場、打率.236・1本塁打・16打点を記録し、430万円増の推定年俸1000万円で契約更改をした[10]

2020年はシーズン初昇格が8月29日と出遅れたが、中島卓也石井一成が打撃不振でありスタメンでの出場機会が増加。9月は月間打率.294と結果を残した。120試合制の短縮シーズンながら遊撃でのスタメン出場がキャリアハイの35試合、前年(184打席)とほぼ等しい180打席を経験した。10月以降は成績を落とし、シーズンでは52試合の出場で打率.228であったが、400万円増の推定年俸1400万円で契約更改をした[11]

2021年は開幕一軍入りを逃すと前半戦を終えて32試合の出場、打率.194という成績に留まった。東京オリンピックによる中断期間では二軍調整が続き、エキシビションマッチには1試合も出場できなかった。

西武時代[編集]

2021年8月12日に佐藤龍世木村文紀との2対2トレードで公文克彦と共に埼玉西武ライオンズへの移籍が発表された[注 1][13]。背番号は31

翌13日の後半戦開幕と共に一軍登録をされ[14]、8月21日のオリックス・バファローズ戦に「9番・三塁」で移籍後初のスタメン出場で移籍後初安打を放ったものの[15]、9月21日に登録抹消[16]。そのまま二軍でシーズンを終え、移籍後はわずか2安打と打撃が振るわず[17]、9試合の出場にとどまった。オフに現状維持の推定年俸1400万円で契約更改した[18]

選手としての特徴・人物[編集]

バットコントロールに優れた類い稀な打撃センスを誇る[19][20]。守備では遊撃、三塁、二塁をこなすユーティリティー性が魅力[21]。50m走のタイム5秒9、遠投100m[20]

愛称は「沼っち[22]

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2017 日本ハム 4 8 8 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 .000 .000 .000 .000
2018 7 9 9 0 3 1 0 0 4 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 .333 .333 .444 .778
2019 73 184 165 20 39 9 2 1 55 16 2 1 5 1 10 0 3 26 3 .236 .291 .333 .624
2020 52 180 158 18 36 6 2 0 46 6 1 2 6 0 12 0 4 24 5 .228 .299 .291 .590
2021 32 85 72 4 14 3 1 0 19 3 0 0 4 0 8 0 1 18 0 .194 .284 .264 .548
西武 9 13 13 0 2 1 0 0 3 0 0 0 0 0 0 0 0 5 0 .154 .154 .231 .385
'21計 41 98 85 4 16 4 1 0 22 3 0 0 4 0 8 0 1 23 0 .188 .266 .259 .525
通算:5年 177 479 425 42 94 20 3 1 127 25 3 3 15 1 30 0 8 76 8 .221 .284 .299 .583
  • 2021年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]



二塁 三塁 遊撃




































2017 日本ハム - - 1 1 3 0 1 1.000
2018 - - 6 3 7 1 1 .909
2019 1 0 0 0 0 ---- 56 26 74 6 4 .943 20 19 33 0 4 1.000
2020 1 0 0 0 0 ---- 17 6 14 0 1 1.000 41 36 89 6 15 .954
2021 - 27 14 31 2 2 .957 5 0 0 0 0 ----
西武 - 7 2 8 0 1 1.000 2 0 2 0 0 1.000
'21計 - 34 16 39 2 3 .965 2 0 2 0 0 1.000
通算 2 0 0 0 0 ---- 107 48 127 8 8 .956 70 59 134 7 21 .965
  • 2021年度シーズン終了時

記録[編集]

背番号[編集]

  • 45(2016年 - 2021年8月11日)
  • 31(2021年8月12日 - )

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 本来のトレード期限は7月31日までだが、2021年は東京オリンピック開催に伴うシーズン中断が生じることから、日本野球機構(NPB)と加盟12球団との合意により、同年はトレード期限が8月31日まで延長となっていた[12]

出典[編集]

  1. ^ 西武 - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2021年12月6日閲覧。
  2. ^ a b c d 敦賀気比高等学校 平沼 翔太投手 「目指すは世代ナンバーワンピッチャー!」”. 高校野球ドットコム (2015年1月3日). 2016年1月10日閲覧。
  3. ^ a b c d 平沼翔太、小林繁氏が見出した才能 センバツ優勝、敦賀気比のエース”. 福井新聞 (2015年4月1日). 2015年4月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月10日閲覧。
  4. ^ a b “平沼翔太決意「気持ち負けない」 日本ハムからドラフト4位に喜び”. 福井新聞. (2015年10月23日). http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/hibaseball/82199.html 2016年1月10日閲覧。 
  5. ^ “平沼翔太、日ハムから指名あいさつ ショートでレギュラーに、決意新た”. 福井新聞. (2015年10月28日). http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/sports/82481.html 2016年1月10日閲覧。 
  6. ^ “日本ハム4位平沼にも二刀流 栗山監督条件付き手形”. 日刊スポーツ. (2016年1月10日). http://www.nikkansports.com/baseball/news/1590159.html 2016年1月10日閲覧。 
  7. ^ 日本ハム平沼翔太、歌手の夢捨て野球選手の階段1歩”. 日刊スポーツ (2018年6月27日). 2019年11月9日閲覧。
  8. ^ 日ハム平沼、死球で負傷交代→抹消へ…松葉杖をついて球場を後に”. Full-Count (2019年6月15日). 2019年11月9日閲覧。
  9. ^ 【日本ハム】平沼が右翼席へプロ1号「まだ実感はないです」”. スポーツ報知 (2019年7月26日). 2019年11月9日閲覧。
  10. ^ 日本ハムが4選手と契約更改 平沼が430万円増の1000万円、淺間は50万円減”. Full-Count (2019年11月27日). 2021年8月12日閲覧。
  11. ^ 日本ハム平沼400万円増「来季はレギュラーを”. 日刊スポーツ (2020年12月7日). 2021年8月12日閲覧。
  12. ^ NPBがトレード期限など8月31日まで延長 五輪開催に伴う特例措置”. 日刊スポーツ (2021年6月23日). 2021年8月13日閲覧。
  13. ^ 西武と日本ハムで2対2交換トレード 木村、佐藤がハム、平沼、公文が西武”. 日刊スポーツ (2021年8月12日). 2021年8月12日閲覧。
  14. ^ 日本ハムから西武にトレード、「連絡が来たときは驚いた」会見した公文”. 西日本スポーツ (2021年8月13日). 2021年12月6日閲覧。
  15. ^ 西武・平沼が移籍後初スタメンで初安打 二塁ヘッスラ「気持ちが出てしまいました!」”. Sponichi Annex (2021年8月21日). 2021年12月6日閲覧。
  16. ^ 21日の公示 ロッテ・マーティンがわずか3日で抹消、西武・平沼やオリ本田も抹消”. Full-Count (2021年9月21日). 2021年12月6日閲覧。
  17. ^ 西武平沼翔太“職人基準”でレベルアップ 源田の守備見て「それが普通に」”. 日刊スポーツ (2021年12月2日). 2021年12月6日閲覧。
  18. ^ 【西武】平沼翔太は現状維持の1400万円でサイン「全てにおいてふがいないシーズンだった」”. スポーツ報知 (2021年12月5日). 2021年12月6日閲覧。
  19. ^ プロ野球選手が教える俺達のココを見ろ!【~北海道日本ハム(ファーム)編~】” (日本語). Full-Count (2018年9月21日). 2021年9月27日閲覧。
  20. ^ a b 日本ハム4位平沼にも二刀流 栗山監督条件付き手形 - 野球 : 日刊スポーツ” (日本語). 日刊スポーツ (2016年1月10日). 2021年9月27日閲覧。
  21. ^ トレード平沼翔太が入団会見「やる気と期待」早速13日楽天戦でベンチ入り” (日本語). 日刊スポーツ (2021年8月13日). 2021年9月27日閲覧。
  22. ^ 渡邉、石井一、平沼、玉井……来季立て直しへ、今季いちばんの成長株は?【えのきどいちろうのファイターズチャンネル#110】page2” (日本語). ベースボールチャンネル(BaseBall Channel) (2019年9月14日). 2021年9月27日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]