小島和哉

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小島 和哉
千葉ロッテマリーンズ #43
LM-Kazuya-Ojima.jpg
2021年6月6日
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 埼玉県鴻巣市
生年月日 (1996-07-07) 1996年7月7日(25歳)
身長
体重
177 cm
85 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2018年 ドラフト3位
初出場 2019年4月4日
年俸 3400万円(2021年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

小島 和哉(おじま かずや、1996年7月7日 - )は、埼玉県鴻巣市出身のプロ野球選手投手)。左投左打。千葉ロッテマリーンズ所属。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

りんどうスポーツ少年団から野球をはじめ、鴻巣市立赤見台中学校では行田シニアでプレイする[2]

浦和学院高等学校進学後、1年夏からベンチ入りし、1年の夏は第94回全国高等学校野球選手権大会の3回戦天理高校戦で登板。3回3失点、自責点1だった[3]。1年秋からエースとなり、髙橋光成擁する前橋育英高校若月健矢擁する花咲徳栄高校などを破り秋季関東大会を制覇。高校2年春の第85回記念選抜高等学校野球大会では、初戦の土佐高校戦での6安打完封を始め[4]、準々決勝の吉田雄人擁する北照高校戦では7回1安打無失点[5]、準決勝の敦賀気比高校岸本淳希[6]、決勝の済美高校安樂智大との投げ合いにもそれぞれ9回1失点の好投で[7]、5試合を投げ42回自責3という安定感を見せ、浦和学院を初の全国制覇に導いた。2年夏の埼玉県大会では、準々決勝の埼玉平成高校戦で完全試合を達成するなどエースとしての活躍を見せ[8]第95回全国高等学校野球選手権大会に出場。初戦の上林誠知熊谷敬宥馬場皐輔擁する仙台育英高校戦では初回に6点を失うなど、8回までに10失点を喫した。9回10―10で迎えた9回裏に登板前に左足が痙攣し、2アウトまで扱ぎつけるが、ヒットを許したところで降板。後を承けた山口瑠偉が熊谷にサヨナラタイムリーを打たれチームは敗れた[9]。3年の夏は3回戦で川口高校に敗れ甲子園には届かなかった[10]。甲子園通算7試合、53回2/3、35奪三振、防御率2.01。その後、第10回18Uアジア野球選手権大会日本代表メンバーに選ばれている。

早稲田大学入学後は1年春から登板し、1年春は主にリリーフで防御率1.25の活躍で優勝に貢献。第64回全日本大学野球選手権大会では準々決勝の専修大学戦では先発し、7回2失点に抑え[11]、決勝の流通経済大学戦でも先発を任され、生田目翼と投げ合うなど[12]、全国制覇に貢献した。1年秋からリーグ戦でも先発でチームを支え、2季連続の優勝に貢献。第46回明治神宮野球大会では準決勝の上武大学戦では9回1失点の好投を見せた[13]。その後全国には届かなかったが、2年秋と4年秋はリーグ防御率1位、通算22勝を挙げた[14]。4年時には主将も務めた[15]。日本代表には2年時に第28回ハーレムベースボールウィーク日本代表、4年に第42回日米大学野球と第29回ハーレムベースボールウィーク日本代表として出場した。野球部には3学年先輩に茂木栄五郎重信慎之介、2学年先輩に石井一成、1学年先輩に大竹耕太郎がいる。

2018年のドラフト会議で千葉ロッテマリーンズから3位で指名。契約金6000万円、年俸1000万円で入団[16]

ロッテ時代[編集]

2019年、球団では藤岡貴裕以来7年ぶりになる新人左腕の開幕ローテーション入りを勝ち取る。4月4日埼玉西武ライオンズ戦でプロ初登板するも、2回8失点で負け投手となり、翌日一軍登録を抹消された。7月から再び先発として一軍に上がり、8月3日東北楽天ゴールデンイーグルス戦で勝敗は付かなかったものの6回を無失点に抑えると、8月14日北海道日本ハムファイターズ戦で6回1失点でプロ初勝利を飾った。8月以降は先発ローテーションに定着し、ルーキーイヤーは10試合に登板し3勝5敗、防御率は4.31という成績だった。

2020年も開幕ローテーション入りを果たすと8月26日の楽天戦で8連勝中だった涌井秀章との投げ合いを7回5安打無失点の好投で制して勝利投手、自己最多となる11奪三振で初の2桁奪三振を記録した[17]。新型コロナウイルスの影響で120試合制の短縮シーズンではあったが、この年は一度も登録抹消されることなく先発ローテーションを回り20試合に登板。7勝8敗、防御率は3.73という成績でチームの13年ぶりのリーグ2位に貢献した[18]

2021年は3年連続となる開幕ローテーション入りを果たしたものの、開幕から5試合白星が無く、5月9日のオリックス・バファローズ戦でようやくシーズン初勝利を挙げたが[19]佐々木朗希の一軍デビューの兼ね合いもあり翌10日に登録を抹消された。5月23日に再昇格し[20]、その後は抹消されることなく先発ローテーションを回っていたが、前半戦は14先発で防御率4.69と安定感を欠いた[21]。後半戦も不安定な投球が続いていたが[22]、9月11日の楽天戦で9回4安打8奪三振1失点、無四死球の好投でプロ初の完投勝利を挙げると[23]、続く9月19日の日本ハム戦では9回4安打1四球6奪三振、無失点の好投で2試合連続完投となるプロ初の完封勝利を挙げた[24]

選手としての特徴・人物[編集]

大学時代のストレートの最速は147km/h[25]。変化球はカットボールチェンジアップスライダーカーブを投げ分ける[26]。プロ1年目を終えた秋季キャンプからはツーシームの習得に取り組み[27]、3年目から持ち球に加えている[28]

名字である「小島」は、「じま」と読み方を間違えられることが多い。また、お笑いコンビ「アンジャッシュ」の児嶋一哉(こじま かずや)と名前の読みが一字違いで、児島が名前をわざと間違われて「児嶋だよ!」とツッコむギャグを持っていることから、球団からそれにちなんだ「コジマじゃないよ。オジマだよっ!!」の文字がプリントされたTシャツが発売されている[29]

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2019 ロッテ 10 10 0 0 0 3 5 0 0 .375 232 54.1 55 5 20 0 1 45 0 0 28 26 4.31 1.38
2020 20 20 0 0 0 7 8 0 0 .467 479 113.1 106 12 47 0 3 83 0 1 50 47 3.73 1.35
通算:2年 30 30 0 0 0 10 13 0 0 .435 711 167.2 161 17 67 0 4 128 0 1 78 73 3.92 1.36
  • 2020年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績[編集]



投手












2019 ロッテ 10 4 15 0 0 1.000
2020 20 7 27 1 4 .971
通算 30 11 42 1 4 .981
  • 2020年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

記録[編集]

初記録
投手記録
打撃記録

背番号[編集]

  • 43 (2019年 - )

登場曲[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ 曲を変更した詳細な日時については、次の記事を参考にしている。[30]

出典[編集]

  1. ^ ロッテ - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2020年12月14日閲覧。
  2. ^ 小島和哉 プロフィール 週刊ベースボール
  3. ^ 浦和学院 対 天理
  4. ^ 土佐 対 浦和学院
  5. ^ 北照 対 浦和学院
  6. ^ 敦賀気比 対 浦和学院
  7. ^ 済美 対 浦和学院
  8. ^ 浦和学院 小島 完全試合達成 最後はライトゴロ 日刊スポーツ 2013年7月26日配信
  9. ^ 浦学2年エース小島 182球力尽く 9回2死、左足痙攣で強制降板 スポニチアネックス 2013年8月11日配信
  10. ^ 川口 4-1 浦和学院
  11. ^ 準々決勝  専修大 - 早稲田大
  12. ^ 決勝  流通経済大 - 早稲田大
  13. ^ 準決勝 上武大 - 早稲田大
  14. ^ リーグ戦・選手個人通算成績 小島 和哉
  15. ^ 【連載】『平成30年度卒業記念特集』第1回 小島和哉/野球 早稲田スポーツ新聞界
  16. ^ ロッテ3位小島が契約 早大先輩和田トレで体力強化 日刊スポーツ
  17. ^ ロッテ小島 3度目の正直で投げ勝ち、涌井に土 - プロ野球 : 日刊スポーツ” (日本語). nikkansports.com. 2020年12月20日閲覧。
  18. ^ ロッテ・小島は2倍増3400万円でサイン 20試合に先発7勝8敗「監督、コーチに信頼されるような投手に」”. 中日スポーツ (2020年12月14日). 2021年9月15日閲覧。
  19. ^ ロッテ・小島が今季初勝利 6度目の正直で「波に乗りたい」”. Sponichi Annex (2021年5月9日). 2021年9月15日閲覧。
  20. ^ 23日の楽天戦に先発のロッテ小島 「しっかり投げ込んでいけたら」”. サンスポ (2021年5月22日). 2021年9月15日閲覧。
  21. ^ “修正能力”が高いロッテ・小島の後半戦の投球に期待”. ベースボールキング (2021年7月24日). 2021年9月15日閲覧。
  22. ^ 【ロッテ】小島和哉、自己最多タイの7勝目ならず…5回途中8安打5失点”. 中日スポーツ (2021年9月3日). 2021年9月15日閲覧。
  23. ^ a b 井口資仁監督「ずっと期待している」初完投勝利の小島和哉を笑顔でたたえる”. 日刊スポーツ (2021年9月11日). 2021年9月15日閲覧。
  24. ^ a b ロッテ・小島がプロ初完封の8勝目 優勝M点灯は最短22日 レアード24号含む3安打3打点”. Sponichi Annex (2021年9月19日). 2021年9月19日閲覧。
  25. ^ 早大・小島、自己最速更新の147キロも…四回の投球を悔やむ”. デイリースポーツ (2018年6月2日). 2021年9月19日閲覧。
  26. ^ プロ野球ドラフト指名選手 千葉ロッテマリーンズ 指名挨拶記者会見 11月7日 早大早稲田キャンパス大隈会館”. 早稲田スポーツ新聞会 (2018年11月8日). 2021年9月19日閲覧。
  27. ^ 理想は和田毅投手! 千葉ロッテ・小島和哉投手インタビュー後編”. パ・リーグ.com (2019年12月23日). 2021年9月19日閲覧。
  28. ^ ロッテ マリン1000勝王手 井口監督「なんとかあした勝てるように」”. デイリースポーツ (2021年8月18日). 2021年9月19日閲覧。
  29. ^ プロ初勝利でロッテが「オジマだよっ!!」Tシャツ 日刊スポーツ
  30. ^ ロッテ小島和哉‘‘嵐’’パワーで今季3勝目”. 日テレNEWS24 (2021年6月13日). 2021年8月19日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]