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仙台育英学園高等学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
仙台育英学園高等学校
Sendai Ikuei Gakuen Senior High School

宮城野キャンパス

多賀城キャンパス
地図
1. 宮城野キャンパス
2. 多賀城キャンパス
北緯38度15分39.4秒 東経140度54分14.5秒 / 北緯38.260944度 東経140.904028度 / 38.260944; 140.904028座標: 北緯38度15分39.4秒 東経140度54分14.5秒 / 北緯38.260944度 東経140.904028度 / 38.260944; 140.904028
過去の名称 英育会
育英塾
仙台育英学校
私立仙台育英中学校
国公私立の別 私立学校
設置者 学校法人仙台育英学園
併合学校 仙台育英商業高等学校
理念 「至誠」
「質実剛健」
「自治進取」
設立年月日 1913年3月12日
(仙台育英学校設立)
学園創立記念日 1905年10月1日
(英育会創立)
創立者 加藤利吉
共学・別学 男女共学
中高一貫教育 併設型(秀光中学校
課程 全日制課程
広域通信制課程
単位制・学年制 単位制
設置学科 普通科
学科内専門コース 【宮城野キャンパス】
・秀光コース
・特別進学コース
・情報科学コース
・ILC宮城
【多賀城キャンパス】
・外国語コース
・英進進学コース
・フレックスコース
・技能開発コース
【湊高台校舎】
・ILC青森
【栄光校舎】
・ILC沖縄
学期 4期制(全日制課程)
2期制(広域通信制課程ILC)
学校コード D104391020024 ウィキデータを編集
高校コード 04501C
所在地 983-0045(宮城野キャンパス)
985-0853(多賀城キャンパス)
987-0901(東和蛍雪校舎)
031-0823(湊高台校舎)
904-0021(栄光校舎)
【宮城野キャンパス】
宮城県仙台市宮城野区宮城野2丁目4番1号
【多賀城キャンパス】
宮城県多賀城市高橋5丁目6番1号
【東和蛍雪校舎】
宮城県登米市東和町米川字寺内31番地1
【湊高台校舎】
青森県八戸市湊高台3丁目2番2号
【栄光校舎】
沖縄県沖縄市胡屋2丁目6番17号
外部リンク 【全日制課程】
仙台育英学園高等学校 全日制課程ウェブサイト
【広域通信制課程ILC】
仙台育英学園高等学校 広域通信制課程ウェブサイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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仙台育英学園高等学校(せんだいいくえいがくえんこうとうがっこう、: Sendai Ikuei Gakuen Senior High School)は、本校を宮城県仙台市宮城野区、分校を多賀城市及び登米市に、広域通信制課程として青森県八戸市沖縄県沖縄市に校舎が所在する私立高等学校。通称は「仙台育英」(せんだいいくえい)。秀光中学校とは併設型の中高一貫校[1]

概要

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1905年に、加藤利吉が設立した私塾「英育会」を前身とする、宮城県を代表する私立高等学校である。現在は定員3,000名を擁する県内有数の大規模校である。

キャンパス・校舎は宮城県仙台市宮城野区に本校所在地として「宮城野キャンパス」、宮城県多賀城市高橋地区に分校として「多賀城キャンパス」、宮城県登米市に分校として「東和蛍雪校舎」、そして広域通信制課程では青森県八戸市に「湊高台校舎」、沖縄県沖縄市に「栄光校舎」の計5つのキャンパス・校舎を有する。

沖縄県沖縄市の栄光校舎に設置されている仙台育英学園沖縄高等学校とは兄弟校。

運営法人は学校法人仙台育英学園で2021年度から秀光中学校と併設型の中高一貫校となっている[1]

沿革

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  • 1905年(明治38年) - 加藤利吉が私塾「英育会」を設立(のち「育英塾」)。
  • 1913年(大正2年) - 「仙台育英学校」に改組。
  • 1922年(大正11年) - 旧制「私立仙台育英中学校」を開校。
  • 1930年(昭和5年) - 校歌を制定。
  • 1947年(昭和22年) - 学制改革に伴い、新制「私立仙台育英中学校」が発足。
  • 1948年(昭和23年) - 学制改革に伴い「仙台育英高等学校」開校。仙台育英中学校を併設。
  • 1949年(昭和24年) - 宮城野原に校舎完成。
  • 1951年(昭和26年) - 学校法人仙台育英学園設立。
  • 1954年(昭和29年) - 仙台育英高等学校に商業部を附設し3学級を設置
  • 1955年(昭和30年) - 「仙台育英商業高等学校」の設立。
  • 1962年(昭和37年) - 仙台育英高等学校と仙台育英商業高等学校を統合し、校名を「仙台育英学園高等学校」に、普通部及び商業部をおく。
  • 1963年(昭和38年) - 日本初の高校生インターアクトクラブを結成。
  • 1965年(昭和40年) - 宮城野原の校舎で不審火、主要施設を焼失。仙台市宮城野区苦竹に苦竹校舎落成。
  • 1973年(昭和48年) - 宮城野原の校舎整備完了。
  • 1984年(昭和59年) - 普通科総合課程総合コース制導入(特別進学課程、教養コース)。
  • 1985年(昭和60年) - 多賀城キャンパスとなる校地取得。
  • 1986年(昭和61年) - 外国語コース新設。⇦男女共学制開始。
  • 1991年(平成3年) - 英進コース新設。
  • 1992年(平成4年) - 多賀城キャンパスに校舎が完成し開校。シンボルマーク(学園旗)「I-LION」制定。
  • 1993年(平成5年) - 多賀城キャンパスでの授業開始。
  • 1994年(平成6年) - 松島キャンパス開校、国際教養コース新設。
  • 1998年(平成10年) - 通信制課程設置。同時に「ILC宮城」開校。
  • 1999年(平成11年) - 松島キャンパスおよび国際教養コース廃止。仙台育英学園秀光中学校の生徒を受け入れて、中高一貫教育を行う「秀光コース」設置。
  • 2001年(平成12年) - 通信制課程、高等学校教育区域の変更認可で広域通信制課程に。同時に学校法人光星学院の協力のもと「ILC青森」を設置。
  • 2002年(平成14年) - 広域通信制課程「ILC青森」開校。
  • 2003年(平成15年) - 英進進学コース(英進コースから改称)発足、フレックスコース新設。秀光中等教育学校開校に伴い、秀光コース廃止。
  • 2005年(平成17年) - 教養コース新入生募集停止。
  • 2007年(平成19年) - 教養コース廃止。
  • 2009年(平成21年) - M-フレックスコース(フレックスコースから改称)・T-フレックスコース(新設)発足。
  • 2010年(平成22年) - 英進進学コースⅠ類(英進進学コースから改称)、英進進学コースⅡ類(新設)発足。
  • 2011年(平成23年) - 東日本大震災で宮城野キャンパスが甚大な被害。
  • 2013年(平成25年) - 宮城野キャンパス新校舎竣工。広域通信制課程「ILC沖縄」平成26年度開設認可。T-フレックスコースとしての新入生募集を停止し、フレックスコースⅠ類新設、およびM-フレックスコースとしての新入生募集を停止し、フレックスコースⅡ類を新設(新1年生から)。
  • 2014年(平成26年) - コース改編{英進進学コース(英進進学コースⅠ類から改称)・情報科学コース(英進進学コースⅡ類から改称)・フレックスコース(フレックスコースⅠ類およびフレックスコースⅡ類の生徒を組み込んで新設)・技能開発コース(1年生から新設)が発足}を実施[2]。広域通信制課程「ILC沖縄」開校。
  • 2015年(平成27年) - M-フレックスコース、T-フレックスコース全生徒卒業に伴い廃止。
  • 2018年(平成30年) - 秀光中等教育学後期課程進級生の生徒を受け入れる形で、「秀光コース」復活。
  • 2021年(令和3年) - 秀光中学校との併設型中高一貫校に移行。
  • 2022年(令和4年) - 沖縄県沖縄市に「栄光校舎」開校。
  • 2023年(令和5年) - 栄光校舎に兄弟校「仙台育英学園沖縄高等学校」開校。

課程・コース

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全課程・全コースが普通科単位制である。

【宮城野キャンパス】

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秀光コース

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宮城野キャンパスに設置されている男女共学のコース。1999年度に設置された「秀光コース」を前身とし、2003年度に系列校の「秀光中等教育学校(後期課程)」となり、2018年度に秀光中等教育学校の生徒受け入れる形で復活した。基本的に秀光中学校からの内部進学生徒を受け入れ、中高一貫教育を行っている。「Language, Music & Science」を教育の柱とし、国際社会で活躍できるグローバル人材の育成を目指す。医歯薬系を含む国内難関大学や海外大学への進学を目標とし、一般選抜、総合型選抜(IB入試含む)、海外大学入試を積極的に活用する[3]

特別進学コース

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宮城野キャンパスに設置されている男女共学のコース。1984年度に「特別進学課程」として設置された。国公立大学や難関私立大学への現役合格を目標とする。超難関大学を目指す東大選抜クラスを設置し、習熟度・進路に応じたホームルーム編成、特別講習、自学自習の習慣を身につける宿泊研修など、多様な学習機会を提供。東京大学京都大学東北大学慶應義塾大学早稲田大学などへの合格者を多数輩出している。[4]

情報科学コース

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宮城野キャンパスに設置されている男女共学のコース。2010年度に設置された「英進進学コースⅡ類」を前身とし、2014年度に「情報科学コース」に改称し、再スタートを切った[2][5]。"Computer Science Course"の名のもとに、全日制普通科コースでありながらICT教育に特化しており、全科目で1人1台のPC(Own PC)を活用した授業を行っている。また、グローバルライセンス(Microsoft Office Specialist)や全商情報処理検定の取得を通じて、情報技術のエキスパートの育成を目指している。主に一般選抜、総合型選抜、学校推薦型選抜でICT関連大学への進学を目標としている。

ILC宮城(広域通信制課程)

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宮城野キャンパスに設置されている広域通信制課程。スクーリングは毎週土曜日の一斉スクーリングを基本とし、火曜日から金曜日は登校自由の個別スクーリングを実施。全日制からの転入生や、県内の他校からの転入生が多く在籍しており、高校に通いながらも自由な時間を確保したい生徒に適した課程である。

【多賀城キャンパス】

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外国語コース

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多賀城キャンパスに設置されている女子生徒のみ(留学生は男子含む)のコース。1986年度に設置され、男女共学のきっかけとなったコース。英語を中心とした外国語教育を重視し、外国語系・文系大学への進学を目指す。外国人講師による実践的な英語授業、海外留学・語学研修、英検・TOEIC対策を実施。日本伝統文化の理解促進のため、茶道・華道の授業も行う。2年次にはハワイ研修が行われる。

英進進学コース

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多賀城キャンパスに設置されている男女共学のコース。1991年度に設置された「英進コース」を前身とし、2003年度に「英進進学コース」、2010年度に「英進進学コースⅠ類」へと改称され、2014年度に現在の「英進進学コース」となった[2]。大学進学を意識した多様な選択科目と、受験対策・英語力向上を重視したカリキュラムを展開。生徒の適性・進路に応じて、文系・理系6つの系に分かれた指導体制を整え、レクチャークラスなどを通じて個々の習熟度に対応した学習支援を行っている。

フレックスコース

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多賀城キャンパスに設置されている男女共学のコース。2013年度に設置された「フレックスコースⅠ類・Ⅱ類」を前身とし、2014年度に両類の生徒を組み込んで、「フレックスコース」の名称で新設した(2003年度に設置されたフレックスコースは前身としない)[2]。全国トップレベルの部活動に励みながら、総合型選抜・学校推薦型選抜に対応できる実力と実績を身につけ、大学進学をはじめとする進路の達成を目指すコース。3年間の「文武両道」を高いレベルで実現するため、学校独自の科目を多数設置するなど、コースオリジナルのカリキュラムで全面的にサポートしている。

技能開発コース

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多賀城キャンパスに設置されている男女共学のコース。2014年度に新設されたコースで[2]、専門的な講座で経験を積み、大学・専門学校への進学や技能適性のある業界への就職を目指すコース。専門的な学びを得られる機会として、オンラインショッピングモールを運営する「せんだいまなびや」をはじめ、製造から販売までを体験する「パティシエ&ベーカリー」や「幼児・保育基礎」、「自動車整備技術」など人気職業の選択講座を数多く設置している。

【湊高台校舎】

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ILC青森(広域通信制課程)

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青森県八戸市の湊高台校舎に設置されている広域通信制課程。ILC3校の中でもっとも高い卒業率を誇る。スクーリングは毎週火曜日から土曜日の間に1回とされているが、週2日以上や毎日登校することも可能であり、柔軟な学習スタイルに対応している。また、スケート教室、ボウリング大会、甲子園観戦、サーカス鑑賞といった参加自由のイベントも定期的に開催。体育祭や文化祭のような大規模行事ではなく、ゆるやかに楽しめる企画が中心である。体調や生活スタイルを考慮しながら高卒資格取得を目指す人に適した学習環境となっている。

【栄光校舎】

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ILC沖縄(広域通信制課程)

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沖縄県沖縄市胡座の栄光校舎に設置されている広域通信制課程。最新設備を備え、体育実習室・ICT室・図書室などを完備している。スクーリングは毎週火曜日から土曜日の間で1~2回実施され、柔軟な通学スタイルを実現している。また、学校行事も充実しており、宮城・青森のILC生徒との交流を目的とした「東北研修旅行」や、同キャンパスに設置されている仙台育英学園沖縄高等学校(全日制課程)との合同行事も実施している。

主な行事

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育英祭

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同校の学園祭。多賀城キャンパスを舞台に、2日間によって行われる。基本的に一般公開はせず、卒業生や在校生、教職員等によって行われる。

体育祭

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春に行うものは「スプリングチャレンジ」、秋に行うものは「オータムチャレンジ」と呼ばれ、各コースまたは各コースの年次ごとに行う。

校内合唱コンクール

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芸術科(音楽)を履修しているコースが宮城野校舎ゼルコバホールに集まり、合同で毎年行われる。

東和蛍雪校舎研修

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東和蛍雪校舎(登米学習センター)で全日制課程の全コース1年次生が、校歌の学習や、学園創立者加藤利吉物語「北の国へ」の視聴を通して学園の建学精神や創設者である加藤利吉先生への理解を深めるために行う研修。

I-Lion Day

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多賀城市RV車飲酒運転事故で犠牲になった生徒を、全日制課程全コース1年次生で毎年5月22日に行う追悼式である。 事故の詳細については、本項「出来事」内の「暴走RV車の危険運転による交通事故の追悼」を参照。

制服

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同校の制服には3タイプが存在し、いずれも全日制課程(宮城野・多賀城)の全コースで採用されている。男女ともに着用可能な「ブレザー・スラックス型」と、女子生徒が着用する「ブレザー・スカート型」は、いずれも緑のタータンチェック柄のボトムを基調としている。特に「ブレザー・スカート型」のブレザーは、全国的にも珍しい濃緑色である点が特徴である。また、秀光コースおよび特別進学コースの男子生徒には、「詰襟型」制服も用意されており、これはいわゆる「学習院スタイル」として知られるデザインを採用している。

アクセス

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いずれもスクールバスとしてのシャトルバスラインバスを運行している。2025年度より、「シャトルバス」は9路線から5路線に再編し、学期定期券で年間で86,000円。「ラインバス」については3路線から7路線へと拡大し、定期券の購入は不要で、申込時に利用手数料年額8,000円が必要。 ※おもに平日授業日・学校行事日の通学時に運行。

宮城野キャンパス

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(学校法人仙台育英学園法人局、特別進学コース、情報科学コース、秀光コース、秀光中学校、ILC宮城)

多賀城キャンパス

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(育英国際センター、外国語コース、英進進学コース、フレックスコース、技能開発コース)

東和蛍雪校舎

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(登米学習センター)

湊高台校舎

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(ILC青森)

栄光校舎

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(仙台育英学園沖縄高等学校、ILC沖縄)

部活動

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硬式野球部

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甲子園大会は選抜高等学校野球大会)15回、全国高校野球選手権大会)31回、計46回出場。2022年第104回全国高校野球選手権において東北勢として春夏通じて甲子園初優勝を果たし、優勝旗の「白河の関越え」を達成した。また、明治神宮野球大会で2度、国体で1度全国制覇している。

インターアクトクラブ

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インターアクトクラブ(以下、IAC)とは、奉仕と国際理解に貢献する青少年のため、ロータリークラブ(RC)により提唱された世界的団体である。参加資格は現役高校生、もしくは12~18歳の青少年である。

仙台育英IACは、1963年6月27日に日本初のIACとして結成された。仙台東ロータリークラブにより提唱された同団体には100人を超える会員が集い、当時世界最多の会員数を擁した[8]

清掃奉仕や小さな親切運動などのボランティア活動にて、1967-68年度の「インターアクト国際ロータリー賞」を受賞した。IAC設立後は、海外留学制度が普及された[8]

2018年11月、「世界中の人々と地域社会のために『ロータリー:変化をもたらす』のテーマを実践したこと」により、イアン H.S.ライズリー国際ロータリー会長から『2017-18年度 会長賞』の賞状が贈られる。[9]

軟式野球部

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軟式野球部は2002年第47回全国高等学校軟式野球選手権大会で優勝を果たしている。

  • 2002年・第47回全国高等学校軟式野球選手権大会で優勝。東北勢の優勝は、1967年第12回大会の黒沢尻工業高等学校以降、計4校が計5回を数える。(2022年現在)

陸上競技部

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全国高等学校総合体育大会陸上競技大会(インターハイ)では、2008年に男子総合優勝1回の実績がある。

全国高等学校駅伝競走大会の優勝回数は男子(8回)・女子(全国最多5回)合わせて13回を数える。また1993年に史上初の男女同時優勝を達成し、かつ2019年にこちらも史上初となる2回目の男女同時優勝を達成した。合計2回の男女同時優勝(アベック優勝)は、広島県立世羅高等学校と並び最多記録である(2022年現在)。

  • 全国高等学校駅伝競走大会での優勝歴(太字年は男女同時優勝
    • 男子・1993年、1999年、2001年、2003年、2004年、2005年、2007年、2019年
    • 女子・1993年、1994年、2017年、2019年、2021年

2020年には、同高2年生米澤奈々香日本選手権女子1500mで4:15:62をマークし田中希実に次ぐ2位に入った[10][注 1]

ラグビー部

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第102回全国高等学校ラグビーフットボール大会(2022年度)まで27年連続29度の全国高等学校ラグビーフットボール大会出場。

サッカー部

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全国高等学校サッカー選手権大会に37回の出場を数える(2024年現在)。

第2回U18青森ユースサッカーフェスティバルでは全国屈指の強豪である青森山田高校を下して無敗優勝[13]

  • 1956年度・第35回全国高等学校サッカー選手権大会 ベスト4
  • 1964年度・第43回全国高等学校サッカー選手権大会 ベスト4

出来事

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新校舎の完成(宮城野キャンパス)
2011年3月11日の東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城野キャンパスは、2012年1月から改修工事が進められ、2013年3月24日に竣工した。同年4月9日には開校式が挙行され、授業が開始した。新校舎として完成したのは「栄光」「南冥」「北辰」と名付けられた3棟。「栄光」と「南冥」との間には、学園創立者である加藤利吉を記念した「GP(Great Principal)ホール」も建設された。
グラウンド整備(多賀城キャンパス)
2013年3月多賀城キャンパスグラウンド(野球場「真勝園」、多目的グラウンド(サッカー場)、テニスコート)が人工芝に整備された。

暴走RV車の危険運転による交通事故の追悼

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毎年5月頃その年の新入生一同が多賀城キャンパスから同学園の松島研修センターまで踏破する、「さつき祭」という恒例行事があった。

ところが、2005年のさつき祭ウォークラリーの際、暴走した飲酒運転RV車が生徒たちの列に突っ込み、生徒15人が重軽傷を負い、3名が死亡する事故が発生した。この死亡事故以後、多賀城キャンパス内に「夢の途中」という碑文が記されたメモリアルストーンを設置し、毎年5月22日を「I-Lion Day」と制定し、亡くなった生徒の追悼と飲酒運転撲滅運動を生徒会執行部主催で行っている。

事件・事故・不祥事

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  • 1985年、3年生硬式野球部員が1年生部員と2年生部員にカンパと称して恐喝を行っていたことが発覚し、夏季の地区予選を辞退。
  • 2001年、硬式野球部員がキセル乗車を行っていたことが発覚し、キセル乗車を告げ口したサッカー部の部員を硬式野球部が集団リンチをしたとも報じられた。その他、予てより報告されていた上級生の下級生に対する暴力行為などの不祥事を鑑みて、野球部は活動休止に(後に活動再開)。
  • 2009年、2年生の中国人留学生が学生寮で3年生の他の中国人留学生を果物ナイフで刺傷して殺人未遂容疑で逮捕。学校側は事件発生時に救急車を呼ばず、教員の車で被害者を搬送して隠蔽を図ったが、4日後に発覚。
  • 2011年、硬式野球部員7人が宮城県多賀城市内にあるリサイクルショップ不法侵入したとして書類送検された。書類送検された7人の野球部員は1週間の自宅謹慎処分。その他55人の野球部員も1週間の部活動停止と東日本大震災の被災地でのボランティア活動への従事[14]
  • 2012年、16歳の男子生徒が根性焼きなどのいじめを受けていたことが明らかになった。学校側は当初いじめを認めず、やけどの痕を見せてほかの生徒を動揺させたとして男子生徒に自主退学を求めていたが、同年9月にいじめを認めて謝罪。男子生徒は別の高校に転校した。いじめの加害者の内の複数人は、傷害容疑で宮城県警察に書類送検され、仙台家庭裁判所送致された[15]
  • 2014年、レスリング部員2年生2人が恐喝、殺人未遂で書類送検された。
  • 2017年、11月27日に硬式野球部員2年生2人、同部を引退した3年生6人、剣道部を引退した3年生2人の計8人が仙台市青葉区内の飲食店で飲酒・喫煙をしていたことが発覚し、学校側では同年12月6日より硬式野球部と剣道部を無期限の活動休止とした[16]。事件後、学校の公式ホームページでは部員達の常習的な飲酒・喫煙が報告されていた[17]。この不祥事により、同年12月に行われた記者会見で、硬式野球部監督が翌年の1月1日をもって辞任することを発表した[18]
  • 2022年9月、空手道部の部員が遠征先の盛岡市内のホテルで飲酒をしていたことが発覚。その後、関わった部員9人を退部・停学の処分とし、遠征に同行していた監督は停職・辞任、コーチを厳重注意したことを発表した[19]
  • 2025年11月、サッカー部に所属する3年の男子生徒が複数の部員から暴言を浴びるなどのいじめを受けていたことが発覚し、出場が決まっていた「第104回全国高等学校サッカー選手権大会」への出場を辞退した[20]。その後、12月末まで対外試合の禁止・活動停止の処分と、監督・部長が辞任となった[21]

著名な出身者

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野球

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ラグビー

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サッカー

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バレーボール

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陸上競技

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格闘技

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卓球

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ゴルフ

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芸能

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文化

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その他

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学校関係者

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脚注

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注釈
  1. ^ ちなみに2021年の同大会では4:19:13で10位だった[11]
出典
  1. ^ a b 秀光中野球部、廃止へ 硬式のクラブチーム新設”. 河北新報. 2021年10月21日閲覧。
  2. ^ a b c d e 仙台育英学園創立 111 周年記念 仙台育英学園史 仙台育英学園 111 年への「創造ある復興を目指して ~東日本大震災から学ぶ教育機関のリスクマネジメント~」』学校法人仙台育英学園、2017年3月24日、95頁https://www.sendaiikuei.ed.jp/i_html/press/kinen111.pdf 
  3. ^ 秀光コース | 仙台育英学園高等学校”. www.sendaiikuei.ed.jp. 2025年1月12日閲覧。
  4. ^ 仙台育英学園高等学校 合格大学、合格者数
  5. ^ VOL.04 仙台育英学園高等学校 情報科学コース 新田絢那さん・小野律樹くん| 仙台育英学園”. キラリ★SWEAT & SMILE | 仙台育英学園. 2025年11月13日閲覧。
  6. ^ アクセス仙台育英学園高等学校 2023年10月30日閲覧
  7. ^ 【甲子園】仙台育英が東北勢悲願の初V 第1回大会から108年目 大優勝旗ついに白河越え - 高校野球夏の甲子園 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2026年2月12日閲覧。
  8. ^ a b インターアクトクラブの誕生”. 神戸インターアクトクラブ. 2023年8月13日閲覧。
  9. ^ 本校インターアクトクラブが『国際ロータリー会長賞』を受賞 | 仙台育英学園”. www.sendaiikuei.ed.jp. 2018年12月21日閲覧。
  10. ^ リザルト”. jaaf. 2020年10月2日閲覧。
  11. ^ リザルト”. jaaf. 2021年6月25日閲覧。
  12. ^ 学校法人仙台育英学園沿革
  13. ^ 仙台育英、青森山田を下し無敗で青森ユースを制す”. 高校サッカードットコム. 2023年8月21日閲覧。
  14. ^ 宮城の仙台育英野球部7人を書類送検 建造物侵入の疑い 日本経済新聞 2011年6月18日 18:40 (2025年8月16日閲覧)
  15. ^ 「根性焼き」で17歳を家裁送致 仙台地検」『日本経済新聞』2013-02-06T11:14。2025年8月16日閲覧。
  16. ^ 仙台育英、無期限活動停止!野球部員飲酒喫煙で…3年1人、急性アルコール中毒の疑いで救急搬送」『スポーツ報知』2017年12月7日。
  17. ^ 本校生徒による飲酒・喫煙行為について 仙台育英学園高等学校 2017年12月9日 (2025年8月16日閲覧)
  18. ^ 仙台育英不祥事で佐々木監督辞任「脇の甘さが原因」 - 高校野球 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2025年12月30日閲覧。
  19. ^ 産経新聞 (2022年9月15日). “仙台育英空手道部員が飲酒 保護者が購入、9人停学”. 産経新聞:産経ニュース. 2025年12月30日閲覧。
  20. ^ 仙台育英高校サッカー部 全国高校サッカー選手権の出場を辞退 いじめ問題で活動自粛 | khb東日本放送”. khb. 2025年12月30日閲覧。
  21. ^ 独自取材|仙台育英サッカー部「いじめ」と全国辞退の裏側 キャプテンが語った“後悔”と“説明なき判断”が生んだ葛藤|FNNプライムオンライン”. FNNプライムオンライン (2025年12月9日). 2025年12月28日閲覧。

関連項目

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関連リンク

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