藤原恭大

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藤原 恭大
千葉ロッテマリーンズ #2
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 大阪府豊中市
生年月日 (2000-05-06) 2000年5月6日(21歳)
身長
体重
181 cm
80 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 外野手
プロ入り 2018年 ドラフト1位
初出場 2019年3月29日
年俸 1,800万円(2021年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

藤原 恭大(ふじわら きょうた、2000年5月6日 - )は、大阪府豊中市出身のプロ野球選手外野手)。左投左打。千葉ロッテマリーンズ所属。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

豊中市立原田小学校1年生の時に園和北フレンズで野球を始めた[2]豊中市立第五中学校時代は枚方ボーイズに所属し、小園海斗と共に全国優勝を経験[2]大阪桐蔭高等学校に進学すると、3年時には4番打者として甲子園春夏連覇の原動力となった[3]。秋の高校日本代表にも2年連続で選出され、主砲として活躍した[2]。同級生に、根尾昂柿木蓮横川凱がいる。

2018年のドラフト会議では、東北楽天ゴールデンイーグルス阪神タイガース千葉ロッテマリーンズの3球団から1位指名を受け、抽選の結果千葉ロッテが交渉権を獲得した。最高条件となる契約金1億円+出来高払い5,000万円、年俸1,500万円で入団に合意し、背番号は2となった[4]。根尾、柿木、横川もドラフト指名され、同一高校から同時に4人がドラフト指名されたのは、2001年日大三高以来17年ぶり5校目となった[5]

ロッテ時代[編集]

2019年は、春季キャンプから一軍に帯同し、練習試合やオープン戦など対外試合計30試合すべてに出場[6]。開幕一軍入りを果たし、3月29日東北楽天ゴールデンイーグルスとの開幕戦(ZOZOマリンスタジアム)に「1番・中堅手」でプロ初出場・プロ初先発出場する。開幕戦でのプロ初先発出場は、球団の高卒新人では榎本喜八山崎裕之に次いで54年ぶり3人目[7]、高卒新人の「1番」での出場に限れば、近鉄バファローズ飯田幸夫に次いで史上2人目となる[8]。試合では第4打席に遊撃内野安打を放ち、史上6人目となる高卒新人の開幕先発出場での安打を記録した[9]。4月6日まで6試合に出場(うち4試合で「1番・中堅手」として先発)したが、19打数2安打2打点、打率.105で、4月7日に出場登録を抹消された[10]。以降は一軍に再登録されることなくシーズンを終えた。オフに、現状維持の推定年俸1,500万円で契約を更改した[11]

2020年は、開幕から二軍で過ごし、10月5日までに58試合に出場。7本塁打、19打点、14盗塁、打率.230の成績を残した。10月6日に一軍選手複数名が新型コロナウイルス陽性判定を受けて離脱せざるを得なくなったことを受けて、「感染拡大防止特例2020」の代替指名選手としてシーズン初の一軍初昇格[12]。 10月7日のオリックス・バファローズ戦(ZOZOマリン)に「1番・左翼手」としてシーズン初スタメン。2019年4月6日以来の一軍出場となった。 5回裏、アンドリュー・アルバースから初球を叩き、シーズン初安打となる右前打を放つと[13]、7回裏には、無死一、二塁の場面で山田修義から自身初の犠打となる送りバントを決めた[14]。 10月9日の福岡ソフトバンクホークス戦(福岡PayPayドーム)では、「1番・左翼手」で出場し、初回の第1打席で二塁内野安打で出塁。先制のホームを踏むと、4回表の第2打席に左前安打、6回表の第3打席には右前適時打を放ち、プロ初の猛打賞を記録。チームの勝利に貢献した。いずれもマット・ムーアから安打を記録している。また、同試合では二盗を成功させ、プロ初盗塁も記録した[15]。10月14日の楽天戦(ZOZOマリン)では涌井秀章からプロ初本塁打を初回先頭打者本塁打で記録すると、2日後の北海道日本ハムファイターズ戦(ZOZOマリン)では杉浦稔大からまたも初回先頭打者本塁打を放った。プロ第1号&第2号をいずれも先頭打者本塁打で飾ったのは2008年4月29日&30日(いずれも対巨人)の赤松真人広島)以来12年ぶり、パ・リーグに限ると1953年3月26日(対大映)&4月9日(対西鉄)で前身の毎日オリオンズの栗木孝幸が記録して以来67年ぶりとなる[16]荻野貴司清田育宏角中勝也などの、新型コロナウイルスに感染した主力外野手が一軍に復帰しても一軍への帯同を続け、26試合に出場し、打率.260、3本塁打、10打点、4盗塁の成績を残し、コロナ禍のチームを支え、チーム4年ぶりのクライマックスシリーズ進出、13年ぶりの2位に貢献した。11月14日にはクライマックスシリーズに初出場。第1戦・第2戦ともに「2番・中堅手」として出場した。チームは敗退したものの、11月15日の第2戦では猛打賞を記録。プレーオフ、クライマックスシリーズでは、20歳6ヶ月での猛打賞は2005年の西岡剛(21歳2ヶ月)を上回り、史上最年少での記録となった[17]。オフに、300万円増の推定年俸1,800万円で契約を更改した[18]

2021年は、3月26日のソフトバンクとの開幕戦(福岡PayPayドーム)に「9番・中堅手」で出場。

選手としての特徴[編集]

走攻守の三拍子揃った外野手[19]。高校通算32本塁打を放った長打力に加え、50m走は5.7秒[19][20][21][22][23]。遠投110メートル[24]

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2019 ロッテ 6 19 19 0 2 0 0 0 2 2 0 0 0 0 0 0 0 6 0 .105 .105 .105 .211
2020 26 105 96 10 25 5 0 3 39 10 4 1 2 1 6 0 0 33 1 .260 .301 .406 .707
通算:2年 32 124 115 10 27 5 0 3 41 12 4 1 2 1 6 0 0 39 1 .235 .270 .357 .627
  • 2020年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]



外野












2019 ロッテ 5 13 1 0 0 1.000
2020 23 59 0 0 0 1.000
通算 28 72 1 0 0 1.000
  • 2020年度シーズン終了時

記録[編集]

初記録
その他の記録
  • 高卒新人が開幕戦で1番打者としてプロ初先発出場(2019年3月29日)※史上2人目[8]
  • 高卒新人が開幕戦に先発出場し、プロ初安打(同上)※史上6人目[9]
  • プロ1号2号が初回先頭打者本塁打(2020年10月14日・16日)※史上3人目、パ・リーグでは67年ぶりの記録[16]
  • クライマックスシリーズ最年少猛打賞(20歳6ヶ月、2020年11月15日)[17]

登場曲[編集]

  • 「Symphony(feat.Zara Larsson)」Clean Bandit(2019年 - )

背番号[編集]

  • 2 (2019年 - )

代表歴[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ ロッテ - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2020年12月10日閲覧。
  2. ^ a b c “【ドラフト】ロッテ1位 藤原恭大(大阪桐蔭高) 走攻守全てが揃う日本代表の四番打者/プロ野球ドラフト会議”. 週刊ベースボール (日刊スポーツ新聞社). (2018年10月25日). http://column.sp.baseball.findfriends.jp/?pid=column_detail&id=103-20181008-09 
  3. ^ “井口監督「引く」スター性◎大阪桐蔭・藤原指名へ”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2018年10月24日). https://www.nikkansports.com/baseball/news/201810240000041.html 
  4. ^ ロッテD1・藤原に背番号「2」!球団高卒ルーキー初の満額出来高つき最高条件”. サンケイスポーツ (2018年12月2日). 2021年3月25日閲覧。
  5. ^ 大阪桐蔭から高校史上最多タイ4人が指名 01年日大三以来5校目”. スポニチ (2018年10月25日). 2021年3月25日閲覧。
  6. ^ “ロッテD1・藤原 プロ初のオープン戦は全試合出場「自分の持っている力は、ほぼ100%出せた」”. サンスポ. (2019年3月24日). https://www.sanspo.com/baseball/news/20190324/mar19032419580007-n1.html 2019年4月17日閲覧。 
  7. ^ “ロッテ藤原プロ初安打「成長したい」記念球は両親に”. 日刊スポーツ. (2019年3月29日). https://www.nikkansports.com/baseball/news/201903290001345.html 2019年4月17日閲覧。 
  8. ^ a b “ロッテ藤原、プロ初打席は右飛 史上2人目の高卒新人開幕「1番」”. スポニチ Sponichi Annex. (2019年3月29日). https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2019/03/29/kiji/20190329s00001173295000c.html 2019年4月17日閲覧。 
  9. ^ a b “高卒新人プロ・藤原、開幕戦でいきなり安打 史上6人目”. 朝日新聞デジタル. (2019年3月30日). https://www.asahi.com/articles/ASM3Z43DNM3ZUTQP015.html 2019年4月17日閲覧。 
  10. ^ ロッテ 藤原 登録抹消 井口監督「技術、体力を含めて準備してほしい」”. スポーツニッポン (2019年4月8日). 2021年3月25日閲覧。
  11. ^ ロッテ藤原現状維持 福田移籍に「学べる部分多い」”. 日刊スポーツ (2019年11月27日). 2021年3月25日閲覧。
  12. ^ “ロッテ藤原恭大ら昇格「若い選手にチャンス」監督”. 日刊スポーツ. (2020年10月6日). https://www.nikkansports.com/baseball/news/202010060000331.html 2020年10月6日閲覧。 
  13. ^ “緊急昇格組”のロッテ・藤原 今季初安打「初球から積極的に」”. スポニチ (2020年10月8日). 2020年10月8日閲覧。
  14. ^ ロッテ・藤原のプロ初犠打成功に見た執念 井口監督「勝たなきゃいけない時は…」”. スポニチ (2020年10月7日). 2020年10月7日閲覧。
  15. ^ ロッテ再び救世主!藤原3安打「もってる」井口監督”. 日刊スポーツ (2020年10月9日). 2021年3月25日閲覧。
  16. ^ a b ロッテ藤原恭大が先頭弾 パ67年ぶり1号も2号も”. 日刊スポーツ (2020年10月16日). 2021年3月25日閲覧。
  17. ^ a b ロッテ藤原、高校先輩の西岡上回るCS最年少猛打賞”. 日刊スポーツ (2020年11月16日). 2020年11月16日閲覧。
  18. ^ ロッテ藤原300万増「来年は飛躍」レギュラー獲る”. 日刊スポーツ (2020年12月10日). 2021年3月25日閲覧。
  19. ^ a b “ロッテ、藤原一本釣りも 井口監督1位指名明言「三拍子そろっている」”. sponichi annex (スポーツニッポン). (2018年10月24日). https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2018/10/24/kiji/20181023s00001173436000c.html 2020年2月9日閲覧。 
  20. ^ “ロッテ、大阪桐蔭・藤原の1位指名を公表 “最強世代”4番、将来トリプルスリーも期待”. sponichi annex (スポーツニッポン). (2018年10月23日). https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2018/10/23/kiji/20181023s00001173276000c.html 2020年2月10日閲覧。 
  21. ^ “「これが日本一の走塁か」大阪桐蔭・藤原、勝利導く激走”. 朝日新聞. (2018年7月16日). https://www.asahi.com/articles/ASL7J546ZL7JPTQP010.html 2020年2月10日閲覧。 
  22. ^ “【ドラフト1位候補大解剖】大阪桐蔭・藤原恭大外野手 握力90キロ!腕相撲負けなし“怪力無双” 短距離走者ばりの俊足も”. zakzak. (2018年10月20日). https://www.zakzak.co.jp/spo/news/181019/spo1810190017-n1.html 2020年2月10日閲覧。 
  23. ^ “ロッテ藤原恭大「1つでも先の塁を」。開幕スタメンで刻んだ記録と記憶。”. 集英社. (2019年4月3日). https://number.bunshun.jp/articles/-/838866 2020年2月10日閲覧。 
  24. ^ “丸を逃しても藤原がいる ロッテ初高卒新人最高契約”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ). (2018年12月2日). https://www.nikkansports.com/baseball/news/201812020000030.html 2020年2月9日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]