古谷拓郎
2023年9月 | |
基本情報 | |
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国籍 | 日本 |
出身地 | 千葉県鎌ケ谷市 |
生年月日 | 2000年4月21日(24歳) |
身長 体重 |
183 cm 83 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2018年 ドラフト6位 |
初出場 | 2020年10月10日 |
最終出場 | 2020年10月24日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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古谷 拓郎(ふるや たくろう、2000年4月21日 - )は、千葉県鎌ケ谷市出身の元プロ野球選手(投手)。右投右打。
来歴
[編集]プロ入り前
[編集]小学校2年時に野球を始め、所属チームの人数が少なかったこともあり、投手を務める[1]。鎌ヶ谷市立第二中学校時代は県大会ベスト8が最高成績だった[1]。
高校は習志野高校に進学。1年秋からベンチ入りし[1]、2年夏の千葉大会では4回戦[2]や準々決勝で先発登板を果たした[3]。木更津総合との決勝では救援登板したが、打者2人に対し1安打1四球で降板している[4]。2年秋には背番号16ながら[5]、県4強入りに貢献し、この頃からプロを意識し始めた[6]。3年春にはエースナンバーを初めて着け[7]、関東大会出場に貢献[8]。3年夏の西千葉大会は背番号10でベンチ入りし、4回戦で7回に初登板すると、3回無失点の好投を見せる[9]。続く準々決勝でも救援登板し1回無失点に抑えると[10]、準決勝で中央学院と対戦。8回途中から救援登板するも、10回裏にサヨナラホームランを打たれて敗れ、甲子園出場は果たせなかった[8][11]。1学年上に池田来翔がいた。
2018年10月25日のドラフト会議で千葉ロッテマリーンズから6位指名を受け、11月17日に契約金3000万円、年俸460万円で契約した(金額は推定)[12]。背番号は65[13]。
ロッテ時代
[編集]2019年は、5月5日の読売ジャイアンツとの二軍戦で、二軍公式戦としてプロ初登板を飾り、1回を投げて1失点だった。同11日の東京ヤクルトスワローズとの二軍戦では、6回表からマウンドに上がり2回1失点だったが、6回裏に高校の先輩でもある福浦和也が代打勝ち越し適時打を放ちチームが勝利したためプロ初勝利を手にした[14]。8月以降は先発として投げ、この年はルーキーながら二軍にて13試合に登板し6勝4敗、防御率5.04という成績を残した。
2020年は、二軍で7試合に登板し、2勝2敗、防御率2.97の成績を残した[15]。7月末以降は腰の痛みの影響で二軍でも登板がなかったが[16]、新型コロナウイルスに主力選手が感染した影響で一軍に昇格。10月10日の福岡ソフトバンクホークス戦(福岡PayPayドーム)で3回裏からプロ初登板[16]。柳田悠岐に適時打を浴びたが、ジュリスベル・グラシアルからプロ初奪三振を記録するなど、3回3安打5奪三振1失点の成績を残した[16]。その後は同17日の北海道日本ハムファイターズ戦(ZOZOマリンスタジアム)、同19日の同カードでプロ初先発登板の予定だったが共に雨天延期となり[17][注 1]、同24日のオリックス・バファローズ戦(京セラドーム大阪)でようやくプロ初先発登板を果たしたが、初回にT-岡田に本塁打を浴びるなど、3回1/3を2失点で敗戦投手となった[18]。オフの契約更改では、20万円増の年俸480万円でサインした[19]。
2021年は、一軍での登板はなく、二軍では9試合の登板で0勝1敗、防御率3.97だった[20]。オフの契約更改では現状維持となる480万円でサインした(金額は推定)[21]。
2022年10月21日、球団から戦力外通告を受けた[22]。 11月16日、球団から育成選手として再契約することが発表された[23]。背番号は124[24]。
2023年はファームで12登板し、防御率4.24という成績だった。10月3日に再度戦力外通告を受け、育成契約への変更後1年経過による自由契約となったが、11月18日に再契約した[25]。
2024年はファームでの11登板で3勝を挙げるも防御率は4.44で、オフの10月6日に再び戦力外通告を受けた[26]。12月1日夜に自身のインスタグラムを更新し、今季限りでの現役引退を発表[27]。
選手としての特徴
[編集]高校時代のストレートの最速は143km/hであるが、球速以上のキレが武器[28]。プロ初登板の試合では150km/hを記録した[16]。変化球は、主にカーブとスライダーを投じる[7]。
人物
[編集]詳細情報
[編集]年度別投手成績
[編集]年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
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2020 | ロッテ | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 30 | 6.1 | 6 | 1 | 7 | 0 | 1 | 7 | 3 | 0 | 3 | 3 | 4.26 | 2.05 |
通算:1年 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 30 | 6.1 | 6 | 1 | 7 | 0 | 1 | 7 | 3 | 0 | 3 | 3 | 4.26 | 2.05 |
- 2023年度シーズン終了時
年度別守備成績
[編集]年 度 |
球 団 |
投手 | |||||
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試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2020 | ロッテ | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1.000 |
通算 | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1.000 |
- 2023年度シーズン終了時
記録
[編集]- 初記録
- 初登板:2020年10月10日、対福岡ソフトバンクホークス17回戦(福岡PayPayドーム)、3回裏に2番手で救援登板、3回1失点
- 初奪三振:同上、3回裏にジュリスベル・グラシアルから空振り三振
- 初先発登板:2020年10月24日、対オリックス・バファローズ22回戦(京セラドーム大阪)、3回1/3 2失点で敗戦投手
背番号
[編集]- 65(2019年 - 2022年)
- 124(2023年 - 2024年)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c “第847回 「綺麗さ」と「力強さ」を兼ね備えた投手へ!古谷拓郎(習志野)の優先課題は「体づくり」【前編】”. 高校野球ドットコム (2018年12月5日). 2021年1月12日閲覧。
- ^ “習志野 4-2 拓大紅陵”. バーチャル高校野球. 2022年2月17日閲覧。
- ^ “習志野 9-4 千葉敬愛”. バーチャル高校野球. 2022年2月17日閲覧。
- ^ “木更津総合 4-3 習志野”. バーチャル高校野球. 2022年2月17日閲覧。
- ^ “習志野vs市立船橋”. 高校野球ドットコム (2017年9月19日). 2022年2月17日閲覧。
- ^ “ロッテ6位・古谷拓郎(習志野高・投手) 胸に刻む雑草魂で夢は大きく 「200勝」”. 週刊ベースボール (2018年2月27日). 2022年2月17日閲覧。
- ^ a b “プロ注目の習志野・古谷が142キロ直球で好救援”. 日刊スポーツ. (2018年12月12日) 2020年4月26日閲覧。
- ^ a b “今度は自分が憧れの存在に 意識改革でプロの道を切り開いた古谷拓郎(習志野)【後編】”. 高校野球ドットコム (2018年12月12日). 2021年2月17日閲覧。
- ^ “プロ注目の習志野・古谷、3回0封4K!4球団スカウト高評価/西千葉”. サンケイスポーツ. (2018年7月18日) 2021年2月17日閲覧。
- ^ “習志野vs西武台千葉”. 高校野球ドットコム (2018年7月22日). 2021年2月17日閲覧。
- ^ “雑草魂 ’19センバツ習志野 第1部・軌跡/上 10年ぶりの春 再起へ多難な夏 先輩の思い受け継ぎ /千葉”. 毎日新聞. (2019年1月28日) 2020年4月26日閲覧。
- ^ “福浦の後輩ロッテ6位古谷が契約「勝てる投手に」”. 日刊スポーツ. (2018年11月17日) 2021年1月12日閲覧。
- ^ “ロッテドラ1藤原は2、2位東妻は24/背番号”. 日刊スポーツ. (2018年12月4日) 2021年1月12日閲覧。
- ^ “ロッテ福浦が後輩援護「頑張れよ」古谷がプロ初勝利”. 日刊スポーツ. 2020年4月27日閲覧。
- ^ “2020年度 千葉ロッテマリーンズ 千葉ロッテマリーンズ 個人投手成績(イースタン・リーグ)”. NPB. 2021年1月13日閲覧。
- ^ a b c d “ロッテ古谷プロ初登板3回1失点「なんとか粘れた」”. 日刊スポーツ. (2020年10月10日) 2021年1月13日閲覧。
- ^ a b “雨、雨、雨… ロッテ古谷の先発デビューはいつに”. 日刊スポーツ. (2020年10月19日) 2021年1月13日閲覧。
- ^ “ロッテ古谷「修正できなかった」苦い先発デビュー”. 日刊スポーツ. (2020年10月24日) 2021年1月13日閲覧。
- ^ “ロッテ古谷20万円増、先輩ならい3年目の飛躍狙う”. 日刊スポーツ. (2020年12月4日) 2021年1月13日閲覧。
- ^ “2021年度 千葉ロッテマリーンズ 千葉ロッテマリーンズ 個人投手成績(イースタン・リーグ)”. NPB. 2022年2月17日閲覧。
- ^ “「雨古谷(降るや)」ロッテ古谷拓郎 契約更改でも雨男ぶり発揮 現状維持”. 日刊スポーツ. (2021年12月8日) 2022年2月17日閲覧。
- ^ “ロッテ、2投手に戦力外通告 今季1登板の土肥星也と地元出身22歳の古谷拓郎”. Full-Count (2022年10月21日). 2023年10月26日閲覧。
- ^ “【ロッテ】戦力外の古谷拓郎が育成契約「球団に感謝しています」”. スポーツ報知. (2022年11月16日) 2023年10月26日閲覧。
- ^ “【ロッテ】田村龍弘「22」→「27」に背番号変更 鈴木昭汰は「35」→「47」”. 日刊スポーツ. (2022年11月23日) 2023年10月26日閲覧。
- ^ ロッテが土肥星也、河村説人、古谷拓郎の3投手と育成契約 中日スポーツ(2023年11月18日)
- ^ 「ロッテが東條大樹、二保旭ら13選手に戦力外通告 秋山正雲、本前郁也らは育成で再契約を検討」『サンケイスポーツ』2024年10月6日。2024年10月16日閲覧。
- ^ “3年連続戦力外の右腕が引退発表「後悔はありません」 24歳の決断「経験をこれからの人生に」”. Full-Count. (2024年12月2日) 2024年12月2日閲覧。
- ^ “【西千葉】習志野 プロ注目・古谷 今夏初登板で3回零封 冷静さ光る”. スポーツニッポン. (2018年7月18日) 2020年4月26日閲覧。
- ^ INC, SANKEI DIGITAL (2020年10月19日). “ロッテ・古谷は究極の雨男 プロ初先発予定が3試合連続で中止”. サンスポ. 2021年8月17日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 個人年度別成績 古谷拓郎 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)、The Baseball Cube
- 124 古谷 拓郎 選手名鑑 -千葉ロッテマリーンズオフィシャルサイト
- 古谷拓郎 (@furutaku65) - Instagram