中村稔弥

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中村 稔弥
千葉ロッテマリーンズ #48
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 長崎県佐世保市
生年月日 (1996-07-08) 1996年7月8日(26歳)
身長
体重
178 cm
84 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2018年 ドラフト5位
初出場 2019年6月17日
年俸 1500万円(2023年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

中村 稔弥(なかむら としや、1996年7月8日 - )は、長崎県佐世保市出身[2]プロ野球選手投手)。左投左打。千葉ロッテマリーンズ所属。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

佐世保市立相浦西小学校1年生の頃にソフトボールを始め、3年生から硬式野球の「佐世保中央リトルリーグ」で投手としてプレーする[2]海星中学校時代は、硬式野球の「長崎海星リトルシニア」に所属し[3]、2年生で日台国際野球大会(阿里山盃)に出場する[2]

高校は長崎県立清峰高等学校に進学。3年生の夏の第96回選手権長崎大会では、初戦の対島原工業高校戦において酒井圭一(元ヤクルトスワローズ投手)と並ぶ大会記録タイの18奪三振を記録する[4]。続く3回戦は九州文化学園高校に5対2で敗れ、甲子園出場はならなかった[5]

大学は亜細亜大学に進学。2年生の東都大学野球連盟春季リーグでは、最優秀投手とベストナインを獲得する[2]。3年生の秋季リーグ戦は、防御率1.22で最優秀防御率[4]。4年生の春季リーグ戦で自己最多の5勝をマークし[4]東洋大学との優勝決定戦では上茶谷大河と3連投の投げ合いを演じるも、1勝2敗で敗れた[6]。秋季リーグ戦では防御率0.96で最優秀防御率、2度目のベストナインに輝いた[7]

2018年10月25日に行われたプロ野球ドラフト会議において千葉ロッテマリーンズからドラフト5巡目で指名され[8]、11月30日、東京都内のホテルにて入団交渉を行い、契約金4,000万円、年俸800万円(金額は推定)で契約合意に達し[9]、12月4日、ホテルスプリングス幕張にて新入団選手発表会が行われた[10]背番号48

ロッテ時代[編集]

2019年6月17日の中日ドラゴンズ戦でプロ初登板初先発となったが、6回0/3を投げて5失点で敗戦投手となった[11]。7月11日のフレッシュオールスターゲームに出場し7回から登板。小園海斗小幡竜平根尾昂から3者連続空振り三振を奪い、優秀選手賞を獲得した[12]。8月以降はロングリリーフとして一軍に定着し、8月5日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦でプロ初ホールド[13]、同24日の福岡ソフトバンクホークス戦では初勝利を記録した[14]。ルーキーイヤーは10試合(1先発)の登板で1勝1敗3ホールド・防御率4.32という成績だった[15]

2020年は新型コロナウイルスの影響で120試合制の短縮シーズンとなり、6月19日の開幕をロングリリーフとして一軍で迎えたが、結果を残せず7月13日に登録抹消。その後先発として7月26日に一軍再昇格を果たし[16]ローテーションを守り、8月9日のオリックス・バファローズ戦で先発初勝利を挙げ[17]、9月11のオリックス戦では8回途中まで無安打無得点という快投も見せた[18]。シーズン終盤には再びロングリリーフに回り、この年は16試合(11先発)に登板。2勝5敗・防御率4.78という成績を残した[19]

2021年は4月23日のソフトバンク戦でシーズン初登板初先発を果たし、5回1失点と好投したが[20]、続く同30日の楽天戦では5回5失点(自責点3)の内容で敗戦投手となり[21]、翌5月1日に登録抹消。同25日に中継ぎとして一軍再登録され[22]、結果を残すと6月19日の埼玉西武ライオンズ戦でこの年3度目の先発マウンドを任されたが[23]、4回6失点(自責点2)の内容で敗戦投手となり[24]、その後は主にロングリリーフを担った[25]。9月15日に登録抹消[26]、同30日に一軍昇格するも[27]10月4日に再び登録抹消となり[28]、チームは優勝争いをしていたが、フェニックスリーグへ参加し[29]、そのままシーズンを終えた。この年は14試合(3先発)の登板で0勝2敗・防御率3.08を記録した[30]

選手としての特徴[編集]

リリースポイントが見えづらい投球フォームから[2][4]投げ込まれるストレートは最速147km/hを記録[31]。変化球は大学の先輩である東浜巨が投げ始めたと言われる「亜大ツーシーム[7]が特徴で他にスライダーカーブも投じる[32]

人物[編集]

趣味は魚釣りで、暇があれば漁師になった同級生の船で釣りに出掛ける[4]

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2019 ロッテ 10 1 0 0 0 1 1 0 3 .500 103 25.0 23 2 8 0 1 21 3 2 12 12 4.32 1.24
2020 16 11 0 0 0 2 5 0 0 .286 278 64.0 61 11 31 1 0 40 4 0 41 34 4.78 1.44
2021 14 3 0 0 0 0 2 0 0 .000 172 38.0 40 3 18 1 1 27 3 2 19 13 3.08 1.53
2022 10 0 0 0 0 0 0 0 1 ---- 64 12.1 17 0 9 1 1 10 1 0 11 11 8.03 2.11
通算:4年 50 15 0 0 0 3 8 0 4 .273 617 139.1 141 16 66 3 3 98 11 4 83 70 4.52 1.49
  • 2022年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績[編集]



投手












2019 ロッテ 10 1 1 0 0 1.000
2020 16 1 13 0 0 1.000
2021 14 1 5 0 0 1.000
2022 10 0 1 0 0 1.000
通算 50 3 20 0 0 1.000
  • 2022年度シーズン終了時

表彰[編集]

記録[編集]

初記録

背番号[編集]

  • 48(2019年 - )

登場曲[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ ロッテ - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2022年11月16日閲覧。
  2. ^ a b c d e 開幕1軍で ロッテ5位指名の中村(清峰高-亜大)”. 長崎新聞 (2018年11月7日). 2019年4月19日閲覧。
  3. ^ 2018ドラフト指名選手 中学野球目線で見た指名選手の都道府県ランキング!”. ヤキュイク・powered by BASEBALLKING (2018年10月29日). 2019年4月19日閲覧。
  4. ^ a b c d e ロッテ・ドラ5中村稔、最高峰でも左手に「亜細亜ボール」胸には「感謝の心」”. スポニチ Sponichi Annex (2019年1月20日). 2019年4月19日閲覧。
  5. ^ 第96回全国高校野球選手権長崎大会 九州文化学園―清峰(3回戦)”. 朝日新聞デジタル バーチャル高校野球 (2014年7月23日). 2019年4月19日閲覧。
  6. ^ 東洋大が3連覇 3連投の上茶谷が6回0封で6勝目 日刊スポーツ 2018年5月31日配信
  7. ^ a b ロッテD5・中村稔、左腕でさらに威力増す東浜、山崎らから受け継ぐ「亜細亜ボール」”. SANSPO.COM (2019年1月25日). 2019年4月19日閲覧。
  8. ^ ロッテ、D5位・中村稔に指名あいさつ 先輩の鷹・松田「直球かツーシームで勝負」”. SANSPO.COM (2018年10月26日). 2019年4月19日閲覧。
  9. ^ ロッテ5位中村稔弥が契約、チームも侍でもエースに”. 日刊スポーツ (2018年11月30日). 2019年4月18日閲覧。
  10. ^ 2018/12/04(火) 新入団選手発表会を開催!!”. 千葉ロッテマリーンズオフィシャルサイト (2018年12月4日). 2019年4月18日閲覧。
  11. ^ ロッテ中村稔弥、3回完全も「悔やまれる」初登板”. 日刊スポーツ (2019年6月17日). 2019年12月8日閲覧。
  12. ^ ロッテ・中村稔が優秀選手賞「取れると思わなかった」/フレッシュオールスター”. サンケイスポーツ. 2020年4月26日閲覧。
  13. ^ 【ロッテ】ドラ5中村稔がプロ初ホールド「自信になりました」”. スポーツ報知 (2019年8月5日). 2021年9月16日閲覧。
  14. ^ ロッテ中村稔弥プロ初勝利「打たれたけどよかった」”. 日刊スポーツ (2019年8月24日). 2019年12月8日閲覧。
  15. ^ ロッテ中村稔弥500万増、来季課題「球速アップ」”. 日刊スポーツ (2019年12月12日). 2021年9月16日閲覧。
  16. ^ ロッテ中村稔弥、1年ぶり先発登板へ「テンポ良く」”. 日刊スポーツ (2020年7月25日). 2021年9月16日閲覧。
  17. ^ ロッテ中村稔弥が先発初勝利、グラブ位置変え翻弄”. 日刊スポーツ (2020年8月9日). 2021年9月16日閲覧。
  18. ^ ロッテ中村稔弥「8回に意識…」ノーノー逃して告白”. 日刊スポーツ (2020年9月1日). 2021年9月16日閲覧。
  19. ^ ロッテ中村稔弥500万増で更改「体力面が課題に」”. 日刊スポーツ (2020年12月10日). 2021年3月26日閲覧。
  20. ^ ロッテ中村稔弥、今季初登板初先発5回1失点 井口監督が次回も期待”. 日刊スポーツ (2021年4月23日). 2021年12月15日閲覧。
  21. ^ ロッテ・中村稔、踏ん張れず リード守れず今季初黒星”. サンスポ (2021年4月30日). 2021年12月15日閲覧。
  22. ^ パ・リーグ公示(25日) プロ野球”. 時事通信 (2021年5月25日). 2021年12月15日閲覧。
  23. ^ 【ロッテ】中村稔弥が50日ぶりの1軍先発「しっかり自分のピッチングを」”. スポーツ報知 (2021年6月18日). 2021年12月15日閲覧。
  24. ^ ロッテ・中村稔 4回6失点で2敗目「申し訳ない」”. デイリースポーツ (2021年6月20日). 2021年12月15日閲覧。
  25. ^ 地味ながらも重要な役割 ロッテを支えたロングリリーフたち”. BASEBALL KING (2021年11月30日). 2021年12月15日閲覧。
  26. ^ 15日の公示 ソフトバンクがモイネロを登録、ロッテはロメロと中村稔を抹消”. Full-Count (2021年9月15日). 2021年12月15日閲覧。
  27. ^ 【30日の公示】ロッテ 美馬が抹消、岩下と中村稔を登録”. Sponichi Annex (2021年9月30日). 2021年12月15日閲覧。
  28. ^ 広島羽月、オリックス宮城ら抹消/4日公示”. 日刊スポーツ (2021年10月4日). 2021年12月15日閲覧。
  29. ^ ロッテが平沢、高部らフェニックスリーグ参加者発表 今後入れ替わりも”. 日刊スポーツ (2021年10月11日). 2021年12月15日閲覧。
  30. ^ ロッテ中村稔弥は現状維持「信頼される投手に」年明けは今永教室で力付ける”. 日刊スポーツ (2021年12月9日). 2021年12月15日閲覧。
  31. ^ ロッテ・中村稔弥 ハングリー精神を原動力にのし上がるドラ5左腕/ドラフト下位入団選手の今”. 週刊ベースボールONLINE (2019年9月21日). 2021年9月19日閲覧。
  32. ^ ロッテ大隣2軍投手コーチも認めるドラ5左腕の可能性 「1軍ローテの力はある」”. Full-Count (2019年5月23日). 2021年9月19日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]