第42回社会人野球日本選手権大会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

第42回社会人野球日本選手権大会(だい42かいしゃかいじんやきゅうにほんせんしゅけんたいかい)は、2016年10月29日から11月8日の間の11日間、京セラドーム大阪で行われた社会人野球日本選手権大会である。

概要[編集]

  • クラブ野球選手権からは有力チームがそろった大会を制したビッグ開発ベースボールクラブが初めて本戦出場。沖縄県のチームが最終予選を経由せず本戦に出場したのは史上初。また、対象大会からは日本新薬が初めて出場を決めた。前回大会を制した日本生命は最終予選を勝ち抜いて33度目の出場を決めた。
  • 本戦では近年の投高打低の傾向から完封試合が続き、大会中盤では2日連続でノーヒットノーランが達成されたが、その中でも打力を誇るチームが上位進出を果たした。1回戦から僅差のゲームを制した日本通運と、ビッグイニングで一気に試合を決めてきたヤマハが決勝に進出、決勝戦ではエラーから一気に3点を先制したヤマハがそのまま逃げ切り、3度目の決勝進出で初めてダイヤモンド旗を手にした。

予選[編集]

出場チーム[編集]

代表枠 チーム 出場回数
都市対抗野球優勝
岡山大会優勝
トヨタ自動車 13大会連続16回目
クラブ選手権優勝 ビッグ開発ベースボールクラブ 初出場
北海道大会優勝 日本通運 9大会連続19回目
東北大会優勝 JX-ENEOS 3大会ぶり20回目
日立市長杯優勝 日立製作所 2大会連続11回目
東京スポニチ大会優勝 日本新薬 9大会連続19回目
静岡大会優勝 東邦ガス 2大会ぶり9回目
長野大会優勝 Honda鈴鹿 2大会ぶり11回目
京都大会優勝 三菱重工広島 5大会連続16回目
四国大会優勝 東京ガス 3大会ぶり8回目
九州大会優勝 NTT西日本 5大会連続18回目
北海道 JR北海道 3大会連続8回目
東北 JR東日本東北 2大会ぶり17回目
北信越 フェデックス 2大会連続2回目
関東 東芝 2大会ぶり25回目
関東 富士重工業 2大会連続16回目
代表枠 チーム 出場回数
関東 新日鐵住金鹿島 4大会ぶり6回目
関東 鷺宮製作所 3大会連続11回目
関東 NTT東日本 3大会連続12回目
東海 ヤマハ 2大会ぶり23回目
東海 王子 5大会ぶり9回目
東海 新日鐵住金東海REX 4大会ぶり11回目
東海 JR東海 3大会ぶり13回目
近畿 パナソニック 22大会連続37回目
近畿 日本生命 5大会連続33回目
近畿 大阪ガス 4大会連続20回目
近畿 新日鐵住金広畑 2大会連続14回目
中国 JFE西日本 8大会連続11回目
中国 JR西日本 2大会ぶり5回目
四国 JR四国 2大会ぶり12回目
九州 三菱重工長崎 2大会連続11回目
九州 Honda熊本 3大会ぶり13回目

大会[編集]

トーナメント[編集]

  1回戦 2回戦 準々決勝 準決勝 決勝
                                     
 NTT東日本 1  
 トヨタ自動車 3  
   トヨタ自動車 4  
   三菱重工広島 3  
 新日鐵住金東海REX 3
 三菱重工広島 4  
   トヨタ自動車 2  
   日本通運 3  
 ビッグ開発ベースボールクラブ 0  
 日本生命 3  
   日本生命 3
   日本通運 5  
 日本通運 1
 JR北海道 0  
   日本通運 5  
   王子 4  
 JFE西日本 0  
 パナソニック 6  
   パナソニック 2
   富士重工業 1  
 富士重工業 7
 JR東海 5  
   パナソニック 1
   王子 3  
 日本新薬 7  
 Honda熊本 3  
   日本新薬 0
   王子 2  
 東芝 1
 王子 2  
 日本通運 2
 ヤマハ 3
 日立製作所 3  
 三菱重工長崎 2  
   日立製作所 0  
   鷺宮製作所 2  
 鷺宮製作所 5
 東邦ガス 1  
   鷺宮製作所 0  
   大阪ガス 3  
 大阪ガス 1  
 JR四国 0  
   大阪ガス 9
   Honda鈴鹿 0  
 新日鐵住金広畑 0
 Honda鈴鹿 2  
   大阪ガス 2
   ヤマハ 4  
 フェデックス 1  
 JR西日本 3  
   JR西日本 5
   JR東日本東北 0  
 JR東日本東北 2
 新日鐵住金鹿島 0  
   JR西日本 4     
   ヤマハ 5       
 NTT西日本 1  
 JX-ENEOS 0  
   NTT西日本 1
   ヤマハ 3  
 東京ガス 3
 ヤマハ 11  

1回戦[編集]

1 2 3 4 5 6 7 8 9
三菱重工広島 0 0 0 0 1 2 1 0 0 4
新日鐵住金東海REX 0 0 0 0 0 1 0 2 0 3

勝:鮫島 敗:畠山

  • 第2試合(10月29日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本通運 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1
JR北海道 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

勝:阿部 敗:戸田

  • 第3試合(10月29日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
NTT東日本 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1
トヨタ自動車 0 0 0 0 0 3 0 0 X 3

勝:佐竹 敗:沼田

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11
JR西日本 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 2 3
フェデックス 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1

勝:湧川 敗:久保田

  • 第5試合(10月30日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
王子 0 1 0 0 0 0 0 0 1 2
東芝 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1

勝:近藤 敗:加嶋

  • 第6試合(10月30日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
ビッグ開発ベースボールクラブ 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
日本生命 0 0 0 2 0 0 0 1 X 3

勝:佐川 敗:知念 本:原田(日生)

1 2 3 4 5 6 7 8 9
JR東海 0 0 3 0 0 0 0 2 0 5
富士重工業 0 0 2 4 0 0 1 0 X 7

勝:角田 敗:若林

  • 第8試合(10月31日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
三菱重工長崎 0 0 0 0 2 0 0 0 0 2
日立製作所 2 0 0 0 0 0 0 1 X 3

勝:山本 敗:奥村

  • 第9試合(10月31日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
Honda熊本 0 0 1 0 0 1 0 1 0 3
日本新薬 0 0 3 2 0 0 1 1 X 7

勝:榎田 敗:荒西

1 2 3 4 5 6 7 8 9
東邦ガス 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1
鷺宮製作所 0 0 0 1 0 3 1 0 X 5

勝:西村 敗:水田 本:酒井(鷺宮)

  • 第11試合(11月1日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
新日鐵住金広畑 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
Honda鈴鹿 0 0 0 0 1 0 1 0 X 2

勝:平井 敗:森原 本:庄司(鈴鹿)

  • 第12試合(11月1日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
JR四国 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
大阪ガス 0 1 0 0 0 0 0 0 X 1

勝:酒居 敗:田内

1 2 3 4 5 6 7 8 9
新日鐵住金鹿島 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
JR東日本東北 0 0 0 0 2 0 0 0 X 2

勝:西村 敗:玉置

  • 第14試合(11月2日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
NTT西日本 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1
JX-ENEOS 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

勝:吉元 敗:齋藤

  • 第15試合(11月2日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
JFE西日本 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
パナソニック 0 0 0 3 1 0 0 2 X 6

勝:藤谷 敗:藤井

1 2 3 4 5 6 7 8 9
東京ガス 0 0 2 0 0 0 0 0 1 3
ヤマハ 0 6 0 0 0 0 1 4 X 11

勝:久谷 敗:山岡 本:前野、佐藤(以上ヤマハ)

2回戦[編集]

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
三菱重工広島 1 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 3
トヨタ自動車 0 0 0 0 0 0 1 1 0 0 0 2x 4

勝:佐竹 敗:秋田

1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本通運 4 0 0 0 0 0 0 0 1 5
日本生命 1 0 0 2 0 0 0 0 0 3

勝:高山 敗:佐川

  • 第3試合(11月4日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
パナソニック 0 0 2 0 0 0 0 0 0 2
富士重工業 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1

勝:藤井聖 敗:高橋

  • 第4試合(11月4日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本新薬 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
王子 0 0 0 0 0 0 0 2 X 2

勝:近藤 敗:榎田

1 2 3 4 5 6 7 8 9
鷺宮製作所 0 0 0 2 0 0 0 0 0 2
日立製作所 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

勝:野口 敗:鈴木

  • 第6試合(11月5日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
大阪ガス 0 5 0 1 0 3 0 0 0 9
Honda鈴鹿 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

勝:酒居 敗:栃谷

  • 第7試合(11月5日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
JR西日本 1 0 1 0 0 0 1 0 2 5
JR東日本東北 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

勝:加賀美 敗:西村

  • 第8試合(11月5日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
NTT西日本 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1
ヤマハ 0 0 2 0 0 1 0 0 X 3

勝:鈴木博 敗:吉川 本:青柳(ヤマハ)

準々決勝[編集]

1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本通運 1 0 0 0 0 2 0 0 0 3
トヨタ自動車 0 0 1 0 0 0 0 0 1 2

勝:池田 敗:藤田

  • 第2試合(11月6日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
パナソニック 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1
王子 2 0 0 0 0 1 0 0 X 3

勝:近藤 敗:榎本

  • 第3試合(11月6日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
大阪ガス 0 0 1 0 0 0 1 1 0 3
鷺宮製作所 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

勝:猿渡 敗:西村

  • 第4試合(11月6日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
JR西日本 0 0 0 0 0 0 0 0 4 4
ヤマハ 5 0 0 0 0 0 0 0 X 5

勝:池田駿 敗:佃

準決勝[編集]

1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本通運 2 0 0 1 0 0 0 0 2 5
王子 2 0 0 0 0 0 1 1 0 4

勝:井口 敗:近藤 本:亀山、鴨田(以上王子)

  • 第2試合(11月7日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
ヤマハ 4 0 0 0 0 0 0 0 0 4
大阪ガス 1 1 0 0 0 0 0 0 0 2

勝:ナテル 敗:土肥 本:土井(大ガス)

決勝[編集]

1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本通運 0 0 0 0 0 0 1 0 1 2
ヤマハ 0 0 0 0 0 3 0 0 X 3

勝:池田駿 敗:高山
(ヤマハは初優勝)

表彰選手等[編集]

表彰 選手 所属
最高殊勲選手賞 池田駿(投手) ヤマハ
敢闘賞 浦部剛(内野手) 日本通運
打撃賞 河野拓郎(内野手) ヤマハ
首位打者賞 伊礼翼(内野手)
4試合14打数8安打 打率.571
王子
特別賞 加賀美希昇(投手) JR西日本
猿渡眞之(投手) 大阪ガス
優秀賞 投手 池田駿 ヤマハ
九谷青孝
高山亮太 日本通運
阿部良亮
酒居知史 大阪ガス
猿渡眞之
近藤均 王子
佐竹功年 トヨタ自動車
藤谷洸介 パナソニック
野口亮太 鷺宮製作所
加賀美希昇 JR西日本
捕手 川辺健司 ヤマハ
木南了 日本通運
岸田行倫 大阪ガス
一塁手 佐藤二朗 ヤマハ
大槻悦史 日本通運
柳田一喜 パナソニック
二塁手 河野拓郎 ヤマハ
浦部剛史 日本通運
伊礼翼 王子
三塁手 青柳匠 大阪ガス
遊撃手 青柳直樹 ヤマハ
源田壮亮 トヨタ自動車
外野手 矢幡勇人 ヤマハ
藤嶋宏俊 日本通運
大谷幸宏 大阪ガス
鴨田裕介 王子
多木裕史 トヨタ自動車
指名打者 春原直登 JR西日本

今大会の記録[編集]

JR西日本・加賀美希昇 2回戦・対JR東日本東北戦で達成(史上2人目)
大阪ガス・猿渡眞之 準々決勝・対鷺宮製作所戦で達成(史上3人目)

脚注[編集]


参考[編集]

関連項目[編集]