酒居知史

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酒居 知史
東北楽天ゴールデンイーグルス #28
Tomohito Sakai 200916.jpg
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 大阪府枚方市
生年月日 (1993-01-02) 1993年1月2日(28歳)
身長
体重
178 cm
80 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2016年 ドラフト2位
初出場 2017年4月25日
年俸 4,000万円(2021年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
派遣歴

酒居 知史(さかい ともひと、1993年1月2日 - )は、大阪府枚方市出身のプロ野球選手投手)。右投右打。東北楽天ゴールデンイーグルス所属。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

枚方市立樟葉南小学校時代に、楠葉ウイングスで野球を始める。枚方市立招提北中学校時代は、枚方シニアでプレー[2]

高校は、龍谷大学付属平安高等学校に進学。2年時の夏の甲子園に出場するも、堂林翔太擁する中京大中京高校に敗れ一回戦敗退。高校の2学年後輩に高橋大樹がいた。

卒業後は、大阪体育大学へ進学。阪神大学リーグで通算35試合登板し、15勝7敗、防御率1.42。3回生秋のリーグ戦で5勝1敗の成績で最優秀選手に選ばれた。以後3季連続で最優秀投手に選ばれた。

社会人野球大阪ガスへと進み、2016年のプロ野球ドラフト会議千葉ロッテマリーンズから2位指名を受け、契約金8,000万円、年俸1,500万円(金額は推定)で契約した[3]背番号23に決まった。

ロッテ時代[編集]

2017年は春季キャンプを一軍スタートで迎えるも[4]開幕は二軍スタートとなった。4月22日に一軍登録されると同25日の対東北楽天ゴールデンイーグルス戦でプロ初登板。5月6日の対福岡ソフトバンクホークス戦でプロ初ホールドを記録したものの同18日に登録抹消、その後先発調整となり8月4日の対楽天戦でプロ初先発。勝利投手とはならなかったが8回1失点と好投すると[5]8月18日の対オリックス・バファローズ戦でプロ初勝利を初完投で飾った[6]。シーズン全体では19試合に登板し5勝1敗1ホールド・防御率3.13を記録[7]。特に先発転向後は9先発で5勝1敗・防御率2.86と好成績を残した[8]オフに、750万円増となる推定年俸2,250万円で契約を更改した[9]

2018年は開幕ローテーション入りを果たすも5先発で防御率7.36と結果を残せず、4月30日に登録抹消。6月17日に一軍再昇格となったが[10]その後も不安定な投球が続き一軍と二軍を行き来し、15試合の登板で2勝6敗・防御率5.59という成績に留まった。オフにはオーストラリアン・ベースボールリーグオークランド・トゥアタラへ派遣された[11]。100万円減となる推定年俸2,150万円で契約を更改した[12]

2019年は開幕を一軍で迎えると、3月29日の対東北楽天ゴールデンイーグルスの開幕戦で中継ぎ登板し、1球で打者1人を打ち取った。その直後にチームは逆転し試合に勝利したため、プロ野球史上初となる開幕戦1球勝利を記録した[13]。この年は1年間中継ぎとして起用され、54試合で5勝4敗・防御率4.37、チーム2位の20ホールドを記録した[14]。オフに、1,450万円増となる推定年俸3,600万円で契約を更改した[15]

楽天時代[編集]

2019年12月19日、東北楽天ゴールデンイーグルスからFA権を行使してロッテへ移籍した美馬学の人的補償として楽天への移籍が発表された[16]。初めて人的補償で楽天へ移籍した選手及び令和初の人的補償選手である。12月23日に公示された。

2020年は新型コロナウイルスの影響で120試合制の短縮シーズンではあったが、開幕から一度も登録抹消されることなく中継ぎとしてフル回転し、チーム2位タイとなる46試合に登板[17]。3勝2敗12ホールド、防御率3.65という成績を残した[18]。オフに、400万円増となる推定年俸4,000万円で更改した[19]

2021年も開幕一軍入りを果たし、前年はチーム1・2位のホールド数を記録した牧田和久アラン・ブセニッツの不調もありセットアッパーとして起用された。9月4日の対埼玉西武ライオンズ戦では5点リードの9回表に牧田が登板するも乱調で3点差まで追い上げられ酒居が緊急登板。最後は二死満塁のピンチを凌いでプロ初セーブを挙げた[20]

選手としての特徴[編集]

最速150km/h[21]のストレートとスライダーフォークカーブを投げる[22]

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2017 ロッテ 19 9 2 0 1 5 1 0 1 .833 315 74.2 75 11 20 0 3 48 0 0 28 26 3.13 1.27
2018 15 14 0 0 0 2 6 0 0 .250 373 83.2 91 12 35 0 4 55 0 2 57 52 5.59 1.51
2019 54 0 0 0 0 5 4 0 20 .556 248 57.2 51 9 25 4 1 60 1 0 28 28 4.37 1.32
2020 楽天 46 0 0 0 0 3 2 0 12 .600 188 44.1 38 4 18 2 3 34 1 0 20 18 3.65 1.26
通算:4年 134 23 2 0 1 15 13 0 33 .536 1124 260.1 255 36 98 6 11 197 2 2 133 124 4.29 1.36
  • 2020年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績[編集]



投手












2017 ロッテ 19 3 11 0 1 1.000
2018 15 3 13 0 0 1.000
2019 54 2 5 0 0 1.000
2020 楽天 46 2 5 2 2 .778
通算 134 10 34 2 3 .957
  • 2020年度シーズン終了時

記録[編集]

初記録
その他
  • 1球勝利:2019年3月29日、対東北楽天ゴールデンイーグルス1回戦(ZOZOマリンスタジアム) 42人目43度目 ※開幕戦では初

背番号[編集]

  • 23(2017年 - 2019年)
  • 28(2020年 - )

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ 楽天 - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2020年12月5日閲覧。
  2. ^ 酒居知史”. 侍ジャパン. 2021年4月14日閲覧。
  3. ^ ロッテD2・酒居、年俸1500万円で入団合意”. SANSPO.COM(サンスポ) (2016年11月30日). 2017年5月31日閲覧。
  4. ^ “ロッテ春季キャンプ、佐々木ら新人六人一軍スタート”. 日刊スポーツ. (2017年1月25日). https://www.nikkansports.com/baseball/news/1770068.html 2017年1月25日閲覧。 
  5. ^ プロ初先発で快投を見せたロッテドラ2ルーキー・酒居。変幻自在の投球で先発ローテ定着なるか”. ベースボールチャンネル (2017年8月11日). 2021年9月15日閲覧。
  6. ^ a b “ロッテ 酒居がプロ初完投で初勝利”. スポニチ Sponichi Annex (スポーツニッポン). (2017年8月18日). https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/08/18/kiji/20170818s00001173305000c.html 2017年8月18日閲覧。 
  7. ^ ロッテ酒居、50%増の2250万円で更改 林球団本部長も評価「内容大変よかった」”. Full-Count (2017年11月29日). 2021年9月15日閲覧。
  8. ^ 先発転向で覚醒!“配置転換”がハマった投手たち”. BASEBALL KING (2017年10月12日). 2021年9月15日閲覧。
  9. ^ ロッテ酒居50%増2250万 後半先発5勝で貢献”. 日刊スポーツ (2017年11月29日). 2021年9月15日閲覧。
  10. ^ ロッテ・酒居知史 1年目の夏の輝きを再び/夏男の季節”. 週刊ベースボールONLINE (2018年6月30日). 2021年9月15日閲覧。
  11. ^ ロッテ 平沢、酒居、種市の3選手を豪州へ派遣”. デイリースポーツ (2018年10月17日). 2021年9月15日閲覧。
  12. ^ ロッテ酒居100万減で更改、ボルシンガー超え誓う”. 日刊スポーツ (2018年11月17日). 2021年9月15日閲覧。
  13. ^ “史上初!ロッテ酒居開幕1球勝利「何かしました?」”. 日刊スポーツ. (2019年3月29日). https://www.nikkansports.com/baseball/news/201903290001314.html 2019年3月29日閲覧。 
  14. ^ ロッテ、酒居1450万増3600万円で更改「野球をよく知ることができた」”. サンスポ (2019年12月3日). 2021年9月15日閲覧。
  15. ^ ロッテ酒居1450万円増、来季に向け新球習得挑む”. 日刊スポーツ (2019年12月3日). 2021年9月15日閲覧。
  16. ^ 【ロッテ】酒居「切り替えて自分の野球をするだけ」美馬の人的補償で楽天移籍”. スポーツ報知 (2019年12月19日). 2020年7月22日閲覧。
  17. ^ 2020年のリリーフ登板ペースに変化は? 成績を143試合に換算してみた”. パ・リーグ.com (2021年1月27日). 2021年9月15日閲覧。
  18. ^ 楽天・酒居は400万円増の4000万円でサイン 人的補償で移籍1年目「もっとできたのかな」”. スポニチ Sponichi Annex (2020年12月2日). 2021年3月23日閲覧。
  19. ^ 楽天酒居400万円増、移籍1年「貢献できたかな」”. 日刊スポーツ (2020年12月2日). 2021年9月15日閲覧。
  20. ^ 【楽天】酒居知史9回しのいだ…プロ5年目で初セーブ”. パ・リーグ.com (2021年9月8日). 2021年9月15日閲覧。
  21. ^ ロッテドラ2酒居、初登板で「初めて出た球速」計時も…プロの洗礼”. Full-Count (2017年4月26日). 2021年9月15日閲覧。
  22. ^ 最下位ロッテに差すふたつの光。佐々木千隼と酒居知史の奮闘で来季こそ浮上を!”. 野球太郎 (2017年10月13日). 2021年9月15日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]