林優樹
東北楽天ゴールデンイーグルス #64 | |
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2023年4月 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 京都府京都市伏見区 |
生年月日 | 2001年10月29日(22歳) |
身長 体重 |
173 cm 73 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 左投左打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2022年 ドラフト6位 |
年俸 | 800万円(2024年) |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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林 優樹(はやし ゆうき、2001年10月29日 - )は、京都府京都市伏見区出身[1]のプロ野球選手(投手)。左投左打。東北楽天ゴールデンイーグルス所属。
経歴[編集]
プロ入り前[編集]
小学校では向島シャークス、中学校では京都八幡リトルシニアでプレー[2]。
近江高等学校へ進学。1学年下に土田龍空がいる。2年春の第90回記念選抜高等学校野球大会で甲子園初登板。同年夏の第100回全国高等学校野球選手権記念大会では背番号18を背負い、毎試合に登板。3回戦の常葉菊川高校戦では先発に起用され、5回まで無安打に抑え8回1失点11奪三振と流れを作り、チームを勝利に導いた。準々決勝となった金足農業高校戦で9回にサヨナラ2ランスクイズを喫し敗退。マウンドに立ち尽くす林の姿は大会を象徴する一幕として繰り返し取り上げられた[3]。背番号1を背負って迎えた3年夏の第101回全国高等学校野球選手権大会は初戦(2回戦)で東海大相模高校と対戦。遠藤成と投げ合い9回を完投するも、味方の失策なども絡み1-6で敗れた[4]。その後、第29回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ日本代表に選ばれる[2]。
プロ志望届を出すも指名漏れし、社会人の西濃運輸へ進む。1年目は故障もあり体づくりに専念。食事も改善した結果球速が15キロ上がり、2022年の都市対抗予選では自己最速となる147km/hを記録した[3]。
2022年10月20日に行われたドラフト会議にて、東北楽天ゴールデンイーグルスから6巡目で指名を受けた。担当スカウトは山田潤[5]。背番号は64。
選手としての特徴[編集]
右足を大きく上げる2段モーションが特徴的なスリークォーター[6]から最速151km/hのストレート[7]、スライダー、カーブ、チェンジアップを投じる[8]。
西濃運輸の佐伯尚治監督が「コントロール良く、バッターを見て投げられるのが彼の良さ」と話したように[9]、コントロールと投球術が高く評価されている。
詳細情報[編集]
背番号[編集]
- 64(2023年 - )
代表歴[編集]
脚注[編集]
- ^ “【今秋ドラフト候補】「あの試合がなければ今の自分は...」西濃運輸・林は3年前の悔しさをぶつける”. 中日スポーツ. (2022年3月2日) 2022年12月1日閲覧。
- ^ a b “全世代侍ジャパン選手リスト”. 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト. 2022年12月1日閲覧。
- ^ a b “金農サヨナラスクイズから4年…元“近江の左エース”林優樹が「プロ野球選手になりたい」と誓った瞬間〈転機は朗希、奥川と出場したW杯〉”. Number Web. (2022年10月22日) 2022年12月1日閲覧。
- ^ “東海大相模 6-1 近江 第101回全国高校野球選手権大会(2回戦)”. バーチャル高校野球 (2019年8月11日). 2022年12月1日閲覧。
- ^ “ドラフト楽天6位 西濃運輸の林投手に球団が指名のあいさつ”. NHK NEWS WEB. (2022年11月4日) 2022年12月1日閲覧。
- ^ “師と仰ぐコーチと二人三脚で歩んだフォーム改造、そして144キロ。林優樹(近江-西濃運輸)の決意【後編】”. 高校野球ドットコム (2021年3月22日). 2023年2月12日閲覧。
- ^ “楽天・林優樹 貴重な中継ぎ左腕として/待たれる一軍デビュー”. 週刊ベースボールONLINE (2023年8月7日). 2023年11月25日閲覧。
- ^ “「即戦力になる」「活躍で恩返し」 西濃運輸から2選手がプロの道へ”. 朝日新聞DIGITAL (2022年10月22日). 2023年2月12日閲覧。
- ^ “技巧派左腕だった高校時代から別人。プロを目指し、3年間で147キロ左腕へ成長した西濃運輸・林の信念”. 高校野球ドットコム (2022年10月19日). 2023年2月12日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 個人年度別成績 林優樹 - NPB.jp 日本野球機構